2008/03/16 - 2008/03/16
589位(同エリア705件中)
つーさん
東京都青梅市にある吉野梅郷はまさに梅の楽園です。
これまで見てきた越生や森林公園、越谷も大宮も清水公園も
どこも本当に素敵な梅が咲き乱れていましたが、
ここ青梅は町全体が梅で多い尽くされた、梅が観光ではなく
生活の一部、とまで感じるような場所でした。
梅と共に生き梅と共に毎年季節を迎え、そして時を刻んでいる
ような場所、青梅の吉野梅郷。
青梅市、ここは旅行記ぐらいでは全て文字にするのは
絶対に無理だろうとまで思いました。
青梅を訪れた、というか梅の楽園に迷い込んだ、そんな
風に感じる場所青梅。
きっとここを訪れようと、今年の梅は最後にここにしようと
思って正解だったと思います。
ありがとう梅、ただそれだけ。
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
昨日の野田市の清水公園に続き、今日は早起きして
青梅の吉野梅郷を訪れました。
ここは関東三大梅林の一つに数えられています。 -
今日は6時に家を出て車で1時間30分ほど
走ったので、今シーズンの梅の中でこれまででは
一番の遠出。 -
吉野梅郷には沢山の駐車場があります。
公共の駐車場はそれ程無いかもしれませんが、
梅の公園の周りには民間の駐車場がだいたい800円
程度で停めることができるようです。 -
沢山の駐車場の中から梅の公園に一番近そうな
場所に停めてさっそく歩きはじめると、驚くことに
どこが公園かわからないほど、街中が梅で溢れている。 -
私の到着した時間は8時過ぎでしたが、既に梅を
求めて訪れる人が沢山いました。
近辺が梅で溢れているので、カメラを片手に歩く
人がいたるところに。 -
勿論梅以外でも多くの自然の植物がここには沢山
あります。歩いていると様々な花が目に飛び込んで
きて、そのひとつひとつ名前が気になります。 -
そして梅園も多くあるのですが、どこも入場自由で
お気軽にお入り下さい、と書いてあって、入り易い。 -
街の風景は古き良き時代の白壁に黒い屋根の
まるで蔵造りのような建物が色んなところに
ありました。 -
お寺も沢山あるようで、そこにもカメラを持つ
人がじっと構えながら写真を撮っていました。
梅の木も一本一本がとっても綺麗。 -
梅を見ながら上ばかり見て歩いていると
足元にある美しい風景に気付かずとおり過ぎそうに
なります。 -
歩いて梅を探すというより、既に街が梅林そのもの
なので、梅の中に迷い込んだ、という表現の方が
正しいかもしれません。 -
小さい花も梅に負けじと頑張って地面の上から
私に呼びかけてくれているようです。
こんにちは小さな花達。 -
駐車場でもらった吉野梅郷の地図を見ながら
歩いていたのですが、あまりにも梅が沢山あって
そのどれが有名なものか判らないほどです。
そう、どれも本当に素敵な梅です。 -
梅の公園はインターネットで調べたら9時から開園
ということでした。隣の丘に登って梅の公園の方を
見ると、素晴らしい梅が山肌を覆っていました。
良く見ると既に人が入っているようです。 -
街の色々なところに出店があって、お祭りに付き物の
たこ焼きや焼きソバを売っていました。
中には手作りのお饅頭なんかもありました。 -
サンシュユでしょうか。最近やっと花の名前が
少しずつ覚えられるようになりました。
あ、でも間違えているかも。 -
そろそろ梅の公園を目指します。
どうやら9時の開園前でも中に入ることが
できるようです。 -
今日はあいにくの曇り空。
今日は今年の梅の集大成にしようと、最後の梅に
しようと心に決めていたので、青い空よ出ておくれ。 -
たとえ青空でなくとも梅の美しさを十分に
感じる事ができます。公園内は既に多くの人で
賑わっています。 -
一つの梅を撮ろうとすると、背景に沢山の梅の花が
ぼやけて写るので、ピンク色のパレットの上に
浮かびあがるようでした。 -
ピンク、白、赤、沢山の色で私を楽しませて
くれました。目をうすめると全部の色が混ざって
見えるようです。 -
今日の梅は東口 3分咲き
中央口 7分咲きとのことでした。
もう十分に見ごろを迎えたといって良いほど、
これまで私が訪れた梅のなかでも、見ごろに一番
近かったかもしれません。今までは少し早すぎたかな。 -
遠くの風景を眺めると、まるで梅の海を見ている
ように、沢山の梅の花が波のように小刻みに
揺れているよう。 -
これだけの梅はどうやって産まれたのでしょうか。
この場所に元々あったのか、どの木がアダムとイヴ
だったのか探してみたいです。 -
まるで粉雪が舞い降りてくるかのような風景。
見ているとうっとりしてしまいます。
ずっと見ていたい風景がまたひとつ増えました。 -
梅の散る頃には本当に粉雪が舞うような景色が
目の前に広がりそうです。 -
この色の梅の前には沢山人がいて、みな口々に
綺麗ね、とかすごいね、と賞賛の言葉を浴びせて
いました。良く目立ち、きっと虫達からも好かれて
いそうです。 -
梅のトンネルを抜けていくと、そこは梅だった
と言わんばかりに梅がどこまでもどこまでも
続いています。 -
うっすらと暗い曇に覆われた空の下、昨日のように
眩しい太陽はどこかへ隠れてしまいました。 -
咲き誇る、満開の梅、燃えるように
この今の瞬間を一生懸命生きているな、と感じます。 -
雑誌に載っているような上手な写真を撮ることは
私には出来ませんが、今目の前に広がる梅の風景は
そのどんな写真よりも素晴らしく壮大な風景です。 -
まるで幻想のように浮かんでいるように
咲いています。なんと言葉で表したら良いのか。
私の表現力では伝えきれない感動の風景が
目の前に広がっている。 -
真紅のドレスをまとった梅や
貴族の衣装をまとったかのような梅、
どれも素敵です。 -
梅の木々の足元にも沢山の植物が今を、この瞬間を
楽しんで生きています。 -
この一帯にどれ位の種類の梅があるのか、
驚くほど沢山の木々とたくさんの種類の梅が
咲いているようです。 -
そして美しく咲く梅の木の前には必ず4〜5人の
カメラを構える人がいて、私も混ざって一枚
撮らせてもらいます。 -
今年は沢山の梅を見てきました。
-
思い起こせば大宮第二公園に始まり、
秩父の宝登山、こちらは蝋梅に混ざって梅も少し
だけ咲いていました。
そして越生の梅林、滑川にある国営森林公園 -
都内にも出かけました。
飯田橋にある後楽園、湯島天神
埼玉に戻ると以前よりも少し開花が進んだ梅、
越谷の梅林、そして近所で見た梅 -
千葉県にも行きました。
野田市の清水公園、そしてここ青梅の吉野梅郷。
どこも本当に素敵な梅が私を待っていてくれました。
どれも何度でも見たくなるような本当にすばらしい
梅たち。 -
どれも、どの梅も少しでも本物の素晴らしさが
伝われば良いと思いながら旅行記にしました。 -
でも中々本当の素晴らしさをお伝えすることが
できません。カメラの腕も、文章力も私の表現力の
限界です。 -
それでも少しでも私の旅行記を見て、行ってみたいと
感じてくれたらそれはとても幸せなこと。 -
それだけで十分。
私は来年も今年と同じように
朝からカメラを持って走り回ることでしょう。 -
追っかけても追っかけても、その素晴らしい
梅の全てをお伝えすることが出来ないまま
今の私の表現力の限界を常に感じています。 -
それでも少しよかったことは、私は運動を全く
しないのですが、こうして梅を早起きで追いかけて
いると、自然と早歩きから小走りに、しまいには
カメラをわきに抱え込んで走っています。 -
少しでも沢山の梅を見て、良い構図を探して見たい
だから走る走る走る、ずっと走っている私。 -
そしてたまに立ち止まってはあたりをきょろきょろと
眺めて、良い気に入った場所がないか探す。
そしてまた走る。 -
今日も走ってばかり。丘を登り谷を渡り、
足元の滑る湿った地面の上で慎重に移動し
次の亜所を目指して走る、これの繰り返し。
立派な運動になっていました。 -
こんな風に沢山のカメラマンに並んで
私も少しでも良い瞬間を撮ろうと挑戦してみる。
でもまだまだ。 -
最近の旅行雑誌は梅や桜の特集で、本当に素晴らしい
写真が溢れています。それらを見ていると、
私もあんな風に撮ってみたいな、とつくづく思い
ます。 -
緑色の梅もきっと百本以上は見てきた。
いつも好きだからじっと魅入ってしまいます。
月影という名前でしょうか。 -
ピンク色も好き。そう、結局のところどれも素敵で
可愛くて、愛らしい梅。 -
福寿草も沢山見てきた。梅の美しさに目を奪われて
足元には中々目が行かないのですが、福寿草の
可憐な姿も好きです。 -
私が梅の公園を出る頃にはものすごい数の人が
入園し始めていました。近所には梅の鉢植えも
沢山売られていました。 -
近所をぶらぶらしながら、可愛い花達を
沢山写真に撮りました。散歩する人も沢山います。 -
美味しそうに湯気を上げていた出店で、梅の饅頭と
よもぎの饅頭を買いました。後で食べたら梅は
少しすっぱくて本当に美味しかった。 -
歩いていると360度全て梅の風景。
きっと街の人たちは優しい手で梅を育てている
のだろうと感じた場所。 -
ミツマタの花も色々な色があることに気付きました。
昨日見たミツマタとはまた別の色。とても綺麗。 -
天空からしぶきを上げて落ちてくるような梅の滝。
-
もうすぐ福寿草の季節も終わりに近づく。
梅が終わり福寿草が終わりそして桜の季節が
やってくる。 -
もうすぐ梅を見ることが出来る時間も限られてくる。
きっと来週あたりはこの吉野梅郷も殆どの梅が
見ごろを迎える。 -
梅だけでなくその他の今の季節を楽しむ花々が
今を過ぎればその姿を一とき消していく。 -
ここ大聖院の梅も散った花びらが湿った地面に
落ちていた。親木の梅と名づけられた梅。 -
梅の花びらもただ無造作に死を迎えたわけでは
無く、その生命を地面に吸い込ませて
新たな命の糧となっている。 -
ただ消えていく無くなっていく命はないんだと
梅の舞い落ちる花びら、地面に降り積もる花びらを
見ていると感じる。
来年その命を吸い込んだ土からまた新しい梅が
生まれてくる。 -
さようなら今年の梅、本当に素敵な時間と癒しを
くれた梅たちに感謝の気持ちを伝えたい。
そしてまた来年同じように私を待っていてくれて
私もまた会いに行けるように今を一生懸命
立ち止まらないように生きて行けたら。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- まみさん 2008/03/18 08:23:17
- 曇り空に負けず
- つーさん、こんにちは。
私も日曜の午前中に梅林に行ってきました。あいにくの曇り空でしたね。
でも、つーさんの写真は、曇り空に負けず、かえってしっとりした味が出ていてすばらしいです。
特に表紙のたくさんの梅の写真も素晴らしいです。
接写も背景が梅の夢の中にいるようで、素晴らしいですね。
一票!
ミツマタ、変わった色があるんですね。
- つーさん からの返信 2008/03/18 22:31:05
- RE: 曇り空に負けず
- まみさんこんにちは!いつもご訪問頂きありがとうございます。
日曜日はいつもの週末のように青空ではありませんでしたが、
今年の梅の最後にしようと、いつもより遠くまで出かけてみました。
吉野梅郷は青梅と街の名前に梅が入っているだけあって
どこも梅が沢山でとても素晴らしい場所でした。
沢山の人がカメラを片手に訪れておりました。
「梅の夢の中」まさにそんな素敵な表現がぴったりの場所でした。
今年は素敵な梅を沢山見ることができましたが、また来年が
楽しみですね。
次は桜の季節がやってきますが、開花時期が短いので、ただいま
厳選中です。お互い素敵な桜が見れると良いですね!
それではまた☆
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