ノルウェー 夏（12） オスロ

2007/08/17 - 2007/08/17

十三日目　８月１７日
ノルウェー旅の最終日。ビィグドイ地区に渡り、博物館巡りをした後、再びムンクへ。

エリア オスロ(ノルウェー)

いよいよ実質的な最終日の朝を迎えた。
今朝は、朝焼けが見られたが、どうも雨がぱらついているようだ。本降りにならなければ何とかなるだろう。まずは、チェックアウトし、対岸のビィグドイ地区に渡ってみるか。

ホテルをチェックアウト後、対岸に渡るべく、ボート乗り場に行った。往復で60NOKのところ、オスロパスでタダとなる。予想以上に観光客が多いようだ。雨が強くなってきたが、屋根のないところで、列を作ってボートが来るのを待つ。15分くらいしてボートが来た。対岸からの乗客は少ないようだ。こちら岸からの乗客は多い。座りきれずに立っている乗客が数十人いる。こんな小さいボートで転覆しないだろうか？　乗客は多いが日本人は俺一人だ。

20分で対岸に着く。ここから、ヴァイキング博物館までは15分の歩きだ。道に迷わないよう、皆のあとをついてゆく。ヴァイキング美術館に着いて驚いた。 日本人ツアーご一行が居たからだ。コンダクターのオバサンは一生懸命説明しているが、真剣に聞いている人はいなそうだ。ツアーの利点として、安いことと、こういった説明を日本語で聞けることがあるのに、ご一行の日本人旅行者はなんてもったいないことをしているんだ。一人で旅していて、正直、ツアーコンダクター以上の情報を得るのは無理だ。

その後、ヴァイキング博物館(50NOKのところオスロパスでタダ)、

フラム号博物館(50NOKのところオスロパスでタダ)、

コンティキ号博物館(50NOKのところオスロパスでタダ)と続けざまに博物館に入館する。どうもオスロパスを黒字にするための修業の様相を呈してきた。

天候が不安定の中、オープンカフェで休息し、もと来た岸側へ戻る。既にこの時点でオスロパスは黒字だ。黒字。Benefit。いい響きだ。

対岸に戻ると、市庁舎前で何かイベントを行なっている。どうもインド関係のコンサートっぽい。インド人がインド風音楽を熱唱している。

像の張りぼてみたいのも立っている。

どうするか迷ったが、もう一度ムンクに会いに行くことにした。国立美術館へ。ここで、ムンク本を購入。さらにかなり疲れていたが、最後の力を振り絞って、ムンク美術館へ足を運ぶことにした。

ムンク美術館を出て、遅い昼食をとる頃には、16：00になっていた。桑田ではないが、「もう十分です」という感じだ。悔いはあるかもしれないが、もう疲れた。

ホテルに戻り、荷物を取ってエアポートエキスプレスでオスロ空港へ。ヨーロッパはどこでもそうかもしれないが、オスロは空港までのアクセスが便利なのがいい。

オスロ空港からRadisson SAS Hotelまでは100m程度の距離だ。17：00過ぎ、無事チェックインする。

今日のホテルもいいホテルだ。
空港ホテルはたいていいいホテルが揃っているが、ここもかなりのグレードだ。

設備は整っているし、広いし、ミニバーも充実している。ネットスピードもこの旅で一番速い感じたする。ただ、残念なのは、空港ホテルというと、大抵ちょっとした休養、翌日は早朝の便で出発とか、夜遅く着いて、寝るだけとかという使い方しかしないことだ。
このホテルで、カンヅメになって仕事をすれば、かなりはかどりそうな感じだ。寝坊しないように気をつけながら、ゆっくり休むことにしよう。