珠海

2004/02/14 - 2004/02/15

シンセンから豪華バスで三時間。東莞虎門大橋を経由、中山を通り珠海デルタの西口珠海へ。マカオと陸続きで香港にも珠江の河口、数キロの位置。「珠海海女」の像は珠海を代表する観光スポット。わりに温暖な気候でシンセンでは休日を利用した観光の人気も高い。この像を見てある湖の風景を思い出した。そう、田沢湖の「たつ子姫」（だったかな？）！

エリア 広州(中国)

• 交通手段: 高速・路線バス

「石景公園」は珠海の東部にある海賓公園の西側にあるレジャー施設と公園をミックスした観光スポット。山にはリフトに乗って登る。そう言えばこの国の観光地にはリフトが多い？
山頂に近づくと石が目立ってくる。虎やパンダに似た石が名物になっているらしい。石に「福」や「寿」の文字が赤く刻まれている。石林や三亜でも同様な石があった。漢字文化を感じた。

◆　夜のマカオ（対岸）

珠海では怡景湾大酒店（五星）に宿泊。徒歩で海浜公園まで歩いて行けた。部屋のパンフレットを見ると「マカオ・ナイトクルーズ」の紹介が目についた。「珠海からマカオを見る！？」即行動。

ホテルからタクシーで数分「九州フェリーターミナル」へ。ここからは香港やシンセン蛇口へ定期便が。「マカオナイトクルーズ」に参加。マカオには入国するわけでなく遊覧船からマカオの夜景の見物。乗客はほとんどが珠海への観光者（カップルのグループが多かった）。マカオはカジノや酒店のネオンが綺麗で珠海の大人しさとは対照的。いくつかの橋をくぐり、クライマックスはマカオタワー。珠海（中国）側からマカオを見る機会はそれほど多くはないだろう

珠海の中心にある「九州城」。内部は博物館、美術館風の展示があるが内容的には寂しい。外観が城のようになっていて、ここも珠海の名所の一つである。珠海の象徴的な香炉湾のほとりに立つ巨大な石像"珠海漁女"からほど近い場所で付近には大きなショッピングセンターもあった。

九州城の中には以前おみやげ屋でもあったのか店舗風なスペースが何カ所かあったが閉鎖していた。庭園は比較的整備され、くつろげる場所になっていて中庭でしばらくぼんやり休んだ。

ちょうど珠海は”日本人の変な事件”のあとで同じ日本人として憤りを感じる気持ちだった。しかしカメラのシャッターをお願いしても快く答えてくれる地元の人には感謝でいっぱいだった。
夜、ショッピングセンターで食べた食事が美味しかった。ファーストフードのチェーン店らしいが名前は忘れてしまった。何とかもう一度食べたいと思う。