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午前6時に、スロベニアの首都リュブリアナの「HOTEL PARK」の402号室で起きる。<br />今日はオーストリアへ移動するつもり。<br /><br />昨日リュブリアナ駅で調べたところでは、MV310という列車が午前8時5分に出て、フィラッハ(Villach)駅に9時47分に到着する。<br />フィラッハ駅は交通の要所らしく、ここで列車を乗り換えることになる。<br /><br />他に午前10時3分発のEC10もあるが、もちろんMV310の方がいい。<br />それに、旅に出て移動をする日に、午前10時までだらだら過ごせるはずもないからね。<br /><br />海外旅行のコツは、とにかく、朝早く移動することだ。<br />午前7時にホテルを出て、歩いて駅へ行く。<br /><br />リュブリアナからフィラッハへの運賃は1783SIT(トラール)。<br />この時期、1トラールが0.9円くらいのレート。<br /><br />つまり、1600円程度だね。<br />しかし、たった1時間半程度のローカル列車の2等自由席の料金が1600円とは高いよ。<br /><br />だって、昨日リュブリアナからザグレブを往復した切符はもっとずっと安かった。<br />往復5時間乗って1631トラール(1500円)だったのだから。<br /><br />多分、今日のフィラッハへの鉄道料金はオーストリアとの国境を越えるので高いのだろう。<br />ちなみに、リュブリアナからザグレブの鉄道はもともとはユーゴスラビアの国内路線だったので、切符自体も国内鉄道窓口で売ってたくらいだ。<br /><br />11月の朝のリュブリアナ駅はがらんとしていて、空気も冷たく、とてもキモチイイ。<br />長いホームに歩いていくと、ホームの端の方の長椅子で寝袋に入って寝ていた白人の若者が起きだすのが見える。<br /><br />僕が乗る列車は7番ホームから出るという。<br />7番ホームは、結構長かった。<br /><br />そしてそこには、列車が2編成停まっていた。<br />一つは7時45分発という表示がある。<br /><br />僕が乗るMV310は、もちろんこれではない。<br />もう1編成というか、いかにもローカルらしい客車が2つつながった列車がある。<br /><br />おそらくこれが僕が乗るMV310だと思うが、列車の表示がない。<br />乗車直前になって、列車に行き先表示が出て、僕が乗る列車だと確認できた。<br /><br />MV310列車は、時刻表どおりに、午前8時5分にリュブリアナ(Ljubiana)を出発する。<br />9時7分から12分までJESENICEという駅で停車する。<br /><br />どうやらこれが国境駅のようだ。<br />スロベニア出国とオーストリア入国のスタンプをもらう。<br /><br />また動き出した列車はオーストリアへ入り、予定通り9時47分にフィラッハ駅へ到着する。<br />さてこれからが問題だ。<br /><br />僕が買った切符はフィラッハ駅まで。<br />僕は今日中にインスブルック(INNSBRUCK)へ行くつもりだ。<br />つまり、ここで切符を買わなければならない。<br />しかし、切符を買うには、オーストリアシリングが必要だ。<br />駅の外に出て、ATMを見つける。<br />それにシティバンクのカードを入れたが、認識しない。<br /><br />あわてて駅のインフォメーションへ行き、相談する。<br />するとクレジットカードで列車の切符が買えるとのこと。<br /><br />VISAカードを出して、インスブルック行きを買った。<br />これが、436オーストリアシリング。<br /><br />この1996年秋の時点で、1オーストリアシリングは約11円のレート。<br />つまり、4千8百円くらいだ。<br /><br />駅のインフォメーションでは、切符をコンピューターで打ち出した。<br />切符と一緒に、乗換駅や乗り換え列車が書いた旅程表までくっついていた。<br /><br />次の列車はすぐに来る。<br />だって、僕が乗る予定のEC(ユーロシティ)114の出発は午前10時なのだから。<br /><br />フィラッハ駅へ到着したのが午前9時47分。<br />乗り継ぎの列車は午前10時に出発する。<br /><br />こんな危ない旅行計画なんか、とても立てる気にはならないね。<br />しかしとにかく、列車はすぐに来る。<br /><br />僕は切符を受け取って、「何番ホームですか?(What is the platform number?)」とたずねた。<br />すると、大声で「3番ホームだ(Platform 3)!」と返事が戻る。<br /><br />僕は地下道を通って、3番ホームへと走りこむ。<br />しかし、3番ホームには列車が停まってない。<br /><br />しかも、出発時間は迫る。<br />ここで世界旅行者みどりのくつした(みどくつさん/みど先生)は考えた。<br /><br />「列車のホームが間違っていないかな?」ってね(笑)。<br />隣の線路をはさんだ4番ホームには列車が来ている。<br /><br />僕はアレだな!と、ピンと来たよ。<br />バックパックを背負いなおして、また地下道を通り、4番ホームへ行く。<br /><br />ホームに表示された列車番号を見ると「EC114」とある。<br />列車に乗り込んで、車掌にも聞いて、これが僕が乗る列車だと確認した。<br /><br />列車は自由席で、乗客も多くない。<br />僕は適当な窓際の席に座って、ホッとする。<br /><br />手許の旅程表を見ると、この列車は11時44分に「Schwarzach St Veit」に到着する。<br />そこで乗り換えて、インスブルックへの到着は午後2時35分の予定らしい。<br /><br />いやはや、さすがオーストリアの列車だ。<br />時間はなかなか正確。<br /><br />ところで、フィラッハ駅のインフォメーションはなぜ、4番ホームを3番ホームと間違えて教えたのだろう。<br />もちろんそれは、はっきりしている。<br /><br />東洋人をからかったのさ(笑)。<br />ただ、他人の言うことを全く信じていない世界旅行者さんには、そのトリックは通用しなかったってことかな。<br /><br />【旅行哲学】駅のインフォメーションだって信じられない。それが海外個人旅行。<br /><br />http://www.midokutsu.com/europe/villach.htm<br />

スロベニアの首都リュブリアナからフィラッハ駅(オーストリア)で乗り換える(1996年ヨーロッパ鉄道旅行)

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1996/11 - 1996/11

18位(同エリア18件中)

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みどりのくつした

みどりのくつしたさん

午前6時に、スロベニアの首都リュブリアナの「HOTEL PARK」の402号室で起きる。
今日はオーストリアへ移動するつもり。

昨日リュブリアナ駅で調べたところでは、MV310という列車が午前8時5分に出て、フィラッハ(Villach)駅に9時47分に到着する。
フィラッハ駅は交通の要所らしく、ここで列車を乗り換えることになる。

他に午前10時3分発のEC10もあるが、もちろんMV310の方がいい。
それに、旅に出て移動をする日に、午前10時までだらだら過ごせるはずもないからね。

海外旅行のコツは、とにかく、朝早く移動することだ。
午前7時にホテルを出て、歩いて駅へ行く。

リュブリアナからフィラッハへの運賃は1783SIT(トラール)。
この時期、1トラールが0.9円くらいのレート。

つまり、1600円程度だね。
しかし、たった1時間半程度のローカル列車の2等自由席の料金が1600円とは高いよ。

だって、昨日リュブリアナからザグレブを往復した切符はもっとずっと安かった。
往復5時間乗って1631トラール(1500円)だったのだから。

多分、今日のフィラッハへの鉄道料金はオーストリアとの国境を越えるので高いのだろう。
ちなみに、リュブリアナからザグレブの鉄道はもともとはユーゴスラビアの国内路線だったので、切符自体も国内鉄道窓口で売ってたくらいだ。

11月の朝のリュブリアナ駅はがらんとしていて、空気も冷たく、とてもキモチイイ。
長いホームに歩いていくと、ホームの端の方の長椅子で寝袋に入って寝ていた白人の若者が起きだすのが見える。

僕が乗る列車は7番ホームから出るという。
7番ホームは、結構長かった。

そしてそこには、列車が2編成停まっていた。
一つは7時45分発という表示がある。

僕が乗るMV310は、もちろんこれではない。
もう1編成というか、いかにもローカルらしい客車が2つつながった列車がある。

おそらくこれが僕が乗るMV310だと思うが、列車の表示がない。
乗車直前になって、列車に行き先表示が出て、僕が乗る列車だと確認できた。

MV310列車は、時刻表どおりに、午前8時5分にリュブリアナ(Ljubiana)を出発する。
9時7分から12分までJESENICEという駅で停車する。

どうやらこれが国境駅のようだ。
スロベニア出国とオーストリア入国のスタンプをもらう。

また動き出した列車はオーストリアへ入り、予定通り9時47分にフィラッハ駅へ到着する。
さてこれからが問題だ。

僕が買った切符はフィラッハ駅まで。
僕は今日中にインスブルック(INNSBRUCK)へ行くつもりだ。
つまり、ここで切符を買わなければならない。
しかし、切符を買うには、オーストリアシリングが必要だ。
駅の外に出て、ATMを見つける。
それにシティバンクのカードを入れたが、認識しない。

あわてて駅のインフォメーションへ行き、相談する。
するとクレジットカードで列車の切符が買えるとのこと。

VISAカードを出して、インスブルック行きを買った。
これが、436オーストリアシリング。

この1996年秋の時点で、1オーストリアシリングは約11円のレート。
つまり、4千8百円くらいだ。

駅のインフォメーションでは、切符をコンピューターで打ち出した。
切符と一緒に、乗換駅や乗り換え列車が書いた旅程表までくっついていた。

次の列車はすぐに来る。
だって、僕が乗る予定のEC(ユーロシティ)114の出発は午前10時なのだから。

フィラッハ駅へ到着したのが午前9時47分。
乗り継ぎの列車は午前10時に出発する。

こんな危ない旅行計画なんか、とても立てる気にはならないね。
しかしとにかく、列車はすぐに来る。

僕は切符を受け取って、「何番ホームですか?(What is the platform number?)」とたずねた。
すると、大声で「3番ホームだ(Platform 3)!」と返事が戻る。

僕は地下道を通って、3番ホームへと走りこむ。
しかし、3番ホームには列車が停まってない。

しかも、出発時間は迫る。
ここで世界旅行者みどりのくつした(みどくつさん/みど先生)は考えた。

「列車のホームが間違っていないかな?」ってね(笑)。
隣の線路をはさんだ4番ホームには列車が来ている。

僕はアレだな!と、ピンと来たよ。
バックパックを背負いなおして、また地下道を通り、4番ホームへ行く。

ホームに表示された列車番号を見ると「EC114」とある。
列車に乗り込んで、車掌にも聞いて、これが僕が乗る列車だと確認した。

列車は自由席で、乗客も多くない。
僕は適当な窓際の席に座って、ホッとする。

手許の旅程表を見ると、この列車は11時44分に「Schwarzach St Veit」に到着する。
そこで乗り換えて、インスブルックへの到着は午後2時35分の予定らしい。

いやはや、さすがオーストリアの列車だ。
時間はなかなか正確。

ところで、フィラッハ駅のインフォメーションはなぜ、4番ホームを3番ホームと間違えて教えたのだろう。
もちろんそれは、はっきりしている。

東洋人をからかったのさ(笑)。
ただ、他人の言うことを全く信じていない世界旅行者さんには、そのトリックは通用しなかったってことかな。

【旅行哲学】駅のインフォメーションだって信じられない。それが海外個人旅行。

http://www.midokutsu.com/europe/villach.htm

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