ＮＺ旅行記?　ルートバーントラック−グレノーキー

2007/01/26 - 2007/02/05

ルートバーントラック一日体験トランピング。
次の日はグレノーキーまでレンタカーでドライブ。
グレノーキーに隣接する場所にあるロッジに宿泊。
次の日は、ロッジからパラダイスを目指しますが…

エリア フィヨルドランド国立公園周辺(ニュージーランド)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス レンタカー 自転車
• 航空会社: カンタス航空

朝ホテルまでガイドさんに迎えに来てもらい、
車に乗せてもらっていざ出発。
一日体験ということですが、
逆にいうとしっかり一日あるくということ。
少し気合が入ります。
ガイドさんが日本人の女性の方でほっと安心。
お客さんも私たち二人だけ。ラッキーです。
しかも車の中の会話で、私とガイドさんの自宅が
すごく近いことが発覚。超びっくり。
親近感がわきました。これまたラッキー。
これは、クイーンズタウンをでてグレノーキーへ
向かう最中の風景。
ワカティプ湖には小さい島が２つ浮かんでいます。

グレノーキーでお茶をして、昼のサンドイッチセットを
民家みたいなところ（実際民家のおばちゃんから買ってるそうです。うまかった）でゲット。
その後、ルートバーントラック入り口までさらに車はすすみます。これはグレノーキーから少し進んだところにある
橋から見た川。ロードオブザリングのロケ地にもなったところみたいです。
だんだん晴れてきてラッキーです。

ルートバーン入り口まで到着です。
入り口には結構人がたまってました。

このようなつり橋をたくさん渡ります。
川の流れがキレイ。とっても澄んでいます。
午前中のさわやかな感じもまたよいのかも。
行き交う人々と「Ｈｉ」もさわやかです。

川面が光ります。

ブナの木が生い茂ります。
樹齢は400年以上とか。
木漏れ日がまた気持ちよかった。

ロビン、という鳥が近寄ってきました。
土に虫が付いているのをわかっていて、
人間の靴によく近づいてくるみたいです。
モコモコしてかわいいです。

前日は雨だったので、水が滴りおちてきていました。
ささやかなところにも絶景が。

ルートバーン川に沿って、道は続きます。
なんともいえない、綺麗な色です。

ルートバーンフラットで小休止。
ここで昼ごはんを食べるパターンが多いそうですが、
私たち二人は少人数パーティーだったこともあり、
ペースが速かったので、さらに奥まですすむことに。
小休止後、再出発。

しばらく歩くと、さっき休んでいたルートバンフラットを見下ろすことができました。
山には雪渓が。

だんだんと道には岩がゴロゴロと転がるように。
雨もちょっとふってきました。
そして腹もいい感じで減ってきました。

いよいよルートバーンフォールまでつきました。
ついたころちょうど雨が激しくなり、
とりあえず小屋にはいりました。
小屋とはいえ、立派なもの。シャワーやベッド、
そしてこれはテラスですが、非常に清潔できもちの
いいものでした。
そして、やっとここでランチ。
おばさん手作りのサンドウィッチにりんご丸ごと。
おいしい！
晴れ間が出てきたので、滝を見に行きます。

すっかり青空です。
見晴らしがよくて気持ちがいいです。

これは滝の一部です。
幅広の滝が数箇所に広がっている感じでした。
ちょうど雨上がりだったからかな？
水量が多かったように思います。

下山ルートはわりと平坦でしたが距離が長く
（片道10KMはありました）写真を撮る余裕も無く
わりかし無言で下ってきました。

これは下山後の帰り道、グレノーキー付近でとった
風景です。空と川、全体の青い色調が非常に綺麗でした。

クイーンズタウンにもどり、夕食です。
ガイドさんのお勧め、イタリアンにきました。
ピザとパスタ、そしてガーリックブレッド。
ブレッドにはバターが「ドーン」。
一度に2人で食べきれる量ではなく、
翌日のサンドウィッチ弁当行きとなりました。
「COWS」という店でしたが、雰囲気も味も良かったです。
ガイドさんありがとう！

さあ、翌日。
一番楽しみにしていたグレノーキー一泊ツアーです。
なのに、あいにくの雨。。。
すっかりテンションダウンですが、
クイーンズタウンでレンタカーをかり、出発。

雨の中、無理にでも軽くトランピングでも、と思いましたが、
かなり激しくふってきて、やむなくとりあえずドライブ。
その後早めに宿に行くことにしました。

宿についてみると、別世界！
予定時刻近くに私たちが車で入っていっただけで、
予約した私たちがきた、ことがわかっていました。
玄関の中に迎え入れてくれ、なんとチェックインはなし。
友人の家にきてもてなされているかのよう。

ニュージーランドでも有数のリゾートロッジというこの宿。インターネットで見つけて絶対いきたいと思い、予約しましたが、ほんとうに最高でした。
ロケーション、アメニティ、食事、そして何よりスタッフの心遣い。

私たちは新婚旅行だったのですが、そのことを到着したあとの館内案内の中の雑談で話していただけで、なんとジャグジーから二人帰ってきたら留守の間にシャンパンのサービスが！！
かなりうれしかった！

夕方になって、無事に晴れてきました。
部屋の窓からは、広い庭とワカティプ湖、対岸の山並みがみえます。

庭を散歩しましたが、気持ちよかった！
プライベートガーデン、プライベートワカティプ湖です。

夕食は、コース料理でした。
量も味も満足。日本に帰ってきてからTVでここのシェフのことをやってましたが、いろんな賞を取るほどの腕だそう。道理で美味しかった。
ちなみに連れがこの日誕生日！
このことも雑談で言っただけなのに、特別にケーキが出てきてバースデーソングを歌ってもらいました。
（一緒に泊まっていた方々は皆さん外国の方。しかも後にも先にもお付き合いできそうもない本物のセレブのお方風。後にも先にもある意味貴重なソングをいただきました）

夜は満天の星空をみて休みました。
さて、翌日。
朝からこんな風です。このブッフエだけでない。
さらに、エッグベネディクトやオムレツ、パンケーキ、などオーダーして出てくるものまでも食べ放題。
朝からとても幸せ。
もしかしたら、夕食よりも幸せだったかも。

肝心のお天気は…
よし！快晴！
宿で自転車を借り、サイクリングに行くことにしました。
宿のお姉さんは、パラダイスまでなら往復3時間くらいあればいけるよ、的なことをいっていたので、グレノーキーを抜けてその先のパラダイスという場所まで行くことに。パラダイスという名前にも惹かれましたが、映画のロケ地になるような場所だから、是非行って見たいと思いました。

ところが、宿を出て宿の門までたどり着くまで結構な坂道で距離も長い。既に二人とも息があがります。
先が思いやられる。

グレノーキーを抜け、ようやくペースがつかめてきました。抜けるような青空。美しい緑。気持ちいい時間でした。

しかしやはりパラダイスまで行くことは時間的に無理。あと１２キロのところで引き返し、帰ってから車でいくことにしました。

グレノーキーの街なみです。
小さなホテル、飲食店、教会などがこじんまりとまとまっているような、かわいらしい街です。

街からすぐいける範囲で、いくつかハイキングルートもあります。また是非きたい場所です。
これは街の岸辺からみたワカティプ湖。
雰囲気のある桟橋です。

車に乗換え、いざパラダイスへ。
車だとあっという間についてしまいます。
やっぱ自転車はいいなあ、と改めて思わされます。
で、そのパラダイスですが、意外とこんな感じ。
何にもない、牧場のような場所でした。

動物たちと軽く遊んで帰ってきました。
この共存みたいな雰囲気が天国みたいだから？なんて勝手な解釈をしました。どうなんでしょう？
でも、パラダイスはこんなのどかなだけのところでしたが、クイーンズタウンからグレノーキー、そしてパラダイスに抜けるまでの道のりの景色は、本当にすばらしいです。自信をもっておすすめします。

さて、旅行記?はここまでです。
翌日からは、マウントクック経由でクライストチャーチに移動します。