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ついに念願のキューバーへ行ってきました!<br />なんといっても行く前の情報収集が大変で、いわゆる普通の<br />ガイドブックが日本語ではありません。。ブエナビスタなどで<br />近年注目をおかれたものの、まだまだ日本人渡航者が少ないよう。私はアマゾンで色々探して買ったのが地球の歩き方の写真版<br />でしたが、本当に写真だけで物足りず英語版のlonly planet<br />をカナダの空港で買いました。こちらはかなり分厚く色々な情報がこと細かく載っているのでおすすめ!です。ただ、英語圏の人はどうも写真とかはアマリ必要とされないようで、字ばっか。<br />日本人にはちとつらい。。。<br /><br /><br />お金のこと、が一番心配でした。ドルが使えないとか、<br />TAXが10%、20%だとかカナダドルがいいとか日本円は<br />扱っているところが少ないだとか色々な情報が飛び交ってますが、結論は”日本円で持っていく”が一番です。なぜなら空港で<br />日本円を扱っていてレートもカナダドルから2重で交換するよりずっとよいからー。<br /><br /><br />さて、トロント経由で行きましたが、少しはトロントの街を見られるかと思ったがぜんぜん。半日あっても、トロントは空港と市街が離れているため、片道50ドルくらいはらいタクシーにのればなんとか行けるものの、時間があまりないし寒い。<br />というわけで、エアポートホテルでおとなしく過ごすことに。<br /><br />ハバナはトロントとうって変わりがんがんの暑さ。<br />ただ、朝と夜は比較的すずしく日中の太陽の照り方が<br />尋常でない。日焼け止めをつけて、長袖で紫外線対策をしても<br />焼けていく感覚が肌に残る。ハバナの中心は大きく3つに分かれていて、セントラル、旧市街、Verado 。一番面白いのは<br />旧市街。スペイン調の素敵な建物と、古びた住居が混合していて<br />何とも異次元空間。通りをひとつ越えると、すてきなヨーロッパの町から貧しい人々の住居街へ移り、なんとも不思議。<br />社会主義だからなのか、みんなのんびりしていて、家の前でみな<br />団欒していて子供も夜の10時ごろでも家の前でキャッチボールをしている。また、どの家からもがんがんにサルサかレゲトンの音楽が流れており、音楽が途切れない。音楽がこのハバナの人々の温厚でラテンな性格の根底にあるんだなとあらためて感じる。<br />家の中はほんとうに薄暗く、日中はまったく電気がついてない。<br />つけてないのか、ついてないのかわからないけど、そんなわけで皆外にでて団欒しているんだろう。<br /><br />ちなみに、キューバーは外国人価格(CUC)と現地価格(CUP)があり、2重経済で成り立っている。現地の人の話だと<br />キューバ人の通常の給与は10−20ドルくらい。<br />政府からの食料支給制度があるが、米が月一人2キロとたいしたことは無い。。あとは街のいたるところに、とてもじゃないけど<br />外国人はよりつけないような小汚いマーケットみたいなのがあり<br />そこで、肉やパンを10円くらいで買っているが、かなり品質は悪い。。。キューバは実は医療が進んでいて、学費も大学まで<br />無料なため、優秀な医者が多いらしい。ただ、他の欧米諸国と違い医者のステータスは特に高くないらしい。給与も月30ドルくらい。一番いいのは、なんと軍隊。つづいて、観光客と接する人たち、タクシードライバーやツアーガイド。なぜなら外国人の使う価値の高い兌換ペソをもらえる機会が多いから。。。<br />ハバナの町を歩きながら、本当にものの無さに愕然とした。<br />どんな発展途上国にいっても、もう少しスーパーとかデパートみたいなもんがあり、一定の富裕層向けの物が販売されているけど<br />ほとんど皆無。少なくともレストランは色々ある。特に4,5星ホテルには素敵なレストランが。ただ安くはない。日本の80%くらいの値段か?!<br /><br />個人的にはキューバ音楽とダンスが好きなため、何とか<br />ライブとダンスレッスンをとりたいと思っていたのだが、<br />結構言葉の壁があって大変。。。ライブはCasa de la Musica<br />がいいと聞き、よる11時ごろ到着。日本では1万くらいする<br />有名バンドがここでは10ドルくらいで聞ける。11時スタートの<br />はずが、1時まで結局始まらず2時間待ちぼうけー。<br />やっと始まり音楽は良かったのだが、キューバ人にはおそらく手の届かない値段のためか観光客ののりがいまいち悪くあまり<br />踊っている人はいなかった。。。ダンスは何とか色々聞き込んで<br />セントラルのタンゴ教室にのりこみ、1時間10ドルでサルサの<br />個人レッスンを。これは楽しかった。。。。<br /><br /><br />3日目からはバラデロ。こちらはキューバーの人はほとんどいなく欧州の人たちのリゾート化している場所と聞いていた。<br />どのホテルもオールインクルーシブというスタイルをとっており、クラブでもらうような腕輪をつけてもらうと、ホテル内の<br />食べ物、飲み物を好きなだけ食べられる。ちょっとしたパラダイス。レストランの数も4つほどあり、選択が多い。<br />また、海のきれいさも抜群で、ハワイに匹敵するような<br />エメナルドブルーをしていた。人の数もそう多くなく海が好きな人には最高の場所!私たちはモーターバイクをかりて、バラデロ<br />の街を一周して楽しんだ。が、オールインクルーシブも問題で<br />これが長くなると惰性で食べて飲んでが続きだんだん気持ち悪くなってくる。やっぱり、物はお金をいちいち払って食べないと<br />感謝の気持ちとおいしさが半減していくから不思議。。。<br /><br />最後にもう一度ハバナに戻り、ぶらぶら。見るものはほとんどみたしということでかなり昼ねにも時間を割いた。最後の夜は<br />トロピカーナのキャバレーショーを締めくくり。こちらは100ドルと結構高いが、それだけの価値がある。キャパレーだけでなくルンバとかアフリカンダンス、サーカスみたいな芸も取り入れ<br />バランスも良い。またキューバの女性ダンサーのお尻のきれいさにもうっとりとなる。何せ私たちの席はラッキーにも舞台の一番前だったので、目の前にお尻のオンパレードだったのだ。。。<br /><br />ハバナを満喫し、そろそろ東京が恋しくなった。欲しい物がいつでも手にはいる環境にある東京はすごい。キューバはいい体験<br />だったけど、東京のよさを改めて実感するいい機会だった。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

キューバ旅行 ハバナ+バラデロ

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2008/04/20 - 2008/04/29

853位(同エリア1272件中)

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15

natsukobailar

natsukobailarさん

ついに念願のキューバーへ行ってきました!
なんといっても行く前の情報収集が大変で、いわゆる普通の
ガイドブックが日本語ではありません。。ブエナビスタなどで
近年注目をおかれたものの、まだまだ日本人渡航者が少ないよう。私はアマゾンで色々探して買ったのが地球の歩き方の写真版
でしたが、本当に写真だけで物足りず英語版のlonly planet
をカナダの空港で買いました。こちらはかなり分厚く色々な情報がこと細かく載っているのでおすすめ!です。ただ、英語圏の人はどうも写真とかはアマリ必要とされないようで、字ばっか。
日本人にはちとつらい。。。


お金のこと、が一番心配でした。ドルが使えないとか、
TAXが10%、20%だとかカナダドルがいいとか日本円は
扱っているところが少ないだとか色々な情報が飛び交ってますが、結論は”日本円で持っていく”が一番です。なぜなら空港で
日本円を扱っていてレートもカナダドルから2重で交換するよりずっとよいからー。


さて、トロント経由で行きましたが、少しはトロントの街を見られるかと思ったがぜんぜん。半日あっても、トロントは空港と市街が離れているため、片道50ドルくらいはらいタクシーにのればなんとか行けるものの、時間があまりないし寒い。
というわけで、エアポートホテルでおとなしく過ごすことに。

ハバナはトロントとうって変わりがんがんの暑さ。
ただ、朝と夜は比較的すずしく日中の太陽の照り方が
尋常でない。日焼け止めをつけて、長袖で紫外線対策をしても
焼けていく感覚が肌に残る。ハバナの中心は大きく3つに分かれていて、セントラル、旧市街、Verado 。一番面白いのは
旧市街。スペイン調の素敵な建物と、古びた住居が混合していて
何とも異次元空間。通りをひとつ越えると、すてきなヨーロッパの町から貧しい人々の住居街へ移り、なんとも不思議。
社会主義だからなのか、みんなのんびりしていて、家の前でみな
団欒していて子供も夜の10時ごろでも家の前でキャッチボールをしている。また、どの家からもがんがんにサルサかレゲトンの音楽が流れており、音楽が途切れない。音楽がこのハバナの人々の温厚でラテンな性格の根底にあるんだなとあらためて感じる。
家の中はほんとうに薄暗く、日中はまったく電気がついてない。
つけてないのか、ついてないのかわからないけど、そんなわけで皆外にでて団欒しているんだろう。

ちなみに、キューバーは外国人価格(CUC)と現地価格(CUP)があり、2重経済で成り立っている。現地の人の話だと
キューバ人の通常の給与は10−20ドルくらい。
政府からの食料支給制度があるが、米が月一人2キロとたいしたことは無い。。あとは街のいたるところに、とてもじゃないけど
外国人はよりつけないような小汚いマーケットみたいなのがあり
そこで、肉やパンを10円くらいで買っているが、かなり品質は悪い。。。キューバは実は医療が進んでいて、学費も大学まで
無料なため、優秀な医者が多いらしい。ただ、他の欧米諸国と違い医者のステータスは特に高くないらしい。給与も月30ドルくらい。一番いいのは、なんと軍隊。つづいて、観光客と接する人たち、タクシードライバーやツアーガイド。なぜなら外国人の使う価値の高い兌換ペソをもらえる機会が多いから。。。
ハバナの町を歩きながら、本当にものの無さに愕然とした。
どんな発展途上国にいっても、もう少しスーパーとかデパートみたいなもんがあり、一定の富裕層向けの物が販売されているけど
ほとんど皆無。少なくともレストランは色々ある。特に4,5星ホテルには素敵なレストランが。ただ安くはない。日本の80%くらいの値段か?!

個人的にはキューバ音楽とダンスが好きなため、何とか
ライブとダンスレッスンをとりたいと思っていたのだが、
結構言葉の壁があって大変。。。ライブはCasa de la Musica
がいいと聞き、よる11時ごろ到着。日本では1万くらいする
有名バンドがここでは10ドルくらいで聞ける。11時スタートの
はずが、1時まで結局始まらず2時間待ちぼうけー。
やっと始まり音楽は良かったのだが、キューバ人にはおそらく手の届かない値段のためか観光客ののりがいまいち悪くあまり
踊っている人はいなかった。。。ダンスは何とか色々聞き込んで
セントラルのタンゴ教室にのりこみ、1時間10ドルでサルサの
個人レッスンを。これは楽しかった。。。。


3日目からはバラデロ。こちらはキューバーの人はほとんどいなく欧州の人たちのリゾート化している場所と聞いていた。
どのホテルもオールインクルーシブというスタイルをとっており、クラブでもらうような腕輪をつけてもらうと、ホテル内の
食べ物、飲み物を好きなだけ食べられる。ちょっとしたパラダイス。レストランの数も4つほどあり、選択が多い。
また、海のきれいさも抜群で、ハワイに匹敵するような
エメナルドブルーをしていた。人の数もそう多くなく海が好きな人には最高の場所!私たちはモーターバイクをかりて、バラデロ
の街を一周して楽しんだ。が、オールインクルーシブも問題で
これが長くなると惰性で食べて飲んでが続きだんだん気持ち悪くなってくる。やっぱり、物はお金をいちいち払って食べないと
感謝の気持ちとおいしさが半減していくから不思議。。。

最後にもう一度ハバナに戻り、ぶらぶら。見るものはほとんどみたしということでかなり昼ねにも時間を割いた。最後の夜は
トロピカーナのキャバレーショーを締めくくり。こちらは100ドルと結構高いが、それだけの価値がある。キャパレーだけでなくルンバとかアフリカンダンス、サーカスみたいな芸も取り入れ
バランスも良い。またキューバの女性ダンサーのお尻のきれいさにもうっとりとなる。何せ私たちの席はラッキーにも舞台の一番前だったので、目の前にお尻のオンパレードだったのだ。。。

ハバナを満喫し、そろそろ東京が恋しくなった。欲しい物がいつでも手にはいる環境にある東京はすごい。キューバはいい体験
だったけど、東京のよさを改めて実感するいい機会だった。







同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
観光バス タクシー
航空会社
エアカナダ

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  • ハバナ旧市街

    ハバナ旧市街

  • ほとんどのレストランに、このようなバンドがつく。<br />たまには微笑ましいおばあちゃんバンドも。<br />サルサかソン。

    ほとんどのレストランに、このようなバンドがつく。
    たまには微笑ましいおばあちゃんバンドも。
    サルサかソン。

  • ハバナ市街地 

    ハバナ市街地 

  • ハバナからバラデロの途中

    ハバナからバラデロの途中

  • 典型的なキューバ料理。

    典型的なキューバ料理。

  • バラデロの海

    バラデロの海

  • バラデロの海2

    バラデロの海2

  • ハバナセントラル

    ハバナセントラル

  • セントラル ホテルデビュージャの屋上から

    セントラル ホテルデビュージャの屋上から

  • ホテルで特別にお願いして、常駐のサルサインストラクターにレゲトンクラスを開いてもらった。<br />一緒に参加したベルギーからのカップル。

    ホテルで特別にお願いして、常駐のサルサインストラクターにレゲトンクラスを開いてもらった。
    一緒に参加したベルギーからのカップル。

  • ジミーカーター元首相も寄ったという<br />セントラルのパラデール(個人経営レストラン)<br />隠れ家的で素敵

    ジミーカーター元首相も寄ったという
    セントラルのパラデール(個人経営レストラン)
    隠れ家的で素敵

  • レストランの入り口

    レストランの入り口

  • こんなあやしところを通って3階のレストランへ

    こんなあやしところを通って3階のレストランへ

  • トロピカーナショー

    トロピカーナショー

  • トロピカーナショー

    トロピカーナショー

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