2008/06/28 - 2008/06/29
75位(同エリア79件中)
ひま人さん
但馬往来は、但馬地方と鳥取地方を結ぶ街道で、先月歩いた蒲生峠を越えるルートと、今回辿る海岸線の七坂八峠を通る二つのルートがあり、古代律令制度の官道として整備された。
今回はまず、律令時代の但馬地方を知るために豊岡にある但馬国府・国分寺館からスタートした。次いで円山応挙とその門弟の筆による165面の障壁画(国重文)が展示されている大乗寺に寄り鑑賞。次に臨済宗南禅寺派中本山の円通寺へ。そして正福寺、ここは赤穂義士の大石内蔵助が討ち入りに際して、離縁した「りく」の遺髪塚と子供2人との墓がある。最後に雨の中、建て替えられる日本一高い「餘部鉄橋」に立ち寄った。宿は「浜坂温泉保養荘」公共の宿で温泉も料理も良かった。
2日目、浜坂温泉散策、あじわら小径から「以命亭」に寄り、バイバモ公園へ、そして七坂八峠を越え鳥取に入り岩井温泉・御湯神社参拝、田村虎蔵記念館、因幡万葉歴史館と周辺の大伴家持歌碑、因幡国庁跡等を見学して帰路に着いた。梅雨とはいえ2日とも雨に降られたのはアンラッキーだった。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 私鉄 徒歩
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但馬国府・国分寺館、所在は豊岡市日高町。祢布ケ森(みょうがもり)の埋蔵文化財発掘調査に伴い、H17年3月に竣工。館内は常設展示室、企画展示室、歴史発見広場に分かれ、見ごたえがあり、子供向けの展示もあるので勉強になると思う。
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大乗寺山門、別名応挙寺、円山応挙が京都で苦学していた頃、住職の蜜英上人がその才能を認め援助した。後年名声を得た応挙が、大乗寺が再興された時に、息子や門弟ら一門を引き連れ、襖・屏風などに名作を描き残した。現在その内の165点が国重要文化財に指定されている。1階の展示は見ることが出来る。撮影禁止。
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大乗寺、円山応挙座像。
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円通寺、臨済宗南禅寺派の中本山の格式あるお寺。
元中6年(1389年)、但馬守護・山名時義、時熈父子が高僧月庵和尚をして創建。
享保5年(1720年)に堂宇の焼失など変遷があったが、現在なお600年の伝統を守り継がれ、別名あじさい寺といわれ、約5000本の紫陽花が咲く花の名所として知られている。 -
大石りくとその子供像、兵庫豊岡生まれ、大石内蔵助の妻。元禄15年(1702年)4月、内蔵助は長男・主税を残して、りくと3人の子供を豊岡へ返した。同年12月14日赤穂浪士たちが吉良邸へ討ち入りをはたす。義士一同は切腹を命ぜられた。夫の切腹後は再婚せず、髪を剃り遺児の養育に専念し、良妻賢母で武士の妻の手本として称えられた。
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豊岡藩陣屋跡、現在の中央図書館の建っている所が豊岡陣屋跡で、この門は旧豊岡県庁の正門遺構として移築したものである。横幅8.4m、屋根部分横幅13.2m、高さ7.6m、総欅造りの脇戸付薬医門で
陣屋の遺構のような風格を感じさせる。 -
餘部鉄橋(あまるべ)慰霊碑、昭和61年(1986年)香住から浜坂へ回送中の列車が日本海から吹き上げる突風に煽られ、橋梁中央辺りから機関車と台車の一部を残し、7輌が転落。真下の水産加工工場で働いていた主婦5名と車掌1名の計6名が死亡。ほかに6名が重症を負った。
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餘部鉄橋、JR山陰本線鎧駅と餘部駅との間にかかる高さ41.5m、長さ310.7mの鉄橋で、トレッスル式と呼ばれる鋼材をやぐら状に組み上げた橋脚が特徴で、この種の鉄橋だは日本一の規模である。明治42年(1909年)着工、2年半の歳月と約33万円(現在での概算42億円)の建設費、延べ25万人の労力をかけ、明治45年(1912年)完成した。老朽化のため現在の橋脚から5mずらしてコンクリート橋へ建築中。
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先人記念館・以命亭、森家・七釜屋屋敷を改修したもの。森家は酒造他で財をなし、2代目当主・興右衛門が長子に家督を譲り、屋敷の裏に隠居所を建て、「以命亭」と命名した。
「以命」とは、中国の古書『礼記』の「君子は易に居りて以って命を俟つ」から採ったものだそうです。 -
岩井温泉・御湯神社(みゆじんじゃ)、御湯の神を祀る神社で創建は弘仁2年(811年)。
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田村虎蔵記念碑、明治6年、鳥取県岩美町生まれ、明治28年東京音楽学校卒、32年東京高等師範学校兼東京音楽学校助教授となり、音楽教育の改革を次々と行った。子供の頃から親しまれている唱歌を作曲した。主な唱歌は、「大こくさま、きんたろう、はなさかじじ、うらしまたろう、大江山、一寸法師、青葉の笛、おひなさま・・・・・。」
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因幡万葉歴史館、因幡国府の国師として赴任していた万葉歌人であり、「万葉集」の編者であった大伴家持を記念して開設された万葉ミュージアムと歴史資料館。H6年10月30日オープン。
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万葉歌人「大伴家持の歌碑」。
・うらうらに 照れる春日に ひばりあがり
心悲しも 独りおもえば
・我が屋戸の いささ群竹 ふく風の
音のかそけき この夕べかも
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