日本最古の歩道橋を渡ってきました

2007/10/15 - 2007/10/15

清須市西枇杷島町の県道６７号線（名古屋祖父江線／旧国道２２号線）には、日本最古の歩道橋があります。これは1959年（昭和34年）6月27日に造られたもので、全長46.8ｍのコンクリート造り、今でも現役として活躍しています。
この道路は、清洲城と名古屋城を結んでおり、遥か昔の清洲越しの時には、この辺りを通って人々の往来がさかんに行われたと想像するとなんとなく趣を感じます。
この歩道橋が造られてから4年後の1963年4月25日に、大阪駅前に歩道橋が造られ、どういうわけかその4月25日が「歩道橋の日」となっています。

エリア 稲沢・清須(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

名鉄の西枇杷島駅。線路をまたいで名古屋祖父江線の道路が見えます。

駅のすぐ近くにあるＪＲをくぐる歩行者専用のトンネルです。このアーチ、造形美を感じません？トンネラーならくぐってその先に何があるか見てみたくなると思います。ここから左の方へ向かうと問屋記念館（第２回愛知まちなみ建築賞受賞）があります。（入場無料）

同。

駅から一宮方面に行くと、こんな値段の自販機があります。100円、90円、80円、70円。こんな複雑な値段設定の自販機は少ないんじゃないでしょうか。

駅から３分ほど歩くと、歩道橋が見えてきます。橋の両側には飲食店と銀行があります。

同。（私と同い年です）

歩道橋の階段。全体が直線状の構造です。

同。勾配、段差共に緩やかに造られています。当時としてはやさしい配慮なんでしょうね。

歩道橋の上。両側の鉄筋はちょっとさびが出ていますが、いまでも立派に現役として活躍しています。

同。こちらはＪＲの枇杷島駅方向です。

歩道橋の上から名古屋中心部を眺める。まっすぐ行くと名古屋城にたどり着きます。

階段。

橋脚。ここに歩道橋の銘板があれば立派な観光名所として沢山の人が記念撮影に来ると思うんですが…。マニアとしては、ぜひ銘板の設置を望みます。

歩道橋の全体像。全長46.8ｍ。そして利用者確認！

ＪＲ枇杷島駅とをつなぐトンネル。昔は県道の一部だったそうですが、今は人専用です。

同。近くにはキリンビアパーク名古屋もあるんだけど、それは他の人が紹介しているので割愛しました。