2006/08/12 - 2006/08/12
27位(同エリア43件中)
どんぴさん
今日はティワナク遺跡を訪ねるツアーに参加。
ティワナク文明…それは標高3900mの過酷な環境で栄えた謎の古代文明。見たことがない独特な遺跡が残り、見たことがないほど鮮やかな青空が広がる場所だった。
【今回訪問する世界遺産】
第4弾「ティワナク文化の宗教的・政治的遺跡」
□8/5(土) 成田空港出発(15:55)、リマ着(22:46)
□8/6(日) リマ →バジェスタス島 →ナスカ地上絵 →リマ
□8/7(月) リマ →(空路)クスコ
□8/8(火) クスコ →マチュピチュ(アグアス・カリエンテス)
□8/9(水) マチュピチュ →クスコ
□8/10(木) クスコ →プーノ(バスツアー)
□8/11(金) プーノ →(チチカカ湖横断ツアー&ボリビア入国)→ラパス
■8/12(土) ラパス →ティワナク →ラパス→(深夜バス)
□8/13(日) ポトシ →ウユニ
□8/14(月) ウユニ塩湖 →(深夜バス)
□8/15(火) ラパス →プーノ
□8/16(水) プーノ →ウロス島ツアー (空路)→アレキパ
□8/17(木) アレキパ (空路)→リマ
□8/18(金) リマ旧市街→帰国(23:55)
□8/19(土) ヒューストン乗換え
□8/20(日) 成田空港到着(14:20)
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス
- 航空会社
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-
08:15 ツアー外車のワゴンがホテルに来る。他に2つのホテルを回ってツアー客をピックアップ。参加者は全部で8人。自分以外は全員白人。
ラパス市内は朝から人が多い。道路もすごい渋滞!街の外に出るのにかなり時間がかかった。 -
09:40、ティワナク遺跡に到着。
入口の近くに線路がひかれている。昔は鉄道が通っていたのかな? -
まずはティワナク博物館へ。ガイドの説明がいちいち長くて飽きる。
あとで気づいたけど、ここはティワナク博物館じゃなくて隣接されてる土器専用の博物館かも?展示内容がショボいと思った… -
博物館近くの売店(?)
観光客が来ているのに客引きをするでもなく、ひたすら座って休んでる。 -
遺跡の中に入るが遺跡のようなものは見えない。丘のようなものがあるだけ……実はこれは「アカパナ」と呼ばれるピラミッドの跡地。残念ながらスペイン人によって破壊されてしまった。
底辺は210m四方。ガイドは「世界一大きいピラミッド!」と言っていたけど、ピラミッドというよりひっくり返ったお盆みたいな形だ。
(注)エジプトのクフ王のピラミッドは底辺230mなので世界一ではない。 -
アカパナに登る。
近くで見るとますます単なる丘にしか見えない(笑) -
アカパナの周囲では現在遺跡の修復中。
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アカパナの上から見た「カラササーヤ」。
カラササーヤとは遺跡の中心だと考えられている石壁に囲まれた広場のこと。大きさ135m×130m。 -
カラササーヤの壁を近くで見ると、大きな長細い岩が等間隔で並べられ、その間を小さな岩でつなぐ独特な造り方をしているのがよく分かる。
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ティワナク遺跡は保存状態が悪く、あまり遺跡が残っていない。見るものがないとついつい空を見上げてしまう。さすが標高3900m、ここまで鮮やかな色の青空は初めて見た!
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空が青いのはいいんだけど、日差しが強すぎて困る。もう鼻、頬、おでこは日焼けでボロボロ。一度皮がむけた後の皮膚がすでに真っ黒になっている。
ここまで日差しが強いのにかなり寒い。恐るべし標高3900m。 -
丘の上に刺さった石板。この石板にはある秘密が…
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この石は磁力を帯びていて方位磁石を近づけるとクルクル回るんですよ〜というガイドのパフォーマンス。磁力を帯びた鉱物なんて珍しくないと思うけど…
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アカパナから降りる。場所によっては遺跡に見えなくもない…
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「カラササーヤ」へ向かう前に、手前にある「半地下神殿」へ。
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「半地下神殿」
その名の通り地面を掘ったところに作られた、掘りごたつみたいな形の神殿。 -
「半地下神殿」
掘りごたつの壁からニョキっと人の顔が飛び出ている。その数180個!みんなにジーっと見られてるような気分。そんなに見つめちゃイヤ。 -
彼はきっと半地下神殿の王子にちがいない。ハンチカ王子。
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かなり風化が進んでるけど…ドクロかな?
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家族そろって記念撮影。
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半地下神殿の中央にはコンティキ神の像が建っている。なんか手の位置がいやらしい… *^_^*
ちなみにヘイエルダールの有名な『コンティキ号漂流記』のコンティキ号はこの神から名をとった。 -
カラササーヤの壁。大きな石は人の背よりも高い。こんな石をどうやって運んだんだろう?
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カラササーヤの周りをぐるりと半周して入口から壁の内側へ。中には立像が2つあるぐらいで人工物はほとんど何もない。
写真は立像の1つ「エル・フライレ」。周囲を有刺鉄線で囲まれている。 -
「エル・フライレの立像」
ぼ、ぼくはお…おにぎりがたべたいんだな。 -
もう1つ、ティワナク遺跡の象徴「ポンセの立像」。
ポンセと言っても大洋ホエールズの助っ人外人ではない。 -
かつては他にもたくさんの立像があったけど、ポンセとエル・フライレの2体を残して他は全て博物館などに持ち去られてしまった。だだっ広い広場にたたずむポンセの像は少し寂しそう。
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前にならえ。
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「ポンセの立像」の背中。
ポンセさんには体中に細かい模様が彫られている。背中の中央には神様みたいな模様が描かれている。範馬勇次郎みたい。 -
ここでちょっとしたアトラクション。黒髪の女性が耳を当てている辺りに穴が開いていて、遠くにいるガイドの声を聞こえるという不思議な場所だ。
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「太陽の門」
カラササーヤのすみっこにポツンとある門。近くで見ると案外小さい。中央のピラコチャの神の周りを鳥が囲むレリーフがなかなかきれい。鳥がすごくかわいい♪ -
カラササーヤの外に出る。ここにもポツンと首のない像が立っていた。
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上の立像の近くにある売店で帽子を買った。ポンセの像の形の置物とあわせて20ボリビアーノ。
帽子をかぶるのはキライだけど、日差しが強すぎて帽子がないとやってられない。これ以上きれいな顔が日焼けするのは耐えられな〜い -
遺跡の見学が終わって近くの食堂で食事。リャマのステーキを注文。
ツアー客8人が4人テーブル2つに分かれる。同じテーブルにミスタービーンにそっくりなフランス人の男、陽気なイギリス人の女、気難しそうなドイツ人の女。
男性陣があまり英語が喋れない日本人と、見た目の通り女性とうまく喋れないフランス人なので会話が盛り上がらない。ドイツ女は明らかに不満顔だ。うまくいかない合コンみたい… -
ラパスに向けて出発。途中、眺めのいい場所で車が止まった。地平線に白い雲と青い空がどこまでも続いている。こんな綺麗な景色は見たことがない。
-
【総括】
ティワナク遺跡は破壊と風化がすごすぎて建物がほとんど残っていなくて、遺跡としては見所が少なくてイマイチだった。しかも1970年代に行われた修復がかなりデタラメで、本来の姿とは違うという批判もあるようです。よっぽど遺跡が好きな人以外にはオススメしません。
《ペルー&ボリビア旅行記:ラパス編へつづく》
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