2002/11 - 2002/11
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ゴリさん
ミャンマーというよりビルマといったほうが馴染みがある人が多い。ビルマの竪琴が最も有名であるが、そもそもビルマはイギリス占領下の呼び名。もともとのミャンマーという現地語の国名になった。それにともない、首都もラングーンからヤンゴンに名称変更した(今はヤンゴンも首都ではなくなったが)。今でもイギリスの名残はあり、法律についてもインド経由でイギリス輸入品がある。
日本は戦時中にミャンマーまで侵略しているはずなのに、何故か親日派が多い。なぜだろうか?その謎はわからないが、日本の会社がミャンマーに進出してお金をおとしているのは事実だ。その関係かもしれない。性格が日本人に似ているのも、親日の一因かもしれない。
ミャンマーの通貨はややこしい。一般的に流通しているのはチャット(Kyat)だが、外貨兌換券(FEC)もある。旅行者は入国時に200FECを強制的に両替させられる。ただし、ビジネスビザを持っていれば両替の必要はない(今回、私は両替の必要はなかった)。また、為替レートもややこしい。公定レートと闇レートがあり、闇のほうが一般的のようだ。しかも、街に行けばEFCはあまり使うことができないので、さらにチャットに両替しなければならない。とはいっても、FECでの給料払いは増えてきているらしいが。
また、200FECを強制両替させられても、それを使うことができない。なぜなら、街の物価はびっくりするぐらい安いからだ。レートは大きく変動するが、当時は1US$=550Kyat(公定レートはなんと6.69Kyat)。1FEC =450Kyatなので、200FECということは、163ドル、19000円(当時の1US$=120円で換算)となるため、1週間程度では使えないようだ。また、ミャンマーは強烈な外貨不足になっているため、政府は本腰で外貨流出抑制策をとっている。
なにしろ、軍事政権なので、いつ制度がかわるかわからない非常に不安定な状態だ。アウンサンスーチー女史の家の近くまで行ったが、そこは厳重に警備されておりそれを実感した。また、無人島までの工程には、必ず軍人が護衛につく。私のときは常にライフルを持った軍人が3名、船に乗り込んでいた。
また、社会インフラが著しく悪い。首都のヤンゴンでも停電は日常茶飯事。今回行ったメルギーなどは、2日に1回しか電気がこず、しかも時間が限られている。道路にしても悪路が多く、ヤンゴンでも結構、道に穴があいていたりする。未舗装道路も多い。そのため会社では自家発電装置を備えているのである。
そんなミャンマーであるが、なんか魅力を感じ、また行きたいと思うのである。ただ、ミャンマーで気をつけなければならないのが、突如、飛行機が欠航したり、時間が大幅に変わったりするところだ。軍事上の理由によるものらしい。そのため、直前まで何度も確認しなければ空港で何時間も待つはめになる。
なお行く時期には留意が必要だ。5月下旬から10月中旬までの雨期は避けたほうがいい。どんよりとした曇り空が続き、ときどき雨が降るが、たまにバケツをひっくり返したようなどしゃぶりになるらしい。私は雨期があけた11月に行ったのでちょうどいい季節であった。10月下旬から2月が乾期といわれ最も快適な時期である。日本の極寒からミャンマーへ逃げるというのがいいだろう。
早く国が落ち着いてほしいものである。
ミャンマー・サバイバル編
http://www.oct.zaq.ne.jp/afdlr005/page065.html
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- タイ国際航空
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どんなホテルだろうと思っていたが、なかなかのホテルだ。
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部屋はそこそこ綺麗。
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ホテルの部屋からの景色。窓が汚くて綺麗に撮れなかった。
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当時の首都ヤンゴンから飛行機に乗って1時間。メイク(メルギーという場合もある)という街にやってきた。一般人はあまり入れないところらしい。
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メイクの街はインフラ整備ができていない。電気がくるのが2日に1回でしかも数時間というとてつもないところだ。
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遠浅の海なのだろう。小さな船が無数にある。
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メイクの街。何十年前の日本って感じか。
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メイクで見つけたすごい車。いつの時代の?という車。マツダだ。
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メイクにある市場に連れて行ってもらった。港町だしさぞかし新鮮な魚があるんだろうと思っていたが、腐っているとしか思えない魚もあった・・・。
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そしてついに出発!メイクの街から船に乗って9時間かかる無人島へGo。いくら仕事とはいえ大変なことになったものだ(行きは高速艇だったので3時間だった)。
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途中はアンダマン海ののどかな光景が広がる。ただし、海賊もでるみたい。乗船した船には3名の警備員がいた。
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途中、何個も無人島がある。
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ぼーっと海を見るのもいいものだ。
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途中、遠浅の海があったので一瞬座礁したが、なんとか脱出。黒煙がでて少し焦る。
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集落らしきものもあった。
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ようやく到着。いい天気だ。
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夕暮れがたまらなく美しい。
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いい景色だ。でもこの島にはコブラがいるし、海賊に殺された人たちが流れ着いたこともあるみたい。アンダマン海の真っ只中だ。
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熱帯雨林になるのだろう。ジャングルだ。
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そして島からの帰り道。のどかな船旅だ。
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全速前進!
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がんばって走ってます。黒いのが少し気になる。
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このあたりはこんな島も多かった。
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ようやく街が見えてきた!
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島から無事に生還し再びメイクの港へ。涅槃像が迎えてくれた。
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ヤンゴンに帰りここはショッピングセンター。大勢の人たちが買い物をしていた。
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ミャンマーではルビーやサファイヤなどがとれる。宝飾品を扱う店にいったが、この4階がヤンゴンでは一番高いということだ。
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おまけ。ヤンゴンで見つけた看板。何を書いているのだかさっぱりだ。
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