「ブラ！」フィジー

2007/11/12 - 2007/11/17

初めてフィジーへ行きました。
フィジーで一番良い所は、海より何より「人の笑顔」です。
のんびり穏やかに笑顔を振りまきながらで生きている人々を見ると、本当の幸せはこういう事なのではないかと思わせます。

海の美しさなら離島へ、南太平洋の人種の多様さを見るなら首都スバへ、それらを全て味わってみたいなら拠点として動きやすいナンディやコーラルコーストへ。選択は色々あります。

また、日本人はあまり行かないようですが、フィジーには山もあります。リバークルーズやトレッキングなどもでき、独特の民族文化を味合う事もできます。
多様なフィジーを見れて、今回は非常に楽しい旅行でした！

エリア フィジー

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス タクシー
• 航空会社: フィジー エアウェイズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

エア・パシフィックでナンディに着きました。
飛行機の座席は２−３−２と横７列しかない比較的小さい飛行機です。
雨季に入り始めのせいか、搭乗者は半分といったところ。
ゆったりと着く事が出来ました。

朝、到着するので昼過ぎまでホテルの部屋には入れません。そこで、チェックイン前にプールサイドでごろり。
プールではホテルが行っている毎日のアクティビティの一つアクア・エアロビクスをやっていました。
ビリーのような元気なお兄さんがインストラクターです！
ちなみにホテルはシェラトンリゾート。サーモンピンクの建物で可愛いホテルでした。

着いて２日目、お願いしていたオプショナルツアーでビーチコンバー島へ行きました。ビーチコンバー島はナンディのシェラトンに近い港から１時間弱の島です。

ナンディあたりとは海の色が全く違い、まさに「ビーチリゾート！」
浜辺からのシュノーケルで魚を見る事もできるし、体験ダイビングも出来ます。

あまりの開放感に、つい、背中を焼きすぎ、この後、夜中寝る時ヒリヒリ・・・。

ビーチコンバー島でも一日いくつかのアクティビティーがあります。
シュノーケルの船を出してくれたり、魚の餌付けの船を出してくれたり。
こんな風に魚は寄ってきます。

やはりビーチではあきたらず、首都のスバ一日観光へ行ってきました。
オーストラリア人のみの英語ツアー。片道４時間、往復８時間です！
高速バスとか使ってみたかったのですが、「スバは治安が悪い」と散々何人にも言われたので、ツアーにしました。
が、街歩きは全くのフリータイム。
特に街には子どもも歩いているし不安感は無かったですね。
＜外務省安全情報＞
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=76#header

しかし、ナンディとは雲泥の差！
例えるならニューヨークとシアトル程の開きでしょうか。
（シアトルに行った事はないですが・・）
ナンディは数百メートルの商店街があって、「以上！」という非常な田舎町ですが、スバは違います。
こんな、シネマコンプレックスもあります。

大統領府です。
この方は門番、後ろにいるのが警備兵です。
門番の方が着ているスカートのようなものはフィジーではよく着ている男の人を見かけます。
裾がギザギサになっているのが正装との事です。

スバは南太平洋随一の港町です。
大きな旅客船が停泊し、貿易船が行き交っています。
スバ郊外には「南太平洋大学」という大学があり、南太平洋の様々な国から留学生が来るそうです。

スバを歩いている人々も、よく見ると少しづつ顔立ち・体格が違います。
驚くのは、身長が180cm以上ある女性とか、190cm以上ある男性とかをよく見る事。
かと思えば、身長が低くて太っている人、小柄でスレンダーな人もいる。
インド人が多く入植している事、南太平洋も地域によって体格、顔つきが違う事が理由のようです。
肌が皆、浅黒いので、日本人には中々見分けるのに時間がかかりそうですが。

フィジーはヨーロッパ人の南太平洋進出時代の影響でクリスチャンが多いです。
ナンディでは見つけられませんでしたが、スバでは大きな教会もありました。
（人が写っているので、大きさ比べてください）
中に入ったら、ゴスペルのような綺麗な賛美歌が聞こえました。

ちなみに、フィジー人は歌がすごく上手い！
空港で、島で、レストランで、民族村で、様々なところで、フィジー人の合唱を聞きましたが、とても綺麗なハーモニーで歌を歌います。
全員が生まれながらに歌手の素質を持っているのでしょうか・・？

自由行動3日目はリバークルーズです。
オーストラリア人のとびきり綺麗な女の子2名と一緒です。
ナンディとスバの中間地点ぐらいにある河。
ここをボートで遡り、河岸から奥に入った滝で泳ぎ、いかだで河を下り、民族の村で「カパ」の儀式に参加するというスケジュールです。

雨季のため、毎日そこそこ雨が降る時間が多いせいか、河は茶色。
メコン河のように水量をたたえています。

河をのぼるそこそこに小さな滝が見えます。
山を見ながらのリバークルーズは癒し気分満載です！

河岸でボートを降り、岩をつたい、河で流されそうになりながら着いたのがこの滝です。
ひっそりとした岩の中に、轟々とものすごい爆風を出しながら水が流れ落ちてきます。

写真では迫力はお伝えできませんが、滝の高さは10階建てのビルほどでしょうか。
この下でマイナスイオン大量の水しぶきと滝風を浴びながらの水浴は「あ〜もうどうなってもいい！」と思えるほどの気持ちよさでした。

民族の村です。
おおよそ、30名ほどの村人が、料理と踊りとで迎えてくれます。
「カパ」の儀式は私達　４名の部族（？）が村を訪れる時の歓迎の儀式として催され、指名されたオーストラリア人の女の子が我々の酋長役となり、代表で最初の1杯を飲み、さらに最後の挨拶を述べるという大役を、とても素敵にこなしていました。（女優さんみたい！）

皆で一緒に踊らせてくれたり、これまで行った事のある各地の民族村の中でも、一番素朴で、優しい雰囲気です。

この旅行記へのコメント （2）

• haraboさん 2007/11/29 10:28:43

  フィジー新発見です

  maashiさん、ご無沙汰しています！
  
  フィジーに行かれたのですね。いいな〜
  僕も、以前から行きたい所リストに入っているものの
  まだ、実現していない場所です。
  
  これまでのイメージでは、
  フィジー＝ビーチでしたが、
  リバークルーズや美しい滝のある山があるとは！
  いろいろな楽しみ方が出来るんですね。
  行きたい所ランク３ランクアップ！
  
  スバとナンディとの比較も面白かったです。
  ニューヨークとシアトル程の開きですか。
  でも、シアトルもある程度都会だから・・・ソルトレイクとか？
  これまでナンディーが一番大きな町だと思っていました。
  街をブラブラするのが大好きな僕は
  やっぱりスバにも行かないといけませんね。
  
  行くことが決まったら、いろいろ情報提供お願いします。
  
  それでは、また！
  
  harabo

  maashiさん からの返信 2007/12/04 00:11:44

  RE: フィジー新発見です

  haraboさん、お元気ですか〜？
  いや、旅行記見るだけで、充分お元気そうですね♡
  ケープタウンの後もあれこれ、行かれているようですね。
  マジュロいきた〜い！
  
  スバはコミュで教えてもらったんです。
  出発前に何も調べていなくて。
  
  リゾートになりきれない自分が押さえ切れませんでした・・。
  友達が「8時間もバス乗るの時間の無駄！」って行ってついて来てくれなかったので、一人でオプションのっちゃったんです。
  でも、行って良かったですよ。
  
  あと、いい写真が無かったので、あまりアップしていませんが、民族村がホント、素朴で良かったです。
  写真も実は、デジカメ忘れていって、成田で写るんです買って、haraboさんに教えてもらったとおり、スキャナしました。（会社で）
  やっぱ、解像度はいまいちですが、まあ、いいか〜って。
  
  また、オフあったら行きましょうね〜。
  では、では〜！