カリブのスイス、コンスタンサの観光の魅力を紹介します。

2008/02/13 - 2008/07/13

＊今日の「便り」はコンスタンサの観光事情をお伝えします。
・コンスタンサ来ていいなあって思うことが度々ありますが、そんなコンスタンサのステキなところをご紹介したと思います。

・ぜひまだお越しになっていない人のために、既に数回も来ていらっしゃる人にも次回の訪問のプランの参考にしていただければ幸いです。

・でも今日お話しすることはあくまで今日現在のことで、近い将来このランク付けは変わってくると思います。いよいよ温泉への小旅行がコンスタンサから可能になりそうだからです。

（１）コンスタンサへのアクセス・・・これが現在ンスタンサ観光のネックになっています。
?首都からコンスタンサへ：グアグア（乗り合いのマイクロバス）が一番のお勧めです。
・３社が運行していますが、初めてコンスタンサに来る場合、「Ｒ＆Ｒ Express」がいいと思います。
・宿泊ホテルでピックアップしてくれます。（出迎えサービス）また予約の時に降りるホテルを話しておけば目的のホテルまで運んでくれます。運賃は他のグアグアよりも５０ペソ高く片道３００ペソですが、出発が早朝などの場合には乗り場を間違えていないかどうか不安ですからここを勧めます。
・首都出発は朝の６時ころか午後の１時ころです。正確な出発時刻は当日に予約した時に登録した携帯電話がかかって来るはずです。予約電話：８０９−４４２−２１２５、５６５−１２２３

?サンティアゴ、ラ・ベーガからコンスタンサへ：やはりグアグアが一番のお勧めです。
・「ジュニア線」予約電話：809-582-2134（サンティアゴ）。809-242-4466(ラ・ベーガ)
・やはり、電話予約する際に希望すればこちらも出発時に主要なところで待ち合わせができ、またコンスタンサでもホテルまできてくます。運賃は片道２５０ペソ

（２）どこに宿泊するか・・・・予算、目的によって選ぶことができます。１０軒以上もあります。
?初めてで景色のよいホテルが希望なら「Hotel Altocerro」がお薦めです。
・子供が一緒だったら敷地内のすてきな芝生の公園でのんびりしたり、体を使って遊べる遊戯施設
やバーベキュやキャンプファイアーの設備もあります。
・３０分１２５ペソで乗馬も体験できます。
・部屋のタイプに寄りますが、朝・夕のベランダからの景色やレストランからの田園風景はとても
すてきです。ルームチャージは２人部屋で１６００ペソから。

?アウトドアー派だったら、「Rancho Constanza」がいいでしょう。
・乗馬、近くの山へのハイキングとかいろんなプログラムが用意されています。

?郊外のホテルとしては、「ミ・カバーニャ・リゾート」。日系の人たちが多く住んでいる「コロニアル・ハポネサ」に近くかわいらしいコテージ風のホテルです。プールもあります。
?まるで山頂からの眺めを楽しめるのが「Rancho Guaraguao」です。でもここまで行くのが大変なのと、町へ行くのがまた大変なのでここへは大展望を眺めに来るだけでいいでしょう。展望台には喫茶店もあります。月―水は休業しています。
?もっと、人里離れた閑静なところが希望だったら、ランプしかないロッジがあります。宿泊客にはヨーロッパ人が多いそうですが、私は近くを通っただけでまだ実際には見たことはありません。
・「Villa Pajon」電話：809-412-5210

（３）コンスタンサの観光の魅力は？
＊何と言っても標高１２００ｍの爽やかな緑いっぱいの景色と高原のさわやかな風です。
・特に都会での暑い夏の季節にうんざりした時に海はもういいと思ったら、コンスタンサの
爽やかな風を感じに来ませんか。

?広い芝生の上で寝転がってボケーとしてみるのはいかが？
・特別何もないけど、でも癒してくれるコンスタサの爽やかな風と田園風景が楽しめます。

・海の眩しすぎる太陽光に少々うんざりしたら、緑あふれた目にやさしい自然といつもさわやかな風が通り抜け心地よい気持ちにさせてくれる静けさがコンスタンの一番のお勧めです。

・海岸で静かなひと時を期待してもむりでしょうが、コンスタンサの田園風景がこころをきっと癒してくれるでしょう。

＊お薦め「癒し」のリラックスポイント：
・「Hotel Altocerro」のビラのベランダからの田園風景・・癒されますよ。
・「Rancho Guaraguao」の展望台から大パノラマの田園風景を眺める
・「Hotel Altocerro」の裏手の広い芝生のグランドと周辺の木陰

?「商店街のお散歩」はいかがでしょう！
・小奇麗でカラフルなコンスタンサ商店街を散策するのも楽しいと思います。１個５ペソの出来たてのクロワッサンの味もなかなかいけますよ。

?コンスタンサで一番人気のオプショナルツアー「Rancho Guaraguao」と「アグアス・ブランカスの滝」巡り：
・グアグアでコンスタンサのホテルに朝の９時ころに到着したら、そのまま「ピックアップ型の
トラック」で「Rancho Guaraguao」と「アグアス・ブランカスの滝」を回ります。
・このコースの特徴は、「Rancho Guaraguao」の展望台からコーヒーを飲みながら雄大なコンスタンの景観が楽しめることと、アグアス・ブランカスの素晴らしい滝で記念写真、往復の田園風景が
楽しめます。６人まで座席に座れますが、その人数を超えるとトラックの荷台に乗車ということに
なります。料金はドライバー込みで２０００ペソ程度です。電話：809-666-4630 Yubilo

?緑いっぱいの自然の中を歩きたい（「エバノ・ベルデ自然保護区」）そして「アグアス・ブランカスの滝」と「Rancho Guaraguao」にも行きたいという欲張りコースです。
・コンスタンサ行きのグアグアに乗ったら高速道を「アバニコ」まで来ますが、ここから高速道を
離れて、一気に急斜面の山道になります。
・３０分ほどで峠にある小さな「アルタグラシアの聖母教会」に到着します。
・ここでグアグアから降ります。今来た道を１Ｋｍほど戻った左手に「エバノ・ベルデ保護区」の入口があります。普段は入口が閉まっていますので、事前に管理人に電話をして空けてもらう必要があります。ＪＩＣＡ関係者の場合、事前にお願いすればエコガイドがボランティアで同行してくれるはずです。
・この保護区は歩く距離は１０Ｋｍ程度ですが３時間くらい目にやさしい緑いっぱいの世界を歩くことになります。
・このウォーキングの最後は普通に飲めるきれいな渓流と緩やかな滝があって、滝壺で泳ぐことができます。ここまで来ると体も暖まっているし、すてきなところなのでいつも全員が元気に泳いでいます。（水着を持参しましょう）
・「エバノ・ベルデ」の出口には立派なビジターセンターがあって、この保護区内で生息する鳥類や植物の解説する展示もあって見ごたえもあります。
・事前にピックアップトラックを予約しておけば、ここでトラックが待っています。
・ここからホテルに行き、ホテルで出前の日本料理を依頼することもできます。（美味しいチーズケーキのデザート込みで一人２５０ペソ程度）。簡単に済ませるのなら、保護区を出たところに
コルマドがあります。
・午後はトラックで「Rancho Guaraguao」と「アグアス・ブランカスの滝」を回ります。
・このコースの特徴は、日程はきついのですが若い元気なグループが１泊２日間でコンスタンサの見どころを回ってしまおうというのです。トラックの料金はドライバー込みで３５００ペソ程度です。電話：809-421-5397 Henri。

?その他滞在中に可能なこと
・地元の高校生からダンスを習う、交流会をやる。
・コンスタンサ在住の絵描きさんから絵を習う。
・野菜作りの畑を見学する
・日系の方のお宅を訪問して、お話しを聞く日本の家庭料理をいただく


（４）どこで食べるか・・町の中心にはそれなりの数のレストランやピッツァ店があります。
・でも、中国料理店や韓国料理店、マック、Ｍr.ドーナツはありません。
?味が良くて値段とお手頃で料理が出てくるのも早いという評判のレストランが
「コメドール・ルイサ」です。メニューを絞っているので、関さえ確保できれば、注文して
割とすぐに料理がでてきます。豚や鳥肉がとても柔らかくておいしいと思います。ここのアビチュエラもとてもグーです。これにキャベツの生野菜がでて１４０ペソです。量は多くて食べきれないくらいです。食後に通常コーヒーがサービスされるはずです。
?注文してから料理が出てくるまで約１時間、おしゃべりする時間が十分欲しい人向きで雰囲気
味もとてもいいです。料金は少々高めで２５０から３００ペソ程度です。
・レストランの内装とかもすてきです。ベランダの席が空いていたらラッキーです。ウサギ料理などコンスタンサの特別料理なども召し上がることもできる本格的なレストランです。
このレストランはホテルも経営しています。

?「アグアスブランカス」は、通常のドミニカ料理のメニュが主体で料金は、ジュースを含めると、３００ペソ程度になります。ここは、しっかり税・サービス料を請求しています。

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その他の観光情報：

（１）「Ebno Verde」の自然の美しさ・・・人間の手によって開発されていない
変化に富んだ素晴らしい自然の美しさが残っています。
・名前の通り緑で覆われていて、３時間歩く人を感動させてくれます。車で１時間くらい。

（２）「El Salto de Aguas Blancas」の滝の美しさ及びコンスタンサの町から滝までのきれいな農村。
・車で約４０分程度。
（３）「Pinalito」の地域はきれいな農村風景を見ながらのハイキングができます。また、来年の３月完成予定の巨大ダムも見どころの一つになるでしょう。車で３０分ほど。

（４）「La Piedra Taino」遺跡は、コンスタンサの宝。１８Ｋｍ．車で約１時間。
・まだ観光客にはほとんど知られてはいませんが、巨石に古代人たちが刻んだ絵文字がとても神秘的でいろんなデザインを見つけるたびに、発見した感動でどきどきさせられます。悪路を

（５）「Valle Nuevo」（バジェ・ヌエボ）お花畑と植物の宝庫の国立公園
・コンスタンサから２７Ｋｍ、車で１時間３０分はかかります。中央アンデスの中央にあって、
標高２２００ｍという高地です。コンスタンサよりもさらに涼しい高原です。お花畑があり、のんびりウォーキングを楽しむのには最適でしょう。先日の温泉の帰りにたくさんの蛍が幻想的でした。

＊コンスタンサ秘湯温泉（私が勝手につけた名前です）・・車で２時間３０分程度。
・コンスタンサに来て５カ月ですが、やっと念願の「コンスタンサ秘湯温泉」に行く機会ができました。
・コンスタンサから２５Ｋｍですが途中２か所川を渡らなければいけないくらい道路事情が悪いのですが、素晴らしい温泉でした。
・近いうちにこの温泉のレポートをお送りします。

今日もお付き合い下さってありがとうございます。

コンスタンサより
ほうじょう　のぼる

エリア その他の都市(ドミニカ共和国)

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

今日はコンスタンサの素敵な清流に自然に湧出している自然いっぱいの温泉を紹介しましょう！

こんな素敵な温泉が残っているなんてまだまだ地球も捨てたものでないって思いますよ。
（１）場所：コンスタンサから南西約２５Ｋmのところ

（２）源泉の湧出量：
・残念ながら今回は計量出来なかった。確認されている湧出個所は３箇所。
・今回調査で来たのは２か所のみ。１か所はそれほどでもないが、川を
せき止めて作った１０人ほどが楽に入れそうな大きな浴槽には岸側から常時
源泉が湧出している。
・川底からも泡をだして湧出している。
・もう一つの源泉は、湯量が豊富で岩の間からちょうど川の一部をせき止めて
作った浴槽に足を投げ出した格好で座った時に、ちょうど両肩にいい具合に
当たって、自然の温泉のマッサージになっている。
・源泉が湧き出しているところのお湯を手ですくって飲んでみたらとてもいい味がしました。
・つまり普通に飲料水として飲んでもおいしいって感じられる温泉ということになるのでしょうか。
・飲んだ方がソーダ水のようだって云ってました。
・いやな香りや味ではなくて、ほとんど無臭でプチプチ舌でソーダの味が感じられました。
・冗談に健康に良いようだったら、飲料としても売れるかもしれないねって
話しあってました。

＊源泉の質はまだ未分析です。今回の調査で持ち帰って来ましたので、８月に日本に帰った時に分析をしてもらえば、効用と成分がはっきりするでしょう。

（３）源泉の温度：
・今回観光省コンスタンサ支所長のジョニーが計測器を持ってきたが、故障
しているらしく正確な源泉の温度を測ることができなかった。
・でかい浴槽の源泉の温度は、皮膚での感触は３９度くらいだと思われる。
・自然の肩湯の温度はそれよりやや高めで４０度くらい。
・それぞれ水で薄める必要も加熱する必要もない。
・まったく理想的な温度である。

（４）コンスタンサ温泉の体験的効用：
・写真でも分かるように石ころだらけのとても足場の悪いところを荷物を背負
わされた馬が温泉場を通り過ぎている時に、冷たい清流の方の水を飲まずに、
約４０度の温泉を馬たちは飲んでいる。

・地元の人の話ではこの水を飲むと毛並みも良くなるそうである。
・前回行かれた８０歳のおばあちゃんの話しでは、朝コンスタンサを出発し、
帰路は南に抜けて首都に立ち寄ったために、走行キロは４００Ｋｍ近くになり帰宅したのも、１２時ころになって結局床に就いたのが２時を回ってしまって、それでも翌朝は普段と全く変わらない時間に疲れ知らずに起きて普通通りに
仕事をされたとおっしゃっていました。

・今回も私が知る限り今回温泉に行った人はとても快適で身体が軽いって云っ
てます。
・私自身は、帰りは午後２時からピックアップトラックの荷台の方に乗って、
午後４時くらいまでは真夏の暑さでしたが、午後７時を過ぎて山に入り気温が
ぐんと下がって、９度の峠まで来た時にはとても寒かったのです、しかも
ホテルに到着したのは夜の１０時直前でした。風邪も引かず最近朝は多少花粉
症状だったのが、今朝は全くなかったです。
・これくらいの旅の行程では疲れない方ですが、やはり睡眠６時間でしたが、
まったく疲れ知らずで起きられました。
・これは体験による感覚的なものなので、個人差があると思いますが、それぞ
れ程度は違うのでしょうが、ドミニカ人たちもこぞって朝自慢そうに言って
ました。

（５）コンスタンサ温泉の環境：
・現在源泉が出ているのは、コンスタンサから来た場合川の対岸でそこには畑
が広がっている。
・向こう側は崖になっているので見ることができなかった。
・幅１５ｍ程度の清流が流れ、水音がとても心地よい。
・周囲には建物がまったくなく、人家もない。
・見晴らしが良く遠くの山々と清流の景色がとても目にやさしい景色を提供
している。

どこへ行っても子ども達の笑顔はすてきです。
ドミニカ共和国の子ども達もいつも飛びっきり素敵な笑顔をしてくれます。
日本では道路で遊ぶ子ども達の姿を見ることが段々すくなったと思いますが、山岳地方のコンスタンサは小どたちがいっぱいです。
無邪気にぼくらの相手をしてくれるのがうれしいです。

ホテルから町中まで３キロの道をのんびり歩いていると、いろんな人々が道路際でのんびりくつろいでいます。
ちょっと声をかけるといい笑顔をしてくれます。
コンスタンサは一度会うだけで、もう知り合いのような気持ちにさせてくれます。
経済的にはそれほど豊かではないけど、心が広いのでしょうね。
細かいことにくよくよしないで、まずいろんなおしゃべりをして楽しんでいるようです。
この母親もきっと十代でしょうか、コンスタンサでは女性はまず十代で一度結婚してそれから子持ちになり、そのうち離婚して、また結婚するか親の元で暮らすかする人々が多いように思います。

首都から西南へ１５０Ｋｍの山岳リゾートの町、コンスタンサへはとても素晴らしい景色の連続です。
近代的な建物がほとんどなく、車窓からは緑いっぱいの癒しの風景です。
この写真の車で田舎のコンスタンサ行きは乗客たちも親切で素朴な人々です。とても和気あいあいで楽しい雰囲気を味わうことができるでしょう。