2008/06/28 - 2008/06/29
146位(同エリア755件中)
なつ0905さん
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前回のお一人様旅行から約4ヶ月。長かった〜〜っ。「あと○○日で修善寺だ!」を心の合言葉に、何とかこの日に辿り着くことができました。
しとしと雨の降る中を紫陽花を愛でながら修善寺をそぞろ歩く・・・「なんて素敵なのっ!!」と妄想した末、梅雨の時期に予約を入れたところまではよかったのですが、私は雨女だったんです〜!ご他聞に漏れず今回も梅雨前線にぶちあたりました。しとしと雨どころか大雨に見舞われて、とても修善寺を散策をする気にはなりません。修善寺散歩はまたの機会に持ち越しです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JR特急 JRローカル 私鉄
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思えば今回は、雨に降られただけでなく、何となく慌しいというか、タイミング悪いな〜と思うことの多い旅でした。
出発予定より3時間も遅く自宅を出た私。のんびりローカル線で行こう、と計画していましたが、のっけから計画変更。往きは修善寺まで直行の踊り子号に乗車することに。修善寺行きは毎時間出ていないので要注意です。
無駄に待ち時間が出来てしまったので、東京駅地下の長谷川酒店さんでスパークリングワインをお買上げ。飲み用にコップをつけてくれました。(気が利いてますね。) -
お宿に到着したら、まずはエステ!と決めていたので、今回妙に段取りよく東京駅で電話予約しちゃいました!チェックイン後に予約しようとすると、希望通りに予約出来ないことが多いからです。「こりゃあ幸先いいぞ〜」と喜ぶ私だったのですが。。。
電車が人身事故だかで遅れた→1分違いでバスが出発したあと(修善寺はお宿の送迎が禁じられている。)→ タクシーでお宿へ(予想外の出費!)→ お菓子もお茶も口にする間もなく(お宿の素敵な内装に感激する間もなく)→ すぐエステ → そのまま夕食 (エステの余韻に浸る間もなく)
「なんじゃこりゃ〜」と思わず苦笑してしまうほどの慌しさでした。 -
お食事処は、落ち着いた感じの雰囲気のよいところです。お一人様でも気兼ねなくお食事がいただける造りになっているので、お一人様には本当にお勧めです。
食前酒の梅酒。これは美味しかった〜。これ、海舟さんの梅酒ってことはないですよね? -
先附の紫葉寿し。紫陽花みたいでかわいいでしょ〜?
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少し狂うと慌しくなってしまうスケジュールを組んだ私が悪いのだけれど、お宿にご迷惑をかけてしまう発言ではあるけれど、あの〜少〜しくらいお食事の時間って遅れたらいけませんかね。。6時からではなく、5時45分からお食事時間っていう刻み方から想像するに、「遅刻して欲しくない」っていうお宿からの強いメッセージを感じるのは私だけ?特に今回は、お宿のいろんな方々に「次はすぐお食事ですから」って言われて、かなり気持ちがばたばたしました。お一人様って食事のペースも絶対早いのに、何もそこまで追い立てなくても・・と思う私でした。だってここは回転すし屋さんではなく、優雅な老舗旅館ですよ〜。
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期待していた通り、静岡ですから名産の本物のわさびが付いています。
鮪・かんぱち・鱸だったと思うのですが、今回の鮪は、普通でした。 -
今回のお食事の中で私が一番お気に入りなのが、この鮎の塩焼きで〜す!過去に食べたものの記憶がふっとぶくらいに甘くて、ほろ苦くて美味でした!!
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鱸のポワレ。和食の中にこうしたものが少しあるとアクセントになってよいですね。バジル&ディルの風味が美味しかったです。パスタが食べたくなりました。
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茶碗蒸しの合い間に、静岡地酒飲み比べセットをオーダーしてみました。
左から「杉錦」山廃純米 「磯自慢」純米吟醸 「喜久酔」純米 です。キッと辛口で飲みがいがあります。喜久酔が飲みやすいかな?適度に酒のんでる〜って思えるのは磯自慢かしら? -
飯物には、豆御飯をチョイス。
締めのデザートはマル。特にすいか!これ、私にとっては初物だったんです。甘くてとっても美味しかった!!
上品な老舗旅館の会席だからか、ボリュームは感じません。後で夜鳴きそばをいただく予定だから丁度いいですけど。お味も悪くないけれど、お料理目的で宿泊することはないよな。。 -
有田焼のお湯呑。菊の柄が全体に入ってて、コロンとしたフォルムがかわいいでしょ?これ、購入しちゃいました。
お食事のスタッフさんの中にお着物をお召しになったしゃきしゃきした女性がいらっしゃいました。気配りも笑顔も素晴らしかったです。彼女が、「なんかせわしなくてごめんなさい。」と言っていました。こんなもんだろうと思っていたのですが、この日はもしかして特別せわしなかったのでしょうか? -
ようやくこのお宿&お部屋を拝見する時間ができました。今回のお部屋は、月の語り部というゾーンのお一人様専用ルーム「新月」です。
何より感激したのは、古い建物や造作物がそのまま活かされてこのモダンなお部屋が出来ていること。この窓。いつの時代のものだろう? -
押し付けがましくなるし、興味のない方もいらっしゃるので方法は考えねばなりませんが、こんなに素敵にリノベーションされているんですもの。どこの窓や柱は○○時代からのものを活かしてします、とかいうことが分かったら、私、もっと感激するのになぁ。文学部史学科卒なので、古いもの萌えするんですよ(笑)
お宿のスタッフさんに聞いてみよう。。とも思ったのですが、土曜日のせいか声をかけにくいオーラが感じられ、パンフレットにも記載がないし、悶々としてしまいました。 -
祖母の家の廊下にある窓がこんなだったよな〜。木の匂いもこんなだった。。懐かしいな〜。
え〜・・・しばし私の「窓萌え」が続きます。 -
奥に小さく見えるのが先の画像の窓です。電話も雰囲気に合っていますね。このお部屋は細長〜く出来ているので、もしかしたら昔の廊下の角部分を上手く活かしているのかも知れません。
従いましてこのお部屋は、ベッドに横になったままテレビを見る、ということができません。この日は楽しみにしていたドラマ「ROOKIES」&「ごくせん」最終話のヤンキー二本立てを見なくてはなりません。寝転べないのが少し残念です。 -
お部屋に高級革張りのマッサージチェアがあります。
ベランダが広いので眺めはどうだろう?・・なんて思ってはいけません。お宿がかなり建物密集地に建っているらしく、リアルで殺風景な居住空間を垣間見てしまいます。これは目隠ししようがないですよね。きっと。 -
こんな冷蔵庫あるんですね!お洒落〜。
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冷蔵庫には、沼津の高嶋酒造さんの「くつろぎの水」とレトロなラベルがとってもかわいい佐賀の友桝飲料さんの「スワンサイダー」が入っていました。このサイダーは菊屋さんのテイストにほんと似合っています。
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エステに食事にテレビ鑑賞に撮影と・・落ち着く間もありません。ひゃ〜もう寝る時間!「修善寺温泉」に来たのにまだ一度も温泉に入っていませ〜んっ。運よく2つ貸切露天風呂がある中の「月」が空いていました。お一人様では勿体ないくらいの広い檜の浴槽です。遠慮せず失礼致しま〜す!明るかったら庭園を臨みながらお湯に浸かることが出来るのですが、もう真暗。何も見えません。勿体ないことをしました。そのかわり、蛙?かわづ?の鳴き声がそれはそれはもう・・すごいものでした(笑)
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地下にある大湯殿「菊風呂」。こじんまりしています。ここも昔のお風呂場部分を上手く活かしてリノベーションされているのでしょう?窓から丁度目近に桂川の流れが見えるのですが、やはり建物密集地帯の為に眺望がよくないし、このまま乗り出して見ていると向こう岸から私の裸体が見えちゃいますね。残念な造りです。写真で分かりますか?黒い石部分に菊の模様が刻まれていて造作が細かいです。
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夜鳴きそば、何とか間に合いました〜。売切れ直前滑り込みセーフです。お宿ごとにこのラーメンのお味ってほんと違いますよね。今のところ?1は「きらの里」さんです。
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真暗な露天風呂に浸かるのは勿体ないので、明日は早起きを決意して眠りにつきました。雨で水かさの増した桂川のゴウゴウとした流れがお部屋に心地よく響きます。
朝は露天風呂からスタート!ラッキーなことに誰もいません。菊屋さんは、内湯と露天風呂が別フロアーにあり、露天には大きな檜風呂と奥に岩風呂とがあります。お庭の鮮やかな緑を眺めつつ解放感溢れる広い露天風呂を独り占め。なんて気持ちがいいんでしょう!これは大正解!
相変わらず貸切露天は大人気ですね。結局、昨晩1度しかチャンスはありませんでした。 -
昨日はバタバタしているうちに暗くなっちゃって。。こんなにきれいな緑に囲まれていたんですね〜。しみじみ。
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中庭を望む。あ〜鯉がいる〜。
そういえば、他のトラベラーさんに聞いてはいたものの、ヤクルトや牛乳のサービスはありません。休憩所にもお茶やお水のサービスはあるのにコーヒーやこぶ茶はなかったな〜。結構いいお値段のお宿なのに。。 -
桂川を見下ろす側にて。ぼーっと時を過ごすことに退屈しません。昨晩お風呂上りに語らっているご夫婦を見かけましたが、いい感じでしたので私も真似をしてみました。このチェアの雰囲気と古い廊下がこれまた良く似合います。
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またまた窓を撮ってしまいました〜。よほど好きと見えます。チェアのある背面です。私が通っていた小学校は、一部まだこんな木造校舎が残っていました。懐かしいなぁ〜。
この廊下の真下が菊風呂だと思うのですが、廊下をスタッフさんが小走りするのかお風呂にいると、子供が板の間をドタドタと走るあの音が幾度となくしました。建物が古いのは仕方ないこととして、重厚なたたずまいが売りのお宿だけに、慌てていてもそれに見合う立ち居ふるまいが出来るといいのにネ。 -
朝食を9時30からにしたので、もうお腹ペコペコです。
昨日のお姉さんが気を利かしてくださって、お庭のきれいなところにご案内くださいました。ありがとうございます。 -
お腹が減っていた勢いで大変美味しく完食させていただきました。干物と御飯が特に美味だったな〜。
デジカメの充電が少ないランプがつき始めました。なんで〜?!金曜の夜フル充電してきたのに、どーしてなの??今日一日持ってくれるといいんだけど。大丈夫かなぁ。 -
気がつくともう10時30。チェックアウトが11時なので、最後にもう一度お風呂に浸かります。2つある貸切内風呂のうちの一つ「古代の湯」です。畳敷きが少し変わったお風呂です。浴槽は寝湯の体勢が取れるのでいつまでも浸かっていたくなるお風呂です。
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これだけ潤沢にお風呂があると全制覇したくなるのは人の常。今回は残念ながら半分しか制覇できませんでした。
ところで・・
お風呂用トートやカゴが何でないんだろう?水の音さんで初めて遭遇した時あんなダサいデザインでも便利で感激したけどな。
二部式の浴衣しかないのも何でだろう?脱いだり着たり、着たり脱いだりあっちもこっちも紐で結ぶのは着崩れしないのが魅力とはいえ、不便でしょ?普通のと選べるようにはならないのかな?
梅雨時期なのにバスタオルが1枚なのは何でだろう?これだけお風呂に入るとしっかり湿って乾きも悪いし、かなりヤな感じでタオルを使っていたのは私だけではないはず。
私、今回お一人様土曜泊なのでかなり大枚をはたきました。それなのに。。。と思う貧乏性な私です。 -
11時きっかりまでしっかりお世話になりました。ありがとうございます。
この日は大雨でフロント・玄関周りは人でいっぱい。大雨の中、菊屋さんから1分もしないところにあるバス停に移動するのに、気を遣っていただいているのか追い立てられているのか・・慌しく会話をかわす余裕もなく、落ち着かないままの出立でした。 -
別に急いでないし何でこんなせわしないんだ?!
気を取り直して伊豆ワイナリー行きのバス停を探します。見つからないので、観光案内所の女性に聞きました。良く見ると、リハビリセンター行きのバス停に混記されています。こんなんわかんないよ〜!そしてあれ〜っ!今さっき出たばっかり。40分待ちです。余計慌しくバス停まで移動したことを悔やむ貧乏性の私です。 -
伊豆ワイナリ−は、以前箱根旅行をした際に立ち寄った玉村豊男氏のお店で偶然購入したワインの本に載っていて知りました。菊屋さんに伺うのならついでに立ち寄ろうと密かに思っての訪問です。修善寺の駅とワイナリーは親切なおじさんが運転するシャトルバスが運行しています。時間は不定期なので要チェックです。
シダックスの志太氏がオーナーのこのワイナリーで生産されているワインは、あのカラオケボックスでもおなじみなんだそうです。味はそんなこんなでどうなんだろう。。私には良く判りません。 -
ついにデジカメのバッテリーが切れました。眼下に広がる緑豊かな葡萄畑の風景をデジカメで撮りたかったな〜。残念。
雨の多い伊豆地方はワイン作りには向いていない、と言われる中、志太氏の熱意と資本でここまでになったワイナリーだそうです。支柱にビニールをかけて雨を避けるシステムで葡萄の木々はすくすくと育っているようでした。カラオケボックスのイメージからかあまり期待していなったのですが、このワイナリーのロケーションなかなか素敵で良いですぞ〜!晴天の日に是非またこの葡萄畑を見に訪れたいと思いました。 -
さすが、シダックス。商魂逞しいんですよね。。結婚式を挙げる若いカップル向けのブライダルフェアをやっていたり、大型観光バスが何台も横付けされていたり。でも老若男女スタッフさんもソムリエの吉田さんもみなさん、ほんと感じの良い方々でした。瑞々しい葡萄の木を眺めつつ試飲もなかなか良いものです!あんまり皆様良い方なので、有料試飲もたくさんいただきナパバレーのワインを2本も買ってしまいました。
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ワイン2本は重いな。。
もう少しワインに詳しくなって是非また一度訪れたいな、そう思いました。 -
修善寺に行ったら美味しいお蕎麦を食べてみたいな、とも密かに思っておりました。ワイン同様お蕎麦も全くの素人、どころか普段好んで飲食するのはワインよりビール。お蕎麦よりおうどん。なのに何故か「ワイン」に「お蕎麦」だったんですよね。。。
駅近くにミクシィ上で結構名前の出ている「紅ほうずき」さんというお蕎麦屋さんがあります。思い切って入ってみました。 -
酒呑みの喜びそうな肴系メニューも大充実しています。こぎれいなお店でなかなか良い雰囲気です。こういうお店に行きつけられるちょいカッコいい大人になりたいです。ミクシィによると「もり」か「かもせいろ」がお勧めとのことなので鴨せいろを注文しました。
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鴨美味しい!お酒の肴に最高。お蕎麦はごめんなさい。まずくはないのですが、美味しいっていうのがやっぱりよくわかっていないのでコメントができません。お蕎麦も勉強しなくっちゃだな。。
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この度、とてつもなく長くなってしまった旅行記を最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
お蕎麦でおなかも満たされて、ずーっと膝まで捲り上げていたパンツの裾をようやく元に戻して当初計画の通り、ローカル線を乗り継いで千葉へ帰っていくのでした。
で、菊屋さんは再訪するのかな?建物や造作は魅力的だし、ブラウンにネイビーの色の組み合わせがなんて素敵なんだろう、とか感じたり思ったり得ることも多いし、お風呂の制覇も修善寺の街散策もワイナリー再訪もやり残したことがまだ沢山ありますから、またお世話になると思います。きっと。でも、今回の菊屋さん、私にとってはあのお一人様価格で見合っているんだろうか?今はまだちょっと悩んでいる私です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- めーてる隊長さん 2008/07/06 10:38:19
- こんにちは〜
- 素敵な一人旅ですね。
昨夜は投票だけして、クリ逃げでした。
あんれ??
お部屋の画像が増えてる〜
「菊屋」良いですね、レトロ大好き♪
サイダー・・・イイ!!
出だしの3時間遅れと、列車のアクシデント以外は◎じゃないですか。(^^)
素敵な旅行記をありがとうございました。
- なつ0905さん からの返信 2008/07/08 00:27:02
- ありがとうございます!
- めーてる隊長さま
メッセージどうもありがとうございます。
見ていただいて感謝感謝です。そして投票もありがとうございます。
画像増えててすみません。。
試行錯誤しているうちに寝てしまったり、改めて見返すと意味不明だったりで当初より随分長くなってしまいました。読にくくて申し訳ないっす。
菊屋さんは、レトロって素敵なんだな〜と思わせてくれる風情あるお宿でした。平日の落ち着いた時に訪れたらもっともっと良さを感じることが出来るかも知れないお宿だな。と思っています。少し時間をあけて違う時期に訪れてみようかと思っています。
これからもどうぞよろしくです!
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