ラフレシアとブンガバンカイ　ブンクル　スマトラ

2008/01/10 - 2008/01/13

　ドリアンのおいしい所でインドネシア一番という評判。ドリアンは臭いと割れ具合と粘りのある果樹液の状態でおいしさを判断して買うが、当りはずれが非常にある。熟れ具合のタイミングが非常に難しい。ブンクルのドリアンは当たりが多い。日本では絶対味わえないおいしさである。

　写真と詳細は
　　URL　http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/
で、どうぞ。
　海岸が綺麗で、運が物凄く良ければBunga bangkaiに会えることを期待して、四連休？を利用して、行くことにした。位置的にはスマトラ、ランプンの北　ジャカルタ、スラバヤより近い、車ならムラックからフェリーを使うが、ジャカルタからなら２０時間で着くでしょう。道もそう悪くない。今回は、飛行機で行った。アダムエアー一番安くて安全？と聞いている。
　スカルノハッタから飛立った思ったら降下を始めていた。飛んでいる時間は１時間足らずだった。０４：００に家を出て、０６：３０発　０７：３０にはブンクルー（ハットマワティ　スカルノ）空港から外に出ていた。
　フローレスのマウメレの時と同じでガイド（タクシードライバー？）が群がってきた。しかし、皆さんおとなしい、付きまとってくるだけ。タクシ、と、声をかけてくるが、どこを見てもタクシーが見当たらない。キジャンやパンサーが多く見られる。実は、それがタクシーだった。レンタカースタイルのタクシーで、ガイドも兼ねているのでした。
其の中の、熱心にくっついてくる運転手に、ついに聞いてしまった。「ブンガバンカイを見ることができる場所を知っているか」と、彼は、知っていると答えた。それでは連れて行ってくれと頼んでしまった。期待は全然していない、信じてはいなかった。しかし、彼はまじめに、何日か前に、ジャカルタからのお客さんを案内した、と説明する。それが今日もあるとは全く、私は思っていない。せっかくだから、其の場所に、新しいラフレシアが現れていることを、かすかに期待して、連れて行ってもらった。場所はＢＵＫＩＴ　ＤＡＵＮ（ブキットダウン）草の丘という意味だ。ありました。すでに腐ってしまっていました。蕾もあったが、咲くのは、二週間後くらいでしょう。パンガンダランと色は違うし、大きさも違う。こちらは赤くて大きい。どぎつい、毒々しい色をしている、白っぽい斑点も大きい。
　また、もう一箇所はＢＵＮＧＡ　ＢＡＮＧＫＡＩの群生地を見つけることができた。タクシーの運転手は其の場所を知らなかった。私が、道端の植物売店に寄って、蘭の花の写真を撮らせてもらいながら、聞き出した場所で、そこから、ボゴールの植物園(Kebon raya Bogor)に送っている。ここが、元祖の場所だと、強調していた。
　グルメの小型野生肉食動物（トカゲなど）はラフレシアやブンガバンカイを食べる。バンカイ（Bangkai)とはインドネシア語で動物の死体に意味である。花が腐った死体の匂いがするから、付けられた名前である。ブンガバンカイは人によって臭さで吐き気をもようすほどである。

エリア スマトラ島(インドネシア)

ブンクルの近くパダンの料理はマサカンパダン（Masakan Padan)と言って、インドネシア中、どこにでもレストランがある。しかし、この辺りが元祖だという。野菜や魚が肉や揚げ物や焼物や煮物になったものが皿に盛られ、所狭しとテーブルに広げられる。その中から、食べたいものを食べ、食べた皿の分だけ支払う。回転しない（広げて出される）回転すしのようなもの。
　味は辛いのが主体。辛いもの好きな人にとってはたまらない料理ではないでしょうか。

これは実を切った断面です。ドリアンをしのぐおいしさ。チボダック(Cibodak)である。外観はナンカ（Nanka)を小さくしたもの。ドリアンもタイミングがよければ非常においしいが、チボダックは表面に非常に粘っこい白い果樹液が付いている。手に付くととるのが大変難しい。食べると口の周りにその液が付き、いつまでたっても、唇がベトツク。しかし、おいしさを味わったら、忘れられない。
　私のウェブサイトの自己紹介の最初のページでも中身の食べる部分の写真を紹介している。