10. サイクリングを堪能　<br /><br /> Killarneyの第一日は、Ross Castleを巡るサイクリング。<br />Cork→Killarneyのバス旅行は道路の状況が悪く、とても疲れ<br />た。朝はゆっくり起きて、近くのホテルへ朝飯を食べに行く。<br />Self-serviceなので、腹八分目を忘れてしまう。<br /><br />　学校でも先生達が言っていたが、不思議なくらい天気が続く<br />が、"extraordinary"と。ポーランドからの学生がワルシャワ<br />は最高気温３０℃を記録する異常気象とのこと。インドネシア<br />の森林火災の影響を受けて、口にハンカチを当てているクアラ<br />ルンプール市民の様子がテレビに登場した。　前回の画像のよ<br />うに見たが、ひょっとしたら今回新しく起こったものかと、心<br />配になる。<br /><br /> ６ポンドを払い、自転車を借りる。先週来たときには、猛烈<br />に車が多く、もしも、同じ道路を自転車が走るのなら危険だか<br />らやめようと考えていたが、今日は月曜日ということもあり、<br />心配する程のことはない。それでも、用心して街のすぐ近くの<br />Ross Castle周遊とする。自転車専用道路がある訳ではないが<br />メインロードではなく、同じところへ行く車しか走らないので、<br />至極少なく安心だ。<br /><br /> この Ross Castleから見た風景は、北海道の大沼で駒ヶ岳を<br />望む姿に酷似。　大噴火で吹きとび頂上がなくなり二つの峰が<br />相対している様子と小島の散在するあり様, さらには湖上遊覧<br />船の説明のスピーカーまで。　双頭峰には岩頭がそそり立って<br />いることと、湖上に響く声が女声であることが、わずかな違い。<br /> Lake Killerny<br /> 二週間とは言え、年配の学生二人は慣れぬ学校生活で頭も疲<br />れた。爽やかな風に吹かれ新緑の中を行きながら思わぬ解放感<br />を味わう。　まだ、シーズンは始まる前のこととて平日の昼間<br />は観光客もあまり多くないようだ。　街を歩くと、魚屋が見つ<br />かった、いずれ世話になるだろう。　全国版の TESCO および<br />Dunnes のスーパーもあり、食材の購入の心配もなさそう。別の<br />心配がひとつ、言葉に訛りが強くききわけるのに苦労する。<br />数日後に出かける予定のＤｉｎｇｌｅはもっとひどいとか。<br /><br />　夕食後の散歩にでかけた。　Ｔｏｎｉｇｈｔ　musicの看板で<br />Ｐｕｂにはいる。　昼飯のときもびっくりしたが、店の入り口<br />の間口とは全然違う奥行きと広がりがある。　こんなに広いと<br />ころが一杯にはならないだろうと、考えてあまりうるさくなさ<br />そうな後ろの方に陣取った。<br /><br />　夕べのpubで教えてもらった、女性用の　west cork cooler <br />なる　apple juice様の軽いアルコール飲料が相棒の目下のひと<br />つ覚え。　<br /><br />　コミックを交えた歌が始まった。　笑えるときに、笑えない<br />のが本当に辛い。　隣に座った、アメリカ人のおじさんが慰め<br />てくれる。　オレは日本語をしゃべれないんだからと。<br />彼は　New Jersy　からだと言う。　さしもの、大きな入れ物<br />も一杯だ。　バス２−３台分か？　ショウの司会への応答を聞<br />くと、USがすべてのよう。　彼らが歌える歌が交えられていて、<br />大いに盛り上がる。<br /><br />司会が聞く順番で、この地を訪れる人々が分かる。　Ｇｅｒｍ<br />ａｎｙ，Ｎｅｔｈｅｒｌａｎｄｓ，Ｅｎｇｌａｎｄ、Ｗａｌｅｓ，<br />Ｓｃｏｔｓ，Ｉｔａｌｙ，Ｓｏｕｔｈ　Ａｆｒｉｃａ、Ａｕｓｔ<br />ｒａｌｉａ，Ｎｅｗ Zealand　ときて最後はＩｒｅｌａｎｄで終<br />わる。　隣のおじさんが　Ｊａｐａｎ　と叫んでくれたのは、<br />american　hospitality と感謝。

熟年夫婦の珍道中　アイルランド?　Ｋｉｌｌａｒｎｅｙ

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2000/05/10 - 2000/05/10

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oiwasanさん

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10. サイクリングを堪能　

Killarneyの第一日は、Ross Castleを巡るサイクリング。
Cork→Killarneyのバス旅行は道路の状況が悪く、とても疲れ
た。朝はゆっくり起きて、近くのホテルへ朝飯を食べに行く。
Self-serviceなので、腹八分目を忘れてしまう。

　学校でも先生達が言っていたが、不思議なくらい天気が続く
が、"extraordinary"と。ポーランドからの学生がワルシャワ
は最高気温３０℃を記録する異常気象とのこと。インドネシア
の森林火災の影響を受けて、口にハンカチを当てているクアラ
ルンプール市民の様子がテレビに登場した。　前回の画像のよ
うに見たが、ひょっとしたら今回新しく起こったものかと、心
配になる。

６ポンドを払い、自転車を借りる。先週来たときには、猛烈
に車が多く、もしも、同じ道路を自転車が走るのなら危険だか
らやめようと考えていたが、今日は月曜日ということもあり、
心配する程のことはない。それでも、用心して街のすぐ近くの
Ross Castle周遊とする。自転車専用道路がある訳ではないが
メインロードではなく、同じところへ行く車しか走らないので、
至極少なく安心だ。

この Ross Castleから見た風景は、北海道の大沼で駒ヶ岳を
望む姿に酷似。　大噴火で吹きとび頂上がなくなり二つの峰が
相対している様子と小島の散在するあり様, さらには湖上遊覧
船の説明のスピーカーまで。　双頭峰には岩頭がそそり立って
いることと、湖上に響く声が女声であることが、わずかな違い。
Lake Killerny
二週間とは言え、年配の学生二人は慣れぬ学校生活で頭も疲
れた。爽やかな風に吹かれ新緑の中を行きながら思わぬ解放感
を味わう。　まだ、シーズンは始まる前のこととて平日の昼間
は観光客もあまり多くないようだ。　街を歩くと、魚屋が見つ
かった、いずれ世話になるだろう。　全国版の TESCO および
Dunnes のスーパーもあり、食材の購入の心配もなさそう。別の
心配がひとつ、言葉に訛りが強くききわけるのに苦労する。
数日後に出かける予定のＤｉｎｇｌｅはもっとひどいとか。

　夕食後の散歩にでかけた。　Ｔｏｎｉｇｈｔ　musicの看板で
Ｐｕｂにはいる。　昼飯のときもびっくりしたが、店の入り口
の間口とは全然違う奥行きと広がりがある。　こんなに広いと
ころが一杯にはならないだろうと、考えてあまりうるさくなさ
そうな後ろの方に陣取った。

　夕べのpubで教えてもらった、女性用の　west cork cooler
なる　apple juice様の軽いアルコール飲料が相棒の目下のひと
つ覚え。　

　コミックを交えた歌が始まった。　笑えるときに、笑えない
のが本当に辛い。　隣に座った、アメリカ人のおじさんが慰め
てくれる。　オレは日本語をしゃべれないんだからと。
彼は　New Jersy　からだと言う。　さしもの、大きな入れ物
も一杯だ。　バス２−３台分か？　ショウの司会への応答を聞
くと、USがすべてのよう。　彼らが歌える歌が交えられていて、
大いに盛り上がる。

司会が聞く順番で、この地を訪れる人々が分かる。　Ｇｅｒｍ
ａｎｙ，Ｎｅｔｈｅｒｌａｎｄｓ，Ｅｎｇｌａｎｄ、Ｗａｌｅｓ，
Ｓｃｏｔｓ，Ｉｔａｌｙ，Ｓｏｕｔｈ　Ａｆｒｉｃａ、Ａｕｓｔ
ｒａｌｉａ，Ｎｅｗ Zealand　ときて最後はＩｒｅｌａｎｄで終
わる。　隣のおじさんが　Ｊａｐａｎ　と叫んでくれたのは、
american　hospitality と感謝。　　　　　　　　　　　