2007/12 - 2007/12
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Giraudさん
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パリからRER(高速郊外鉄道)で約20分、サン・ジェルマン・アン・レーの城を訪問しました。
現在の城は、ルネサンス様式の城館を多数築造したフランソワ1世の改築時のもの。
フランソワ1世にちなむ建築を挙げていくと、
アンボワーズ城・・・即位直後の居城。ロワール河岸の高台に立つ軍事上の城砦。
ブロワ城・・・ロワール河岸の高台の城砦。フランソワ1世がルネサンス様式の館を増築。
シャンボール城・・・狩猟のために新築した城館。城砦仕様が抜けず居心地が悪かった。
フォンテーヌブロー宮殿・・・狩猟のために新築。居心地もよく、後世ナポレオンも愛用。
ルーヴル宮殿・・・セーヌ河畔の古城を宮殿として改築。現在のルーヴル美術館。
と、フランス語では同じ“シャトー”でも、「城砦」から「宮殿」に変わっていく歴史がわかります。
サン・ジェルマン・アン・レーの城も、外観は館のようで濠が残っている過渡期のものです。
現在内部は国立考古学博物館になっていて、また隣接する庭園からの眺めも爽快でした。
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RERの地下駅を出ると、すぐ目の前が城です。
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サン・ジェルマン・アン・レー城。
対面の神殿のような建物はサン・ジェルマン教会。 -
建物を囲む濠。
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サン・ジェルマン・アン・レー城の中庭。
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サン・ジェルマン・アン・レー城の礼拝堂。
フランソワ1世の改築前から残るゴシック様式。 -
城の内部は国立考古学博物館。
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フランソワ1世の紋章、サラマンダー(火トカゲ)。
ロワールの古城でもおなじみ。 -
考古学博物館、先史時代の展示物。
中国の玉器に似ています。 -
考古学博物館、遺跡の模型。
ローマのコンスタンティヌス帝の凱旋門。 -
考古学博物館、遺跡の模型。
右:ティヴォリのウェスタ神殿
左:アッピア街道のチェチーリア・メテッラの墓。
(両方とも後日訪問しました) -
考古学博物館、遺跡の模型。
トリーアのポルタ・ニグラ(黒門)。
仏語表記では“ポルテ・ノワール”。 -
城の隣接した庭園、プティット・テラスからの眺め。
セーヌ川が一望。
かなり古いというRERの鉄橋も見えます。 -
はるか彼方にエッフェル塔も見えました。
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プティット・テラスからの眺望。
向こうに見えているのはルイ14世が生まれた館。
現在は高級ホテルのパヴィヨン・アンリ・キャトル。 -
庭園側から見るサン・ジェルマン・アン・レー城。
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庭園側から見るサン・ジェルマン・アン・レー城。
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サン・ジェルマン・アン・レー城、屋上の手摺。
フランソワ1世のサラマンダー(火トカゲ)と“F”印。
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