2008/06/05 - 2008/06/05
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belleduneさん
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霧雨の降る中、久しぶりにこだまに乗って、熱海まで行き、そこから伊東へ。特急は川奈や富戸には止まらないため、普通電車で雨に煙る山並みや海を眺めながら、向かいました。
完全予約制なので、指定された時間に遅れてはいけないと思い、早めに出てきたので、1時間半も早く着いてしまいました。
この建物は、一般の寺とは違っていて、住職曰く、21世紀のお寺をということで、奈良博物館と同じ建築家吉村順三氏によって設計されたそうです。
コンクリートの柱と襖絵・障子などが優雅に調和しています。
寛海住職が、ひと部屋ずつ千住博さんが描かれた襖絵を説明しながら、色んなお話をしてくださいました。
茶室「閑隠」は重要文化財で京都の大徳寺・聚光院の写しとしてすべて京都から取り寄せて建てられたそうです。
2階には、禅堂があり、予約制で日曜にあるそうです。
2階から1階部分を見ると、吹き抜け部分にある滝の襖絵を下に見下ろすようになっており、まるで滝の上から滝つぼを見ているようでした。2階の屋根の下の部分もガラスで遠くの山並みが見渡せるようになっています。
実に素晴らしい設計でした。
砂漠の絵がどうしても見たくて、来たのですが、やはり素晴らしいの一言で、他に言葉が見つかりませんでした。
これを見るだけのために、ここまで来るだけの価値は十分ありました。
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伊東行きの電車まで、40分程時間があったので、ぶらぶらしていると、熱海駅前に足湯がありました。
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伊東からは伊豆下田まで特急踊り子号以外は、普通電車です。たまに眺めの良いリゾート21が走っています。
帰りはそのリゾート21がやってきたので、1号車に乗って熱海まで快適な旅でした。 -
駅としては、次の富戸の方が近いらしいのですが、バスの便が非常に悪い上に、雨だったので、タクシーのある川奈で下車しました。
かなり昔、川奈ホテルに泊まったことがありますが、どうなっているんでしょう。
運転手さんの話によると、隣の富戸は無人らしくタクシーは、電話するとこの川奈から行くそうです。 -
川奈の駅前には、何も無かったので、タクシーで取り敢えず大徳寺聚光院伊東別院へ行きました。
川奈駅から歩くとすると、30分くらいでしょうか。
運転手さんの話では、途中にある川奈ステンドグラス美術館には、イタリアンレストランがあり、此の辺では一番美味しいそうです。 -
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私が指定された時間は、2時ですが、まだ12時半位でした。
予想では、早く着いた場合は、中で待たして貰おうと思っていたのですが、玄関が閉まっていて誰もいないようでした。仕方なく、庭を散歩したり、玄関の辺りで本を読んだりして時間を潰していました。
もし、このお寺に来る場合は、くれぐれもあまり早く来ないようにしてください。 -
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ここが正面玄関です。
1時20分頃、来客があり、私も一緒に中に入れてもらうことができました。
応接間の隣の和室の毛氈で、お抹茶と美味しいお菓子まで頂き、幸せでした。 -
このお寺は、今年で10年経つそうですが、初めは近隣の方達に新興宗教と間違われ、苦労なさったそうです。
今でも、まだまだ余所者扱いらしいです。田舎ほどその地で生まれ育った人以外は、受け入れてもらい難しでしょうね。
お墓も、檀家も持たないというこの地方との初めからの契約だそうで、運営が大変そうだと思いました。 -
玄関右手は、1階が応接間です。ロールカーテンを上げると、晴れた日には初島がよく見えるそうです。夜は、その灯りまで見えるとか。
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玄関から2階部分を見上げると、多分そこは2階の禅堂だと思われます。
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山の斜面に建てられているので、1階が正面玄関ですが、この写真と左手に階段があり、下に降りて行くと基礎部分です。
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玄関左手遠くには、雨に煙った伊豆高原の山が見えています。
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ここからは、お寺で買い求めた絵葉書です。
聚光院が京都の大徳寺の塔頭のひとつであり、千利休の墓所・茶道三千家(表千家・不審庵、裏千家・今日庵、武者小路千家・官休庵)の菩提寺になっていることから、伊東別院が禅と茶道の実践道場となるよう意図されたそうです。
この3畳の茶室は、ここに来ないとその素晴らしさは分からないと思いました。 -
全景です
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大書院 一の間。
ここの襖絵は、水の森。
洪水の後、森に沢山の動物の死骸を見た千住博さんが
描いたもの。絵には死骸は描かれていませんが、死のイメージだそうです。 -
大書院 ニの間。
砂漠の襖絵です。
千住さんがリビアの砂漠へ行って、スケッチされたものを元に描かれたそうです。
砂漠好きな私は、ここにずっと座って見ていたかったのですが、残念ながらそうもいきません。 -
礼の間。
滝の襖絵です。
今まで、色んな場所で千住さんの滝の絵を見ましたが、畳の部屋の襖絵は別格です。
一定の閉ざされた空間で見る滝は、全然別の印象でした。
ここに来ないと分からないと思います。 -
書院。
滝の襖絵のある部屋の奥にある龍の襖絵です。 -
2階にある禅堂です。
ここには、窓側に波の絵が描かれています。 -
2階の禅堂の障子を開け放つと、階下に吹き抜けの1階部分の3室が見渡せます。
ここから見下ろす滝の襖絵も、見応えがありました。
圧巻です。 -
夜間照明で、滝の襖絵が浮かび上がっています。
これを見られると良いのですが。 -
帰りはお寺でタクシーを呼んで頂き、川奈駅へ。
霧雨が一日中降っていました。 -
予期しなかったので、このリゾート21がやってきた時は、嬉しかったです。
初めて乗る1号車の展望車。 -
劇場のように床が傾斜しているので、後ろに座っても展望が広がっています。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ちょんたさん 2013/11/14 19:57:51
- これは素晴らしいですね。
- belledune様
この襖絵を見られたのですね!
私も何年か前にこの襖絵を見ました。あまりの素晴らしさに、本当に感動しました。
このお寺も名古屋の方が寄進されたとか…。現代的な建築の中に、忽然と姿を現したようなこの襖絵…。
滝も素晴らしいですが、この砂漠は圧倒的ですね。音の無い景色というのは、凄みを感じました。
2階から見た襖絵というのも、こういう構造を意識して描かれたのでしょうが、普段ない景色なので驚きました。
ところが、今はこちらのご住職様も、お世話をしていらした方も体調を崩されたということで、見られなくなっています。
先日ブログで親しくなった友人たちが伊東に来てくださったので、ご案内したかったのですが、本当に残念でした。
ご住職様方の一日も早い回復をお祈りしております。
ちょんた
- belleduneさん からの返信 2013/11/14 21:20:52
- RE: これは素晴らしいですね。
- > belledune様
>
> この襖絵を見られたのですね!
> 私も何年か前にこの襖絵を見ました。あまりの素晴らしさに、本当に感動しました。
>
> このお寺も名古屋の方が寄進されたとか…。現代的な建築の中に、忽然と姿を現したようなこの襖絵…。
>
> 滝も素晴らしいですが、この砂漠は圧倒的ですね。音の無い景色というのは、凄みを感じました。
>
> 2階から見た襖絵というのも、こういう構造を意識して描かれたのでしょうが、普段ない景色なので驚きました。
>
> ところが、今はこちらのご住職様も、お世話をしていらした方も体調を崩されたということで、見られなくなっています。
>
> 先日ブログで親しくなった友人たちが伊東に来てくださったので、ご案内したかったのですが、本当に残念でした。
ちょんたさん、そうでしたか、今はもう見られないのですか。
あの当時は、週末に座禅の時間があって、一般の方も参加出来るようでした。ご住職の体調が悪いのであれば、仕方ありませんが、また拝見したものですね。
お知らせくださって、ありがとうございました。
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