風と氷河の大地パタゴニア一人旅?～世界遺産ペリト・モレノ氷河編

2005/12/18 - 2005/12/24

　この当時はアメリカのボストンに住んでいました。南米は、アメリカからなら日本からの半分ぐらいの所要時間行けるし、しかも時差がほとんどないので、アメリカに住んでいる間に何としても南米に行きたいと思っていました。そんなわけで、どうせ行くなら最南端まで、と思って、パタゴニアに行ってきました。
　この旅行記は、パタゴニア旅行のペリト・モレノ氷河編で、ウシュアイア編に続きます。

12月18日
夕方　ボストン発、マイアミ乗継でブエノスアイレスへ（機中泊）

12月19日
朝　ブエノスアイレス到着
午前　ブエノスアイレス市内観光（日本語ツアー）
午後　自由行動
夜　アルゼンチンタンゴを見ながらディナー

12月20日
午前　ブエノスアイレス発、国内線でエル・カラファテへ
午後　自由行動（エル・カラファテの街を散策）

12月21日
終日　ペリト・モレノ氷河ツアー（英語）

12月22日
午前　エル・カラファテ発、ウシュアイアへ（国内線）

→?ウシュアイア編に続く

エリア ロス・グラシアレス国立公園周辺(アルゼンチン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: アルゼンチン航空

　アルゼンチン航空の国内線の機内食です。ブエノスアイレスのアエロパルケからバリローチェ経由でカラファテに行く便に乗りました。
　右上の青い缶は「キルメス」というアルゼンチンビールです。これおいしいです。日本では入手困難の超希少銘柄と思われます。見つけた人は情報提供お願いします。

カラファテの街の中心地から徒歩10分以内ぐらいにあるホテルに２泊しました。

ホテルの室内です。

　ホテルのレストランでディナーを食べました。メニューの名前は忘れましたが、メインは牛肉です。柔らかくておいしかった。
　アルゼンチンは、牛の数は人口より多く、牛肉は国民的な食材となっているようです。しかも、アルゼンチンの牛ではBSEは発生していない。自然な飼料を用いて飼育しているから発生するはずがないと現地人は言っていた。というわけで、今回は肉を食いまくろう。

　翌朝、観光バスでペリト・モレノ氷河観光に出発。宿を出発しておよそ2時間後、バスを降りて氷河見物船に乗り込みました。

　少し航行すると氷河が見えてきました。

　氷河が光を複雑に反射した結果、このような神秘的な青白い輝きを放つらしい。すごいです。

　氷河に近づいていくと、それがいかに高いかがわかってくる。高さは６０メートルほどで、最も高いところでは１００メートルを超えるとか。

　船からの氷河鑑賞の後、バスに戻りペリト・モレノ氷河の見える展望台まで移動。今度は陸上から氷河を堪能する。展望台は森を抜けて少々下に降りるとある。

　少し下に降りると見晴らしが良くなりました。氷河を正面からみるとこんな感じ。先端部の幅は５キロメートルもあるらしい。ここで、この景色を眺めながらお弁当のサンドイッチを食べました。

　これは崩れている最中ではなく、この状態で何とか持ちこたえているところ。いまにも崩れそう。

　最先端部はこちら側の岸まで到達していて、湖をせき止めていた。手前と奥の水位の差に注目。奥の方が水位が高くなっています。

　さっきのが小崩落が起きたところです。動画で撮りたかった。

　展望台はこんな感じです。

　夕食は今日も肉。これは骨付き羊肉の炭火焼のような料理で「アサード」という。味は塩味で結構いける。