2007北京動物園のパンダ

2007/09/21 - 2007/09/25

最近、上海ばかりで北京に行っていない事に気づきました。そこで３連休を利用してオリンピック１年前の北京の様子を見てくることにしました。ついでに中国版新幹線-動車組に乗ってきました。国慶節前、旅行シーズンでも有り、旅行客が多かったですね。

エリア 北京(中国)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: JAL

天津から北京への列車の切符を購入。現在天津駅は大改装中で臨時駅が設けられています。切符売り場は大混雑でやばいと思ったんですが、よく見ると軟座専用の窓口が有るではないですか。ほとんど人が並んでいません。帰りの切符も変えると聞いていたので同時に購入しました。しかし帰りの切符の購入に５元取られるなんて聞いていませんでした。便利＝お金は変わっていません。動車組になる前は４５元でしたので、６元の値上げです。時間的には多少早くなりましたけどね。

中国版新幹線 CRH-２です。海外のメーカーの技術協力の下で作られました。CRHには１.２.３.５型の４種類が有り、この２型が日本のメーカー協力で作られました。上海-南京、杭州、北京-天津はこのタイプが走っています。（他の区間も走っているはずです）４型がないのは４という数字を嫌っているからですが、ここまでこだわるのも面白いですね。編成は８両が１ユニットで、全車指定席、１両一等席車両です。通常２ユニット１６両で運用されています。

一等車車内です。２列２列席で新幹線と同じです。二等車は２列３列でこれも新幹線と同じです。従来の車両と大きな違いは座席が回転することです。これは中国の鉄道では初めてではないでしょうか。今までは一等車（軟座）の４人ボックス席でした。知らない人と話すことが少なくなりますが、快適性は向上しました。内装は新幹線そのものです。少しぐらい中華的な要素があると面白いんですけど。

昔は軟座車だったんですが、動車組から一等座車に変わったようです。定員は５０人/車です。二等車は100〜125人です。

隣には従来の列車が入線しています。いまだに石炭でお湯を沸かしたり、暖房したりしている車両も現存します。

以前上海-南京間に乗車したとき最高速度は261km/hでした。この天津-北京間の最高速度は161km/hでした。遅い。従来の線路を使用しているためか揺れ振動も大きいです。来年、北京〜天津間に専用線ができたときには30分で運転されるようです。ちなみに台湾新幹線は280km/h以上出ていましたけど・・

動物園にタクシーで移動です。天安門の前を通過。どこかの国旗が掲揚されています。いやな予感・・・国賓が来中するときには交通規制とか有りますからね。後で調べるとクック諸島の国旗でした。しかし、車が増えました。いままで昼間の渋滞はそれほど気になりませんでしたが、かなり混雑しているように感じます。早く地下鉄の開通が待たれますね。

動物園に到着。北京駅から30分30元でした。地下鉄で途中の駅まで行って、そこからタクシーでもいいですね。

入口の前に地図が有ります。これを頭の中に入れましょう。以前迷った記憶が有ります。覚えきれない人は案内図を購入しましょう。入ってすぐのところで2元で販売していました。ところで車の挿絵がスポーツカーになっています。なんか変ですけど・・

参考コースなんか書いて有ります。かなり広いです。全部見ると一日は掛かりますね。今回はパンダだけ見ることに。

切符売り場に行きます。この日は入口から見て右側しか開いていません。その窓口には游船一票通40元としか表示がありません。40元？？高い、おかしい？聞くと入場とパンダ館券で20元です。知らない人は40元を買うでしょう。商売根性丸出しです。

入場券です。年齢が幾つでも身長1.2ｍ以下が子供料金です。他の観光地もそんな感じですね。この券はパンダ館の入場も込みですが別ですと幾らなんでしょうか？？

正門です。ここでチケット見せて入ります。

入ると正面にオリンピックまで後何時間の電光表示板が有ります。この前で記念撮影してる人も多いですね。

正門を入り、左前方に大熊猫館が有ります。ここで入場券を再度見せます。入場のみの券ですと別に5元必要です。

門を入ると、正面に建物が有ります。

左を見るとそこにも建物が有ります。よく見ると一つの建物でした。どちらか入ってもよさそうです。

まず一匹目、水桶を抱えて寝ています。

急に起きて竹を食べ始めました。動きました。本物です。

2匹目、寝ています。
パンダ館にはお土産の売店が有ります。パンダグッズや小物を売ってます。通常こういうところは値段が高いんですが、以外にもそれほど高くありません。パンダ型小銭入れ20元、ぬいぐるみ25元〜などなど、お勧めします。

これが6個3元です。1個3元の聞き間違いと思いました。横幅20mmぐらいで小さなバッチですがお土産にもよさそうです。

3匹目。なんとガラスの前で仰向けで寝ています。

人間の寝相に似ています。

牙が鋭いですね。

夢も見るんでしょうか？

寝返りを打ちました。こんなところで寝る必要もないんですが、パンダのサービスでしょうか？

外に出ます。少し小型のパンダが寝ています。4匹目です。

ここでパンダの紹介です。竹しか食べないと思われていますが、何でも食べます。果物も好きです。肉も食べます。

5匹目。寝ています。北京動物園には5匹居る事が判りました。

動物園は広いです。コースを間違えると次の動物までかなり歩きます。

以前には無かったんですが、こんな案内板も整備されています。園内のあちらこちらで、改築なんかも行なわれています。

簡略された地図ですが、無いよりましですかね。あまり信用すると、大変な目に会う可能性も有りますけど。

パンダだけでは面白くないので、獅子も見に行くことにしました。

やっと見つかりました。

外に出ていない場合、この中の檻にいます。

トラです。

何を想うんでしょう。

ライオンもいます。結構人気有りますね。

北京駅の風景です。内部の改装は終わり、現在外部の改装中です。

今も改札、ホームに下りる階段は一箇所です。一度に千人単位の人が移動しますから大変な混雑です。ちなみに上海は前8両後ろ8両に待合室が別れています。

短い北京滞在でしたが、オリンピックに向けてますます変化している北京を感じられました。便利になる分、不便になるのかもしれません。（完）