ノルウェー 夏（2） ソグネフィヨルド

2007/08/07 - 2007/08/07

三日目はベルゲン起点のソグネフィヨルドラウンドトリップです。

エリア ソグネフィヨルド周辺(ノルウェー)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船

午前５時起床。６時にホテルをチェックアウト。歩いてベルゲン駅へ。駅の売店で、サンドイッチとアイスティー(61NOK)を購入し、電車に乗り込む。今回利用する電車は、有名なベルゲン急行ではなく、鈍行(写真中央のボロいやつ)。朝一の列車のためか、車内は非常に空いていた。

2時間ちょっとかけて9:20にミュルダール駅到着。夏だというのに結構肌寒い。

ミュルダール駅で待つこと10数分。フロム山岳鉄道が登って来た。フロム駅からの乗客はほぼ満席のようだ。

フロム線の列車は木造の趣のある車内。台湾人団体客などがいたが、団体はまとまって席を取るらしく、自分の車両はすいていた。4人掛けボックス席を独り占め。

途中、ヒョースの滝で５分ほど停車。乗客はみなぞろぞろ降りて、滝飛沫を浴びながら豪快なヒョースの滝撮影に余念が無い。

ルート中、滝や峡谷は無数にあり、その中に村が点在する。どの村も緑が多く、小さなカラフルな家があり、まるでおとぎの国に居るような感じだ。このような風景は完璧すぎないか？　もうこのような風景を連続してみると、少しのことでは感動しなくなってしまうかもしれない。

フロム駅へは定刻どおり到着。フロムは、世界一長く深いソグネフィヨルドの最奥部にある村だ。こんな内地で、山の中で、ここが海抜ゼロメートルとは想像できない。フィヨルドの長さは、200km以上あるらしい。

フロム駅に着いてすぐ、フェリーがやってきた。思ったよりも小さい。

ソグネフィヨルド。ニュージーランドのミルフォードサウンドに似ている。

高さ数百メートルの崖から滝が何本も落ちている。こんなところにも村があるのは相変わらずだ。

クルーズも終盤にさしかかる。相変わらず景色が雄大だ。

フェリーは、約１時間半で、グドヴァンゲンに着いた。ここからはバスの旅だ。このバスはかなり空いていて、20〜30％程度の乗車率だった。

海抜ゼロメートル地点から、つづら折になっている急勾配な山道をゆっくりゆっくりと登って行く。周りには無数の滝が落ちているのは相変わらずだ。

途中山頂にさしかかると、ここに立つスタルハイムホテルで15分間の休憩。ここのテラスからの景色が絶景とのことで、他の観光バスや旅行者もみな車を止めてテラスに向かっている。

確かに絶景だ。次にノルウェーに来る機会があれば、このホテルに泊まるのも良いかもしれない。

バスは、1時間20分でベルゲン線ヴォス駅に到着した。
バスを降りて駅に向かうとそこがすぐにホームになっている。

ヴォス駅で待つこと20分。ベルゲン行きの列車がやってきた。朝乗ったやつよりもカッコいい。新型車のようだ。

車内もずいぶんきれいだ。ヴォス駅からベルゲン駅までの車内も空いていた。

ベルゲン駅には16:00近くに到着。Thon Hotel Bergen Bryggenに戻り、再チェックイン。 部屋が変わることは聞いていたが、グレードも変わったようだ。清潔そうな板張りの床に、バスタブも付いている。

明日は、高速ボートでスタヴァンゲルへ移動予定だ。雨が降らなきゃ良いが。。。