Wandern！

2006/11 - 2006/11

インスブルックにて、Jugendherbergeで同室であったニュージーランド人と意気投合し、Wandern(ハイキング)をすることに。
彼の名はConan。一応、断っておくが、探偵ではない。部屋で会った時に、他のドイツ人の学生としゃべってる時に、彼も高校でドイツ語を習っていて少ししゃべれ、話しに混じってきた。ニュージーランド人と日本人がドイツ語をしゃべりながら山を登るという一見奇妙な関係がここに誕生した。
市内からバスに乗って、山の方へ向かっていく。バスの運転手さんにwandernがしたい旨を告げると、ここで降りろ！と指示されたところで素直に降り、適当に上の方へ向かっていく。
訳がわからないながらも、本場のアルプスをどんどん登っていくのは快感。途中でやはりwandernを始めていた老婦人がズンズン登っていくのに驚かされる。
後に中腹あたりにある水飲み場で再会し、下山していってしまうのだが、僕らが彼女の忘れ物を発見し慌てて追うことに。奇跡的に追いついて渡すことができたのは良かった。
だいぶ体力と神経をすり減らしたが、さらに上へ。
11月末のことで、本来であれば雪が積もっていても良さそうだが、暖冬の影響かしばらくそのような光景は現れない。1,800m地点くらいから寒くなり、風も出てくる。彼が余分に持っていた毛糸の帽子を借りて事なきを得たが、防寒は重要。そして、1,950mのHochmahd Almまで来たところで下山を決意。
にしても、アルプスの山々やインスブルック市街を山の上から眺めるのは最高の気分。

エリア インスブルック(オーストリア)

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: その他

先を行く老婦人。軽快に結構勾配のある坂を難なく登っていく。

だいぶ序盤。プチレストランと教会がある。どうやらこの辺りはスキー場らしい。

美しいコケが自生する中を歩いていく。

ニュージーランドもハイキング王国なので、彼はへっちゃらな感じ。

彼がここを上がろうと突然言い出しびっくり！
どうやら獣道みたいな道なのかそうなのかわからないところを登るのが通らしい。

1964年と1976年にインスブルックでオリンピックが開催されたのであろう。この辺りが中間地点か。水飲み場があります。冷たくておいしい。

1950mの表示。Hochmahd Almというポイントらしい。
まだ先はあるが、暗くなってきたこともあり、ここで下山を決意。

僕の方は寒さと疲れで顔が少々引きつってます。

アルプスを眺めながら。

下山中。明らかにスキー場のゲレンデと思しきところを降りていきます。

ようやく普通の道へ。2人で松ぼっくりをパスし合いながらさらに降りていく。