2007/09/24 - 2007/09/24
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ハイペリオンさん
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ラオスフェスティバルが9月23日と24日の両日、代々木公園で行われた。東京国際学園という中途退学者を中心とした高校がラオス大使館に協力を依頼して始めたイベントである。タイフードフェスティバルは、身動きができないほど人がいっぱいで、何をするにも並ばなければならず、おまけに高いという、主催者ホクホク、お客さん疲労困憊という感じのイベントだった。果たして今日はどうなるのか....。
ラオスは十数年前に一度だけ訪れたことがある。まだ、旅行者に門戸を開き始めた頃で、ビザも容易に下りなかった。僕はバンコクの旅行代理店から二度目の申請でようやく下りた。
当時はタイ・ラオス友好橋もなく、ノンカイから渡し舟でメコン河を渡り、対岸のタドゥアへ着いた。首都ビエンチャンは、これが一国の首都かと思ってしまうほどのんびりした雰囲気で、生活している人たちもおとなしく、なんら不愉快な思いをすることもなく、10日間を過ごした。おそらくラオスを訪れた日本人旅行者で、ラオスが嫌いと言う人はまずいないのではないだろうか。タイほど食べ物が美味しいわけではなく、ミャンマーのようにホスピタリティ溢れる人の国というわけでもない。でもなぜか日本人にとっては居心地のいい国である。
最近はミャンマーにばっかり行って、他の国に行くことはほとんどなくなったが、再訪が果たせるなら是非行ってみたい国である。
表紙の写真はラオスのトップアイドル、ティン・パイラワン。このイベントの目玉である。それにしてもかわいい。
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1990年代初頭のラオスは外国人旅行者が訪れることができる場所は限られており、ラオツーリズムという国営旅行社でパーミッションを取り、旅行社主催のツアーに参加という形でしか行くことはできないと書類上はなっていた。
ひやかし半分で、ビエンチャン市内にあったラオツーリズムの事務所へ行き、ツアーの詳細を尋ねてみたら、やっぱりはんで押したように地方へ行くにはパーミッションを取ってツアーに参加しないとダメと、官僚的な答えが返って来た。とりあえずツアーの料金表を見せてもらったら、あんたこんな商売成り立つと思ってんの? と言いたくなるような値段が「どうだっ」と言いたげに並んでいた。タドゥア(イミグレのある村 ビエンチャンから約30分)50ドル。ダムで有名なナムグム(ビエンチャンから約1時間)100ドル。ルアンパバンは確か千数百ドルだったと思う。さすが実体経済というものをわかろうとしない共産主義の官僚屋さんたちだ。料金表を見る僕の口元からは、苦笑いの後、失笑が漏れていた。
早々にラオツーリズムを後にした僕は、パーミッションを取らずにヴァンヴィエンまで行ってやろうと、静かに決意したのであった。 -
ヴィエンチャンから地方へのバスは、市場近くのバスターミナルから出ていた。日本の援助で作られただけあって、日本の地方にあるバスターミナルそっくりだった。ポールにはためくすすで汚れた日の丸を見て何となく誇らしい気分になったものだ。
そこにはチョークで行き先や運賃が大きな黒板に書かれていたが、ラオス文字で書かれていてさっぱりわからない。そこへ初老の男が英語で話しかけてきた。「どこへ行くんだ?」渡りに船である。「ヴァンヴィエンへ」というと「バスはあそこから出る」と言ってひとつのバス停を指し、「時間は7時」と教えてくれた。ありがたい。彼がいなかったら文字の読めない僕は結局ヴァンヴィエン行き諦めなければならなかっただろう。
翌朝、出発の準備を進めていると、次第に僕のお腹が変調を来たし始めた。タイを旅行して2週間目くらいに下痢になり、2〜3日はきつかったがそれが過ぎると逆に便秘になった。これは普段の生活どおりで別にたいしたことではないのだが、その数日間の便秘が決壊する日が今日になってしまったようなのだ。しかし時間は迫っている。どうする、おれ? 数時間の移動中、ずっと我慢できる類の腹痛ではなかった。トイレに行っている時間はない。逡巡しながらも僕はホテルをチェックアウトし、バスターミナルへ向った。時間は7時10分前。遠くにヴァンヴィエン行きのバスが、昨日言われたところに停車していた。
「乗ろうか、どうしよう...」。確実に腹は痛い。バスが近づいてくる間も迷っていた。しかし、僕は次の瞬間に起こった展開に呆気に取られるしかなかった。
ラオスフェスティバルなのに、店の大半はタイ料理屋。焼きそばを買った店で尋ねた。「これ、タイ料理でしょ?」「同じ同じ、タイとラオス」と笑っていた。ま、民族的にも言語的にも親戚だから、別に構わないけど。
前月のタイフードフェスティバルに出店していた店が、今日も出ていた。しかし、値段は格安。ざっと見て、タイフードフェスティバルに比べ3割以上は安かった。聞くところによると、タイフードフェスティバルを主催したタイ大使館は、出店料として数十万円を要求したそうである。大勢の人出が見込めるため、強気に出たのだろう。実際に当日は立錐の余地もなく、どの店にも行列ができていたから、大使館の予想は正しかった。結局出店者側は高額なショバ代を料理代に上乗せするしかなかったようだ。
しかし、この日のラオスフェスティバルの各店の料理の値段を見ると、出店料はかなり安かったものと見える。タイ料理を安く食べたいなら、こっちの方が絶対にいい。 -
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