「スラブ叙事詩」を訪ねて　モラフスキー･クルムロフ　Moravsky Krumlov

2007/10/09 - 2007/10/09

今回の渡航の主目的、ムハの晩年の作品群「スラブ叙事詩」鑑賞へ。
■旅の起点となる都市ブルノ Brno
http://www.brno.cz/index.php?lan=en
■モラフスキー・クルムロフ Moravsky Krumlov
http://www.mkrumlov.cz/index1.php

市中心部から歩いて15分程度、少し離れたバスターミナル Zvonarkaへ。
WEBで移動は詳細に調べたが、プラハのフローレンツ並に大きくバス乗り場がわからず。インフォで確認するが、とうとう英語が通じずチェコ語筆談＆ジェスチャ。
バスの時間と乗り場（ST37）のメモを貰い、ひと安心。

13:18 Brno,,UAN Zvonarka 721404 2
14:25 Moravsky Krumlov,,nam.

使い込まれた路線バス出発。始発から終点まで36CZK。
農地、集落を繰り返しとおり抜け、ムハの生誕地Ivanciceも抜け、Moravsky Krumlovに入った辺りで、バスの左手に"Slovanska epopej"の野立ての看板が。
暫く走り、バスの左手に廃墟のような大きな館（正確には城）が過ぎ、その館の裏に2台の大型バスが。バスが、正面に来たらスラブ叙事詩の看板！！城に間違いない！

城から少し離れたMoravsky Krumlov,,nam.到着！路地に8つぐらいのバス停群。下校の子ども達で混雑。
下車後、列車Moravsky Krumlov駅に向かう路線バスを探すがバス番号に適したバス停が見つからず。美術館で聞くことにして、一路美術館へ。

■スラブ叙事詩＠モラフスキー・クルムロフ
http://www.mkrumlov.cz/index1.php?id=55&ot=10

朽ちた門を抜け、落ち葉の積もる庭を抜け、受付へ。大人70CZK。
ちょうど団体ご一行が帰り、貸切状態へ！
館内は係員がおらず、天井が高い、冷え冷えとした2つの空間で、20枚の原画と直接ご対面！1000号？圧巻！

受付は売店も兼ねているが、スラブ叙事詩ものが無く残念。
（プラハのムハ美術館と取り扱いグッズが少々異なる。）
懸案事項のバス停、受付で英語があまり通じず、バス停が位置がはっきりしない。
地図に○をつけてもらうが、果たしてどちら方向に向うバスに乗るべきなのか？！

退館後、一路、示されたバス停へ。帰宅の小学生達しかおらず、どちら方向のバスに乗るのか迷っていると、通りすがりの女性が、案内してくれ、チケット購入時も手助けしてくれた。
バスでブルノまでの列車のチケットも購入できたのだ。34CZK。

15:49 Moravsky Krumlov,,nam.
16:01 Moravsky Krumlov,,zel.st.

路線バス終点が駅。改札なし。そのままホームへ。

16:13 Moravsky Krumlov
16:58 Brno hl.n.

客車が2両の列車でブルノ本駅へ。
チェコ語理解度1％での路線バスと普通電車のキモチだけ冒険旅。
迷子にならずに良かった・・・。

エリア チェコ

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

バスターミナル Brno,,UAN Zvonarka

ブルノ本駅からてくてく歩いて15分程度。
隣は大きなショッピングモール。
KFC、マクドナルド、中華、イタリアン等のフードコートも入っていて、バスを待つ合間の時間つぶしには便利。バスターミナルよりはトイレも綺麗（トイレ利用料5CZK）。

スラブ叙事詩＠モラフスキー・クルムロフ城
看板がなければ、廃墟と思うに違いない。
（看板があっても、少々不安になるかも・・・）

「スラブ叙事詩」の看板

スラブ叙事詩は、2008年にはプラハにて公開予定とか？ムハ愛好家には便利になりますが、モラフスキー・クルムロフでの鑑賞を希望ならば、2007年10月末までに訪問すべし。11月から3月は休館です。

モラフスキー･クルムロフ城の前庭
落ち葉が積もって、とても良い雰囲気。

モラフスキー･クルムロフ駅のホーム
駅舎に駅員さんと駅員さんのワンコがいました。
単線かと思われます。

２両の電車の車内。仕事帰り、学校帰りの人たちがまばらに乗車。
黄葉した森を抜け、農地をぬけ、車窓の風景も楽しめます。

ブルノ本駅
本駅は、時間的に帰宅ラッシュの時間だった模様。
駅のスタンドで、楽しく一杯やっている方々もおりましたが、チェコのサラリーマンは、会社帰りに赤提灯で一杯、ではなく、家で一杯？家の近所で一杯？