2008/06/20 - 2008/06/20
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ニーコさん
梅雨まっただなかのとある1日。
日帰りでお遍路に行って来ました。
前回行ったのは2月だったので、約4ヵ月ぶりのお遍路でした。
しかも今回は日帰りだったので、高松空港に飛び、空港から行きやすい札所を4ヶ所だけ周りました。
天気予報は曇りのち雨でしたが、なんとか夕方まではもってくれたので良かったです。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
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-
朝一の便で、羽田→高松へ。
家で朝食は食べていたのですが、高松に到着してレンタカーを借りる頃にはもうお腹が空いてました…。
朝10時過ぎには、すでに2回目の食事@空港近くのうどん屋さん。
てんぷらぶっかけうどん、\680也。
さすが、本場の讃岐うどんは美味しい。 -
★第81番 綾松山 白峯寺(しろみねじ)
五色台の5つの峰のうち白峰にある札所で、弘法大師が訪れた時、宝珠を山中に埋めて開山した。
後に智証大師が千手観音を刻んで本尊として安置した。
崩御した崇徳上皇が白峰で荼毘に付され、境内には御廟所が建てられた。
現在の建物は江戸時代の再建。白峯寺 寺・神社・教会
-
大師の霊跡しのんで
お四国巡拝
こういう看板は珍しい。 -
梅雨時なので、ものすごい湿気。
湿度150%くらいありそう〜。
ちょっと離れたところが煙って見えるくらいの湿気です。
でも、そのせいで緑があざやかで、生き生きとしています。
アジサイもきれい。 -
こちらにもアジサイが。
ツツジはもう終わり。
濃厚な湿った緑。 -
白峯寺・本堂。
しまった、油断してました…!
こんなジメジメとした屋外なんだから、予想していても良かったのですが、蚊がいっぱいいた!
参拝していた10分かそこらの間に、3ヶ所も刺されたー。
さすが蚊に好かれる女、ニーコです。
(他の2人は全く刺されていない。) -
ムキムキとした歯で、唇をかんでいる狛犬。
何かつらいことでもあったの? -
その足元にはとぼけた感じで、招き猫が3匹。
この招き猫、おみくじか何かみたいで、ここのお寺で売っています。 -
白峯寺はその名の通り、山の上にあるので、山門の外からこんな良い景色が望めます。
曇っているので、写真だとちょっとよく見えないかもしれませんが…
瀬戸内海のパノラマと瀬戸大橋が見えます。 -
82番・根香寺の山門の外にある不思議な怪物らしき像。
その昔「牛鬼」という怪物がこの辺りを荒らし回っていて、弓の名手が退治したという伝説があるそうで、これはその「牛鬼」。
木立の奥の方にぽつんと置かれているので、アニメチックなんだけど、なんかリアル…。夜見たら、かなり怖そうです.。ooO(~ペ/)/ -
★第82番 青峰山 根香寺(ねごろじ)
五色台の5つの峰のうち青峰に建つ。
唐に留学する前の弘法大師が五大明王を祀って花蔵院を建立した。その後この山を訪れた智証大師が、山の鎮守神のお告げで、不思議な香りのする霊木を刻んで千手観音を作った。本堂はこの千手観音を安置する千手堂。
これらの花蔵院、千手堂の2堂を指して根香寺と呼ぶ。根香寺 寺・神社・教会
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山門をくぐった後、鬱蒼とした緑の中を歩いて本堂に向かいます。
すごい湿気でもやがかかったようになっています。
この時点ではまだ雨は降っていないのですが。 -
水かけ地蔵。
「龍海大和尚の二百回忌を記念して大正14年に設置」
雨の名残なのか、水をかけられたのか、涙を流しているみたい。 -
手水場。
カボチャの形かと思ったら、菊の花をかたどったものだそうです。 -
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根香寺・本堂。
何百、何千(?)の観音像の並ぶ回廊をぐるりと回って、本堂に至ります。 -
回廊の途中にある、阿弥陀堂。
-
田植えの時期?
83番札所、一宮寺の前の田んぼで地元の方が田植えをしていました。 -
★第83番 神毫山 一宮寺(いちのみやじ)
8世紀初めに開山。
当初は大宝院と号して法相宗の寺であった。
後に讃岐一宮田村神社の別当寺となり、一宮寺と改められた。
その後弘法大師が巡錫、聖観音像を刻み、宗派も真言宗とした。一宮寺 寺・神社・教会
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一宮寺・本堂。
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石に彫られている模様。
これは、何の模様なのか?
おっぱいなの?お尻なの?
…もちろん、そんな不謹慎な質問はお寺の人にはできませんでした。 -
一宮寺・本堂の天井。
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カーナビに屋島寺を目的地に設定したのですが、全然違うところに連れて行かれてしまい、迷ってしまいました。
なぜ?と思ったら、屋島寺に行くには有料道路「屋島ドライブウェイ」でしか行くことができないからだったみたい。(有料道路は使わない、で設定したらカーナビちゃんが困ってしまったみたいです)
「屋島ドライブウェイ」を使うように設定し直したら、スムーズに案内開始。
目の前に屋島の山が見えてきました〜。
「屋島ドライブウェイ」は、通行料金が往復で\610。結構高い。 -
屋島ドライブウェイ途中の展望台からの景色。
うん、たしかに良い眺めです。
曇っているのがちょっと残念ですが。 -
海方面を見たところ。
瀬戸内海です。 -
山上の駐車場(広い!)に到着。
屋島ってどんなところなのか全然知らなかったのですが、観光地のようです。
「溶岩台地で瀬戸内海国立公園の中心地であって、展望台として絶好の位置と高さを誇り、山上からの風景は実に雄大で壮観であります。」
屋島寺だけでなく、源平合戦供養碑、「獅子の霊巌」、新屋島水族館、「遊鶴亭」、「談古嶺」などなど色々見るべきところがあるようです。
私達は時間がなかったのと、屋島寺参拝しているうちに雨も降り出してしまったので、全然見ませんでしたが。 -
★第84番 南面寺 屋島寺(やしまじ)
香川県屈指の名勝地、屋島の山上にある札所。
唐から招いた高僧鑑真和上が屋島の北嶺にお堂を建てたのが、その開基である。
その後、弘法大師が南嶺に伽藍を建てた。
伝説では、大師は沈んでゆく夕日を扇であおいで止め(!)、建設の工事を1日で終わらせたと言う。屋島寺 寺・神社・教会
-
屋島寺・境内。
広い!なんか豪華な感じのお寺です。 -
なにー、この狸、かわいいー。
と思って写真を撮ったのですが、横に説明文がありました。
「蓑山大明神之由来 屋島太三郎狸
その昔、弘法大師さんが四国八十八ヵ所開創のみぎり、霧深い屋島で道に迷われ、蓑笠をきた老人に山上まで案内されたという。のちにその老人こそ太三郎狸の変化術の姿であったと信じられております。
屋島の太三郎狸は、佐渡の団三郎狸、淡路の芝右衛門狸と共に日本三名狸に称されております。
太三郎狸は屋島寺本尊十一面千手観音の御申狸(おんもうしだぬき)、また、数多くの善行を積んだ為、土地の地主の神として本堂の横に大切に祭られ、四国狸の総大将としてあがめられ、その化け方の高尚さと変化妙法は日本一であった。
なお、屋島太三郎狸は一夫一婦の契りも固く、家庭円満、縁結び、水商売の神、特に子宝に恵まれない方に子宝を授け、福運をもたらす狸として全国より信者が多い。」
四国狸の総大将!
日本三名狸って言うのがあったのも知りませんでした! -
こちらがその太三郎さんですね。
横にちょこんといる子供の狸もかわいい。 -
屋島寺内、宝物館。
屋島は今から800年ほど前に源平合戦の舞台となったところで、屋島寺にも合戦にまつわる遺物が保存されているということなので、ここにもそんなものが展示されているのかもしれません。…が、中は見学しなかったので、よくわかりません。 -
朱塗りの本堂は鎌倉時代の建築で、江戸時代に数度改修されたが、昭和32年から2年の歳月をかけて創建当時の姿に復元された。
国の重要文化財。 -
雨が降り始めてしまいました…。
アメダ、ヽ`、ヽ`个o(・_・。)`ヽ、`ヽ、 -
屋島の麓にある「わら家」で遅めの昼食を食べてから帰ることにしました。
こちらは大きなたらいに入った釜揚げうどんで有名なお店。
古い民家を移築した雰囲気のあるお店です。ざいごうどん 本家 わら家 グルメ・レストラン
-
陶器の壜に入った、熱々のつゆでもちもちのコシのあるおうどんをいただきます♪
本日2回目のうどん(^_^; アハハ…
…と、ここで悠長にうどんを食べていた為に、あやうく飛行機に乗り遅れるところでした。
羽田空港も天候が悪くて、羽田行きの便自体が30分遅れていたので、ラッキーにも間に合いましたが。
お遍路をしているのだか、うどんを食べに行っているのだかよくわからなくなるような今回の日帰りお遍路でした☆
やっぱり本場のさぬきうどんは美味しいです!
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