ハワイ　挙式・あのホテル・グルメ・ゴルフ・ドライブ顛末記

2007/11/22 - 2007/11/28

長男が３年前にホノルルで教会挙式した。次男、３男には「次海外挙式するならヨーロッパでな」と言っていたにもかかわらず、今回、３男もホノルルのセントラルユニオン大聖堂というところで挙式する運びになってしまった。こちらの家族５名と親族２名、彼女側の家族３名と親族３名合計１３名の挙式となった。その挙式及び、せっかく３回目の渡ハなのでいろいろ経験した事を書いてみたいと思います。

　1日目　出発は午後10時だが、午前は会社で会議が有ったり夕方、愛犬をペットホテルに預けたり、でやっとの事で車を関空で預けた。外貨交換は日本国内の方がレートが良いとのことだったので開店していたみずほ銀行で３００＄（前日近所の東京三菱で１００＄交換済み＠１０９円）換えた。よく見ると３男カップルが居るではないか。彼らは1時間ほど早いU便だったが、偶然会った。免税店で次男が彼女へのお土産を必死で買っていた。搭乗後、一眠りして朝10時にホノルル国際空港に到着。ここで、出迎えのM社の電話番号を持って来なかった事に気づいた。どうにかなるだろうと思っていたが、肝心の自分の携帯が圏外で使えない。仕方なく1時間ほど悪戦苦闘したのちタクシーでワイキキのホテルに向った。チップ込みで３５＄ほどだ。タクシー係の黒人女性が当方のスーツケースや手荷物を見て、ワゴンタイプのタクシーを呼んでくれた。ブレーカーズホテルは直ぐにチェックインできた。イメージは期待通りだった。これも日本から頼んでいた携帯電話はフロントに４台届いていた。高齢の白人客たちがプールサイドでのんびりしている。感謝祭というので主だった店は休みだぞ、と脅かされていたので、夜はネットで「ティキズ」という人気のレストランを予約していた。その晩は３男も合流する予定だ。スーツケースをほどいたら、なんとなく落ち着いてきた。妻がＪＣＢプラザへ行こうというのでみんなで散歩がてらホテルを出た。ホテルの前の通りをビーチウォークという。今、ワイキキで話題の地域だ。１〜２分歩くとカラカウア通りに出る。いわゆるメインストリートだ。その道沿いにＪＣＢプラザやＤＦＳがある。そこに行く前にＤＦＳ隣りのビルの2階にレザーソウルをたずねた。今回の旅行での買い物の目玉、オールデンのコードバンシューズを置いている店だ。靴にうるさい次男の顔色が変わっていくのが分かる。プレーントー９９０が５１５＄約日本価格の５８％。次男お目当てのブーツは６００＄強。取り合えず、すぐに買わず店を出た。ＪＣＢが入っているワイキキショッピングプラザのＢＦでスパムおにぎりを食べ腹ごなしに場所の確認にティキズまで歩いた。久しぶりのカラカウア通りやワイキキビーチだった。影に入ると涼しいが日向は暑い。人も多い。３男から携帯に連絡があったので、5時にブレーカーズに来るよう言った。ホテルに帰り寛いでいると３男が一人で訪ねてきた。彼女は今晩は実家のみなさんと独身最後の食事に行っている。彼女のおばあさんの念願のディナークルーズだ。我々が行ったティキズは人気のアメリカン料理の店で夕陽が見える席を頼んでおいた。ライブも有ったが満員のお客の賑やかさで聞こえない。沈む夕陽に２隻のクルーズがはっきりと見えた。あの１隻に彼女が乗っているとか言いながら食事を楽しんだ。よく食いよく飲んだ。
　2日目　弟夫婦が到着する日だが連絡する手段が分からない。仕方なく、聞いていたホテル（ロイヤルガーデン・アット・ワイキキ）にこちらの携帯番号を伝言し、買い物にアラモアナまで歩いて行った。ヒルトンホテル側からアラモアナ通で行くと早く着いた。今朝6時から感謝祭明けのクリスマスセールがあり、すでに駐車場は車で一杯だった。ディズニーショップやシアーズなどはかなり安い。しかし、レジはかなりの列を作っており、時間的に買い物はあきらめた。化粧品のＭＡＸというお店で妻はメイク（夕方の挙式のため）をしてもらいトロリーでワイキキに帰った。昨日と同じところで昼食をしようとうろうろしていると、なんと弟夫婦が食事をしているではないか。私は麺が食べたかったので、一番奥の中華屋でワンタンメンを食べ、妻はヘアーセットのためＤＦＳ7階の美容院に向った。４５＄だという。夕方4時すぎに先に弟たちのホテルに寄ったリムジンがブレーカーズに到着した。我々家族も合流し、会場のセントラルユニオン大聖堂に向った。
３男の彼女のご両親・親族にご挨拶したが、出来るだけ緊張しないよう配慮した。教会はさすが格式高く、若い女性の圧倒的人気なのが分かる。特に、牧師が片言の日本語を交え説明するのは的を得ていた。風格も申し分ない。役者のような風貌はまさにドラマの世界に当事者を誘うようだ。予行演習後本番を行うのだが、予行演習中は撮影がOKだったので貴重な写真を沢山撮る事が出来た。挙式後、各々服を着替え３男の宿泊先ハレクラニ内のレストラン「オーキッズ」で食事会を催した。外は花火（金曜日なのでヒルトンかな）や雷雨があったが、無事楽しく終えることが出来た。食事は大好評だった。造りから始まり、鯛の蒸し物、最後はハレクラニスイーツ。３男が心配していた量も問題なかった。ホテルに帰り飲んでいると３男新夫婦が来た。ホテルのウェルカムシャンパンを持参してきたのでみんなでおいしく頂いた。とにかく、今日もよく飲んだ。
　3日目　朝8時30分、Kゴルフの車がやって来た。今日はゴルフ。マイクロバスですでに3人が乗車していた。順番にピックアップして行き最終的に20人くらいで目的のマカハバレーカントリークラブへと向った。スタートは10時だったが、幸いな事に2人乗りのカートでラウンドすることになっていた。雄大な山並みはラスベガスのグランドキャニオン渓谷のような（写真しか知らないが）迫力で迫って来る。また、海に向って打つホールも多くロケーションは抜群であった。球も乾燥しているのか思った以上に良く飛距離が出た。唯一、ラフが深くロストボールが出やすい。フェアウェイのエッジであってもボールが見つからない。スコアは１１８、３男が１１６で最も良く長男は私と同スコア、次男は１２０オーバーだった。ハワイ初ゴルフなので、緊張感が無い。前の組がクラブのメンバー達（リタイアー後の人たち？）でゆっくり回っていた反動で少しリズムが狂ったのもある。３時すぎにホテルに到着し休んでいたら、妻がヒーリングツアーから帰ってきた。散々な目にあったらしく不満たらたらだった。M社の紹介のツアーだったが、悪い事をした。この夜、３男は先方の家族の招待でハイアットリージェンシーの「チャオメン」でのディナーに呼ばれていた。我々は４人で新しい開発ビルにあるヤードハウスというアメリカ料理店で食事した。世界の１３０種類のビールや肉・魚料理を出す店だ。予約を受け付けない（人気が有るので）ので５時すぎに入ったが、かろうじて座れた。
　４日目　８時15分に予約したHレンタカーから迎えの車が来た。いよいよ初レンタカーに挑戦する日がやってきた。日本人数人でやっている会社のようで、常時人は居ない。客と応対し、車を取りに行くとフロントは無人になる。日本語での対応が出来るということで社長は少し強気になっている感じがした。日本語ナビを頼んでいたが、来たのが英語ナビでしかも簡易型だったからキャンセルし、早速出発した。最初は長男が運転の予定だったが、希望で次男の運転でスタートする事になった。Ｈ１までは日本でシュミレーションした通りスムーズに乗れた。しかし、左ハンドル・右車線はやはり戸惑う。そうこうする内にＨ１からＨ２に分岐し、さらに９９号線でドールプランテーションにたどり着いた。話題のドレッシングを買い、パイナップルソフトクリームを食し、すこし休んで次の目的地ハレイワタウンへと向った。注意されていたバイパスに入ってしまうミスもあったがすぐにたどり着く事が出来た。ハレイワショッピングセンターでバドワイザーが２４缶１６＄（税込み１９＄）だったので妻が衝動買いをした。名物のマラサダを食べながらＴシャツ店をひやかし適当なところで今回の大きな目的であるノースショアーのサンセットビーチを目指した。そこではサーファーの世界大会が行われている予定であったが、波が大きくなく様子見のようだった。それでも少し沖では何人かのサーファーが上手にサーフィンをしていた。やはり、目の当たりにするとすごい。余り感動しない次男が感心するくらいだった。そこから一路南に下り、時間によってはワイケレアウトレットに寄ることにした。途中、クアロア牧場という観光地付近で昼食をとったが、ドライブインのような建物で私はメガバーガーを食べてしまった。後で調べると、「バーガーキング」が入っていてそこの名物のカメハメハバーガーだった。厚いビーフパテが２枚とチーズや玉子や野菜など手を一杯ひろげてやっとのことで掴めるくらいの大きさだった。半分でギブアップし、残りは長男にまかせた。帰りは私がハンドルを握った。左ハンドルでの運転は、知らず知らずに車が右の路肩に寄ってしまう。対応車が無意識に気になるのだろう。東海岸沿いがほとんどだったが、良いビーチがあちらこちらにあり、ワイキキで海に入るなら他にきれいなところが沢山あるようだ。ラビットアイランドが左手に見え、長男が3年前に式を挙げたシーライフパークのセントカテリナ教会が近づいてきた。その日もリムジンが横付けされ式が教会の外で行われていた。時間も少し余裕が有ったので予定通り、ワイケレアウトレットに行く事にした。ＴＵＭＩが安い。（後日談だが、３男たちがハワイ島への乗り継ぎを利用して寄ったらしく、大きなＴＵＭＩのスーツケースを買っていた。）ＰＯＬＯが安い。ゴディバのチョコが安い。孫へのお土産を買うため、向かいのワイケレセンターへ行き、ＫマートでＬＥＧＯブロックを調達した。某有名ブランドのベビートイも買ったが２＄程度だった。一回りしたので、ディナーの時間に間に合わせるため帰路につく。アラワイ運河を渡るのに時間がかかったり、ガソリンスタンドのシステムに戸惑ったりしたが、6時頃にはレンタカーを返す事が出来た。スタンドは、本などでは現場だけで対応できるように書いてあったが、そのスタンドは先にフロントに行き、カードを預け現場でノズル操作をするようなっていた。終わったら、フロントに行き油量を確認・サイン後レシートをもらう。３男夫婦と弟夫婦も合流し、「デュークス・カヌー・クラブ」で楽しく食事をし、一日を終えた。
　5日目　この日は、フリー。長男＆次男はショッピングに出かけた。妻と私は取り合えずアラモアナショッピングセンターに行く事にした。トロリーのピンクラインという路線がアラモアナとワイキキを結んでおり、ＪＣＢカード所持者は無料になる。私ひとり昼過ぎにバスでワイキキに帰り、天下一品ラーメンでとんこつラーメンを食べたが、余りのこってりに戸惑った。向い（ビーチウォーク入口）に小倉智昭の店、ラーメン中村があったが、次回はそこにしょうと思う。
最後の晩餐は4人だけなので、ブレーカーズ内の「鮨好」にするつもりでいたが、なんと定休日（月曜）だった。仕方ないので、前の（評判が良さそうな）イタリア料理の「アランチーノ」にした。女の子に評判らしく後から後からお客が絶えない店だった。ワインも料理も満足できた。実は、夕食前に今回の旅行のもう一つの目的、「オールデンのコードバンシューズ」を買ってしまった。
次男には声をかけず、プレーントー９９０というオールデンの定番にした。
　6日目　いよいよチェックアウト。初めて会う若いフロントの女の子が領収書を渡してくれた。
到着日にトラブったM社に空港までお願いしていたが、なんとリムジンを出してきたのだ。ホテルの前で写真を撮るつもりでいたが、それも忘れて車に乗り込んだ。片道５４＄だったが、チップを含め６４＄渡した。帰りもＪＡＬだったのでホノルル空港でラウンジが利用できるようになっている。3年前には無かったはずだ。買い物を免税店で終え、時間までゆっくり出来た。
12時発のＪＯ０７７便は日本時間で16時に関空に到着した。預けておいた愛車を受取り、愛犬が居るペットホテル経由で帰ることにした。今回初めて、ワイキキ以外のハワイを知った気がする。ノースショアーや西海岸・東海岸も車で移動した事がオアフ全体の雰囲気を摑めた事に繋がったのだろうと思う。「次は、オアフ以外の島に行きたいね。」妻がつぶやいていたが、今回の旅行が楽しかったということだろう。ハワイはまだまだいろんな魅力を感じさせる。

エリア ホノルル(ハワイ)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: JALウェイズ

セントラルユニオン大聖堂の中での挙式。ただし、予行演習の１シーン。厳かな中にも、斬新さを感じました。賛美歌は専属の女性が声量豊かに歌い上げます。参列者の席順は厳しく指定されました。最前列は家族だけ、祖母は次、親族はその次、友人たちはその後ろ。挙式後、両男親が別室でサインをし、結婚が正式に認められます。

セントラルユニオン大聖堂の概観です。堂々とした建物は周囲を威圧するようです。

ウォークビーチの「ブレーカーズ」の看板です。隣りにあるハワイアナホテルに比べて地元の人には「通なホテルにお泊りですね。」と言われました。

ブレーカーズの玄関に「鮨好」の看板。プールサイドの１角にオープンしている。３男の話では値段はリーズナブル、味はまあまあ。私はついに行くチャンスが無かった。

ブレーカーズの看板娘を散歩させるスタッフ。もう一匹、白いネコがいます。部屋の扉を開けると、そこはプールサイド。リタイアしたと思われる、白人のグループが夜な夜なパーティーをしていました。日本人ファミリーも１回見かけたが、ほとんど外国人だった。アメリカンコーヒーは好きな時に好きなだけ飲めます。

山下マヌーさんご紹介の「VIPレンタカー」。ブレーカーズのほんとに隣りにあります。今度はここを利用しよう。

マカハバレーカントリークラブの１風景。

マカハバレーカントリークラブ。ショットが荒々しい山肌に吸い込まれていく様は、圧巻です。

マカハバレーカントリークラブの１ホール。

ノースショアー。波が小さく、サーフの世界大会が延期になっていました。

今話題の、「ビーチウォーク」の夜の風景。ブレーカーズの前です。おしゃれなゾーンとして注目されている。

ビーチウォークの風景。有名どころが入居しています。ABCストアも数軒ありますし、レストランや小物・アパレル系などもはやっていました。

ビーチウォークの人気店の一つ、「ヤードハウス」。次男が名物グラスで飲んでいる後ろに、世界のビールのサーバーが見える。アサヒもサッポロもありました。

長男＆２男が朝の散歩でダイアモンドヘッドに登山し、山上からワイキキ方面を撮ったものです。是非登るべきだと推奨していました。