2008/01/24 - 2008/01/28
219位(同エリア339件中)
アリヤンさん
冬のサパ。
こんなに寒くなるなんて、想定外だった。
8日間の滞在中、毎日、霧に閉ざされ、時には雨が降る。
あらたに移って来た宿には電熱器があり、しかも熱湯がふんだんにでるシャワーのお陰で、快適に過ごせた。
それにしても、こんなに寒く冷たいサパは困ったものだ。
あのすばらしい、山と谷の絶景が全く見られない。
それでも、少数民族の住む棚田風景を期待して、観光客はやって来ている。
この寒さは、薄着の少数民族の人たちには、こたえるだろう。
旅先ではネット環境が劣悪なので4トラには表紙のみアップしています。行く先々でアップデートなHPを展開する為に、現地で緊急避難ページを作成しています。4トラには帰国後改めてアップして行きます。
http://www.geocities.jp/ariyan9908/eurasia2_048.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
Familly GHの部屋の寒さ、スタッフの人情の冷たさから、ホテルを替える事にした。
食事のうまい、Mountain View Hotelだ。
ここで食事をしていた、ハワイから来ていたおジイちゃんに聞いた。
アリヤン「シャワーを浴びる時、お湯はふんだんに出る?」
ハワイ「ああ、十分出るよ。寒かったらヒーターの貸し出しがある。1日3ドルじゃ」
アリヤン「どうして暖かいハワイから、こんな寒いトコに来たの? 」
ちょっとキマリ悪そうに答えてくれた:
ハワイ「カンボジアのシアヌークビルから、船でクレージーなサイゴンまで来た。暖かった。ハノイも寒くは無かった。サパがこんなに寒いとは、知らなんだ。しかもな~んにも見えん! わしゃパックツアーで来たんじゃが、このホテルは1泊20ドルはすると思う。それでもリーズナブルな価格と思う。明日ハノイに帰るが素晴らしいハズのサパの景色はサッパリ見れんワイ。ホーッ! 5月が良いって? ソウか、もう一度来ようと思っている。」 -
湯がふんだんに出るのと、ヒーターの貸し出しがある。
それに、レストランやロビーには、炭のストーブを出しており、ロビー自体があったかい。
気に入った。
試しに値段を聞いてみた。
一部屋10ドルと言う。
見せてもらうと、3ベッド・ルームだ。
このホテルは通常、団体客で潤っているので、客引きを一切しない。
シャワーをチェックしてみた。
ホントに熱い湯がふんだんに出る。
スタッフもみんな感じが良い。
(前回訪問時以来、食事に来ていたので、良く知っている)
意外と安い! -
部屋は清潔で暖かい。
-
フロアが板張りなので、暖かいのだ。
他のホテルは大抵、冷たいタイル張りなので、底冷えがする。 -
それにこの電熱ヒーター。
一日3ドル。
これのお陰で、常時暖かく過ごせた。 -
レストランのおネエちゃん。
ワレワレの食べるメニューを覚えてしまい、座ればピタリとオーダーを言ってくれる。
ウエイターのニイちゃんは、8km先のターヴァン村のタイ族で、いつもニコニコ、愛想がイイ。
彼は、写真を撮ろうとした時には村に帰っていて不在で、残念ながらそのいい顔を撮れなかった。
ワタクシたちは、いつも気持ちよくフォーを食べていた。 -
このホテルのスタッフは、誰でもそこそこ英語をしゃべる。
ロビースタッフ。
いつも親切で、中々礼儀正しいボーイさん。 -
炭のストーブ。
これが2つあって、ロビーとレストランを暖かくしている。
こんなのでも、有ると無しでは、大違いなのだ。 -
元々は暖かい処なので、バナナの生け花がロビーを飾る。
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今日も寒く、サパ渓谷は、霧に深く覆われている。
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時々視界が少し良くなる、が、すぐに次の雲海に包まれる。
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街のアチコチでは、暖炉用のマキが持ち込まれる。
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ヨモギのお陰で、パートナーの様態も良くなり、視界の良いときは、時々散歩に出かける。
はや、春節の準備がなされている。
桃の木を切り出してきて、正月の飾りを付けるらしい。
町中に桃の木が立てられる。
これらの木々は、モン族が町の人から注文を受けて、山から切り出して持って来るのだ。 -
霧が少しでも晴れる時には、モン族の皆さんも商売になるので、どっと、どこかから現れる。
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マーケットで見かけた、おかしな日本語。
正しい日本語が続くのに、最後の方の一字だけで、墓穴を掘った。
「陽干し」の陽の字が中国簡体字になってしまっている。
これでは「この製品は日本製に見せかけては居ますが、実は中国製です」と宣伝しているも同然です。 -
イチオシ
桃の木を切り出してくるのも、モン族の仕事。
炭を作って、売るのもモンの仕事。 -
毎朝7時半頃に、市場の前に”おこわ”売りのおばちゃんが3人並ぶ。
向かって右側のおばちゃんが一番、おいしい”おこわ”を販売している。
柔らかく、ホッコリしているのだ。
地元のヒト、モンのヒトもみんな知っていて、このおばちゃんのトコに買いにやって来る。
だから、このおばちゃんが一番早く売り切れて、一番に上がる。
”おこわ”一握り2000ドン(14円)。 -
窓の外。
-
街のあちこちに桃の木が立てかけられている。
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モン族の布地売り場も寒そうだ。
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お正月用のお線香が売り出され始めた。
今年のお正月は、2月7日だ。
ワレワレも早く中国に入って、春節前にはラオスに抜けないと、、、、、、 -
みんな寒そうにしている。
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霧がでて、寒い日がもう1週間ほど続いている。
少数民族の人たちも、商売上がったりだが、背に腹変えられないので、出てきます。 -
イチオシ
赤ザオと花モンが域内取引。
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-
広場では赤ザオが露天市を広げる。
その横で、黒モンの親子がなにやら、、、、 -
市場周辺。
-
イチオシ
日曜日。
市場に集合するザオやモンの人々。 -
正月用品の販売露天の列がいつもより長く続く。
-
寒いときにはアツアツの「うどん」に限る。
ワレワレは関西人なので、ベトナムのフォーは「うどん」だと思っている。
ここの「うどん」はちょっとコシが無いが、、、
あ~あ、コシの強い「さぬきうどん」が食べたいなあ!
でも、ここのフォーも捨てがたい。 -
レストランにワインが飾られていたので、見てみた。
こんなところに、フランスのワインが有るワ、っと思いきや、"SapAmour"という名前の、サパ産ワインだった。
美味しいかどうか?
飲んでないので分からないけど、冬はこんなに寒いので、ワインで有名なフランスのアルザス地方と条件が似通っているから、サパのワインもおいしいカモ。
1本10万ドン。 (約700円) -
毎日、深い霧に閉ざされたサパでは、どこに行っても、あの絶景は見られない。
それより、道が滑りやすく、視界が悪いので、危険ですらある。
こんなときは、暖かい部屋でテレビ観賞に限る。
幸い、泊まっているホテルでは、CNN、香港STAR TVと、スポーツ専用TVが見られる。
CNNのニュースでは、アメリカ大統領予備選挙モノが多く、南キャロライナ州では、黒人のオバマ氏がヒラリーさんを大きく引き離して、人気を博していた。
STAR TVでは、常時映画をやっていた。
ホラーモノが多かった。
古い映画が多く、過去に日本のテレビでも見たことのある映画が多かった。
でもヒマつぶしにはなった。 -
-
ロビーで、従業員のベトナム人たちからベトナム語を習っていた外人がいた。
聞くと、ハノイのツーリスト会社専属のガイドでフランス人。
カンボジアのシアヌークビルに2年住んでいたので、カンボジア語はすでに分かる。
ベトナム語は、その6声(6通りのイントネーション)が難しく、マスターするのに苦労しているらしい。
ニース出身のムッシュ・ヴァンサン。
名前がヴァンサンなので、パリの仏語学校:アリアンス・フランセーズの教科書にでてくるのが、同じムッシュ・ヴァンサンだった。
ワタクシたちはその教科書で勉強をした。
パリ在住だった40年前を、パートナーと一緒に懐かしく語り合った。 -
さて、パートナーの病気は全快したので、霧と寒さのサパに、何時までも居られない。
やっと重い腰をあげる事にした。
ちょっとまだ寒いかも知れないが、世界一の棚田で有名な元陽に行ってみようと出発した。
その日は、朝から荒れ模様だった。
昨年の5月末に、昆明に向けて出発した時も、大雨だった。
ワレワレはよっぽど、嵐のサパとは縁があるらしい。
山を降りる人の数も少ない、この頃だった。 -
山の下に下りると、霧は晴れており、少し湿った天気だった。
国境を越えて、中国雲南省の河口に入った。 -
一泊だけなので、前回泊まった「陽光酒店」に再度宿泊。
顔見知りのやさしい、小張さんが居た。
だまって、前回と同様の価格、一泊60元にしてくれて、部屋も同じ番号のキーをくれた。 -
雨が降ったお陰で、スモッグが雨で流され落ちた?
空気がきれいになっていた。
河口でも、空気がきれいになること、もあるのだ。 -
お正月用の飾りが売られ、年末が迫っている。
その雰囲気が感じられる、1月下旬。
河口の街。
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