2007/12 - 2007/12
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bluebonnetさん
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La Conchaで2泊した後、朝、ホテルの屋上からキーウエストの町の景色を眺める。朝食後、ホテル裏の通りから少し入ったトルーマンの小さなホワイトハウスを見たり、マロリー広場まで散策。
戻ってチェックアウト後、2マイルほど南のフラッグラー所縁のCasa Monica Hotelに移動。近くのSouthermost Pointに行ったり、へミングウェーの家とミュージアムなどを見て回る。午後遅く、ホテルに戻り、プールに入る。
表紙の写真は、La Conchaの屋上からの町並み。
キーウエストは、古くから、スペイン、英国などの船の水、材木などの補給、遭難時の避難の良港として利用されてきた。
1821年には、スベイン領からからアメリカ領になり、その1年後、Simontonは、土地を購入、Whitehead、Fleming、Greeneの3人のパートナーと開発を始めた。そして、海軍が旗をたて、連邦議会も税関(現在保存されている建物は、1901年頃のもの)を承認した。海事、サルベージ、最南端の国防の時代が続いた後、30年代に製塩とキューバ系の労働力を使ったシガーの製造、40年代にスポンジ製造、60年代の南北戦争以後は、軍の基地として成長。その後、1904年にフラグラーが鉄道建設を開始、鉄道に必要な埋め立て材を求め、キーウエストの港の浚渫も実施した。鉄道は、1912年に完成。1920年代に土地ブームが起こり、1921年には、鉄道会社がCasa Marina Hotel を建設。1924年には、La Concha Hotelが造られた。しかし、ハイウエーの時代を迎えたが、1929年の大恐慌で、観光産業が落ち込むこととなる。第二次世界大戦中やその後キュ-バ問題などで、軍の基地経済で支えられ、1950年代には、エビ漁が栄える。日本人から見れば、La Concha Hotelの屋上から高い建物が見当たらず、緑の町の保存が完全で、理想的な観光地になっているように思えるが、キーウエスト歴史協会の資料では、軍基地も観光も移り気で、予測できない。地球温暖化の影響がどうなるかと結んでいる。
http://keyshistory.org/
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ホテル、La Conchaの屋上から。
http://www.laconchakeywest.com/ -
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屋上階のバー。ここへのHemingwayはよく行っていたそう。
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ロビーの展示。
アーネスト・へミングウェーもテネシー・ウイリアムズもこのホテルに泊っている。へミングウェーは、To Have and Have Notで、ホテルの歴史的塔の建物に言及しており、ウイリアムズも屋上階のスィートに滞在、Streetcar Named Desireの構想を得たとされている。 -
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La Conchaの裏の駐車場の向かい、緑に囲まれた郵便局。
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郵便局から少し北、トルーマンのLittle White Houseへの入口付近。Whitehead St.は、観光トレインのルート。
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Little White Houseのボード。
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緑に囲まれたLittle White House。
元は、1890年建造の海軍基地司令官等用の二棟続きの宿舎などだった所。その後、家の裏水辺が埋めたられたり、戸建てに改造されたりし、1918年には、エジソンが半年間、ここに住んで、兵器に関連した研究した。
第二次世界大戦後の1946年11月から175日ここを冬のホワイト・ハウスとし、住んだ。1948年には、ここでのJoint Chiefs of Staffの会合で、Department of WarとDepartment of Navyを統合、Department of Defenseが出来た。1953年には、11週間ここにいて、執務もしたので、Little White Houseとして知られるようになった。トルーマン大統領が無くなった翌年の1973年にこの海軍基地は、Trumnan Annexと名付けられ、1974年にNational Register of Historic Placeに登録。
政府は、民間の開発者に売却、更に州政府が取得、現在、Historic Tours of Americaが州と契約、保全に協力、運営している。
http://www.trumanlittlewhitehouse.com/ -
Whitehead St.に面する赤レンガの旧税関。
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セント・オーガスチンなどでも見られる観光トローリーも走っている。
http://www.trustedtours.com/store/Old-Town-Trolley-Key-West-C220.aspx -
マロリー広場から大型船を撮る。
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Whitehead St.の南端のSouthernmost Pointとクリスマスツリー。
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Truman Ave.の少し北、Whitehead St.のヘミングウェーの家の入口。
http://www.hemingwayhome.com/HTML/main_menu.html -
1851年に造船・サルベージ事業をしていたティフトが建てた家を1931年にヘミングウェーが購入。
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妻のポーリンのために造られたプール。1938年に完成、当時のお金で、2万ドルを要した。(Hemingway HouseのWebsiteのLegendからの抜粋:
−−−− This price prompted Hemingway to take a penny from his pocket and press it into the wet cement of the surrounding patio and announce jokingly, "Here, take the last penny I've got!")
このモルタルの通路に埋め込まれたOne pennyはガラスカバーで保護されていたが、ガラスが踏まれてすりガラスに近くなっていてよく見えなかった。 -
'30年代の最新のキッチン設備。
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Hemingwayが飼っていた猫の子孫が寝室で悠然と。
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ヘミングウェーの書斎棟。
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ロイヤルのタイプライターで執筆していた。
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Hemingwayがよく行っていたのバー。昼間でも大勢、人が入っている。
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