? 新婚旅行　パリ　世界遺産　「モン・サン・ミッシェル」

2006/10/12 - 2006/10/13

パリ発のモン・サン・ミッシェル観光は、日帰りの一日観光と、１泊観光がありました。

半日観光だと、バスに乗る時間がかなり多くなりそうで、車酔いし易い私たちには少しきついかな〜と思ったので、１泊観光にしました。

ところがこの１泊観光は完全に失敗でした。
スケジュールをよくよく見れば気づけたのですが、ホテルのチェックアウトが１１時で、バスの集合時間が１５時４０分なので、４時間４０分も空き時間があります。

自由時間がたくさんあっていいように思えますが、実際には暇すぎて時間を持て余してしまいました。
モンサンミシェルは前日のうちに見終わっていたので、周りを探検するのですが、見る場所がそれほどあるわけでは無いので、結局カフェで時間を潰すことに。

１０月ということで、外はけっこう寒く、歩き回っていないと体が冷えてしまうやら、歩き回っていると足が疲れるやらで、散々でした。

ちなみに、泊まったホテルにツアー会社からレイトチェックアウトをお願いする交渉をしてもらったのですが無理でした。


旅行記作成にあたって、写真を整理していましたが、ガックリするくらい写りが悪い物が多いです(T_T)
また、初代のデジカメで性能も悪く、撮影技術も今とは比較にならないくらい幼稚で、公開するのが恥ずかしいくらいですが、それもまた記念ということで・・・。


★★☆　全日程表　☆★★

　10月07日　日本　東京　ストリングスホテル
　10月07日　成田⇒パリ　JAL FIRST CLASS
　10月08日　フランス　パリ　Four Seasens PARIS GEORGE V
　10月09日　フランス　パリ　Four Seasens PARIS GEORGE V
　10月10日　フランス　パリ　CHATEAU D'ESCLIMONT （シャトーデスクリモン）
　10月11日　フランス　パリ　CHATEAU D'ESCLIMONT （シャトーデスクリモン）【結婚式】
　10月11日　フランス　パリ　INTERCONTINENTAL LEGRAND
⇒10月12日　フランス　モン・サン・ミッシェル　LES TERRASSES POULARD
⇒10月13日　フランス　パリ　INTERCONTINENTAL LEGRAND
　10月14日　フランス　パリ　INTERCONTINENTAL LEGRAND
　10月15日　フランス　パリ　INTERCONTINENTAL LEGRAND
　10月16日　イタリア　ローマ　INTERCONTINENTAL DE LA VILLE
　10月17日　イタリア　ナポリ　GRAN HOTEL ORIENTE
　10月18日　イタリア　ローマ　INTERCONTINENTAL DE LA VILLE
　10月19日　イタリア　ローマ　INTERCONTINENTAL DE LA VILLE
　10月20日　イタリア　ローマ　INTERCONTINENTAL DE LA VILLE
　10月21日　イタリア　ローマ　INTERCONTINENTAL DE LA VILLE
　10月22日　イタリア　ローマ　ArtesiaNight （アルテシアナイト）
　10月23日　フランス　パリ　INTERCONTINENTAL LEGRAND
　10月24日　フランス　帰国のはずが延長戦に↓

　10月24日　フランス　パリ　JOLLY HOTEL
　10月25日　フランス　パリ　JOLLY HOTEL
　10月26日　フランス　パリ　JOLLY HOTEL
　10月27日　パリ⇒成田　JAL FIRST CLASS
　10月28日　日本

エリア モンサンミッシェル(フランス)

車内より

パリを７時３０分に出発したツアーバスは、約４時間かけてモン・サン・ミッシェルに到着します。

道中にはところどころ、撮影スポットがあり、観光客が写真を撮っていましたが、このツアーバスは停車しなかったので、車内から撮影するしかありませんでした。

天気が良ければ停車して撮影時間をくれるツアー会社もあるそうなので要チェックですね。

【モン・サン・ミッシェル】

７０８年に聖ミカエルが、アヴァランシュという町のオベール司教に「岩山に修道院を建てよ」と命じて小さな礼拝堂を作らせたのが始まり。

１０世紀以降、ベネディクト派の修道院として威信を高め、巡礼者が訪れるようになると、徐々に規模が拡大していった。

１１世紀になると、ロマネスク様式の教会が建てられる。

１３世紀になりゴシック様式が登場すると、建物はより上方に伸びていった。

英仏１００年戦争の際は、難攻不落の要塞として活躍し、イギリス軍を前に一度も陥落することはなかった。

１８世紀から１９世紀にかけては修道院は荒廃し、監獄として転用された。

１９世紀になって、中世芸術を再評価する動きを背景に、この建物の比類なき景勝美が注目され、歴史的建造物として認知されるに至った。

１９７９年に世界遺産に認定され、ヨーロッパ屈指の観光地となっている。

到着〜〜

駐車場付近から上を眺めた様子です。
城壁や砦が残っており、城塞としての面影を色濃く残しています。


【サン・ミッシェル＝聖ミカエル】

戦いの天使。
最強の天使として知られ、神の武器庫から賜った剣を持ち、ドラゴンを倒すなど多くの武勇が伝えられている。

また煉獄の門番として、魂を冥界に導く者としての顔も持っていた。

まずは腹ごしらえ

ツアーにはランチがセットになっているので、修道院見学の前に全員でレストランに入りました。

ポークハムっぽいのとフライドポテトです。
飲み物はノンアルコールのシールドでした。

それほど美味しいと言うわけではないですが、こういうお料理の方が落ち着くのは何故でしょう・・

デザートのパイ

アップルパイです。
かなりあまーーいパイなので、ほとんどの人が残していました。

日本人用のツアーなので、ある程度日本人の口に合うものを出してくれているようですが・・・。

修道院見学へ

ランチも終わり、全員で修道院に向かいます。

見上げるとけっこう上の方に修道院はあり、ちょっとした登山くらいの体力を使いそうです(^_^;)

振り返ると

入口の階段

修道院に行くまでには、かなり長い階段と急な坂を上っていかなければなりません。

ツアーは時間が限られていることもあり、どんどん先に進んでしまいます。
年配の方など、付いていくだけで大変そうでした。

城壁のような建物

大階段

ながーーい階段です。
案内の方が先導していますが、この辺りで最後尾まではけっこうな距離に〜。

たまに後ろを振り返る

上の方から駐車場を

バスがおもちゃの様に小さく見えます。
かなり高いところまで登ってきたようですね。

上の方も

修道院付属教会　内部

遠くを眺める

以前は満潮時には完全な島になり、神秘的な景観を誇っていましたが、近年の人工的な堤防と駐車場の工事により、完全な島になることは稀となってしまいました。

そこで本来の景観を取り戻す工事が２００３年より始まっており、０９年までには現在の駐車場の廃止と土砂をかき出す作業が完了する予定です。

下のほうは

修道院付属教会　外観

少し補修工事をしているようでした。

教会の中

修道士の大食堂

回廊と中庭

回廊の石柱は２列になっています。

回廊

回廊の天井

綺麗なアーチ状になっています。

大天使サン・ミッシェルのお告げの場面

大天使サン・ミッシェルのお告げの場面

暗くて見えないな〜と思ってフラッシュを焚いてみました。

これは、何だっけかな。。

大車輪

とても大きな車輪がありました。
囚人の労働に使われたそうです。

海を眺める

島の入り口には潮の干満時刻を示した表示があります。

また満潮時には浜に下りないようにとの注意事項も記載されています。

もともとこの付近一帯は、潮の干満の差が激しいことで知られ、満潮時には驚くべき速さで潮が満ちるそうです。そのため、この地を訪れた多くの巡礼者が命を落としたという話でした。

最も大きな潮が押し寄せるのは、満月と新月の３６〜４８時間後と言われています。

修道院見学を終えて

バスで一緒に来て見学が終わった後は、２泊組みは翌日まで自由行動です。

LES TERRASSES POULARD （レ・テラス・プラール）

私達が宿泊したホテルです。
こじんまりしたチェックインカウンターに無愛想なスタッフ、狭い廊下とあまりいいホテルではないです。

窓を開けると外の観光客と目が合ってしまいますｗ

ベッドとみにくま

何故か写真が２枚しか残っていないです。
それほどしょぼいホテルだったということですね(^_^;)
お風呂のお湯が２人目には出なくなったし・・・。

日本で予定を立てているとき、このホテルや部屋をグレードアップできないか交渉しましたが、全くダメでした。

冒頭でも書きましたが、チェックアウトから集合時間までの余裕時間がありすぎるので、予めレイトチェックアウトのリクエストをしておけば良かったかもしれないです（それでもホテル側がＯＫを出すかは分かりませんが）。

城壁より

タイミングが良ければ、ここから潮の干満を眺めることができそうです。

峻険な岩場が背後を防御

要塞として、難攻不落を誇っただけのことはあります。

修道院と砦

写真右手前のような砦が、修道院を守るように島内にたくさんあります。

レストラン「La Mere Poulard （ラ・メール・プラール）」

モン・サン・ミッシェル名物「特大オムレツ」を作っているところです。

赤い服を着たおじさんが、リズミカルな音を響かせながら卵を泡立てています。

その様子は一種のパフォーマンスとなっており、多くの観光客が立ち止まって写真撮影をしています。

特大オムレツを焼いているところ

せっかくなので、特大オムレツとやらを食べてみようということでやってきました。

レストランの予約をしていなかったので、ディナーのオープン時間を聞き、少し前に来て待っていました。
予約推奨です。

オムレツを焼いているところをボーーッと見ているだけでも楽しいです。

ディナー　前菜１

海老とトマトの前菜です。
トマトを使った料理が食べたかったので頼んでみました。

クセもなくとても食べ易かったですー。

前菜２

なかなか綺麗に盛り付けがしてあります。

でも食べてみると、、、イマイチ？
味付けが合わないんですよね〜・・・。
定番のバルサミコ酢は、もはや天敵となりつつあり・・・。

特大オムレツ

島に渡ってくる巡礼者のために、ボリュームのある食事を、とのことで作られました。

特大オムレツ　フラッシュを焚いて

バターで味付けがしてありますが、もう少ししっかりした味付けをして欲しいところ。
はっきり言って、美味しくないです。
想像していた感じとは全然ちがいました。

確かにふんわりして口の中で溶けますが、それが美味しいかどうかはまた別問題でしょう。

量はとても多いので、食べ切れないくらいでした。

デザート１

あまり覚えてませんが、とても甘かったと思います。

デザート２

左はマンゴーのアイスだったと思います。
これが結構美味しくて、全部たべられました。

右は、煮た？焼いた？バナナでしたが食べられませんでした；

ライトアップされたモン・サン・ミッシェル

本当はもっと幻想的で綺麗なはずですが、当時のカメラと技術では上手く撮れませんでした(T_T)

朝食のサンドイッチ

フランスパンのサンドイッチです。
大通り（グランド・リュ）を歩いていて、店頭で美味しそうだな〜と思って食べました。

ハムサンドっぽいものでしたが、美味しかったですよ〜。
でも、けっこう大きいです。

２日目はとてもとても暇だったので、島を一周する勢いで歩きました。

島内に３つくらいある博物館のうち、２つ回りました。
それほど大きな博物館ではないので、あまり時間が潰せないです・・・。

修道院に物資を運び込むエレベータ？

もちろん今は使われていないでしょうけど。

修道院を見学している時に、この荷物搬入口をチラッとみたかもしれないです。

荷物運搬エレベータ？

上の方から観光客のみなさんが覗いています。

修道院

とにかく暇で暇で、カフェを３軒くらい回りました。
天気が良かったのが救いですが、それでもブラブラするには寒かったんですよ〜(^_^;)

遠く車内から

ながーい間待っていたバスがやっと到着し、出発の約３０分前に乗り込んで座っていました。

帰り間際の車内で、同乗した人たちがなにやら騒がしいので、しゃべっているのをこっそり聞いていましたが、どうやらソニンさんが観光に来ていたようです。
皆さん写真を撮っていました。

この旅行記へのコメント （6）

• nammosa21さん 2011/04/15 17:14:27

  私も振り返って見ました！

  こんにちは　みにくまさん。
  またお邪魔しております。気になっていたﾓﾝ･ｻﾝ･ﾐｯｼｪﾙの修道院下階階段で振返った写真を改めて見比べて見ました。何故か私的には面白いのです。時間の差（2006年〜2010年）は感じられ無いのですが、私の方が“少し遅れて振返った”ようです。沢山の旅行記をみにまた訪問させて下さい。

  みにくまさん からの返信 2011/04/15 20:42:02

  RE: 私も振り返って見ました！

  
  nammosa21さん、こんばんは〜。
  
  モンサンミシェルの旅行記をみていただき、ありがとうございます。
  
  ここは時々振り返ってしまいますよね(^_^;)
  もう５年前の旅行ですが、ここへ行った時のことは今でもよく覚えています。
  
  街の方で食べたオムライスのこともちゃんと覚えていますよ（*^_^*）
  
  
  では、今後ともよろしくお願いいたします。
  
  

• ＠とらじろうさん 2008/06/25 18:29:51

  プラールについて

  
  　こんにちは、みにくまさま
  
  
  　ゴージャスな旅行記、いつも楽しく拝見しております。
  
  　旅行記のグレードの高さを反映して、アクセス数もすごいですね！
  
  
  　モン・サン・ミッシェルのプラールについてですが、あまり良心的ではないようですね。
  
  　マダム・プラールの頃（知りませんが）と違って、現在のプラールには問題が多々あるようです。
  
  　ボクも２度ほど期待を裏切られました。気の抜けたシャンパンを平気で出したり、誠意が感じられませんでした。ホテルの対応もそんな感じですね。がっかりです。
  
  　気を悪くされないで下さいね。
  　みにくまさまについてとやかく言っているわけではありませんので^^。
  
  　古城ホテルでのウエディング、格好よかったですよ！
  
  　
  
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＠とらじろう
  
  
  
  
  
  
  

  みにくまさん からの返信 2008/06/25 19:51:44

  RE: プラールについて

  
  ＠とらじろうさん、こんばんは〜。
  
  メッセージありがとうございます。
  
  いつも皆さんにたくさん閲覧していただき、感謝しております<(_ _)>
  
  モンサンミッシェルのホテルは、ツアーに組み込まれている関係で、全く変更できなかったので、仕方が無いですね〜。
  部屋などはもうどうしようもないとして、レイトチェックアウトは是非とも指定可能にしてほしいところです。
  
  まぁ悪いホテルは悪いでこの際ハッキリしておくのが良いかと^^;
  全然気にして無いので大丈夫です！
  
  結婚式の写真は、流石プロの技術です。
  実物よりも数割増しにカッコ良くとってもらっちゃってます(*^_^*)
  
  
  では、今後ともよろしくお願いいたします。
  
  

• おさる1号さん 2008/06/25 11:18:04

  うらやましい！

  みにくまさんこんにちは。
  
  青空のもとに浮かび上がるモンサンミッシェルのこのお写真に惹き付けられて、
  思わずお邪魔してしまいました。
  
  私は、今年の3月、丁度復活祭の頃に訪仏したんですが、余りお天気には恵まれず、
  雨や霙が多い、寒〜い旅行になりました。
  
  モンサンミッシェルにもEmiバスのツアーで参加したんですが、
  本来はヴューポイントで写真を撮影できる筈が、雨に煙ってスルー。
  到着してからも、雨風の寒さにまるで修行僧の様な気分で＜散策＞
  といった楽しい気分にはほど遠い物となってしまいました．．．。
  
  でも、修道院は素晴らしく、街も岩山に張り付いている様な風情がとても印象的でした。
  
  またいつかリベンジして、みにくまさんの様な素敵な写真を残せたら良いなと思います。

  みにくまさん からの返信 2008/06/25 12:45:53

  RE: うらやましい！

  
  osaru1goさん、こんにちは〜。
  メッセージありがとうございます。
  
  あら〜、雨でしたか〜・・それは残念ですね〜；；
  ３月のフランスで雨天だと、相当寒そうですね・。
  
  ツアー会社によっては、ビューポイントで撮影時間をとってくれる場合があるんですよね〜。
  私のツアー会社は、天気が良かったのに停車してくれませんでした。
  
  修行僧の様な気分で・・・私達も同じような気分でしたが、天気が晴れていたのでまだ幸せだったのでしょうか。
  
  次回のリベンジでは、いい天気になるといいですね〜^^