2008/01/01 - 2008/01/01
32位(同エリア49件中)
riaさん
あけましておめでとうございます。
2008年観光のスタートは、ルクソールからアビュドスとデンデラに向かいました。さぁ、今年も張り切っていくぞ。
コンボイは8時出発なので、ホテルを7時半過ぎに出発です。
注意!コンボイの集合場所にあるトイレ。ここしかないようなので使うしかありませんが、チップ?2エジプトポンド!!通常の4倍!!しかも値段表?として壁に書いてあります。確かに中は綺麗ですが、必要ない風船とか転がっているし。。。何なんだろうなぁ。
写真は、朝出発するサトウキビ列車。昨日の続きでトワイライト・モードで撮ってしまった。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- 大韓航空
-
コンボイは、農村地帯を順調に飛ばしていきます。
いたるところでサトウキビの収穫真っ最中。トラックじゃなくて列車で運ぶってところがすごい。 -
ライフルで武装した民兵?が守る村をいくつも通り過ぎていきます。途中、飛行機とモスクらしきものをかいた民家を発見!メッカに巡礼に行ったのかな?
家畜も同じ屋根の下でしたよ。 -
まず着いたのは、アビュドスのセティ1世葬祭殿。
ここ、超ーお勧め!レリーフも色鮮やかに残っているし、題材も面白いし、静かだし!
ルクソールからコンボイで3時間近くかかるけど、行くべし! -
この地は、古くからオシリス神信仰の中心で、たくさんの人が巡礼に来たところです。
だからこそ、セティ1世(ラムセス2世のお父さん)もこんな壮麗な葬祭殿を作ったのですね。
貢物のさらに、ひざまずく人間がいる!ヒエログリフかな? -
綺麗な祠?もたくさん残っています。
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アヌビス神と仲良しのファラオ
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神輿の様子も色鮮やかに。
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赤褐色の肌が美しい!
すけるような腰布も色っぽい。
エジプト芸術万歳!ってな感じです。 -
神々への供物も美味しそう。
このエジプトのパン美味しかったなぁ。 -
オシリス神に手を差し伸べる、トキの頭をしたトト神。その手にする酌がおもしろい形をしていました。何ゆえ?
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毛皮を着た神官のかっこうをした王子もいます。髪を片方で束ねているので分かりやすい。もしかして、ラムセス2世?
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ジェド柱と呼ばれる、穀物などを束ねた富を意味する?供物をささげるファラオです。
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でたー、聖母子像の元となった子供をひざに乗せる女神。不覚にも、何の女神かわかりません。
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たぶんイシス女神だと思うのだけど、
頭上の飾りが違うしなぁ。どなたか教えていただけますか?
色鮮やかなレリーフに感激でした。 -
おもしろいもの発見!
古代エジプトではカエルも神様(ヘケト女神)でした。カエルの卵からおたまじゃくしへの孵化が神秘的!ってなわけで、お産の神様とされたそう。
もっと大きなカエルのレリーフもありました。 -
オーパーツ?としてガイドから教えてもらった飛行機型のヒエログリフ。
彩色の残るハチの上あたりにあります。横から見た飛行機のようですが、その真相は? -
アビュドスで有名なのは、セティ1世とラムセス2世が並ぶ、王名簿の通路です。
ずらーっとカルトゥーシュが並んでいて圧倒されます。読めたら楽しいんだけどなぁ。
少年のラムセス2世がかわいらしいです。 -
有名な、牛追いのレリーフ
クリスチャン・ジャックの「太陽の王」にもこの話がありますよね。彼は絶対エジプトをくまなく見てまわっている! -
たくさんの野鳥が飛び立つ場面も悠々と描かれています。
この奥から外に出ると、ミイラを造ったというオシレイオンがあります。 -
ここがオシレイオン。かなり水没しています。
ここでミイラを造って(儀式としてかなぁ)
左側にあるトンネルを通って、 -
こんな通路を通って、北側?にある墓所に運んだそう。
本当の墓所というより、仮墓所かと思います。なんといってもここは冥界の王オシリス神ゆかりの地ですから。
壁にはヌウトとシュウとゲブのお馴染みのレリーフも見られます。 -
アビュドスでランチをとった後、デンデラに向けて再出発です。
デンデラにはプトレマイオス朝のハトホル神殿があります。周りの列柱もギリシア・ローマっぽいですよね。
遺跡自体は新しいものの、歴史は古く、エドフのホルス神殿と結びつきが強いんですよね。なんてったって、ホルストハトホルは夫婦ですから。 -
ここのスカラベは、なんでかお腹を見せていました。面白いなぁ。
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門をくぐると、すぐ左手でべス神が出迎えてくれます。
写真を撮ったのは夕方だったので、オレンジ色に染まっています。 -
正面のハトホル柱が見事です。
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神殿内部にもハトホル女神がいっぱいです。天井がちょっとすすけちゃっているのが残念。
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ここは天体図有名ですが、入ってすぐの列柱室にも、直線状態の天体図があります。ヌウト女神もおります。
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星座表もあって、楽しみにしていたのですが、修復中でした。かろうじて、左端にてんびん座が見られました。ラッキー(私はてんびん座よぉ。ちなみにガイドさんもでした。)
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ここでもうひとつ有名なのは、地下室です。
「人が来るから急いで」と向かったのは、本当に狭いスペースでした。腰をかがめて降りると、左右に一直線の狭い部屋。 -
近くで見るセクメト女神。いい顔してますねぇ。
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うわさのオーパーツ?
電球といわれればそうも見えるし、何なんでしょねぇ。それよりも、支えてるへんてこりんな柱の方が気になる! -
とっても狭い通路なので、全体図を撮るのに苦労しました。電球?の根元が花のガクみたいで不思議です。
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ハヤブサもコブラも、黒光りしていて神秘的。
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素朴な色彩が残っていました。
ここにも王子がいた! -
羽まで一枚一枚綺麗に描いているんですね。
これは孔雀かな? -
ここのヌウトは、太陽の誕生が派手でした。
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次は、興味深いレリーフがあるという階段を、屋上に向かって登っていきます。(暗くて何にも見えなかった。)
屋上にはまたもや神殿。地下から屋上まで、有効活用している神殿だなぁ。 -
プトレマイオス朝の末期も末期だったので、この神殿には王名が刻まれていないカルトゥーシュがたくさんあります。真っ白いままの石面が、歴史を感じさせますね。
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パリのルーブル博物館に持ってかれた天体図は、その黒さも正確なレプリカが埋まっていました。
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ちなみに、ルーブルの展示です。
きれーな天文図ですよねぇ。女神が支えているなんて、ロマンチィックだわぁ。 -
解説もばっちりです。
願わくば、デンデラの神殿内でこれが見たいなぁ。返還予定はないのかな。 -
明り取りの窓。
こんな小さな窓の四方に、ミイラ作り?ベットに寝ている状態のレリーフが描かれていました。 -
表に回って、有名なクレオパトラ7世とカエサリオンを見に行くことにしましょう。南側の左右両方に、大きなクレオパトラがおりました。
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カルトゥーシュも綺麗に残っていました。
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プトレマイオス朝のレリーフは、古代エジプトのものよりも、やっぱりちょっと写実的。
貢物も豪華に見えます。 -
ラホールアクティ(左)とタウレト(右)かな?
カバの頭、ワニの尾、ライオンの足をして立った妊婦の姿らしいですが、なんだかムーミンみたいでかわいい!あいだにあるのは卵?
エジプトの神様って、ホント面白い。 -
コンボイでの旅ももうすぐ終わり。今晩はルクソールを離れてカイロに戻るのかぁ。
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