青春１８きっぷの旅６ 修行の道　三徳山三佛寺投入堂（作成中）

2007/08/23 - 2007/08/23

青春１８きっぷでムーンライト九州に乗って山陽・山陰の行きたかったところをまわってきました。
鳥取の最も行くのが困難な国宝、三徳山三佛寺投入堂に登ってみました。
この旅は、
成田−香港−（台北）−関空−京都−新大阪−門司港−下関−岩国−宮島−広島−石見銀山−足立美術館−境港−三朝温泉−三徳山三佛寺投入堂−岡山−羽田
という１１日間の一部です。

エリア 三朝温泉(鳥取)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

荷物をお宿桶屋さんに置かしてもろて、今回の旅の一番の目的、三徳山三佛寺（みとくさん　さんぶつじ）にバスで向かうた。

８：００　三朝温泉口　→　８：１６　三徳山参道入り口　３７０円　日の丸バス

前の晩の雨は上がってるけど、山は雲に覆われてる。

お天気が悪い時は、入山禁止になって投入堂（なげいれどう）まで行くことがでへけん。
受付のお姉さんに聞いてみると、昨夜の雨でむずかしいと思うとのこと。
今回は縁がなかったかなあと、本堂まで上がっていった。

本堂裏の登山事務所で、念のため聞いてみると登れそうやとのこと。
さらに志納金２００円を払うて、登山名簿に記帳した。私がこの日の一番乗りやった。
「六根清浄」って書いてある輪袈裟（わげさ）を貸してくれる。必ずこれを肩からかけるようにって。
「六根清浄（ろっこんしょうじょう）」は修験者が唱える言葉で、六根っていうのは、人間が迷いを生ずる原因となる眼・耳・鼻・舌・身・意のことやそうや。
草鞋を５００円でわけてもらえるので、それに履き替えた。これがすごく役立つことになる。
靴は預かってくれはる。
荷物は両手が使えるように背負うようせなあかん。ペットボトルとお財布ぐらししか入れてへん。

ここでは服装チェックがある。
「スカート・かかとの高い靴・革靴・サンダル・スリッパ・滑りやすい靴、また底にスパイクや金具の付いた靴などの登山用シューズや・ピッケル・ストックや杖（山道、木の根を傷める為）、そのほか参拝や修行に適していない格好の方は投入堂参拝受付ができません。幼児は登山できません。」っていうことや。
実際にここをスカートにパンプスで登りきれる人がおったら、お目にかかりたいもんや。
持参した軍手をはめ、お宿のタオルを首に巻いて、８時２４分に「宿入橋（やどいりばし）」を渡った。