2007/11/18 - 2007/11/18
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morino296さん
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逗子海岸で行われた流鏑馬を見に行きました。
晴天ではありましたが、強風が吹き荒れる悪コンディションとなり、人馬ともに大苦戦でした。
砂埃や波飛沫をかぶりながらの見物となりましたが、波打ち際を疾走する流鏑馬を楽しませてもらいました。
第16回となる今年は、7人の射手の内、2名が初陣の女性射手でした。
流鏑馬の起源は6世紀半ばに神事として始まったとされますが、逗子海岸の流鏑馬は、正治2年(1199)に小坪の海岸で弓馬の達人を集めて”笠懸(かさがけ)”を射させたという記録が残っているそうです。
また、現在の逗子海岸の流鏑馬は、昭和20年の終戦当時、逗子海岸にあった”なぎさホテル”に駐留していた米軍に武田流司家の先代金子師範が流鏑馬を披露したことに始まり、一時中断がありましたが再開されたものです。(流鏑馬実行委員会のパンフレットより)
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稚児のよる弓引きの儀
逗子の銀座通りで行われました。
なかなか弓を放すタイミングが難しく、付き添いの人達が苦労されていました。
矢が上手く放てず、何度もやり直しとなる子もいましたが、的を射た時は、とても嬉しそうな笑顔で、家族や見物客から大きな拍手をもらっていました。 -
午後1時から始まる流鏑馬を前に、逗子海岸には大勢の見物客が集まっていました。
波打ち際に作られた馬場には、時より、波が洗い、強風に砂埃が舞う、悪コンディションでした。 -
いよいよ、流鏑馬を披露する武田流司家の金子師範を先頭に入場です。
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師範の後に射手が続きます。
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所役が大勢、続きます。
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こちらは、武者行列に参加された外国人の皆さんです。
武者行列は、
10:20 出陣式(亀岡八幡宮境内)
10:30 亀岡八幡宮を出発
13:00 流鏑馬に合流
15:00前に亀岡八幡宮に戻ります。 -
天長地久の式(てんちょうちきゅうのしき)
奉行(金子師範)が、所役の前中央に進み、「五行之乗法」を行います。
乗馬して、左に3回、右に2回、馬を回し、鏑矢を弓につがえて、天と地に対して満月の弓を引き「天下泰平、五穀豊穣、国民安堵」を祈念します。 -
天長地久の式の最中、波が打ち寄せ、皆さん水浸しです。
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式が終わると、奉行、射手、所役は、行列を組み「序之太鼓」に合わせて馬場を進みます。
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所役の後に、武者行列の皆さんも続きます。
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射手の行進。
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海は強風で波が高く、ウインドサーフィンの皆さんが楽しんでいました。
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強風で雲が飛び、真っ青な空では、トンビが風に乗って遊んでいるようでした。
何が始まるのか、見ていたのかも(?) -
素馳(すばせ)
馬場入り後、奉行は記録所に上がり、諸役は各部署に就きます。
射手は馬場上(スタート場所)の馬溜りに集合します。
奉行が諸役の配置と馬場の確認をし、馬場の上下の扇方(おうぎかた)は馬場内の安全を確認し、準備完了の扇の合図をします。
その後、奉行は、「破之太鼓」を打ち、射手は、順番に馬場に全速で馬を打ち込み、馬を馬場に慣らせます。(打ち込み=走らせること) -
素馳
海側からの風と波で、走るのも大変です。 -
素馳
初陣の女性射手が、落馬しそうです。
鞍が緩んだのか(?) -
女性射手の鞍を締め直して、再度騎乗です。
先輩の射手も心配そうに見ています。 -
奉射(ほうしゃ)
馬場に3つの「式之的」が立てられ、射手は馬場を全速力で走らせながら腰の鏑矢を引き抜いて重藤(しげとう)の弓につがえ、一の的から次々に射て駆け抜けます。
的は一尺八寸(約50cm)四方で、檜板に白紙を張り、青・黄・赤・白・紫の五色であらわします。
この日は、強風のため的が立てられず、低い位置に置いてありました。 -
二の的を狙っています。
(少し遠いですが、分かりますでしょうか?) -
三の的を狙う、初陣の女性射手です。
馬場の途中に、波が打ち寄せていて、馬は走りにくいことでしょう。 -
三の的を狙う射手。
体は鞍上から乗り出しています。
まさに、「鞍上人無く、鞍下馬無し」です。 -
残念ながら、三の的には命中せず、残念そうな顔をする射手。
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三の的を狙う射手。果たして、命中するか?
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これは三の的を見事に射抜いています。
(少しピンボケですが、ご容赦ください) -
この馬は、一番スピードが速く、乗りこなすのが難しいようです。
馬場下の馬溜まりも飛び出しそうな勢いです。 -
射手が颯爽と馬場を戻ります。
途中、自分が射た鏑矢を受け取ります。 -
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初陣の女性射手、堂々たる騎乗です。
女性が乗った馬は、一番おとなしい馬のようです。 -
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馬場の上下の扇方が、扇を返して、準備完了の合図を送り、次の射手が馬を打ち込みます。
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7人の射手の中から成績上位の4人が「競射(きょうしゃ)」次に進みます。
本来、競射で使われる的は、直径三寸(約9cm)の土器二枚を合わせ、中に五色の紙切れを入れてあり、命中すると土器が砕け、中の五色の紙は花吹雪のように飛び散るのですが、この日は、板の的で代用しました。 -
矢を射たつもりが、ポロリ。
成績上位者でも、なかなか難しいですね。 -
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三の的に見事的中!
的が割れて飛び散っています。 -
颯爽と引き上げる射手と馬
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競射が終わると、奉行が「止之太鼓」を打ち、射手、諸役は行列を組んで記録所前に向かいます。
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見事、初陣を飾った二人の女性射手も、ほっと一安心。
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凱陣の式(がいじんのしき)
記録所の前に勢揃いした後、競射の最多的中者は式の的を持って奉行の前に座し、奉行が扇を開き骨の間から的を検分します。
奉行は扇をたたみ、太刀の鯉口を切った後、太鼓を「ドンドンドン」と三打します。
奉行の「エイ・エイ・エイ」の声に続いて、射手所役一同が「オーッ」と唱和、これを3回繰り返し勝どきを揚げます。 -
最後に、上位3人の表彰式が行われ、逗子市長より褒美が手渡されます。写真の射手は優勝者です。
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皆さんで記念撮影。
西日が眩しいです!
(砂浜に沢山のカメラマンの影が映っています。私もその一人ですが。) -
女性射手も立派な初陣でした。(拍手・拍手〜です)
14:35頃、終わりました。 -
その後、市役所の横の亀岡八幡宮へ立ち寄りましたが、武者行列のセレモニーも終了したところでした。
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武者行列に参加したお姫様と侍女。
最後まで、記念撮影に応えていました。(お疲れ様でした。) -
亀岡八幡宮
祭神は応神天皇
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この旅行記へのコメント (11)
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- 前日光さん 2007/11/25 00:26:34
- 海辺の流鏑馬!
- こんばんは〜
流鏑馬はテレビで見るだけで、未だ眼前で見たことはありません。
東照宮でも行われているのですが。
それにしても海辺の流鏑馬とは、勇壮ですねぇ(~o~)
私は動体視力が皆無と言ってもいいくらいなので、動くものを
撮るのが苦手です。
たぶん通り過ぎてから、ああっ!と呆然とするのだと思います。
ですから、このように走り去る馬上の人を撮るなんて・・・
その上さらに、その人の手が矢を放つ瞬間を撮るなんて、神技!
としか思えません。
祭の屋台や山車なども、思えばそうなんですよね。
だから私のブログは動くものが、ほとんどないのですね!
今更ながら自分の能力(の無さ)に気づきました!
ここで自己分析しても仕方ありませんね!?
要するに、寒い中で、しかも波の飛沫を浴びながらの
すばらしい迫力満点の写真たちに感動!です。
ありがとうございました!(^^)!
- morino296さん からの返信 2007/11/26 22:05:22
- RE: 海辺の流鏑馬!
- 前日光さん
こんばんは。
先ほど、出張から帰りました。
流鏑馬の写真、お褒めいただき恐縮です。
流鏑馬は、目の前を疾走する馬の迫力に圧倒されますので、
是非一度ご覧になってみてください。
写真撮影は、なかなか苦労しますが、これまでの経験では、
良い場所を確保できるかにかかっていると思います。
前日光さんが動体視力の話をされていますが、
あまり関係ないかも知れませんよ。
私も、目はそれほど良くありませんが、
何回か失敗を繰り返して、学習しています。
土日、京都に行ってきましたが、どこもかしこも凄い混みようでした。
地元の方には、きっと迷惑なことなのでしょうね。
私も混雑させている一人ですので、申し訳ないのですが。
そんな中、2日間で15社寺を訪れて、写真は約千枚にもなってしまいました。
これから整理を始めますので、旅行記のUPは少し時間が掛かりそうです。
また、ご覧いただければ嬉しいです。
morino296
-
- ralphinさん 2007/11/23 01:09:06
- おお!流鏑馬だ!
- 逗子でも流鏑馬があるんですねぇ。
流鏑馬は福島でも幾つかあって、何度か見に行ったことがあるんですよ〜。
特に相馬の流鏑馬は有名なんですよ。
もしかしてご存知!?
ただでさえ、的を得るのが大変なのに、馬に乗ってじゃ尚更難しいですよね。
しかも砂浜だと更に難易度も増しそう!
女性騎手までいるんだぁ〜。それにも驚いています。
瞬間的な撮影だから難しくなかったんですか?
ralphin
- morino296さん からの返信 2007/11/23 16:50:29
- RE: おお!流鏑馬だ!
- ralphinさん
こんいちは。
福島、相馬といえば、馬の本場ですね。
ralphinさんは、乗馬はされないのでしょうか?
私は自宅で「ジョーバ」に乗っています。
残念ながら、福島の流鏑馬は観たことがありませんが、
ルーツは鎌倉のようですね。
機会があれば、是非、観てみたいですね。
福島の古殿八幡神社の流鏑馬を調べたところ、
「建久(けんきゅう)年中、鎌倉将軍頼朝より竹貫の領主に、永楽銭五貫文の社領地が下賜され、
時の領主がこれを記念して領内の兵士達による鶴岡八幡宮で奉納されている流鏑馬・笠懸を
神事として奉納するようになった。」
とのことです。
福島の流鏑馬は、鎌倉(広く、逗子・小坪も含め)と関係がありました。
宜しければ、来年、鎌倉鶴岡八幡宮や逗子海岸の流鏑馬をご覧になってください。
morino296
- ralphinさん からの返信 2007/11/23 17:14:50
- RE: RE: おお!流鏑馬だ!
- ああ、相馬の流鏑馬ってそんなに有名だったんですか!?
よく県内のTVで放映されていましたね。
なので全国区とは思いませんでした。
古殿八幡神社は実家の近くなので、何度か見たことがありますよ!
こっちは鎌倉と関係があったんですね!
それは興味深い!!
よくご存知ですね〜。
古殿の流鏑馬を知っている人がいるなんて、なんだか嬉しいです。
今度、逗子や鎌倉の見に行ってみようかな。
ralphin
-
- waterlilyさん 2007/11/20 12:49:07
- はじめまして。
- morino296さん、はじめまして。
流鏑馬にとても興味があり、お邪魔致しました。
流鏑馬の写真は撮るのがとても難しいのに、臨場感溢れる素晴らしいお写真ですね!
特に表紙のお写真の素晴らしいこと!
実は私は、mer30さんに流鏑馬の練習のことを教えて頂き、鶴岡八幡宮へ練習風景まで見学に行ってしまったほど、流鏑馬に魅せられているのですが、好きと言いながらも、逗子の流鏑馬も武田流の流鏑馬も見たことがありませんでしたので、morino296さんの素晴らしい旅行記で堪能させて頂きました。
逗子の流鏑馬は優勝者が表彰される形になっているのですね。
武田流と小笠原流の違いも興味深く拝見しました。
伝統文化は良いですね〜。
この日は私は国道134号線を車で西の方へ走っていたのですが、遠くが砂塵で霞むほどの強風でしたよね。
射手の方々や見学の方々、そして馬も、風が強くて大変だったことと思いますが、楽しそうな流鏑馬の様子がとても良く伝わって来ました。
そして、この強風の海岸でこんなに素晴らしいお写真を撮られたmorino296さんの腕前もすごいです!
素敵な旅行記、拝見させて頂きありがとうございました。
もう大満足致しました(*^_^*)
- morino296さん からの返信 2007/11/21 07:51:35
- RE: はじめまして。
- waterlilyさん
おはようございます。
書き込みと投票をいただき、有難うございます。
武田流と小笠原流があるのもご存知難ですね。
それぞれ、年間のスケジュールがHPにのっていますので、
私は、それを参考に見学させてもらっています。
これまで、鎌倉鶴岡八幡、寒川神社、小田原(梅祭り)でも
流鏑馬を見ましたが、いずれも写真撮影は苦戦しています。
見学しやすいのは、寒川と逗子だと思います。
宜しければ、来年、開催が近づきましたらご連絡しますので、
ご覧になってください。
有難うございました。
morino296
- waterlilyさん からの返信 2007/11/21 23:49:32
- ありがとうございます。
- お心遣い、ありがとうございます。
とても嬉しく、
morino296さんのお知らせ、楽しみにお待ち致しております(^^)
-
- エムさん 2007/11/19 10:05:22
- 流鏑馬
- morino296さん、こんにちは〜。作成中にお邪魔しました。
逗子海岸の流鏑馬、凄いですね。
昨日は風が強かったので見物客も大変だったのでは?
外人参加者の方達、よく似合っていましたね。
またお邪魔します。
エム
- morino296さん からの返信 2007/11/19 20:27:38
- RE: 流鏑馬
- エムさん
こんにちは。書き込み頂き有難うございます。
逗子海岸の流鏑馬、強風の中で皆さん大変だったと思います。
特に、馬には、可哀そうだったかも知れません。
馬の大きな目には、きっと砂が一杯入ったのではないでしょうか?
(人間の目にも砂が入るくらいですから)
<馬の気持ち>
「こんな風の中、本当に走るの? 足も濡れるし。中止にならないかな〜」
<主催者、関係者の気持ち>
「こんなに沢山の観客が集まってくれているので、何とか開催しよう!」
<観客の気持ち>
「折角、見に来たんだから、中止にしないで欲しいな〜」
なんて感じではなかったでしょうか。
逗子には米軍キャンプがあることもあり、外国人の方が多くいらしていました。
流鏑馬の写真は、なかなか思うように撮れません。
疾走する馬のスピードは思いのほか速いので、シャッターチャンスとピントを合わすことが難しく、苦労します。
一番大事なことは、良いポジションを確保することでしょうが、混み合って
いて、思い通りにはなりません。
また、来年も挑戦しようと思っています。
morino296
- エムさん からの返信 2007/11/20 17:31:23
- RE: 流鏑馬
- morino296さん、こんばんは〜。
最近、日が短くなって夕方は焦ってしまいます。
>流鏑馬の写真は、なかなか思うように撮れません。
表紙の写真はスピード感、躍動感が良く出ていて「さすがだな〜」
と思いましたよ。
逗子には姉と叔母が住んでいるのに、流鏑馬のことは聞いたことがありませんでした。
強風の時は頭の中まで砂が入って半端じゃない風だと、あれ以来海岸には行っていません。
でも流鏑馬の写真を挑戦してみたいですね。
エム
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