2004/10/02 - 2004/10/04
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ギリシャ/スケッチ旅さん
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レスヴォス島を9時に出発、北西に位置するリムノス島まで約5時間。アテネのピレウスからやって来た大きな船だ。その船上、書けなかった日の日記を打ち込んだり、正午には食事、その後エーゲ海を見ながら少し睡眠を取っていたら思いのほか早く着いた。
フェリー船は島の中心の町ミリナに到着する。
船を降りて真っ先に目に飛び込んでくるのが、港の背景に突き刺すような異様な形をした小高い山。その頂きにはカストロ(ジェノバ時代の)が見え隠れしている。荒々しい山はこちらに押し迫ってくるような圧迫感を与えていて今までのレスヴォス島に比べ男性的なイメージがする。
その要因の一つとして初めてここに着いた時から気付いていたのだが、島の岩石の色が他島と比べて黒ずんでいる。これは火山石の成分が違っているのか。調べてみても興味深く面白いだろう。
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リムノス島で降りる乗客は意外に少ない。多くは途中で立寄る島から乗り込み、次の最終寄港地カヴァラで本土に足を踏み入れる人がほとんどだ。船のデッキ上には島の様子を眺める沢山の乗客たちの顔が見える。
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島に降り立った時の第一印象はレスヴォス島のミティリニとは違ってこざっぱりとしたもので、ヒオス島に降りた時に感じたものと似ているなと思った。そのはず面積はレスボス島の約1/3以下といったところで島の規模が違う。
午後2時。港のまっ正面に目立つホテルが一軒。そういう所は避けて次の道路に面した所に建つホテルを狙うがそこにはホテルらしきものは見当たらない。右側にビーチが見えるのでそちらに向かうがやはりない。
側で遊んでいる子供に訊く。すると2階で洗濯物を取り込んでいる母親に尋ね、母親はレンタル・ルームでいいかと私に聞く。いいと答えると子供に連れて行くように指示をする。子供はちょっとはにかみながらも喜んで案内してくれる。ギリシア語が分かるかともいろいろ訊いてくる。ギリシアの子供はとても人懐っこい。 -
今日はギリシア語で Kyriaki 日曜日だ。
日曜日のお店は観光客目当てのカフェ・バーとタベルナ(食堂)以外の店は全て見事に閉まっている。私はこの国のギリシア・サラダが大好きだが、その材料をやっと開いてるスーパー・マーケットで仕入れ、スブラギ(串に刺した肉)を買って食事に添えた。 -
昨日宿探しを手伝ってくれた島の子供たち。
ここはビーチがあって海水浴客用のレンタル・ルームも多いのだろう。子供が最初に連れて行ってくれた家では都合がつかず、そこで紹介された第2軒目がOKしてくれた。調子の良いお母さんが部屋を準備してくれた。 -
カストロ(城壁)を挟んで港とは反対の北側に広がる海岸線。こちらには新しい町作りがされ公園も広がっている。遠くの方にはキャンプ場なども見える。
昨日は浜辺からカストロを見上げる絵を描いたが、今日は午後から高いカストロに登り、頂上から見て下に広がる海の風景を描く。 -
カストロに登る途中で出会った鹿たち。
こういうところで鹿に出くわせて目を疑ったが、この構内に鹿が住んでるのは有名らしい。 -
登る途中、ここはこんなに立派なカストロがあるのにどうしてもっと観光客を引っ張らないだろう、と疑問だったが登ってみてその事情が分かった。カストロの頂上があまりに高くそびえているため登るのに恐怖感を覚えるのである。女性や子供、ましてご老人が登るのはとんでもない。私も蟹の横歩きのように壁を押さえて歩くのがやっとであった。
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それでも頂上付近に直径1.5mぐらいの丸い見晴し台スペースを作ってくれていたので、そこに椅子をすえ、風が意外に強いので帽子が飛ばされないよう画用紙がめくれないよう(それでも吹く風の力で2度も画用紙が破けてしまった)注意しながら、そのうちに危険なこともすっかり忘れてスケッチに没頭していた。
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最初はこんな危ないところには誰も来ないだろうと思っていたが、たまに数組の男性が後ろを通り過ぎて「特等席でいいですね」等と声を掛けてくれる。写真を撮ってあげた2人組は訊いてみるとマルタ出身で、明日には飛行機でアテネに飛び帰国しなくてばならないとのこと。短いヴァカンスでここに来たと言っていた。
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カストロから北側外洋を眺める。
リムノス島も他島と同じように歴史は古く、紀元前の叙事詩人ホメロスの作品にすでに表れていて、その後にも主権争いの舞台にもなった。が、私の興味はそちらには向かなく、遺跡巡りをすることもなかった。が今回は足を踏み入れ様子を見られたことで十分としよう。 -
この島の玄関港とはカストロを挟んで反対側にまた美しい蒼い海が広がっている。そこで宿に帰る前にこのビーチを探索がてらに歩いてみた。とても洗練されたカフェバー、レストラン、ホテルがずっと軒を並べている。お役所関係もここに集まっているようだ。情報誌「地球の歩き方」に載っているホテルもここにあった。
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北部のずっと奥の方には施設がそろったキャンプ場らしき(だと思っていたが、高級リゾートホテルかも知れない)も見える。 -
公園で遊ぶ子供たち。
日本では子供たちがこうして公園で遊ぶのを見るのは珍しくなったが、ギリシャでは家族でやってきて、子供は自由に木に登ったりして楽しんでいる。誠にうらやましい。 -
北側から見たカストロ。ここには古い昔からのギリシャ教会が残っていた。
砂浜はずっと下の方に延びていて、夏のあいだ海水浴客で賑わうだろう。そして道路を挟んでこれらの客に対処するホテルやレストランが軒を並べている。 -
大胆な落書き。こちらではこうしたなぐり書きの落書きが多いが、絵的にとても惹かれる。佐伯祐三等の作品にも出てくるように。 -
街角のお店。
昔からの馴染みの店のようだ。
街は老人と子供の姿が多かった。若者は本土に出稼ぎに出かけているのだろうか。日本の過疎問題と同じような問題を抱えているようだ。
ギリシャでは国民の半数近くがアテネ付近に集まっていると聞いている。 -
カストロの麓にはギリシャらしき個性的な家並が見られる。壁はどこも真っ白だ。 -
この道はカストロ頂上まで続いています。
道端の崩れ方にもギリシャらしさが表れてます。 -
こちらの島々では交通手段としての公共バスは決められた道を日に数本しか走っていない。そのため移動手段は必然的にオートバイか自家用車となる。
あちこちに車が停まっているのを見かけるが、カラーは原色に近いものが多く、まわりの景色とも調和している。 -
これほど釣りに適した土地はありませんね。
楽しんでいる姿をあちこちで見かけます。
誰もが最も手軽に楽しめます。 -
深い海底から積み上げられた石の白さが、水が透明なので上から透けて見えている。
リムノス島出航予定は12:45だ。宿をゆっくりと片付け、港付近のカフェバーで昼食をとってポートに着いたのは12時半。だが乗客らしき人影は全くなし。不安になってやってきた軽自動車の窓に声をかける。
「ロードス島行きの船はここから出るのですよね」。「そうですよ」答えてくれたのは野菜をいっぱい積んで渡航する地元のご夫婦。 -
それでも定刻近くになると乗客らしい顔がボツリボツリと現れ始めた。それからも首を長くしてフェリーの到着を待つが、なかなか船はやって来ない。
やっと待ちに待ったフェリーが姿を見せたのは何と定刻30分過ぎ。それからも延々と貨物や乗用車の積出・積込作業が終わるまでずっと続く。無理もない、全島の生活用品の輸送を(ロードス島行きは週に一度月曜のみ)船にすべて頼っているのだから。 -
広大なエーゲ海の真っただ中、
南に向け突き進む。
リムノス島のHPはこちら
http://www.thegreektravel.com/limnos/
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