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1日目 日本から香港へ「NW1」便にて22:30香港着<br />2日目 香港、広州、黄山<br />3日目 黄山観光<br />4日目 黄山、景徳鎮、九江<br />5日目 盧山観光<br />6日目 九江、武夷山<br />7日目 武夷山観光<br />8日目 武夷山観光<br />9日目 武夷山、福州、アモイ、香港<br />10日目 香港観光<br />11日目 日本へ向け「NW2」便にて帰国<br /><br />日本から香港<br />ネットで探した日本-香港の往復航空券。<br />2.5万円程度<br />広州から黄山<br />桂林中国国際旅行社にて手配<br />1.6万円程度<br /><br />香港、中国の費用(交通費、食費、宿泊費)<br />9万円程度<br />

黄山・盧山・武夷山【前編】

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2008/05/07 - 2008/05/17

24601位(同エリア45548件中)

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nobwoo

nobwooさん

1日目 日本から香港へ「NW1」便にて22:30香港着
2日目 香港、広州、黄山
3日目 黄山観光
4日目 黄山、景徳鎮、九江
5日目 盧山観光
6日目 九江、武夷山
7日目 武夷山観光
8日目 武夷山観光
9日目 武夷山、福州、アモイ、香港
10日目 香港観光
11日目 日本へ向け「NW2」便にて帰国

日本から香港
ネットで探した日本-香港の往復航空券。
2.5万円程度
広州から黄山
桂林中国国際旅行社にて手配
1.6万円程度

香港、中国の費用(交通費、食費、宿泊費)
9万円程度

同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 観光バス
航空会社

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  • 旅行準備<br />今回の旅行では黄山に行ってみたかった。私が2年くらい前から行きたいと思っている場所だ。そこで、まず上海までの往復航空券を探してみた。結構高い。次に香港までを探してみた。すると安かった。で香港までの往復航空券を予約して、それから陸路で黄山までの往復を考えていた。そうすると途中に武夷山という世界遺産があるのでそこにもよってみたくなった。それだと11日FIX航空券だと日数的に厳しくなってくる。そこで香港から黄山まで往路だけ飛行機を使って行くことにした。香港から黄山まで直接行ければよかったのだが、昨年の桂林旅行で利用した桂林中国国際旅行社に問い合わせてみると広州から黄山までの中国南方航空の航空券(CZ3627便)が手配できた。香港と広州は列車でそれほど遠くないのでそれで行くことにした。黄山から香港までの復路は鉄道とバスを利用しながら陸路で帰ってくる。<br />中国国内の飛行機は特にリコンファームとかの手続きは必要なく、旅行社の担当は前回と同じチンさんが行ってくれた。ネットでの航空券代金の支払い方法に手間取ったがチンさんに教わってなんとかpaypalで支払いする事ができた。その後チンさんからメールでもらった旅行案内書(添付ファイル)の印刷にも苦労し、やっと印刷できた。<br />香港での宿泊先(友人サトくん宅)とこの2つの航空券を日本で予約して出発する事になった。

    旅行準備
    今回の旅行では黄山に行ってみたかった。私が2年くらい前から行きたいと思っている場所だ。そこで、まず上海までの往復航空券を探してみた。結構高い。次に香港までを探してみた。すると安かった。で香港までの往復航空券を予約して、それから陸路で黄山までの往復を考えていた。そうすると途中に武夷山という世界遺産があるのでそこにもよってみたくなった。それだと11日FIX航空券だと日数的に厳しくなってくる。そこで香港から黄山まで往路だけ飛行機を使って行くことにした。香港から黄山まで直接行ければよかったのだが、昨年の桂林旅行で利用した桂林中国国際旅行社に問い合わせてみると広州から黄山までの中国南方航空の航空券(CZ3627便)が手配できた。香港と広州は列車でそれほど遠くないのでそれで行くことにした。黄山から香港までの復路は鉄道とバスを利用しながら陸路で帰ってくる。
    中国国内の飛行機は特にリコンファームとかの手続きは必要なく、旅行社の担当は前回と同じチンさんが行ってくれた。ネットでの航空券代金の支払い方法に手間取ったがチンさんに教わってなんとかpaypalで支払いする事ができた。その後チンさんからメールでもらった旅行案内書(添付ファイル)の印刷にも苦労し、やっと印刷できた。
    香港での宿泊先(友人サトくん宅)とこの2つの航空券を日本で予約して出発する事になった。

  • 成田空港まで<br />香港の友人サトくんから要望のあった佃煮を買いに近所のヨーカ堂まで行った。佃煮のほかに日本食品を数点買って家まで帰って来た。そして旅行に行く荷物をまとめ自宅を出発した。JRの駅に着いてホームで電車を待っていると、ふと香港までの電子航空チケット(e-チケット)の予約印刷用紙をリュックに入れたかどうか不安になって調べてみた。ない!急いでまた自宅まで戻り探すも見つからない。時間はどんどん過ぎていく。あせりながらもう一度リュックの中をすべて出し探してみると一番奥から出てきた。よかった。予定の電車に乗り遅れてしまったが京成スカイライナーに乗り何とか間に合った。<br />※写真は黄山

    成田空港まで
    香港の友人サトくんから要望のあった佃煮を買いに近所のヨーカ堂まで行った。佃煮のほかに日本食品を数点買って家まで帰って来た。そして旅行に行く荷物をまとめ自宅を出発した。JRの駅に着いてホームで電車を待っていると、ふと香港までの電子航空チケット(e-チケット)の予約印刷用紙をリュックに入れたかどうか不安になって調べてみた。ない!急いでまた自宅まで戻り探すも見つからない。時間はどんどん過ぎていく。あせりながらもう一度リュックの中をすべて出し探してみると一番奥から出てきた。よかった。予定の電車に乗り遅れてしまったが京成スカイライナーに乗り何とか間に合った。
    ※写真は黄山

  • 香港到着<br />香港空港に到着し5000円だけ香港ドルに両替した。小銭でサトくん宅に電話をして九龍駅まで迎えに来てもらった。タクシーで家まで行き、昼間に近所のヨーカ堂で買ってきたつまみで少しビールを飲んで今日は早く寝た。<br />翌朝、彼は出勤なので一緒に家を出て、私はホンハム駅に向かった。これから広州に向けて出発だ。<br />※写真は黄山

    香港到着
    香港空港に到着し5000円だけ香港ドルに両替した。小銭でサトくん宅に電話をして九龍駅まで迎えに来てもらった。タクシーで家まで行き、昼間に近所のヨーカ堂で買ってきたつまみで少しビールを飲んで今日は早く寝た。
    翌朝、彼は出勤なので一緒に家を出て、私はホンハム駅に向かった。これから広州に向けて出発だ。
    ※写真は黄山

  • ホンハム市場<br />歩いて駅に行く途中にホンハム市場があった。少しよってみることにする。包子(肉まん)を買って食べながら市場を歩くと店前にドリアンが山盛り置いてある。独特の臭いがただよってくる。私はドリアンは食べれるが好きではない。市場の2階にいくと肉類を売っている。3階に行くと食堂になっていた。しかし営業をしているのは10軒中2軒程度しかなかった。まあ朝なのでこんなもんだろう。市場の女性の買い物客の中に混じって1人だけリュックを背負ったへんな男性が違和感満載状態で歩いていた。自分でも少し恥ずかしくなって市場を出ることにした。

    ホンハム市場
    歩いて駅に行く途中にホンハム市場があった。少しよってみることにする。包子(肉まん)を買って食べながら市場を歩くと店前にドリアンが山盛り置いてある。独特の臭いがただよってくる。私はドリアンは食べれるが好きではない。市場の2階にいくと肉類を売っている。3階に行くと食堂になっていた。しかし営業をしているのは10軒中2軒程度しかなかった。まあ朝なのでこんなもんだろう。市場の女性の買い物客の中に混じって1人だけリュックを背負ったへんな男性が違和感満載状態で歩いていた。自分でも少し恥ずかしくなって市場を出ることにした。

  • 九広鉄道<br />市場を離れホンハム駅に到着した。来る途中で少し迷ったがなんとかたどり着けた。切符売場で列車の時刻を聞いてみると10数分後にすぐあった。切符を買って出国手続きを済ませ急いで電車に乗った。電車の中では中国の入出国用紙とペットボトルの水が配られた。今日の広州から乗る飛行機の出発時間は18時過ぎなので、それまでの時間を広州でどう過ごすか考えながら電車に乗っているとあっというまに広州東駅に到着した。<br />後でサトくんに聞いてみると、この九広鉄道は香港の列車と中国の列車があるらしい、どちらが良いのかは想像にまかせます。

    九広鉄道
    市場を離れホンハム駅に到着した。来る途中で少し迷ったがなんとかたどり着けた。切符売場で列車の時刻を聞いてみると10数分後にすぐあった。切符を買って出国手続きを済ませ急いで電車に乗った。電車の中では中国の入出国用紙とペットボトルの水が配られた。今日の広州から乗る飛行機の出発時間は18時過ぎなので、それまでの時間を広州でどう過ごすか考えながら電車に乗っているとあっというまに広州東駅に到着した。
    後でサトくんに聞いてみると、この九広鉄道は香港の列車と中国の列車があるらしい、どちらが良いのかは想像にまかせます。

  • 広東省博物館<br />列車の中で調べた広東省博物館に行こうと思って広州東駅から地下鉄に乗って広州市中心街の北京路付近の農講所駅で降りた。そこから広東省博物館まで歩いて行くと何もなかった。博物館の建物自体が壊されていてなかった。残念である。気を取り直して北京路から公園前駅まで歩いた。途中で牛肉麺を食べながらどうしようか考えていたが、越秀公園に行くことにした。あと今日の広州空港までのリムジンバス乗り場をどうするか迷っていた。

    広東省博物館
    列車の中で調べた広東省博物館に行こうと思って広州東駅から地下鉄に乗って広州市中心街の北京路付近の農講所駅で降りた。そこから広東省博物館まで歩いて行くと何もなかった。博物館の建物自体が壊されていてなかった。残念である。気を取り直して北京路から公園前駅まで歩いた。途中で牛肉麺を食べながらどうしようか考えていたが、越秀公園に行くことにした。あと今日の広州空港までのリムジンバス乗り場をどうするか迷っていた。

  • サークルK?<br />歩いている途中で見つけたサークルKに似た店。もしかするとサークルKなのかもしれませんが、シャッターは閉まっていて営業していませんでした。

    サークルK?
    歩いている途中で見つけたサークルKに似た店。もしかするとサークルKなのかもしれませんが、シャッターは閉まっていて営業していませんでした。

  • 越秀公園駅<br />越秀公園駅に到着すると地下鉄の出口案内の片隅に錦漢展覧中心と書いてある。ここはガイドブックに空港のリムジンバスの停車場があるように書いてある。ここから空港まで行けると便利なので錦漢展覧中心周辺を探してみたがバス乗り場らしき所はなかった。そもそも錦漢展覧中心のビル自体が変だ。期間限定の何かのイベントで使用されただけのようで、今はビルの中に何もない。人もいない。あきらめて越秀公園に行くことにする。<br />※写真は越秀公園にある競技場

    越秀公園駅
    越秀公園駅に到着すると地下鉄の出口案内の片隅に錦漢展覧中心と書いてある。ここはガイドブックに空港のリムジンバスの停車場があるように書いてある。ここから空港まで行けると便利なので錦漢展覧中心周辺を探してみたがバス乗り場らしき所はなかった。そもそも錦漢展覧中心のビル自体が変だ。期間限定の何かのイベントで使用されただけのようで、今はビルの中に何もない。人もいない。あきらめて越秀公園に行くことにする。
    ※写真は越秀公園にある競技場

  • 越秀公園<br />入場料を払って公園に入ると広くて緑がいっぱいで気持ちが良い。中国の道路を歩いていると排気ガスと埃で環境が悪い。公園内を散歩していると競技場があった、すぐ近くには広州博物館もある。博物館に入ろうかどうしようかさんざん迷ったが結局あきらめた。今は14時過ぎである。博物館に入ると1時間は欲しい、そうすると空港行きのリムジンバス乗り場を探して、17時までに空港に到着するにはギリギリの時間である。危険をおかしてまで見る必要があるのか考えてあきらめた。もう少し公園内を散歩して空港に行く事にした。

    越秀公園
    入場料を払って公園に入ると広くて緑がいっぱいで気持ちが良い。中国の道路を歩いていると排気ガスと埃で環境が悪い。公園内を散歩していると競技場があった、すぐ近くには広州博物館もある。博物館に入ろうかどうしようかさんざん迷ったが結局あきらめた。今は14時過ぎである。博物館に入ると1時間は欲しい、そうすると空港行きのリムジンバス乗り場を探して、17時までに空港に到着するにはギリギリの時間である。危険をおかしてまで見る必要があるのか考えてあきらめた。もう少し公園内を散歩して空港に行く事にした。

  • リムジンバス<br />越秀公園の反対側出口(東口)を出て広東国際大酒店に行った。ここからリムジンバスが出ているようだ。だけどホテルの周りを探してみたがリムジンバス乗り場らしい場所は見つからなかった。別の場所を探しに行くかどうしようか迷っていたが、一応ホテルの人につたない中国語でリムジンバス乗り場があるか聞いてみた。そうすると彼がホテル隣にあるマクドナルドを指差す。「へんだなあマクドナルドに行ってどうするんだろう」「それとも私の中国語が全然違う意味で伝わっているのかなあ」と考えながらもう一度聞いてみたが答えはやっぱり同じだった。まあ、どうしようもないので取り合えずマクドナルドに向かって歩いた。そしてマクドナルドを通り過ぎて横を見ると「汽車待侯所」という看板が見えた。中に入って女性に聞いてみると間違いなく空港に行けるようだ。よかった。

    リムジンバス
    越秀公園の反対側出口(東口)を出て広東国際大酒店に行った。ここからリムジンバスが出ているようだ。だけどホテルの周りを探してみたがリムジンバス乗り場らしい場所は見つからなかった。別の場所を探しに行くかどうしようか迷っていたが、一応ホテルの人につたない中国語でリムジンバス乗り場があるか聞いてみた。そうすると彼がホテル隣にあるマクドナルドを指差す。「へんだなあマクドナルドに行ってどうするんだろう」「それとも私の中国語が全然違う意味で伝わっているのかなあ」と考えながらもう一度聞いてみたが答えはやっぱり同じだった。まあ、どうしようもないので取り合えずマクドナルドに向かって歩いた。そしてマクドナルドを通り過ぎて横を見ると「汽車待侯所」という看板が見えた。中に入って女性に聞いてみると間違いなく空港に行けるようだ。よかった。

  • 黄山空港<br />広州空港で桂林中国国際旅行社からもらった旅行案内書を印刷した紙を見せると問題なく搭乗手続きが完了した。これでやっと一息つけた。あとは今夜の宿泊場所の問題だけだ。空港内を少し散歩して腹が減ってきたので刀削麺を食べた。結構美味しかったが空港内はやはり高い。コーヒーを飲んで2つで100元をオーバーしていた。日本円でいえば2000円くらいなのでたいした事はないのだが中国では高いと思う。<br />少しすると搭乗時間が来たので飛行機に乗った。中は満席状態で空席はない。やはり事前に予約をしとかないと当日に航空券を手配するのは厳しいだろう。飛行機は1時間30分ほどで到着した。150人程度乗れる飛行機で機内食まで出た。黄山空港に到着すると、こちらは田舎の空港で20時過ぎなのに電気もほとんどついていない。薄暗いし人もほとんどいない。ガランとしている。出口付近に黄山市の地図が置いてあったので1つ取って見ているとなにやら男性が怒ってこちらに向かって来ている。私の横にきて文句を言っている。どうやら売り物の地図だったらしい。私はてっきり観光案内で無料配布している物だと思っていた。

    黄山空港
    広州空港で桂林中国国際旅行社からもらった旅行案内書を印刷した紙を見せると問題なく搭乗手続きが完了した。これでやっと一息つけた。あとは今夜の宿泊場所の問題だけだ。空港内を少し散歩して腹が減ってきたので刀削麺を食べた。結構美味しかったが空港内はやはり高い。コーヒーを飲んで2つで100元をオーバーしていた。日本円でいえば2000円くらいなのでたいした事はないのだが中国では高いと思う。
    少しすると搭乗時間が来たので飛行機に乗った。中は満席状態で空席はない。やはり事前に予約をしとかないと当日に航空券を手配するのは厳しいだろう。飛行機は1時間30分ほどで到着した。150人程度乗れる飛行機で機内食まで出た。黄山空港に到着すると、こちらは田舎の空港で20時過ぎなのに電気もほとんどついていない。薄暗いし人もほとんどいない。ガランとしている。出口付近に黄山市の地図が置いてあったので1つ取って見ているとなにやら男性が怒ってこちらに向かって来ている。私の横にきて文句を言っている。どうやら売り物の地図だったらしい。私はてっきり観光案内で無料配布している物だと思っていた。

  • 金豊酒店<br />黄山空港から市街地までのバスはないらしく空港前にはタクシーが並んでいる。市街地まで行かないとホテルもなさそうだ。タクシーに乗って「老大橋」とメモ用紙に書いて運転手に見せると「20元」と言ってきた。ガイドブックにもそう書いてあるので私も頷いた。老大橋に到着するとホテルはあったが運転手に「有没有旅社、100元-200元」と書いて渡すと「有、0.5km」と返してきた。若い兄ちゃんで良い感じだったので、そこまで行ってもらうことにした。ホテルで値段を確認すると280元と言っていた。ちょっと高かったが250元にまけてもらって泊まることにした。運転手の兄ちゃんはニコニコしながら荷物を部屋まで運んでくれた。きっとホテルからキャシュバックがあるのだろう。<br />※写真は朝の老街(市街地)

    金豊酒店
    黄山空港から市街地までのバスはないらしく空港前にはタクシーが並んでいる。市街地まで行かないとホテルもなさそうだ。タクシーに乗って「老大橋」とメモ用紙に書いて運転手に見せると「20元」と言ってきた。ガイドブックにもそう書いてあるので私も頷いた。老大橋に到着するとホテルはあったが運転手に「有没有旅社、100元-200元」と書いて渡すと「有、0.5km」と返してきた。若い兄ちゃんで良い感じだったので、そこまで行ってもらうことにした。ホテルで値段を確認すると280元と言っていた。ちょっと高かったが250元にまけてもらって泊まることにした。運転手の兄ちゃんはニコニコしながら荷物を部屋まで運んでくれた。きっとホテルからキャシュバックがあるのだろう。
    ※写真は朝の老街(市街地)

  • 老大橋<br />翌日は朝早く起きて町の中を散歩した。ホテルから老大橋を渡り、老街を通り、黄山中路を抜け黄山駅に到着した。列車の時刻表を確認して、来た道を戻った。途中で黄山市の地図を買おうと思って本屋などを探してみたが良い地図が見つからなかった。今回の旅行の中では観光案内地図は道端でおばさんが売っている2元の簡単な地図しか見つけられなかった。中国には地図付きの観光ガイドブックはないのだろうか?<br />7時から10時まで3時間散歩をしてホテル近くまで戻ってきた。ネットカフェがあったのでメールを確認して日記を書いた。そろそろホテルを出て市街地から黄山風景区に向かおうと思う。

    老大橋
    翌日は朝早く起きて町の中を散歩した。ホテルから老大橋を渡り、老街を通り、黄山中路を抜け黄山駅に到着した。列車の時刻表を確認して、来た道を戻った。途中で黄山市の地図を買おうと思って本屋などを探してみたが良い地図が見つからなかった。今回の旅行の中では観光案内地図は道端でおばさんが売っている2元の簡単な地図しか見つけられなかった。中国には地図付きの観光ガイドブックはないのだろうか?
    7時から10時まで3時間散歩をしてホテル近くまで戻ってきた。ネットカフェがあったのでメールを確認して日記を書いた。そろそろホテルを出て市街地から黄山風景区に向かおうと思う。

  • 黄山市バスターミナル<br />ホテルを出てバスタミーナルまで歩いて行った。ガイドブックを参考にすると近そうに見えたがバスターミナルが見当たらない。近くにバス停があったので確認してみると、まだ2つも先にバスターミナルがあった。結局市内路線バスに乗りバスターミナルまで行った。結構広い、中に入り受付で黄山風景区行きのバスを尋ねると8号乗り場だと教えてくれた。行ってみると小型のオンボロバスが1台止まっていた。バスに乗ろうとすると待合室で待っていたおじさんが親切にジェスチャーで教えてくれる。少しするとバスは発車した。<br />山が見えてきて、田んぼが見えてきて、山間部まで行くと一応道路は舗装されているがバスのクッションがないので少しの凹凸でバスが上下に飛び跳ねる。しかも結構なスピードを出しているので腰が座席から離れ宙に浮いている。やっと黄山風景区の湯口に到着し車掌が「ここで降りろ」と言うのでバスを降りた。

    黄山市バスターミナル
    ホテルを出てバスタミーナルまで歩いて行った。ガイドブックを参考にすると近そうに見えたがバスターミナルが見当たらない。近くにバス停があったので確認してみると、まだ2つも先にバスターミナルがあった。結局市内路線バスに乗りバスターミナルまで行った。結構広い、中に入り受付で黄山風景区行きのバスを尋ねると8号乗り場だと教えてくれた。行ってみると小型のオンボロバスが1台止まっていた。バスに乗ろうとすると待合室で待っていたおじさんが親切にジェスチャーで教えてくれる。少しするとバスは発車した。
    山が見えてきて、田んぼが見えてきて、山間部まで行くと一応道路は舗装されているがバスのクッションがないので少しの凹凸でバスが上下に飛び跳ねる。しかも結構なスピードを出しているので腰が座席から離れ宙に浮いている。やっと黄山風景区の湯口に到着し車掌が「ここで降りろ」と言うのでバスを降りた。

  • 黄山麓半日観光<br />バスから降りると、おばさんが数人近寄ってきて地図を出してくる。お茶っ葉も出してくる。何か買ってくれと言っているようだ。地図だけ見せてもらった。1枚の大きめの紙に観光名所と大まかな地図というか風景図が載っている。2元だと言うので買ってみた。そうすると男性が1人やってきて、「今から車で観光案内をするけど必要ないか?」と訊いてくる。別に必要なかったが一応話しだけ聞いてみた。ガイドは「今から黄山に上っても山頂で宿泊することになる。そうすれば少なくとも600元はかかる。」それから、さっき私が買った地図で案内場所を指差しながら「今から九龍瀑と風凰源と石門峡を案内するが50元でどうか?」と訊いてくる。まあ50元だったら安いし、まだ昼過ぎなので時間はある。ガイドをしてもらうことにした。<br />車に乗るとガイドから「50元の他に門票(入場料)が必要だ」と言ってきた。まあそうだろう、中国の観光地ではこの門票が高く数多くとられる。嫌になってくる。しかたないので門票代金118元を支払って案内してもらった。

    黄山麓半日観光
    バスから降りると、おばさんが数人近寄ってきて地図を出してくる。お茶っ葉も出してくる。何か買ってくれと言っているようだ。地図だけ見せてもらった。1枚の大きめの紙に観光名所と大まかな地図というか風景図が載っている。2元だと言うので買ってみた。そうすると男性が1人やってきて、「今から車で観光案内をするけど必要ないか?」と訊いてくる。別に必要なかったが一応話しだけ聞いてみた。ガイドは「今から黄山に上っても山頂で宿泊することになる。そうすれば少なくとも600元はかかる。」それから、さっき私が買った地図で案内場所を指差しながら「今から九龍瀑と風凰源と石門峡を案内するが50元でどうか?」と訊いてくる。まあ50元だったら安いし、まだ昼過ぎなので時間はある。ガイドをしてもらうことにした。
    車に乗るとガイドから「50元の他に門票(入場料)が必要だ」と言ってきた。まあそうだろう、中国の観光地ではこの門票が高く数多くとられる。嫌になってくる。しかたないので門票代金118元を支払って案内してもらった。

  • 九龍瀑<br />最初の九龍瀑に到着した。ガイドが案内してくれるものだと思っていたら、入場料がかかるのでダメらしい。ガイドが「1時間待っているから1人で行ってこい」と言うので1人で行ってみた。階段を上って少し歩くと瀧が見えてきた。この九龍瀑は全部で9つの瀧があるらしい。山上から1、2、3と今到着したところは9瀧らしい。さらに上っていくとまた瀧が見えてきた。さらに上るとまた瀧が見えてきた。写真のここが4、5、6の瀧らしい。で、さらに上に行く道は歩行禁止になっていた。1、2、3の瀧は見れなかった。時間も40分を過ぎている。少し瀧を眺めたあとここで引き返すことにした。ここは階段が急で道が悪くここまで来る人もあまりいない。しかし、眺めは良かった。ここが1番よかった。あとの風凰源と石門峡はここから比べると少し見劣りする。<br />石門峡では、かわいい女子大学生が案内してくれた。生物に似た岩が多く筆談で岩の解説をしてくれた。30分ほど案内してもらいお礼にキティのグッズをあげると、とても喜んでくれた。こういう時がしあわせだ。

    九龍瀑
    最初の九龍瀑に到着した。ガイドが案内してくれるものだと思っていたら、入場料がかかるのでダメらしい。ガイドが「1時間待っているから1人で行ってこい」と言うので1人で行ってみた。階段を上って少し歩くと瀧が見えてきた。この九龍瀑は全部で9つの瀧があるらしい。山上から1、2、3と今到着したところは9瀧らしい。さらに上っていくとまた瀧が見えてきた。さらに上るとまた瀧が見えてきた。写真のここが4、5、6の瀧らしい。で、さらに上に行く道は歩行禁止になっていた。1、2、3の瀧は見れなかった。時間も40分を過ぎている。少し瀧を眺めたあとここで引き返すことにした。ここは階段が急で道が悪くここまで来る人もあまりいない。しかし、眺めは良かった。ここが1番よかった。あとの風凰源と石門峡はここから比べると少し見劣りする。
    石門峡では、かわいい女子大学生が案内してくれた。生物に似た岩が多く筆談で岩の解説をしてくれた。30分ほど案内してもらいお礼にキティのグッズをあげると、とても喜んでくれた。こういう時がしあわせだ。

  • ゴムボート<br />3ケ所を見て終わって、まだ明るかったのでガイドがゴムボートに乗れと言う。100元らしい。あまり気がすすまなかったが乗ってみた。まあ、たいした事はない。ただ川は自然できれいだった。<br />ガイドが宿泊場所を案内してくれると言うのでホテルまで連れて行ってもらった。ここ湯口はたくさんホテルがある。紹介してもらわなくてもよかったが、1泊150元だと言うので行くことにした。バスターミナルから5分ほど歩いて山を下った所の得福大酒店と言うホテルだった。<br />ガイドは翌日の朝早く6時にはバスターミナルに行き雲谷寺からロープウェイで山頂に行けとメモに書いてくれた。黄山頂上に行くには、バスターミナルからバスに乗り黄山登山口まで行かなければならない。登山口は大きく2つあり、表口の慈光閣と裏口の雲谷寺がある。両方ともロープウェイが出ている。

    ゴムボート
    3ケ所を見て終わって、まだ明るかったのでガイドがゴムボートに乗れと言う。100元らしい。あまり気がすすまなかったが乗ってみた。まあ、たいした事はない。ただ川は自然できれいだった。
    ガイドが宿泊場所を案内してくれると言うのでホテルまで連れて行ってもらった。ここ湯口はたくさんホテルがある。紹介してもらわなくてもよかったが、1泊150元だと言うので行くことにした。バスターミナルから5分ほど歩いて山を下った所の得福大酒店と言うホテルだった。
    ガイドは翌日の朝早く6時にはバスターミナルに行き雲谷寺からロープウェイで山頂に行けとメモに書いてくれた。黄山頂上に行くには、バスターミナルからバスに乗り黄山登山口まで行かなければならない。登山口は大きく2つあり、表口の慈光閣と裏口の雲谷寺がある。両方ともロープウェイが出ている。

  • 黄山バスターミナル<br />朝5時に起きて準備をした。このホテルにもう一泊することにしてバスターミナルに向かった。もうすでに満員の人である。土曜日ということもあるのだろうが、次々と大型バスが発車している。待合室もかなり混雑している。切符を1人分買ってバスに乗ると、座席が埋まりしだいバスは発車した。山道をバスで登るとすごい霧だ、ほとんど前が見えない。バスから道路脇の木がぼんやり見える程度だ。<br />雲谷寺に到着するとこちらは少し晴れている。入山料200元とロープウェイの切符を80元で買って中に入るとすでにロープウェイ乗り場はすごい人で長蛇の列ができている。歩いて登っている人も多い。私も切符を買っていなければ歩いて登るのだが、貧乏性なので買ったものを捨てられない。30分程待って少し進むと「待3時間」という看板が頭上にあった。「えー!」と思い、「まさかそんなはずは」と思っていた。団体で列に並んでいる中国人はなにやら騒ぎ出して200人位いなくなった。歩いて登るらしい。また100人位いなくなった。そうすると「待2時間」の看板まで一気に進んだ。

    黄山バスターミナル
    朝5時に起きて準備をした。このホテルにもう一泊することにしてバスターミナルに向かった。もうすでに満員の人である。土曜日ということもあるのだろうが、次々と大型バスが発車している。待合室もかなり混雑している。切符を1人分買ってバスに乗ると、座席が埋まりしだいバスは発車した。山道をバスで登るとすごい霧だ、ほとんど前が見えない。バスから道路脇の木がぼんやり見える程度だ。
    雲谷寺に到着するとこちらは少し晴れている。入山料200元とロープウェイの切符を80元で買って中に入るとすでにロープウェイ乗り場はすごい人で長蛇の列ができている。歩いて登っている人も多い。私も切符を買っていなければ歩いて登るのだが、貧乏性なので買ったものを捨てられない。30分程待って少し進むと「待3時間」という看板が頭上にあった。「えー!」と思い、「まさかそんなはずは」と思っていた。団体で列に並んでいる中国人はなにやら騒ぎ出して200人位いなくなった。歩いて登るらしい。また100人位いなくなった。そうすると「待2時間」の看板まで一気に進んだ。

  • 雲谷ロープウェイ<br />それからロープウェイに乗るまで2時間待った。もう10時になっている。黄山に登る前に嫌になってきた。ロープウェイは50人乗りで2基しかない。1時間で500人くらい運べるのだろうか?<br />やっとロープウェイに乗ると景色はすばらしい。待ちくたびれた疲れを少しでも癒してくれる。山上は少し肌寒い。昨日2元で買った地図を頼りに歩き始める。

    雲谷ロープウェイ
    それからロープウェイに乗るまで2時間待った。もう10時になっている。黄山に登る前に嫌になってきた。ロープウェイは50人乗りで2基しかない。1時間で500人くらい運べるのだろうか?
    やっとロープウェイに乗ると景色はすばらしい。待ちくたびれた疲れを少しでも癒してくれる。山上は少し肌寒い。昨日2元で買った地図を頼りに歩き始める。

  • 黄山<br />階段を上り、そして下り、山の中を歩く、見晴らしの良い場所に到着すると遠くの切り立った崖の景色がすばらしい。崖の上から下を覗き込むと足が震える。断崖絶壁だ。その断崖絶壁にへばりつくように松が生えている。どうなっているのだろう。2時間ほど歩き「東海」「北海」を見たところで昼食休憩にした。昼食といっても昨日の夜に超市(スーパー)で買ってきたパンとビスケットに水だ。しばらく休んで「北海」から「西海」を目指し歩き始める。<br />ここ黄山頂上部はほとんど階段しかないのでホテルの物資を運ぶのにもすべて人力だ。それも車輪は使えないので人が担いで運んでいる。ふらふらになりながら天秤棒に重い荷物をぶら下げて運んでいる。どけどけどけ!といったかんじで観光客と同じ場所を通るので非常にあぶない。食料、洗濯物、ゴミ、あらゆるものを人力で運んでいる。これでは宿泊料金が高くなるのも頷ける。

    黄山
    階段を上り、そして下り、山の中を歩く、見晴らしの良い場所に到着すると遠くの切り立った崖の景色がすばらしい。崖の上から下を覗き込むと足が震える。断崖絶壁だ。その断崖絶壁にへばりつくように松が生えている。どうなっているのだろう。2時間ほど歩き「東海」「北海」を見たところで昼食休憩にした。昼食といっても昨日の夜に超市(スーパー)で買ってきたパンとビスケットに水だ。しばらく休んで「北海」から「西海」を目指し歩き始める。
    ここ黄山頂上部はほとんど階段しかないのでホテルの物資を運ぶのにもすべて人力だ。それも車輪は使えないので人が担いで運んでいる。ふらふらになりながら天秤棒に重い荷物をぶら下げて運んでいる。どけどけどけ!といったかんじで観光客と同じ場所を通るので非常にあぶない。食料、洗濯物、ゴミ、あらゆるものを人力で運んでいる。これでは宿泊料金が高くなるのも頷ける。

  • 飛来石<br />「西海」に来ると、さらに断崖絶壁だ。垂直に切り立った巨岩に階段を取り付けている。また岩をくり貫いて階段を造っている。下は怖くて見ることができない。道を造った人たちの苦労が思い浮かんでくる。道はずっと下っているので、このまま進むと山を降りそうなかんじだ。まだ飛来石を見ていないので引き返すことにする。<br />しばらく歩くと、もう疲れてきた。足がパンパンになっている。やっぱり階段の上りはキツイ。足が上がらなくなってくる。しばらく休憩して残りのビスケットを全部食べた。また歩き始めて少しすると遠くに飛来石が見えてきた。少しだけ元気が出てきた。飛来石まで来ると風が強くなってきた。帽子が飛ばされそうなので手に持って近くまで行ってみた。結構大きい。本当に飛んできたのかもしれない。

    飛来石
    「西海」に来ると、さらに断崖絶壁だ。垂直に切り立った巨岩に階段を取り付けている。また岩をくり貫いて階段を造っている。下は怖くて見ることができない。道を造った人たちの苦労が思い浮かんでくる。道はずっと下っているので、このまま進むと山を降りそうなかんじだ。まだ飛来石を見ていないので引き返すことにする。
    しばらく歩くと、もう疲れてきた。足がパンパンになっている。やっぱり階段の上りはキツイ。足が上がらなくなってくる。しばらく休憩して残りのビスケットを全部食べた。また歩き始めて少しすると遠くに飛来石が見えてきた。少しだけ元気が出てきた。飛来石まで来ると風が強くなってきた。帽子が飛ばされそうなので手に持って近くまで行ってみた。結構大きい。本当に飛んできたのかもしれない。

  • 玉屏ロープウェイ<br />下山するのに玉屏ロープウェイに向かって歩き始める。朝あれだけ混んでいたので、たぶん下山する玉屏ロープウェイも混んでいるのだろう。山上から見ると案の定長蛇の列ができている。ロープウェイを使わないで歩いて下山したかったが道がわからなかった。もしかすると閉鎖されていたのかもしれない。しかたないので列に並び2時間半待った。こちらのロープウェイは6人乗りで常時カゴが来るタイプだった。<br />慈光閣までロープウェイで降りると今度は湯口までの下山バス乗り場が混んでいる。どこに行っても人が多い。さすが世界最大人口を誇る国だけのことはある。ホテルに到着しぐったりしてそのまま眠ってしまった。今日は疲れた。でも黄山はとてもすばらしかった。また来たい。

    玉屏ロープウェイ
    下山するのに玉屏ロープウェイに向かって歩き始める。朝あれだけ混んでいたので、たぶん下山する玉屏ロープウェイも混んでいるのだろう。山上から見ると案の定長蛇の列ができている。ロープウェイを使わないで歩いて下山したかったが道がわからなかった。もしかすると閉鎖されていたのかもしれない。しかたないので列に並び2時間半待った。こちらのロープウェイは6人乗りで常時カゴが来るタイプだった。
    慈光閣までロープウェイで降りると今度は湯口までの下山バス乗り場が混んでいる。どこに行っても人が多い。さすが世界最大人口を誇る国だけのことはある。ホテルに到着しぐったりしてそのまま眠ってしまった。今日は疲れた。でも黄山はとてもすばらしかった。また来たい。

  • 黄山出発<br />朝6時に起きて出発の準備をした。黄山市のバスターミナルまで行ってそこから景徳鎮を目指そうと思っている。ホテルをチェックアウトすると従業員がどこに行くのか訊いてきた。黄山市、景徳鎮と紙に書いて渡すと「ここからも景徳鎮行きのバスが出ている。もうすぐ来るから待っていろ」と言う。そして100元の押金(保証金)を20元だけ私に返して残りは景徳鎮までのバス代だと言う。少し頭にきたがメモで書いて渡してもしょうがないのでここから景徳鎮に向けてのバスに乗ることにした。10分程待つとバスはやってきた。車掌に確認すると景徳鎮にも行くそうだ。またもやボロいバスだった。<br />バスに揺られて4時間、11時過ぎに景徳鎮手前で昼食休憩になった。バスから降りて、バスの行き先を見てみると盧山と書いてある。私も九江に行く予定だったので同じ方向だ。昼食休憩が終わりバスが出発した。30分たったところで景徳鎮の街外れに到着したらしい。車掌がメモを貸せと言うので渡すと「5路公交車、到市区汽車站」と書いて、ここで降りろと言う。私は九江に行くつもりだったのでこのバスが九江に行くか訊いてみた。九江に行くと言うので引き続き乗せてもらうことにした。

    黄山出発
    朝6時に起きて出発の準備をした。黄山市のバスターミナルまで行ってそこから景徳鎮を目指そうと思っている。ホテルをチェックアウトすると従業員がどこに行くのか訊いてきた。黄山市、景徳鎮と紙に書いて渡すと「ここからも景徳鎮行きのバスが出ている。もうすぐ来るから待っていろ」と言う。そして100元の押金(保証金)を20元だけ私に返して残りは景徳鎮までのバス代だと言う。少し頭にきたがメモで書いて渡してもしょうがないのでここから景徳鎮に向けてのバスに乗ることにした。10分程待つとバスはやってきた。車掌に確認すると景徳鎮にも行くそうだ。またもやボロいバスだった。
    バスに揺られて4時間、11時過ぎに景徳鎮手前で昼食休憩になった。バスから降りて、バスの行き先を見てみると盧山と書いてある。私も九江に行く予定だったので同じ方向だ。昼食休憩が終わりバスが出発した。30分たったところで景徳鎮の街外れに到着したらしい。車掌がメモを貸せと言うので渡すと「5路公交車、到市区汽車站」と書いて、ここで降りろと言う。私は九江に行くつもりだったのでこのバスが九江に行くか訊いてみた。九江に行くと言うので引き続き乗せてもらうことにした。

  • 九江<br />景徳鎮からは高速道路になった。まっすぐの道が伸びている。オンボロバスがぶっ飛ばす中、車掌が盧山に行かないか?と私に訊いてきた。その時は行くつもりはなかったので「行かない」と答えた。そしてバスの中でガイドブックの盧山のページを見ていると行きたくなってきた。非常にいいかげんだ。「やっぱり盧山に行く」と車掌に伝えた。<br />九江に到着すると、車掌がここで降りろと言う。私は盧山まで行くつもりだったので「なんでだろう???」と思った。荷物を持ってバスを降りると2人いた。車掌は1人が旅行会社の人で、もう1人が私と一緒に盧山に行く観光客だと言う。後からわかったのだが盧山へ行くには個人ではなく旅行会社に頼んだ方が良いみたいだ。2人と一緒にタクシーに乗り小さな旅行会社に行った。1日ツアーが255元で交通費、観光案内、盧山入山料180元が含まれているそうだ。まあそれなら高くはないと思う。

    九江
    景徳鎮からは高速道路になった。まっすぐの道が伸びている。オンボロバスがぶっ飛ばす中、車掌が盧山に行かないか?と私に訊いてきた。その時は行くつもりはなかったので「行かない」と答えた。そしてバスの中でガイドブックの盧山のページを見ていると行きたくなってきた。非常にいいかげんだ。「やっぱり盧山に行く」と車掌に伝えた。
    九江に到着すると、車掌がここで降りろと言う。私は盧山まで行くつもりだったので「なんでだろう???」と思った。荷物を持ってバスを降りると2人いた。車掌は1人が旅行会社の人で、もう1人が私と一緒に盧山に行く観光客だと言う。後からわかったのだが盧山へ行くには個人ではなく旅行会社に頼んだ方が良いみたいだ。2人と一緒にタクシーに乗り小さな旅行会社に行った。1日ツアーが255元で交通費、観光案内、盧山入山料180元が含まれているそうだ。まあそれなら高くはないと思う。

  • 長江(揚子江)<br />旅行会社でツアーに参加することにした。今日の宿泊場所も旅行会社で紹介すると言うので、あわせて435元を支払った。もう1人の観光客(中小企業の重役タイプ)も一緒に行ってくれるそうだ。ホテルは旅行会社からすぐ近くにあった。<br />まだ15時過ぎなので私は九江の市内観光をするために外に出た。近くに湖があり、湖のまわりは公園になっている。ここは甘棠湖というらしい。ここは住民の憩いの場所でたくさんの人が集まって来ている。ダンスをしている人、太極拳をしている人、中国将棋をしている人、トランプをしている人、デートをしている人、とにかくたくさんいる。私は椅子に座りガイドブックの九江市の地図のページを開けた。そうすると、ここのすぐ北側に長江が流れている。私はまだ長江を見たことがないので見に行くことにした。<br />川岸に到着すると堤防の上が遊歩道になっている。そこから長江をながめた。第一感想は、あまり広くない。と言っても十分に広い。川の中には船用のガソリンスタンド(中国石化SINOPEC)がある。消防署もある。そして大きな船が航行している。ながめを楽しみながら堤防の遊歩道を歩いた。

    長江(揚子江)
    旅行会社でツアーに参加することにした。今日の宿泊場所も旅行会社で紹介すると言うので、あわせて435元を支払った。もう1人の観光客(中小企業の重役タイプ)も一緒に行ってくれるそうだ。ホテルは旅行会社からすぐ近くにあった。
    まだ15時過ぎなので私は九江の市内観光をするために外に出た。近くに湖があり、湖のまわりは公園になっている。ここは甘棠湖というらしい。ここは住民の憩いの場所でたくさんの人が集まって来ている。ダンスをしている人、太極拳をしている人、中国将棋をしている人、トランプをしている人、デートをしている人、とにかくたくさんいる。私は椅子に座りガイドブックの九江市の地図のページを開けた。そうすると、ここのすぐ北側に長江が流れている。私はまだ長江を見たことがないので見に行くことにした。
    川岸に到着すると堤防の上が遊歩道になっている。そこから長江をながめた。第一感想は、あまり広くない。と言っても十分に広い。川の中には船用のガソリンスタンド(中国石化SINOPEC)がある。消防署もある。そして大きな船が航行している。ながめを楽しみながら堤防の遊歩道を歩いた。

  • 鎖江楼搭<br />長江の遊歩道を歩いていくと、なにやらりっぱな建物が見えてきた。潯陽楼というらしい。中には入らなかった。もう少し先に高い塔が見えているのでそちらに行こうと思った。ここからだと長江大橋が良く見える。少し歩くと鎖江楼搭に到着した。入場料を払って中に入ると中はあまり広くない。2つの建物と1つの高い塔があるだけだ。搭の中は上れるようになっていて最上階まで行ける。梯子に近い急で狭い階段を上るとそれぞれの階で違う方向に窓が開いている。最上階までくると川からの風が気持ちよい。窓から何枚か写真を撮って降りることにした。

    鎖江楼搭
    長江の遊歩道を歩いていくと、なにやらりっぱな建物が見えてきた。潯陽楼というらしい。中には入らなかった。もう少し先に高い塔が見えているのでそちらに行こうと思った。ここからだと長江大橋が良く見える。少し歩くと鎖江楼搭に到着した。入場料を払って中に入ると中はあまり広くない。2つの建物と1つの高い塔があるだけだ。搭の中は上れるようになっていて最上階まで行ける。梯子に近い急で狭い階段を上るとそれぞれの階で違う方向に窓が開いている。最上階までくると川からの風が気持ちよい。窓から何枚か写真を撮って降りることにした。

  • 列車時刻表確認<br />まだ明るいので九江駅まで行って列車の時刻表を確認することにした。鎖江楼搭から歩いて1時間ほどで駅に到着した。明日の予定は盧山観光をして、その後にここ九江でもう一泊するのか、もしくは夜の列車で武夷山に向かうのか、できれば夜の列車で武夷山に向かいたい。九江駅で時刻表を確認すると候補が2つあがった。夕方18:03発の福州行きと深夜0:02発の福州行き、夕方18:03の列車だともしかすると間に合わないかもしれない。それに武夷山に到着するのが深夜になる。深夜0:02発の切符を買うことにした。武夷山の到着は6:53で硬座で65元だった。<br />駅からバイクタクシーでホテルまで戻った。ホテルのフロントでネットカフェが近くにないか訊いてみたらホテルの隣にあった。日記を書こうとしたが日本語入力ができなかった。その後ホテルの前のファミレス風の店に入って食事をしていたら、明日一緒に観光する重役さんに出会った。少し筆談してホテルに戻った。

    列車時刻表確認
    まだ明るいので九江駅まで行って列車の時刻表を確認することにした。鎖江楼搭から歩いて1時間ほどで駅に到着した。明日の予定は盧山観光をして、その後にここ九江でもう一泊するのか、もしくは夜の列車で武夷山に向かうのか、できれば夜の列車で武夷山に向かいたい。九江駅で時刻表を確認すると候補が2つあがった。夕方18:03発の福州行きと深夜0:02発の福州行き、夕方18:03の列車だともしかすると間に合わないかもしれない。それに武夷山に到着するのが深夜になる。深夜0:02発の切符を買うことにした。武夷山の到着は6:53で硬座で65元だった。
    駅からバイクタクシーでホテルまで戻った。ホテルのフロントでネットカフェが近くにないか訊いてみたらホテルの隣にあった。日記を書こうとしたが日本語入力ができなかった。その後ホテルの前のファミレス風の店に入って食事をしていたら、明日一緒に観光する重役さんに出会った。少し筆談してホテルに戻った。

  • 盧山観光<br />朝起きて朝食を食べにホテルを出ると昨日のファミレス風の店はもう開いていた。中にはいると包子(肉まん)があったので3つ買った。そしたらまた重役さんに出会った。食べながら甘棠湖の公園に行くとたくさんの人が太極拳をしている。ダンスもしている。周辺だけでざっと300人はいる。<br />ホテルに戻り出発の準備をして部屋を出ると隣の部屋から重役さんも出てきた。一緒にフロントまで行くと昨日の旅行会社の人が来ていて、もうすぐバスが来ると言う。今日はどんな盧山観光になるのだろう。<br />バスで市街地のホテルをまわり今回のツアー客を集める。全員集めたところで昨日見学した鎖江楼搭前を通過して盧山に向かう。ここから1時間程度だ。<br />山の麓まで来るとガイドが何か言いながらビニール袋を差し出している。バスが上り始めるとカーブがすごい、バスが揺れる。しばらくすると気分の悪くなった客が何人か出てきた。私も少し乗り物酔いしてきた。寝ることにした。あいにく今日は雲が多く景色も良くない。

    盧山観光
    朝起きて朝食を食べにホテルを出ると昨日のファミレス風の店はもう開いていた。中にはいると包子(肉まん)があったので3つ買った。そしたらまた重役さんに出会った。食べながら甘棠湖の公園に行くとたくさんの人が太極拳をしている。ダンスもしている。周辺だけでざっと300人はいる。
    ホテルに戻り出発の準備をして部屋を出ると隣の部屋から重役さんも出てきた。一緒にフロントまで行くと昨日の旅行会社の人が来ていて、もうすぐバスが来ると言う。今日はどんな盧山観光になるのだろう。
    バスで市街地のホテルをまわり今回のツアー客を集める。全員集めたところで昨日見学した鎖江楼搭前を通過して盧山に向かう。ここから1時間程度だ。
    山の麓まで来るとガイドが何か言いながらビニール袋を差し出している。バスが上り始めるとカーブがすごい、バスが揺れる。しばらくすると気分の悪くなった客が何人か出てきた。私も少し乗り物酔いしてきた。寝ることにした。あいにく今日は雲が多く景色も良くない。

  • 盧山観光<br />観光は仙人洞、大口瀑布、毛沢東会議場所、盧山博物館といったかんじだった。重役さんはマイペースで写真を撮り続けている。SONYの望遠レンズ付の高そうなカメラを持っている。筆談しながら景観地では私が写真を撮る。独身なのだろうか?とてもまじめそうな方である。<br />ここ盧山は風景を見ると言うより有名政治家のゆかりの建造物を見る意味合いが強い。蒋介石、毛沢東などの政治家が会議を行った場所とか軍事練習を行ったとか、残念ながら私にはあまり興味がない。それでも前半の観光はそこそこ良かった。<br />帰りのバスでは来るとき以上に気分の悪くなる客が出てきた。下りなのでバスがとばす。麓までたどりついたときには私も頭がボーとしていた。観光旅行らしく包丁の実演セールスと土産物屋に寄り市街地で解散した。ここで重役さんとも別れた。<br />今は17時過ぎなので、まだ時間がある。昨日泊まったホテルが時間休憩もしていたので3時間60元で使わせてもらった。シャワーをして少し横になった。

    盧山観光
    観光は仙人洞、大口瀑布、毛沢東会議場所、盧山博物館といったかんじだった。重役さんはマイペースで写真を撮り続けている。SONYの望遠レンズ付の高そうなカメラを持っている。筆談しながら景観地では私が写真を撮る。独身なのだろうか?とてもまじめそうな方である。
    ここ盧山は風景を見ると言うより有名政治家のゆかりの建造物を見る意味合いが強い。蒋介石、毛沢東などの政治家が会議を行った場所とか軍事練習を行ったとか、残念ながら私にはあまり興味がない。それでも前半の観光はそこそこ良かった。
    帰りのバスでは来るとき以上に気分の悪くなる客が出てきた。下りなのでバスがとばす。麓までたどりついたときには私も頭がボーとしていた。観光旅行らしく包丁の実演セールスと土産物屋に寄り市街地で解散した。ここで重役さんとも別れた。
    今は17時過ぎなので、まだ時間がある。昨日泊まったホテルが時間休憩もしていたので3時間60元で使わせてもらった。シャワーをして少し横になった。

  • 記念写真<br />中国では観光名所で記念撮影料金を払って撮影する場所が多い。私は興味がないのでいつもしないのだが、ここ蒋介石軍事演習跡地での中国軍服のレプリカを着て隣に蒋介石のそっくりさんに立ってもらっての記念撮影をしなかったのは、後で後悔した。帰りのバスの中でずっと「ああ、撮影しとけば良かった」と悔いた。こんな気持ちになるのは珍しい。

    記念写真
    中国では観光名所で記念撮影料金を払って撮影する場所が多い。私は興味がないのでいつもしないのだが、ここ蒋介石軍事演習跡地での中国軍服のレプリカを着て隣に蒋介石のそっくりさんに立ってもらっての記念撮影をしなかったのは、後で後悔した。帰りのバスの中でずっと「ああ、撮影しとけば良かった」と悔いた。こんな気持ちになるのは珍しい。

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