ボホール島・神秘の丘チョコレートヒル

2007/02/11 - 2007/02/11

セブ出張期間中にボホール島へチョコレートヒルを見に寄った。

マクタンのホテルからタクシーで10数分、埠頭から高速フェリー
ボート「スーパーキャット」「オーシャンジェット」など運航している。

ボホール島の州都タグビラランまでは約1時間半の船旅。料金は300〜500ペソ。
セブからの観光の場合は朝７時の便で出かけて１日コースでボホールの観光が楽しめる。

ゆっくりボホール島の観光を楽しみたい向きにはマニラ〜タグビララン間のフィリッピン航空を利用し、ボホール観光の拠点タグビラランのホテルに宿泊して、楽しむほうがいいね。

タグビラランの港では客待ちの車がたくさんいてツアーに申し込んでいなくてもここで簡単に車を調達できる。

ホテルご用達の観光は割高のことが多いね。乗り合わせの料金でも交渉したレンタルの車1日分くらいボっている場合もあるからね。

日本人だとハイエースクラスのバンで、1日運転手付レンタルで言い値が3500〜4000ペソ。粘り強く笑顔で交渉すると2500Ｐ/日にはなるからね。

ボホール島観光のメインはやはりこの神秘的なチョコレートヒルだろうね。
タグビラランから車でちょっと遠いのが難点だけどね。不思議な円錐形の高さ30〜100ｍ位の小山が1000数百もあってね。

４〜６月の乾季は緑の山肌はチョコレート色に一変することからこの名がつけられているんだね。

この丘がなぜこのように成形したのか諸説はあるが未だ不明だそうだ。貝殻がたくさん出土することから、昔は海底にあったと推定されているが詳しいことは解明されていない。

一つの高いチョコレートヒルに階段が設けられ、頂上まで上ると
不思議なミステリーヒルの雄大なパノラマを愉しむことができるよ。

この島にいる世界一小さなメガネ猿「ターシャ」も一見に値するもんだね。

ボホールの観光ではこの二つのアイテムは外されないね。
その他アイランドホッピング、ダイビング、シュノーケリング、
海水浴、などリゾート地としての立地は充分で南の島愛好家にはぜひお勧めの場所だね。

エリア ボホール島(フィリピン)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 船 レンタカー
• 航空会社: タイ国際航空

セブ・マクタン島埠頭周辺

バンカーボートなどで島めぐりの人たちが朝早くから
出入りする。貸切のバンカーボートまでは沖合20〜30ｍぐらいまでは脛までぐらいの水深のところまで歩いた。

ランソーネス （lanzones タガログ語）

この南国のフルーツ大好物なんです。
フィリッピン以外でもマレーシア、タイ、インドネシアにもあるらしい。

好きな果物は聞かれたら「ランソーネス！」って言うんだけけどこれは通じませんﾅ。

ランソーネスは妊婦が欲しがる。
皮をむくと半透明の実が５つありそれぞれの中に種がある。
サッパリとした酸味のきいた甘さがあり、プリプリの歯ざわりで何ともいえぬ　美味しいフルーツなﾝです。

全シーズンに旬のものは食べられないがたくさんの島からなるこの国では産地により時期でなくても手に入る。
機会があればぜひ一度、お薦めの一品。

チョコレートヒル

タグビラランの空港や港から約2時間フィリッピンで10番目に面積が大きい島の中央部に所在する。

2月のこの時期、山肌はまだ緑がかっている。
5月頃には全体がﾁｮｺﾚｰﾄ色に一変してもっと不思議な雰囲気になると言う。

チョコレートヒル　

円錐形の小山の高さは低いもので20ｍ、高いものだと130ｍほどもある。それらの丘が1000以上もあるんだ。
不思議なところﾀﾞﾈ。

ほど高い一つに金毘羅さんの石段のように、頂上まで登れる階段がついて、そこからの360度の眺望は素晴らしいパノラマだﾖ。

チョコレートヒル

展望施設のある小山の頂上付近は公園のように整備されていて、さわやかな風もあり、南国の花もきれいに咲き誇っていたね。

ターシャ　(Tarsier)

メガネザル科の動物で世界最小の猿だそうだよ。
体長は約10センチ、コーラの缶くらいなんだね。

昼間は写真のように木に抱きついて眠っていて、夜になると起き出して小さな昆虫などを捕まえて食べるんだね。

ロボク川クルーズ
チョコレートヒルへの道中にある。穏やかな流れで波もなくクルージングボートは大小揃っていてツアー客は皆このクルージング時にバイキング式のランチを楽しんでいる。

ツアーは1時間コースと30分コースがあり、バンドマンとシンガーもいて生のバンド演奏で旅の気分を盛り上げてくれるﾖ。とりわけ日本人だとわかると「上を向いて歩こう」とか「乾杯」とかがひときわ甲高くなるﾝだよ。
チップの要求は目の合図、日本人がやるうなずくのと反対に顔を上にシャクルるんである。少し微笑みながらﾈ。

ロボク川クルーズ

上り終点につくとここでも今度はリタイア組なのか定年退職を楽しんでいる風情のジーさんバンド。

「ｽﾞﾝﾁｬ！ｽﾞﾝﾁｬ！ｽﾞﾝﾁｬｶﾁｬﾁｬ！」陽気でいいね。しっかりとチップ用の「さい銭箱」が用意してあるんだね。年季の入った老ミュージシャン、こお言う雰囲気は好きナンだね私は・・。

南国フルーツ　パパイヤ

これ！ほんとによく実るんだといつも感心。
肥料なんかやってる感じはしないのにな。

家の裏庭あたりでよくみかけます。一番下のあたりのがほんのり黄味がかったら食べごろなんだなー。

因みにこの果物フィリッピンでは、精力絶倫親父にマイッてる嫁ｻﾝが「父チャンお隣さんのおすそ分けﾖ！」
なんて言ってたべさせるんだってﾖ。ほんとかな？

「藍は青より出でて藍より青し。」自動変換だからあっているのか、間違いなのかも定かじゃないがね。

染め物のわびのある青いものを褒める表現なのだろうが、この青さ、私はよく「クリアブルー」と表現するんだけどね。

とにかく目に染みいる幸せを感じるブルーだねー。

またいつの日にか・・・ね。

この旅行記へのコメント （15）

• ditaさん 2009/06/01 11:20:30

  たぬち庵さん、初めまして。

  こんにちは、あしあとから参りました。
  
  ランソーネスというフルーツ、初めて知りました。
  ライチのような形？ですね、美味しそう！
  写真を見ているだけで南国へ行った気持ちになります。
  素敵な旅行記、ありがとうございました^^

  たぬち庵さん からの返信 2009/06/01 20:22:43

  はいっ。どうも、初めまして。

  
  dita さん、こんばんは。
  
  ずっと以前のものまで見てくださってありがとう。
  ランソーネスはフルーティーでねえ、甘ずっぱくてとても美味しいですよ。
  まあいうなら「初恋の味、ランそーネス！？」って言うところかねえ（笑）
  
  又、明後日からセブへ行ってくる事になります。この前のセブ、いま掲載中なんですが。何かと忙しくしていまして又、帰ってからということになりそうです。少しずつですが進めていきますのでね、また見てくださいな。
  　
  それじゃどうも、コメント　ありがとう。　たぬち庵

• ぶうちゃんさん 2008/03/23 17:53:05

  こんにちは

  こんにちは。チョコレートヒルの名前の由来って何でしょうね。しかし見るからに治安の悪そうな雰囲気ですがそうでもないのでしょうか。そうは言う反面美しい景色ですが・・・・

  ぶうちゃんさん からの返信 2008/03/23 17:53:51

  RE: こんにちは

  すいません。由来は最初に書いてありましたね。失礼しました。

  たぬち庵さん からの返信 2008/03/24 08:14:22

  RE: こんにちは

  ぶうちゃんさん。いつも爺さんの旅行記見てくれてありがとう。
  今年のＧＷもまた南の島へ出かける予定にしています。
  この前の時、ボラカイ島からきたおじさんに訪問の約束をしたからね。
  約束は守らなければイケないからねえ。(笑)
  
  以前はこの場所も超穴場のところだったそうだけど。少し有名になっています。また面白い話ときれいな海と地元の人とのふれ合いを撮ってきたいと
  おもっています。
  　　　　　　　　　　たぬち庵

  ぶうちゃんさん からの返信 2008/03/24 12:47:49

  RE: RE: こんにちは

  楽しみに待っています。

• alpsmakiさん 2008/03/11 17:40:15

  こんにちは！

  いつもご訪問有難うございます。その上お気に入りに登録していただきまして感謝しております。
  
  たぬち庵さんのブログはユーモアにあふれて読んでいましてホットする気持ちになります。
  フィリピンも何回も行って居られるので珍しいところにも精通されていて羨ましいです。
  
  私の旅はほとんどがツアーの利用ですので格別面白い話題も無く、ただ自分の記録のためと思い整理を始めたのですが、忘れた事のほうが多くて・・・
  デジカメの無かったフィルム写真の時代はほとんどが記念写真でしたので載せるのに苦労しております。
  
  もう少し頑張りますのでどうぞ宜しくお願いします。

  たぬち庵さん からの返信 2008/03/11 21:31:30

  RE: こんにちは！

  はい、どうもコメントをありがとう。
  
  几帳面な写真で気持ちが伝わるいい写真記ですよ。
  時間があれば訪問させてもらってます。
  
  他意はありませんからね。よろしくお願いしますよ。これはと思い訪問回数が増えた旅行記の方から苦情が入りました。
  
  それでお気に入りに登録させて頂いとけばね。安心して訪問できると思いましてね。これからも宜しくお願いします。
  
  私はまだ始めて間もないものですからね、おっしゃるように私も以前の旅の記録を作ろうと思い立ったんですけど、デジカメでないモノやあっても記念撮影や知人のスナップ写真のようなものばかりでとても旅行記などにはできませんな。
  
  今は皆さんのものを見て歩きが多いんです。国内、海外大勢の方の実に面白くてね。完全にハマっております。
  
  これからも、たのしみにしていますからね。　　　　　　たぬち庵
  

• もーみいさん 2008/03/05 20:34:04

  はじめまして

  たぬち庵さん、こんばんは。
  私の拙い旅行記にご訪問いただきまして、ありがとうございます。
  
  アジア大好きなんですが、フィリピンはまだ行ったことがありません。
  自然が美しいところなんですね。
  子供たちもいきいきとしていますね。
  南国フルーツも美味しそう。「ランソーネス」はちょっと見、ロンガンに似ていますね。旬の季節はいつ頃でしょうか？とれたての果実は本当においしいんでしょうね。私もぜひ食べてみたいです。
  
  では、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
  もーみい
  
  
  

  たぬち庵さん からの返信 2008/03/06 14:19:04

  RE: はじめまして

  はい、どうもありがとうございます。
  時々立ち寄らせていただいとりますﾖ。
  
  アジア大好きｻﾝですか、私もそうですﾖ　自然派ですね。これからも仲良くしましょう。
  
  現地で食する南国の果実はどれも、輸入したものと違ってﾈ、味わいが格段に違いますからね。現地でもね。同じものでも、また頂くときと場所によってもその味わいが異なものに感じるのも私だけではないと思いますナ。
  
  はい、ロンガンですねこれも甘くて美味しかったですね。1990年代のいつ頃だったかタイで食したことがあるけどもﾈ。甘くておいしかった記憶があります。上海のレンファの果物コーナーにも並べてあったな、確か。
  
  「ランソーネス」は11月〜2月頃が食べころですね。果実の見かけ・大きさよく似ていますけど「ロンガン」が真中に種が一つあるのに対し、「ランソーネス」は中がみかんのような感じに5つの果肉に割れ種が入っています。
  
  酸味のあるさっぱりとした甘さですね。食べ出すと止まらなくなる感じ。
  皮は薄く少し硬めですが、爪を立てると容易に剥くことがでます。
  
  皮からは茶色いシブがでて爪の間に入り、洗剤で洗っても簡単には落ちません。　　　機会があったらぜひ一度食べてごらんなさい。好きな果物の一つになりますよ。
  
  ではまたよろしく。　　　　　たぬち庵

• Mugieさん 2008/03/04 12:21:52

  こんにちは！

  たぬち庵さんはフィリピンのいろんな島に行かれ
  てるんですね〜
  ボホール島、初めて聞きました。
  季節によってチョコレートヒル、ミントヒルと
  呼び名が変わるのはおもしろいですね。
  ランソーネスは見た目はジャガイモみたいですけど、
  そんなにおいしいんですか？
  南国のフルーツは甘みがあっておいしいですね。
  私はランブータンとかドラゴンフルーツが好きです。

  たぬち庵さん からの返信 2008/03/05 00:23:17

  RE: こんにちは！

  ハイこんばんは（深夜になってしまいました）、どうもご来訪ありがとうございます。
  
  若い時からね度々、各方面の島に行ってますよ。昔の写真がないのが悔やまれます。合計するとね記憶が確かなら、八十数回は行った勘定になりますかな。
  
  フィリッピンは日本と同様な島国ですが、国土は日本の80％位なのにね。
  それが7000あまりの島になっているんですから驚きますよ。
  
  この国については一般的には、良くないイメージが付き纏うことが多いですね。100年あまり前までは鎖国を長くやっていた日本より発展していた歴史をもっているんですがね。
  
  歴史などたどり、国民性や気候風土など勉強してみて、実際に現地を訪れ人々とのふれあいを重ねて来るとね。この国の良さもわかってくるんですな。
  
  友人などを誘い、ともに旅することもあったけどね。1度行ったからもういいやという人もあり、以来虜になってねそして南国でまさに燃えるような恋に落ち、現地で暮らしている友人もいますよ。
  
  ボホール島、このときはじめて行ったんですけどね。
  船から見た青い海と白い砂浜。陸路に入ってみる椰子の木立。
  
  焼けつくような南国の太陽に輝く山波。爆走するオンボロジープに鈴なりに
  乗っかる人々の笑顔からこぼれる白い歯の印象が妙に記憶にのこっていますね。
  
  道縁に並んだ果物売りの小さなニッパ椰子の店、どれもとれとれのフルーツばかり、甘くておいしいナ。太陽の恵みをいっぱいに受けて大きくなった果実はね。本当にうまいナ。
  
  この美味さはやはり現地で食って見なきゃ語れないね。もっとうまいのはね。木に実っていて、食べごろのものをモいでね。これはまた格別の上のそのまた極上のものなんですよ。
  どうです！田舎の島ならこんな経験、毎日できるんですゾ。
  
  
  まあ。旅にもいろいろ愉しみ方があると思ってね。4トラは実に楽しいですナ。
  じゃあこの辺で。よく喋る爺さんのところへ来てくれてありがとう。
  
  これからもよろしくお願いします。
  
  
  3/4　(日付変わったばかりのころ)　　たぬち庵　
  
  
  
  
  
  

• M-koku1さん 2008/03/02 18:37:24

  チョコレートヒル

  たぬち庵さん
  
  これは本当に珍しい風景ですね。
  チョコレート色になってから行った方が面白いってことですか?
  緑でも十分に素敵ですが…
  
  フィリピンの空も海も、青の色が全然違いますね。
  素晴らしい色をしています。
  以前タイへ飛んでいった時に、飛行機の真下にフィリピンの島々が見えて
  それはそれは美しかったことがありました。
  
  虫とかは如何でしたか?
  蚊とかいるんでしょうね。マラリアは怖くありませんか?
  毒がないなら爬虫類も平気なのですが、
  フィリピンには毒をもつものも沢山いそうな気がして
  ちょっとしり込みしてしまいます。
  
  楽しい旅行記有難うございました。
  

  たぬち庵さん からの返信 2008/03/03 09:18:31

  チョコレートヒルorミントヒル

  またいい仕事こなしてきましたね。やはり、すっきりそつなく決まっていますナ。キャリアがちがいますナ。旅姫の写真みて、興味をもって見ているからﾈ。すっかり旅の中にはいってしまってね。それでﾏｱー、話題のあるときには、なにしろこちらは「旅ネタ」がしっかりしてるんでﾈ。友人が『行って来たﾝか？』「ウン！４トラでﾈ。」『・・・・？』
  
  １句　「よその国　見てきたように　たぬちあん」　（笑）
  
  「チョコレートヒル」　緑の美しい時期は「ミントヒル」と言ってこれもまた美しいﾝだそうだﾖ。
  茶色・緑色それぞれが美しい時のね。サンライズサンシャインのその時節にいあわせてゆっくり景色を眺めてみたいモンです。
  
  フィリッピンという国は、とてもまとめてこんな国って言えないところだﾈ。
  東洋にありながら西洋文化が浸透していてネ。第二公用語は英語だしね。
  ハイスクールになると英語での授業がはじまるんだ。各地方にはそれぞれ
  の言葉があってね、タガログ語ビサヤ語イロカノ語その他たくさん。
  
  スペインの植民地として約300年、日本の統治下2年、その後アメリカの統治が約50年、色々諸々多種多様で人種はマレー系・中国系・スペイン系・アングロサクソン系その他の文化の混沌そんなところだﾈ。
  
  衛生状態は全体的なインフラの遅れからﾈけっしていい状態ではないﾅ。
  電力・水不足は常態しているしね。汚職国家だしね、日本も同じｶ。
  
  
  でもﾈ、一般に旅行する場合は問題はありませんﾅ。
  　１．生水は飲まない。
  　２．市中の店の（ホテル・レストラン以外）氷は使わない。
  　３．野山に出かけるときは虫よけの準備をする。
  　
  特に恐ろしいものなどはありませんよ。強いて言えば・・・いやありません。　　　　　
  
  そろそろ忙しい時間帯になってきたんでﾈ。中途半端なところだけどまた今度。
  　　　　　　　　　　　　　たぬち庵　　（誤字脱字ノーチェック）
  

  M-koku1さん からの返信 2008/03/04 00:08:02

  RE: チョコレートヒルorミントヒル

  たぬち庵さん
  
  こんばんは。
  ミントヒルですか。きれいな名前ですね。
  チョコレートの時でもミントの時でもいいから、行ってみたいと思わせる
  たぬち庵さんの旅行記の力ですね。
  
  投票してくださった方がわかるかどうかは微妙です。
  投票された時刻の直前に訪問してくださった方が、
  大体投票してくださったのではないかと推測しています。
  でも、数日アクセスをしない場合、何回も来て下さっている方に関しては、
  最終訪問時刻しかわかりませんから、結局どなたが投票してくださったか
  わからないままになることも多いです。（XーX）
  
  そんな時は、心の中で「有難う！」と叫んで終わりです。
  
  そろそろ寝る時間になりました。
  おやすみなさい。