2007/09/29 - 2007/09/30
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shimonさん
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9月最後の土日を利用して、福岡に行ってきました。九州は毎年何回か訪れていて、福岡は06年12月、07年7月(このときは出張)以来の訪問です。土曜朝から日曜の夜まで滞在時間があったので、まだ訪れたことのない柳川と、太宰府にある九州国立博物館を中心に観光してみました。福岡の魅力をたっぷりと堪能することができました。
- 交通手段
- JALグループ 私鉄
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柳川の乗船場にて
9/29 羽田7:30発の飛行機で福岡に向かいました。ボンバルディア機トラブルで福岡空港の滑走路が一時閉鎖されたものの、無事に福岡に到着。その後、天神から西鉄電車で柳川までやってきました。 -
川下り船にて出発
今回は、天神⇔柳川の往復乗車券、柳川川下り乗船券、かんぽの宿柳川での温泉入浴券がセットになって2,980円の格安乗車券を利用しました。上の写真の赤い太鼓橋から「どんこ舟」に乗り込みます。 -
水郷地帯
筑後川河口にある柳川は町のいたるところを掘割(クリーク)が走っています。掘割の総延長はなんと470kmもあるそう。この川下り船は約70分かけて水郷地帯を巡っていきます。 -
狭い水路も…
船頭さんの熟練の竿さばきで壁にぶつかることなく通過していきます。船頭さんは、目に入ってくるあらゆる風景を解説、ときには歌を披露しながら漕ぎ進めていくので、かなりの重労働ですね。 -
民家のすぐ脇に水路があって、このように1日何隻ものどんこ舟が通り過ぎていきます。落ち着かないようにも思えますが、もう慣れてしまっているのかな…。
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水路の脇には、四季折々の花や木々、柳川が生地である北原白秋をはじめとする数々の文人の文学碑、水鳥の姿などを目にしました。
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木漏れ日
早朝、横浜の家を出てくるときには小雨が降り、寒いほどでしたが、やはり1,000km近く離れると気候もガラリと変わります。良い天気で木漏れ日がキレイでした。 -
約70分にわたる船旅も終盤にさしかかってきました。「御花」という旧藩主の別邸を取り囲む林を周回して、景色が開けてくると終点もすぐ近くです。
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なまこ壁
水路の脇にはこのような「なまこ壁」の蔵などが多く建っていました。因みに、なまこ壁とは、壁に四角い瓦を張り、継ぎ目に漆喰をかまぼこ形に盛り上げて塗ったものだそうです。 -
うなぎせいろ蒸し
蒲焼のタレをまぶしたご飯にうなぎの蒲焼を乗せて蒸しあげた、柳川を代表する料理です。美味しくないうなぎは苦手(←都合良すぎ!?)な私ですが、これは絶品でした。 -
御花 洋館
柳川藩主・立花氏の別邸を御花というそうですが、その敷地内には、鹿鳴館様式を取り入れた洋館がひと際目立って建っていました。 -
真っ青な空と洋館の白い壁のコントラストがみごとでした。天気に恵まれ、良かったです。
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向日葵
水路沿いには柳の木が付きものですが、ところどころに色鮮やかな向日葵が咲いていました。力強さを感じます。 -
長閑な風景で、好きなカットの1枚です。あと、道路は道幅が狭いわりに交通量が多いので、散策の際には注意が必要です。
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川下り船の下船場
利用した観光船会社のどんこ舟はここが終着点。ちなみに、観光会社ごとに船の色が決められているそうですよ。
このあと、露天風呂で汗を流して、福岡市内へと戻りました。天神から西鉄特急でわずか47分、意外と柳川って近いものですね。 -
博多駅至近のホテル
何度か福岡にきていますが、市内に泊まるのは今回がはじめて。博多駅徒歩3分のデュークスホテルさんにお世話になりました。価格のわりにとても雰囲気の良いホテルです。定宿にしようかな…。
http://www.dukes-hotel.com/hakata_top.html -
キャナルシティ博多
翌日曜日は太宰府方面へと向かいました。ホテルから天神へと向かう途中にあるのがこのキャナルシティ。日曜朝なので、閑散としていました。 -
キャナルシティはすっかりHalloweenモード。暗くなってライトアップされるとまた綺麗なのでしょうね…。
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福岡に来ると、なぜか毎回キャナルシティには立ち寄っている気がします。もう5回以上来たことがあるのかも…。
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西鉄電車で太宰府へ
新しくオープンした九州国立博物館を訪れるべく、太宰府を目指しました。天神から急行電車で二日市へ、そこで支線に乗り換えれば太宰府もすぐです。 -
太宰府天満宮の参道
賑やかな参道の風景です。韓国からの観光客が多くいました。福岡は韓国とも近いですから、納得です。
実は高校2年のときに修学旅行で太宰府天満宮にお参りにきたので、11年ぶりの再訪となりました。 -
太宰府天満宮 楼門
参道を進んで、心字池に架かる太鼓橋を渡ると、とても色鮮やかな楼門が目の前に現れました。 -
太宰府天満宮 本殿
学問の神様、菅原道真公が祭られている天満宮の本殿です。ご利益は、あったと評しておきましょうか…。 -
連絡トンネル
天満宮からエスカレーターと、この動く歩道がつながった連絡トンネルを抜けると、九州国立博物館に行くことができます。 -
流線型の外観
トンネルを抜けると、このようなユニークな形状をしたガラス張りの建物が現れます。これが、05年にオープンした国内で4番目(東京、京都、奈良に次ぐ…)の国立博物館です。 -
上の写真の反対側
このようになっています。総面積3万?、地下2階、地上5階の広大な館内には、ガラス越しに自然光が降り注ぎ、とても明るく開放的な雰囲気でした。 -
エントランスホール
吹き抜けの広いエントランスには、企画展示のコーナーがあります。このときは、インド展が開催されていました。1階にはレストランもありましたが、なかなか雰囲気がよさそうでした♪ -
3階 特別展示室
ここは企画展が期間ごとに開催されています。私が訪れたときは「本願寺展〜親鸞と仏教伝来の道〜」なる展覧会をやっていました。京都を旅してもなかなか本願寺をじっくり見ることはないので、良い機会でした。 -
4階 文化交流展示室
常設展は「海の道、アジアの路」をテーマとしたもので、アジア各国と日本との文化交流史について展示していました。映像も多用していて、とても興味深い内容となっています。
このあと、再び西鉄電車で天神へと戻りました。 -
一風堂 大名本店にて
昼食は本店にしかないという「かさね味」に。丸鶏の白湯スープと豚骨スープのブレンドです。関東にいながら、博多ラーメンは毎週食べるほどですが、やはり本場のほうが美味しいような…。
午後は天神をぶらぶらして、夕食はこれまた美味しいうどん屋を案内していただいて、帰途につきました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ayanさん 2008/01/23 12:53:11
- またまた、、
- 栃木に感動したばかりなのに、福岡にもこんなところがあるなんて!
水路のある街並みっていいですね!
もう長いこと日本国内の情報集めを怠っているので、小学校の社会科で全国の街の特長マップ、みたいなのをワクワクしながら眺めていた時間がふと蘇ってきました^^
- shimonさん からの返信 2008/01/23 23:47:33
- RE: またまた、、
- 度々メッセージを頂戴し、ありがとうございます。
関東だと茨城・千葉県境の水郷地帯が有名ですが、
柳川のほうが個人的には好きで、楽しいでしょう…。
福岡・天神から1時間弱で行けるので、近いんですよ。
博多は美味しいものもたくさんありますので、自分でも
また近々行けたらいいなぁ、と思っているところです。
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- ippuniさん 2007/10/10 06:16:42
- こんにちは!
- shimonさんへ
福岡週末旅行にお邪魔しました。
柳川、とても懐かしいです。
もう昔むかしの話ですが、高校生の時に柳川を船で
観光しました。その時は船の上で鰻を食べました。
あの時は鰻が苦手だったので、味見をする程度しか
食べられませんでしたが、今となってはいい思い出です。
shimonさんの旅行記ではいつも美味しそうな食べ物の
写真がいっぱい出てきて(特に日本食)見ているだけで
「日本に帰りたい病」が再発してしまいます^^;
京都の旅行記もコメントがまだなようなので、もう少し
経ってからまたお邪魔させて頂きます♪
ippuni
- shimonさん からの返信 2007/10/10 23:44:27
- RE: こんにちは!
- ippuniさん
こんばんは。ご訪問どうもありがとうございます。
九州には毎年数回行くのですが、柳川はなかなか
訪れる機会がなく、今回が初めてでした。
水郷地帯って、日本の貴重な風景の1つでしょうね。
今月は決算期ですので、京都編の完成までは暫し
時間を要するかもしれませんが、また時間に余裕が
ありましたら、ぜひお立ち寄りください。
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