2007/10/07 - 2007/10/07
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morino296さん
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尾張津島の秋祭りは、正徳元年(1711)に津島神社の末社・市神社の祭礼で傘鉾を出したのが始まりとされ、約300年の歴史があります。秋空の下、華麗な山車が町中を巡行し、からくり人形の妙技を披露します。
今年は、市政施行60周年記念として、盛大なお祭りとなりました。
午後は、津島駅前に11台の山車が集合し、車切(しゃぎり)大会が行われた後、津島神社に移動して、山車からくりが奉納されます。
(津島は名古屋から西へ約15Kmに位置し、名鉄電車で約30分です)
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12時過ぎ、津島駅前広場に山車が集まり始めます。
津島神社へ奉納する山車は3地区の11台です。
(七切:6台、今市場:2台、向島:3台) -
(七切)布屋町車 からくり「蛭子(えびす)と大黒の舞」
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(七切)高屋敷車 からくり「猩々が頭を前後に振り、手を左右に上下」
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(七切)米之座車 からくり「高砂と神主が宝船に変身」
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(七切)北町車 からくり「唐子遊び」
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(七切)池町車 からくり「唐子遊び」
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(七切)麩屋町車 からくり「湯取神子(ゆとりみこ)」
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(向島)馬場町車 からくり「大黒の打出の小槌が割れて唐子が出て遊びます」
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(向島)中之町車 からくり「唐子の文字書き」
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(今市場)小中切車 からくり「住吉明神変じて社殿となり、また明神にもどります」
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12時過ぎ、11台の山車が津島駅前に集合。
12:45頃、3台の山車からくりが披露されます。
布屋町車のからくりは、蛭子が鯛を釣り、大黒が喜び槌を振ると、宝袋が割れ中から宝船が現れます。 -
布屋町車のからくり
宝袋が割れ中から宝船が現れまています。 -
小中切車
からくりは上層に神官が立ち,四方を拝してから上体を前に倒して住吉明神のお社に変身します。 -
小中切車
神官が立ち、四方を拝しています。 -
小中切車
上体を前に倒した神官が、あっと言う間に、住吉明神のお社に変身します。 -
お祭り関係者も、山車のからくりに見入っています。
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馬場町車
大黒の打出の小槌から唐子が出て遊びます。
大黒の微妙な表情の変化には能に通じるものがあるそうです。
小槌から唐子が現れている間、大黒は楽しそうな表情をしています。 -
馬場町車
大黒の表情はとても楽しそうです。 -
馬場町車
小槌の唐子が消えて、寂しそうな表情の大黒です。
からくり披露が終わった後、山車の上から「手ぬぐい」がまかれました。
カメラを構えながら、手を伸ばしたら、何と手ぬぐいをナイスキャッチ!(やりました!) -
13:20頃、山車の車切大会が始まります。
車切とは、山車の前方を持ち上げ、回転させるもので、尾張地方では一般に「どんてん」、「どんでん」と呼ばれる妙技です。
この津島の「車切」の特徴は、それが何十回転も続けられることです。 -
高屋敷車
車切大会は、11台の山車を6台と5台の二組に分けて行います。 -
一組目、6台の山車が車切の妙技を疲労しています。
車切大会と言うだけあって、市長らが審査員となって採点をします。
採点のポイントは、
・半纏がそろっていること
・半纏の着こなしが綺麗なこと
・山車を上手く回転させていること
だそうです。 -
一組目6台の山車の車切が終了。
山車は順次、天王通りへ進み、津島神社を目指します。 -
天王通りへ進む山車。
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二組目の山車5台の車切が始まります。
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車切の評価ポイントである「上手に山車を回転させる」ためには、回転軸を固定することが重要です。
山車の後輪の片方を回転軸にして、回転を続けます。 -
車切の跡には、綺麗な円の轍が残ります。
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車切大会を終えた11台の山車が天王通りに並び、14:30頃、一斉車切を披露します。
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津島神社の鳥居
津島神社は、古くは津島牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)といい、「津島のお天王さま」と親しまれています。
欽明天皇元年(西暦540)に鎮座、全国に約三千の分霊社を持つ天王社の総本社です。 -
津島観光協会のスタッフ
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津島神社
13:45〜14:30に七福神踊が行われていましたが、津島神社に到着したときには既に終わっていました。 -
七福神踊は約200年前に、地主が寄付した七福神を村の蔵の中に飾ったのが始まりといわれます。
今年は市制60周年を記念して奉納されました。 -
14:30頃、石取祭車が津島神社に到着。
南部・中部・北部の3台の石取車は、大正4年頃に桑名の石取祭車を買って始まったといわれ、鉦・太鼓を打ち鳴らし町を練り歩きます。 -
南部車
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中部車
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北部車
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15:20頃、山車が津島神社に到着。
11台が順次からくりを奉納します。 -
1番:(七切)布屋町車
からくりは、蛭子が鯛を釣り、大黒が喜び槌を振ると、宝袋が割れ中から宝船が現れます。(先ほど、駅前で披露されたからくりです。) -
2番:(七切)麩屋町車
からくりは、「湯取神子」。湯取神事を行い、釜から紙吹雪が舞います。 -
2番:(七切)麩屋町車
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3番:(七切)池町車
からくりは、「唐子遊び」。 -
3番:(七切)池町車
蓮台で唐子が逆立ちして鉦を叩きます。 -
4番:(七切)北町車
からくりは、「唐子遊び」。 -
4番:(七切)北町車
唐子が蓮台を廻すと、その蓮台が上昇。蓮台に乗った別の唐子が天井から下がった太鼓を叩くと、前に立つ唐子がそれに合わせて鉦を打ちます。 -
5番:(七切)米之座車
からくりは「高砂と神官」。 -
5番:(七切)米之座車
神官が宝船に変身し、再び元の神官に戻ります。 -
6番:(七切)高屋敷車
からくりは「唐子の面かぶり」 -
6番:(七切)高屋敷車
唐子が手を上下させて、お面をかぶります。 -
7番:(今市場)小中切車
からくりは「住吉明神が社殿に変身」。
神官が立ち、四方を拝してから上体を前に倒して住吉明神のお社に変身します。 -
7番:(今市場)小中切車
神官が住吉明神のお社に変身しました。この後、また神官に早変わりします。 -
8番:(今市場)朝日町車
からくりは「湯取神子」。
湯立神事に合わせて、水引には注連縄(しめなわ)の刺繍が使われています。
この題材は七切・麩屋町の山車と同じ。前日に行った半田の亀崎の東組とも同じです。 -
8番:(今市場)朝日町車
からくりは「湯取神子」。 -
9番:(向島)馬場町車
からくりは「大黒と唐子」。
大黒が打出の小槌を振ると、中から唐子が出て遊びます。大黒の顔の表情が変わるところが見ものです。 -
9番:(向島)馬場町車
からくりは「大黒と唐子」。
唐子が現れると大黒の顔がほころび、唐子が隠れると大黒は寂しそうな表情になります。 -
津島神社の境内では大勢の見物客がからくり奉納を楽しんでいます。
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10番:(向島)上之町車
からくりは「唐子の飛付き」。
唐子が蓮台を廻すと、その蓮台が上昇。その蓮台に乗った別の唐子が、天井に下がった段違い平行棒に、両手をさしのべて飛付き、再び蓮台に降り立つもの。 -
10番:(向島)上之町車
この日は、唐子の飛付きが上手くいかず、やり直していましたが、観客からは大きな拍手が沸いていました。(皆、とても楽しんでいました。) -
11番:(向島)中之町車
からくりは「唐子の文字書き」 -
11番:(向島)中之町車
蓮台を回し一周した後、蓮台の上の唐子が筆で達筆な文字を書きます。この日は「寿」を書きました。 -
17時頃、11台の山車のからくり奉納が終わり、お祭りの神事は終了です。
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境内に並んだ11台の山車は、提灯を飾る準備を始めます。
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この後、18:30頃から、提灯を点けた山車が各町内へ戻り、お祭りは終了します。
残念ながら、ここで帰路に着きました。
2日間、半田と津島の山車祭りを堪能させていただき、有難うございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ralphinさん 2007/10/14 20:07:45
- ナイス!
- morino296さん。
手ぬぐいを見事、ゲットしたのですね。
どんな模様の手ぬぐいだったのでしょうか?
よくカメラ片手にキャッチ出来ましたね!
きっと運動神経がいいのかな!?
私なら、手ぬぐいキャッチしてもカメラを落としている事でしょう(笑)
前編と比べ、山車の種類が違うように感じますが、
飾りを取っただけ!?それとも全く別物なのでしょうか!?
いずれにしても見事な山車です。
ralphin
- morino296さん からの返信 2007/10/14 21:11:56
- RE: ナイス!
- ralphinさん
こんにちは。
津島秋祭りの山車、前半と後半の違いが分かるとは、凄いですね!
まだ、山車の実物をご覧になっていないのに、違いが分かるとは、参りました。
前半の神守の山車は、後半の山車よりも一回り大きく、山車の前方に大きく垂らした造花の山車飾りが特徴です。
また、4輪車ですが、山車前方には補助輪が装備され、前輪は常に接地しない状態です。
山車の前方には舵取り装置が付いた補助輪が装備されていて,前輪は常に接地しない状態です。
後半の11台は、津島七切型と呼ばれるもので、比較的小型です。
担ぎ上げて前輪を浮かせ、後輪だけを接地した形で回転することを車切(しゃぎり)といい、向きを変えるときも前輪を浮かせて回ります。
とは言え、どちらも共通した特徴が多く、名古屋型の山車に大別されると思います。
キャッチした手拭いは、紅白で3cm程の文字で「馬場町」と全体に書かれています。
丸めた手拭いに「馬場町・大黒天・家内安全」と書いた帯封がされた巻物になっていました。
今週末は、川越で山車祭りがありますよ。
これもまた、なかなかお薦めですので、お時間がありましたらお出掛けください。
morino296
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