エバーグレイズとクリスタルリバー

2005/12 - 2006/01

フロリダ半島の南部をレンタカーで回りました。マイアミから入ってキーウエストへ、エバーグレイズでキャンプを張り、その後クリスタルリバーでマナティスイム、タンパで終了、というコースです。

エリア エバーグレーズ国立公園周辺(アメリカ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー

マイアミで車を借りて一路南へ。キーウエストまで行きました。国道１号線の始点（終点？）です。シーズンなので混雑しており、駐車スペースがなかなか見つからずに困りました。

２日目からはエバーグレイズ。とりあえず園内の中心地フラミンゴまで行き、キャンプサイトを確保してテント（日本から持参）を設置。その日は園内のトレイルを散策して過ごします。ひたすら広大な湿地帯です。

夕方、レンジャーステーションで翌日のアクティビティを問い合わせたところ、カヌーツアーが最後の１組分あいているとのこと、すぐに予約して翌朝５時に集合、湿原をめぐるカヌーツアーに出ました。ガイドのあとについてマングローブの間の水路を進みます。

カヌーは音をたてないので生物観察に最適です。漕いでいると舟の横をワニが泳いでいきます。これは一般的な「アリゲーターなので危険はない」とのこと。

公園北部のシャークバレーにも寄りました。ここはトラムツアーをやっていて、ガイドの乗ったバスで園内を回り、展望塔まで行くことができます。

エバーグレイズから半島西海岸を北上してホモサッサへ。「マナティーキャピタル」を名乗る町で、郊外のクリスタルリバーでマナティーの観察ができます。とりあえずマナティーツアー（事前に予約しておいた）のオフィスを確認。

翌朝暗いうちにオフィスに集合、マナティーの生態や注意事項についてのレクチャーを受けて出発。クリスタルリバーでサファリボートに乗り込んで観察ポイントまで移動します。ここクリスタルリバーは湧水があって水温が高いので、冬季に一帯のマナティーが集まってくるとのこと。

ポイントに着くとスノーケリング装備を着けて水に入ります。しばらくするとマナティーが現れ、寄ってきます。野生動物のはずなのになぜこんなに友好的なのか、ちょっと信じられない状況ですが、とにかく来ます。好奇心の強い若い個体が多いようです。船上から見るとこんな感じ。

水中ではこんな感じです。遊泳力は強いので、飽きるとすぐに泳ぎ去っていきます。それを追いかけたりしないのがルール。「やたらと触らない」というのもルールですが、子どもたちはすっかり忘れてます。

帰りはちょっと戻ってタンパから。タンパ郊外のクリアウォーター海岸で、メキシコ湾に沈む夕日です。