2007/12/22 - 2007/12/22
222位(同エリア230件中)
ひま人さん
今回は、能勢街道から綾部街道に入り、檜山宿(瑞穂町)から昔「生野の道」とも呼ばれた「細野峠」を越え、菟原(うばら)宿、福知山宿へと辿った。
池田から北進してきた綾部街道は、檜山宿の外れ、瑞穂町和田で山陰道と交差し、左側に細野峠の入り口が見えてくる。雨の中峠越え(約2km)をし、菟原宿に入り、古くは「大原志(おおばらざし)」と俳句の季語にも詠まれた大原神社を参拝。大原神社から川を隔てた敷地に3坪の原始的な建物の産屋がある。
福知山宿では、福知山城主稲葉氏菩提寺の興雲寺がある。現代は紅葉の名所として知られ「宝の道七福神・丹波寿霊場」にもなっている。福知山が生んだ政治家、芦田均の業績を伝える事を目的に、その生家跡を利用した記念館にも足を運んだ。
福知山宿は古くから、牛の集積地として、又、市内を流れる由良川河畔での桑の栽培が養蚕業を発展させて開かれていった町で、天正7年(1579年)信長の命で丹波を平定した明智光秀が福知山城を築いた。
現代の街並みは当時の家並みは残っていないが、城下町時代の町割り保存に力を注がれているようです。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
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山陰道細野峠。「ほうその峯」「朴の峠」「菟原峠」「大久保峠」とも呼ばれた細野峠は約2kmで、平成8年11月に文化庁全国歴史の道百選(?50)に選定されている。
道幅もかなり広く、傾斜もゆるく比較的歩きやすい。 -
大原神社本殿。所在は福知山市三和町、祭神はイザナミノミコト、アマテラスオオミカミ、ツキヨミノミコト。文徳天皇、仁寿2年(852年)創建、この地方の安産信仰をつかさどる神社として参拝が絶えない。
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大原の産屋。神社の前を流れる川合川を隔てた敷地に3坪の地に股木柱に棟木を渡した天地根元造を模した土台もない原始的建物。
出産の節は12把の藁を敷いてその上に敷物を敷き出入り口に古鎌を魔除けとして釣り、産婦は夫と共に7日7夜この産屋に篭り、嘗て難産した者がなく、これは神の霊験を事実によって証明したものであると堅く信じられている。
土間の砂は「子安砂」と呼ばれ、いまも大原神社の安産の神譜として授けられている。 -
顕龍山興雲寺、臨済宗妙心寺派。福知山藩主稲葉紀通が、稲葉一族の前妙心寺住職、回天法旧禅師(妙心寺十傑の一人)を開山として、父祖の菩提を弔うために創建した。
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興雲寺観音堂。
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芦田均記念館。戦前、戦後活躍した福知山が生んだ政治家。芦田均の生家跡を利用して開設された記念館。資料展示でその功績を顕彰するとともに、市民の文化活動の場として音響設備を備えた多目的ホールなども併設されている。
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