2007/09/09 - 2007/09/09
1004位(同エリア1042件中)
fukiさん
予想外に訪れた成都の一日。「Too much China..」と心の中でぼやく。
あまり心を揺らすものもなく。でも一応、今回の旅行記の最後に。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
Sim's cozyの内装。この右には「グラスルーム」と呼ばれるとても粋な部屋が二つ。壁はガラス張り、床も一部ガラス張りになっていて、下の水路を鯉が泳いだりトノサマガエルが顔を出したりするのが見える。部屋の中には木の机とクッションが無造作に置かれていて、集って話すのにはムード満点。オーナーのシムが増築した空間らしい。
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コンピュータールームには仏陀の智慧の目が。
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ラサから持ってきたリンゴと、注文したカフェラテ(3層になってる!)で朝ご飯。
このソファのオーガニック感と言い、何から何まで快適。 -
タクシーで長距離バスターミナルへ。
目的地はGiant Buddhaがおわしますなんちゃら山。
途中のパン屋さんで買った、細いパイの袋詰め(4元)がかなり美味しい。
タクシーの女性運転手さん、ミラーにいい匂いのする花をさげていた。
「とってもいい匂いね」「パイ食べる?」など少しコミュニケーションを試みてみたが、ちっとも乗ってこない。
人が多い・・・ -
なんか面白かったので一枚。
車がびゅんびゅん走る交差点に面した一角。老若男女が遊具のようなジムマシーンのような乗り物で運動に励んでいた。 -
その山は一大観光地になっていて、その日が日曜ということもあって、ごった煮状態だった。
Too much China.. 一応、仏陀までいく。 -
ぎゃぼ〜びっくり!
何がって、仏陀のデカサにではなく、人の列の長いこと長いこと。下まで続く階段は一体何時間待ちなんだ、そしてそんなに下から仏陀を見上げたいのか?!
私には理解できなかった。 -
英語でMoon Pavilionというお庭。
古い時代、ここが静かで宮廷の人しか立ち寄れない花園だったら、さぞ美しい場所だろう、と想像する。 -
おつかれさまです。
-
一面にふっと漂う、金木犀の香り。
オレンジの花の木と、白い花の木があって、匂いがちょっと違った。
金木犀の香りは、いつも意識をどこか遠くへトリップさせる。 -
中国の街は、雑然としている。
年配の日本人が中国へ行くと、昔の日本を思って懐かしくなる、と聞いたことがある。
昔の日本はこうだったのかな。 -
この国の力は「人口の多さ」だと痛感する。
経済成長の方へこの人達が一斉に向き始めてる。それはとても恐ろしいことだと思った。みんなが車を持って、同じように物を買っては捨て・・・。
グローバリズムの方向性「便利で快適な生活」は、世界をこんなにも同じくしている。チベットも、中国の小さな街も。
恐ろしいのと同時に、何か一つ変われば、世界はまた一気に方向を変えるんじゃないか、とも感じた。“希望”の感触だ。 -
成都のチベット人街にある「永友老面館」というお店で坦坦麺を食べる。衝撃的に美味い。コクと甘みのきいた味噌が初体験だった。四川省は、麻婆豆腐と坦坦麺の発祥の地とか。
ゲストハウスに戻って、再びグラスルームで話す。オーナーのマキさんも来てくれて、ゲストハウス設営に至る話など聞かせてくれた。
将来ゲストハウスのような形のことをやりたい。そんな風にいつからか意識していたので、とても興味深く聞いた。シムさんが経営的・実際的な部分を行い、マキさんはデザインやゲストが快適な場づくりを行う、そんな風にやっているからとてもバランスがとれているのだそうだ。
「俺は経営とか細かいのは無理だよ」と冗談めかして言った人。もう二度と会うことはないだろうけど。 -
次の日、成都―西安―名古屋へ。
一週間という短い旅だったけど、私の世界観を広げてくれた。広げたのかな?そう、そこに固執するのでなく、今の日常の中に取り込んでいけたら、と思っているので、広げてくれた、と思いたい。
長い旅行記になったけど、読んでくれた皆様、どうもありがとうございました∞
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