2007/12/29 - 2007/12/31
139位(同エリア256件中)
アリヤンさん
中国西南端の東興―モンカイ(ベトナム側の町、漢字名:亡街)の国境は、友誼大橋でつながっている。
河口―ラオカイのような、立派な橋ではなく、そこらに有るようなローカルな橋が掛かっており、両国の人々が当たり前のように行き来している。
海で隔てれた日本人にとって、「歩いて渡る」しかも川を渡る斯様な国境は、とても興味をそそるものだ。
旅先ではネット環境が劣悪なので4トラには表紙のみアップしています。行く先々でアップデートなHPを展開する為に、現地で緊急避難ページを作成しています。4トラには帰国後改めてアップして行きます。
http://www.geocities.jp/ariyan9908/eurasia2_009.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
東興バスターミナルに着くや否や、バイタク、トゥクトゥク、電気公共バスや、宿の口利き屋に何重にも取り囲まれた。
これでは、落ち着いて、荷物も引き出せないし、これからどっちの方面に行くかも、考える余裕も出ない。
とに角、「不要(プーヤオ)! 不要!」と叫んで、やっとのことで彼らを振り切り、バスターミナルから外に出た。 -
表ゲートと反対の裏ゲートに出てしまい、行ってみるべきホテルが分からない。
出たトコがウラ通りで目に入った「天源賓館」に入ってお部屋チ ェック。
パートナーが部屋を見て、合格!?した。
他にもっといい所があるだろうとバス停をグルっと一回りした。
どこもツイン部屋は60元(930円)前後で結局、最初に見た「天源賓館」がベストだった。
①清潔②洋式トイレ③温水シャワー④ツ インベッド⑤日当り⑥親切なスタッフ、⑦値段、などのチェックポイントをクリアすべく、どこでも宿探しは重要だ。
写真は「天源賓館」の向かい側のスナップ。 -
「天源賓館」。
元気のいいおカミさんが、一人で切り回している。
旦那は用心棒?的存在。
60元のところ3泊以上条件で、50元に交渉して成功。
(約800円。ツイン、温シャワー、洋式トイレ付き) -
位置関係は市内地図を参照ください。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9911/3DongHinMap.JPG -
メインストリートの北倉大道。
交通量が少なく、信号がまだ無い。
とってもローカル!
だが、かつては宿敵国、ベトナムの国境に位置する街のせいか、どこか、ガサガサしていて、落ち着きが無い。
埃っぽい。 -
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2酸化炭素排出を抑える努力?
電気自動車を乗合タクシーに使っている。
中国も頑張っているのだ。 -
カラン、カランとカネを鳴らしながら、廃品回収業者がいたるところで廃品を集めている。
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すぐ近くに市場発見♪
どこに行っても、市場はワレワレにとって重要だ。 -
市場さえ近くにあれば、楽しいし、意外とマウイものが食えるのだ♪
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漬物、野菜、豆腐、果物、穀類、肉、魚、揚げモノ、焼きモノ、煮物、乾物モノ、ライブ・ストック、と食い物主体の市場だ。
ここには毎日お世話になった。 -
白菜の山。
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種類の多い米。
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シンクロナイド・スィミングしている鳥。
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グッタリのアヒル。
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ツミレ各種。
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サッソク、今晩の食事の素材を吟味しながら調達した。
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食料品市場の隣りに、中古自転車市場!?。
大量の自転車が、山積みされていた。
ベトナム向けか?日本からも、よくボランティア活動などで、大量の自転車がベトナムに行っていたのを思い出した。 -
本日の献立;「味噌風味米粉野菜湯面」★★★
乾燥米粉2人前、ツミレ3種、厚揚げのスライス、ヒゲを取り除いたモヤシ、ネギ、味噌と塩少々。 -
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ラーメン・ポットの大活躍だ。
中国の食堂では、大抵味が濃く、時々得体の知れぬモノが入っていたりする。
しかも、化学調味料で味を調整している。
「味精」とか「味○○」と銘々された「味の素」マガイばかりで、その中身に何が入っているか心配なのだ。
こうして自然の素材を、直かに購入して、独自に調理しての食べ物は、薄味で安心、美味しい、の3拍子そろう。
だから、精神的にも健康にも良い、と信じています。地元の素材で料理する楽しみもある。
(たいしたものは作れませんが、、、) -
翌日、晴れのち曇り。
インターネット・カフェ探し。
北倉大道と民族路の交差点までに、ネット・カフェがある、との情報を得ていたので、北倉大道を歩いて探索。 -
確かにネットはあった。
しかし、そのスピードはオ・ソ・イ!
とっても 遅い!
4トラやワタクシの緊急ページ作成どころでない。
1行のメールを送るのに、30分かかった。
さすが中国の僻き地、 地の果ての地でアル。
(人民がネットで毒されぬように、規制をしているのデワ??) -
反面、IP電話がどこにでもある。
また安い!
日本まで2.4元(約38円)/分。 -
自動車。
最近は、トヨタ、ホンダなどのマーク付きの車が多い。
以前は、中国名の車しか見られなかった。
カーメーカーの進出の度合いが深まったと考えられる。 -
今日は大晦日。
国境を見に行く。
バス停の路線図では、国境のある「東興口岸」へは1,3,5路のバスと分かる。
最初、反対方向でバスを待っていた。
いつまで待っても来ないので、人に聞いて道路の向かい側に移動。 -
-
ところが、バス停スタンドが向かい側には無いのだ。
しばらく様子をみて分かった。
スタンドは片側にしかないのであった。
向かい側のスタンドの反対側のところがバス停で、そこで手を挙げると、バスは止まってくれる。
バス停スタンド(建築物)の手抜きでした。 -
-
これ、中国側のイミグレーション・オフィス。
予想外に大きい! -
路線バスは、オフィスの前に止まる。
-
イチオシ
友誼大橋。
ただのハシに見えるが、国境だ。 -
中国人かベトナム人か、どちらか分からないが、観光客らしい人々が多い。
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イチオシ
中国側⇒ベトナムへ行く人は、橋の下をくぐって、向こう側にある出国ゲートで、出国手続きをして、橋にでて、ベトナムの方へ歩いていけば良い。
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向こうにベトナムのイミグレーション・オフィスが見えている。
-
中国側オフィスの脇に「大清国欽州界」とある石碑が立っている。
清の時代(18~20世紀初頭)のものと思われる。 -
イミグレーションから北に伸びる新華路には、ベトナム語を表示した商店が続く。
-
新しい商店街。洒れた造りのビルが少し続く。
-
レストランの看板。
さすが広東料理の食堂。
羊、狗(犬)、兎、猫?まである。
広東省の省都、広州は 「食は広東にあり!」で有名な美食どころ。
その中でも、広州市の西南部の一角にあるレストラン街(白天鵞酒店の近く)は、かつてゲテモノ食堂街があったところ。
通りに面して、生き物を陳列していて、どれでも指差せばあわれ、料理となって出てくるのだ。
蛇や亀はもとより狸、狐、ハリ鼠、スカンク、猿、ロバまで何でもござれ。
ゴキブリのような虫まである。
ワタクシは'94年にここを訪れて、そこで色んなゲテモノに挑戦したことがある。
(っと言っても、動物は蛇、虫はゲンゴロウ位までだが)。
SARSが流行った時、すぐにココが発祥の地に違いない!っと思った。
「広州で食材になっていたハクビシン(狸の仲間)からSARSが広がった疑いがある」との報道があったが、ワタクシの直感は当たっていたように思える。
ワタクシはハクビシンとまでは分からなかったが、食材になったサルからSARSが出たに違いない、と考えていた。
「食の広東」、恐るべし、である。 -
イチオシ
大通りの北倉大道に出ると、すぐに「東興国貿市場」という、この街一の市場がある。
ここには、様々な種類の食堂も沢山あり、 -
ベトナムで、お馴染みの甘党のお店もある。
今日は、ここでも食材調達だ。 -
チマキ。
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貝類売り場。
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イモ類売り場。
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活魚売り場。
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野菜売り場。
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雑貨売り場。
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仕事で香港、広州に頻繁に足を運んでいたことがある。
(14年くらい前)
当時、走っていた車には、日本のメーカーのマークが付いたものは殆んど無く、中国メーカーの漢字のマークばかりだった。
(中国メーカーといっても、日本や欧米車との合弁企業で、多くはその傘下にあるコピー車製造メーカーだった)
今では、日本車の各メーカーが本格進出しており、日本と同じマークを付けた車が目立つ様になっている。
まがい物のコピー車が淘汰されてきている様子だ。
それとも、WTO加入の効果が出てきたのか?
それとも、トヨタ、ホンダのマークを付けた、本物のバッチもんなのか?? -
さて、すみかのホテルだが、住んでいた2階は、表を走る車の騒音と、1階でやる年末マージャン大会の騒音で、喧しくて安眠ができない。
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それで、お女将に頼んで、3階の部屋に替えてもらった。
南西向きで、お昼あたりから陽があたり、夜までその余熱が効くのでハオ、好。
いつも寝袋を持参するので、寒い時には重宝する。 -
ベランダが付いているが、鎖と南京錠で開かない状態。
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トイレ+シャワー室は結構広い。
洋式トイレで良かった。
田舎にくると、しゃがみ式トイレが多く、 他の設備が良くても、宿泊をよく断った。 -
大晦日に近くの市場に出かけた。
明日の正月には市場も休みとあって、大変な人出であった。
どこでも、大晦日は特別な日なのだ。 -
市場での買い出しの帰りに、パートナーが、施したばかりのセメントに足を入れてしまった。
これで、中国最西南部のベトナムとの国境の町、東興、にその足跡を、半永久的に残すことと成ったのであった。 -
イチオシ
中国人が本来祝うべき正月は、旧暦正月=春節で、2008年は2月9日あたりだ。
しかし、グローバリゼーションの波はココにも押し寄せ、大晦日のカウントダウン的お祭り騒ぎが、この中国最果ての町、東興でも見られた。
花火が夜空に上がり、我が家の窓からも楽しめた。 -
-
ベトナムとの国境のある友誼大橋あたりで、花火を打ち上げているのだろう。
カウントダウンもやっているのか?
12時になると、歓声がその辺りから聞こえた。
当方は、思わぬ夜の寒さから風邪気味で、早く眠りたかったが、安眠は長く妨げられた。
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