2006/04/25 - 2006/04/26
17位(同エリア29件中)
マルオさん
昨年(2005年)、NHKで放映されて脚光を浴びたシルクロード。これまでトルコ、シリアなど西側のシルクロードの国には行った事があり、中国のシルクロードは、近いからたぶんいつでも行ける?!(笑)となると、その間にある中央アジアのシルクロードに行ってみようではないか!!
中央アジアというと、「旧ソ連のなんちゃらスタン」というイメージしか頭になかったものの(^^;; 、じつは関空からウズベキスタン航空が週3便首都タシケントに直行便を飛ばしており、意外にも中央アジアは行きやすい場所だったのです。という事で、今回のディスティネーションはウズベキスタンに決定!!(笑)
さらにウズベクの隣には、トルクメニスタンという故ニヤゾフ大統領(当時)が独裁を振るう、「中央アジアの(明るい)北朝鮮」と呼ばれる国があります(笑)。事前にインビテーション(招待状)の発給が必要など、やや面倒な手続きがありますが、ついでにトルクメにも行ってみる事にしました。(爆)
ちなみに、トルクメのインビテーション作成およびツアーの手配は、「シルクロード・トラベル・インフォメーション・センター(STIC)」という旅行会社さんにお願いしました。
http://www.silkroad-travel.com/index.html
北朝鮮同様、中央アジアの北朝鮮も手配代が結構かかりますが(爆)、時間のないリーマンパッカーなので、お金で時間を買うしかなかったです…。
さて旅行初日、タシケントに着いた後、そのまま国内線乗換えでウズベクの西端の町、ウルゲンチへ。そこでタクのおじさん宅に民泊することになり(笑)、翌日、おじさんと一緒にウルゲンチバザールへ。中央アジア初のバザールは、まさに民族の十字路!!ウズベク系・ロシア系・朝鮮系など様々な民族の人々が行き交い、シルクロードの香りがプンプン漂っていました!!
今回のシルクロード紀行、楽しいものになりそうです!!(^^)
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- ウズベキスタン航空
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タシケントへ向かうウズベキスタン航空の機内食。
"Beef or Fish??"
"Fish Please!!"
フィッシュを頼んで出てきたのは、なんとうなぎの蒲焼!!
新シルクロード、幸先よいスタートかも?! -
タクラマカン砂漠を横断中、荒涼とした砂漠の中に町が出現…!
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それから1時間後、パミール高原の山岳地帯へ!雪化粧の山々が延々と続く光景が綺麗でした!
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関空を出て8時間半、タシケントへ到着!!タシ空港は旧ソ連の香りがプンプン!!(笑)
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関空から100人ほど乗っていた日本人乗客の殆どは、そのままトランジットでイスタンブール行きのヒコーキに乗ってってしまいました…!
トルコのパック旅行で、値段を抑えるためにトルコ航空ではなく、ウズベキスタン航空を使っているらしいです…。
タシケントに降り立ったのは、私を含めたった4人だけ…。シルクロードの十字路の国が、シルクロードの終着地に観光客を奪われ、さみしい限りです…(^^;; -
タシケント→ウルゲンチ行き国内線の機内にて。天井を見上げると、「STEWARDESS」の呼び出しボタンが・・・?!
これ押すと、飲み物サービスやDUTY FREEショッピングに来てくれるのだろうか??(爆) -
19:30ウルゲンチ着。この時間でもまだ日は明るいです。「歩き方」に載っていたウルゲンチ唯一の安宿、ホテルジャイフーンにタクで連れてってもらうと、現在改装中で休業中とのこと…。さぁー、どうしよう??
するとタクのおじさんベチャノフさんが、「夕食朝食付きで20ドルで家に泊まらない?」と言ってきました。長時間の移動で疲れていたし、宿を探す気力もなかったので、それで承諾。
ウズベクに着いた初日からいきなり民泊かいっ?!濃ゆいなぁー。(笑) -
家の中はとても広く、泊まる部屋も、イエメンのマフラージのように絨毯が床一面に敷かれていました。ここにマットを敷いて寝ます。
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ミンパクでの夕食。出されたのはパンとフライドポテトと目玉焼きとチャイ(緑茶)。これじゃ朝食じゃねーかよっ??(-_-;; これで20ドルかいっ?!
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しばし呆然としてましたが(笑)、カメさんを手に持って私の周りを走り回ってる男の子・女の子を見てると、まぁ、いっかーという気になりました。(^^;;
朝食後(爆)、高校生の長男に英語を教えたり、一回り離れた弟妹とカメさんの遊び相手になってました…(笑)
この後、バク睡。 -
朝、晩御飯とほぼ同じ朝食を食べ(笑)、シャワーを浴び、10時にベチャノフ家をチェックアウト。出発前にお母さんを除く一家で写真をパチリ。
朝は結構ゆっくりさせていただいたので、結果的にはこのミンパクは正解だったかな?? -
ベチャノフに、ヒヴァまで連れて行ってもらう前に(もちろん有料タクとして…汗)、ウルゲンチバザールに寄ってもらいました。
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バザールは多くの人で賑わっていました。女性達はウズベクの民族衣装を身にまとい、とってもカラフル。シルクロードに来たことを実感!!(^^)
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屋根つき公設市場。
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焼きたてのパンをリヤカーで売りに周っています。(^^)
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写真を撮っていると、「俺達も撮って撮って!」とおじさん達が集まってきました。ウズベク・トルクメの人はイエメンみたいに写真大好きです!!(^^)
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果物売り場の一角にて。シルクロードの女性達の衣装は、本当に色あざやかです!!
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こちらは朝鮮族のおばちゃん。朝鮮の人々は第二次大戦中に朝鮮半島からソ連に強制移住させられ、その子孫達はそのまま中央アジアで暮らしているそうです。
今ではキムチも、中央アジアの市場で普通に売られています! -
ウルゲンチの肝っ玉おかあちゃん。(^^)
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ウルゲンチ市場別館。こちらではお菓子や日用雑貨、衣類を売っています。
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ケーキを売るロシア系美人のお姉さん。
朝鮮系・ウズベク系・ロシア系、その他色んな民族の人々が一堂に会するバザール。
本当にここは民族・文化の交差点。イスタンブール以上にヨーロッパとアジアが融合している感じ。ウルゲンチバザール、楽しいなぁー!!(^^) -
クリームたっぷりでメチャ甘そう…!(笑)
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これは蜂蜜。
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蜂蜜売り場のおばさん達。右の方は、ウズベクでは珍しく、英語ができる人でした。
バザールでは多くの写真を撮り、写真を欲しいという人もいたので、帰国後ベチャノフ経由で写真を送る事にしました。(ちゃんと届けばいいけど…。)
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この旅行記へのコメント (4)
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- sunnyさん 2008/07/14 17:11:45
- オレの国。
- マルオさん、こんにちは。
はじめまして。
ウズベキスタンの旅行記の表紙のコメントを拝見するとトルクメも行かれたとか^^思わず食いついてしまいました。
2006年というとニアゾフさんご健在中かと。
私は昨年行ったのですが、すでに新しい大統領の写真ばかりで迫力が・・・^^;
ウズベキスタンの次にupされるのでしょうか??旅行記楽しみにしてます。
sunny
- マルオさん からの返信 2008/07/15 00:19:07
- RE: オレの国。
- sunnyさん、はじめまして。マルオです。
コメントをいただき、どうもありがとうございました!
先ほどsunnyさんの行動力あふれるウズベク・トルクメ旅行記も拝見させていただきましたが、sunnyさんと同様、ヒヴァ→クフナウルゲンチ→アシガバード→メルブ→ブハラというルートで、3泊4日でトルクメを周りました。
当時はトルクメンバシュ・ニヤゾフ終身大統領も健在でしたが、まさか、その年の年末に66の若さで急逝されるとは……。凄くショックでした。恥ずかしながら、まだ新大統領のお顔はよく存じあげておりません…(^^;;
おそらくChapter3〜5あたりがトルクメ篇になると思います(笑)。ぼちぼち、ゆっくりめのupになるかもしれませんが、気長にお待ちいただければと思います。m(_ _)m
- sunnyさん からの返信 2008/07/16 16:54:37
- RE: オレの国。
- トルクメを3泊4日で回ったとなると、同じような代理店かもしれませんね。(観光ビザですよね?)
バシュ様が話題になりがちですが、世界遺産しかもスケールがどでかい遺跡がごろごろしていて浪漫あふれる国ですよね〜
残念ながら体調を崩してホテルで寝込んでたので現地の人とあまり接する時間が持てなかったのですが。。
しかし、民泊の床をイエメンのマフラージと比較するなんて、タダモノではありませぬな!(笑)
イスラム圏を旅しようの(なんちゃって)管理人は嬉しゅう思います♪
隠し玉、じゃんじゃんアップしてくださいませ。
sunny
- マルオさん からの返信 2008/07/17 00:38:40
- RE: オレの国。
- 再びコメントをありがとうございます!
sunnyさんは「イスラム圏を旅しよう」の管理人さんでもあったんですね!そちらのコミュも時々お邪魔し、お世話になっておりました。m(_ _)m
トルクメは観光ビザで周りました。トルクメで4日間お世話になったガイドさんは、sunnyさんのガイドさんとはおそらく違う方だと思いますが、ウクライナ系の美人ガイドさんで、思わず故ニヤゾフ大統領の刺客かと思いました…(笑)
トルクメの世界遺産の遺跡は、ウズベクの世界遺産のようにタイルや煉瓦がきっちりキレイに修復されず、当時の色合いを残したまま放置されている分、逆に想像力を掻き立てられ、浪漫に浸れる場所ですよね!(^^)
隠し玉といいますか、国父・ニヤ様のお写真を、トルクメ篇にてびしばしアップしようと思います。(爆)
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