2007/09/08 - 2007/09/08
102位(同エリア110件中)
fukiさん
南へ行こうと思っていたのだ。
ナンカルツェまでバスで行って、ヤムドク湖周辺で最後の一日を過ごす。そして次の日に直接空港へ行き、西安へ飛ぶ。・・・ある人が日本で言っていた。「プーマ・ヤムツォ(“空飛ぶトルコ石の湖”)は秘境の中の秘境だった」と。ヤムドクから更に数時間悪路を行かなくてはいけないんだけど、彼の人柄と、遊牧民のキャンプの話とかそんな情景描写が私をしてチベットへの憧れを増大させたのは確か。ナンカルツェだ、ナンカルツェ。何時間かかるか分からないが、まずはそのあたりまでバスで行こう。
しかし、朝に立てたそんな「チベット高原 満喫の日」プランは、午前のうちに中航オフィスにてあえなく失脚した。
完全に移動日。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 航空会社
- チャイナエアライン
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中航オフィスまで歩く途中、かの有名な・今回の旅では縁がなかった「ポタラ宮」。ダライ・ラマの宮殿だ。
たくさんのチベット人がコルラしている。
ちなみに、この周囲は今では広大な公園となっているけれど、「6年前までは家があったのに」と後で出会った人が言っていた。その家の住人達はどこへ行ったんだろう?? -
ポタラ宮に向けて五体投地する人たち。
観光客はそれにカメラを向ける。
かく言う私もその一人、こっそり。 -
チベットにいる間、感じていたのは、「祈り」の力。
彼らにとってのそれは、幸福な場所に到達するためのものなんだろうと思う。その場所はどこか他にあるのではなく、自分の中にある神や仏にアクセスするための巡礼であり、祈り。おどろおどろしい神もいる。エロティックな神も、微笑する神も。そんな全ての「本質」への全幅の信頼の表れが、彼らの「祈り」なのかもしれない。そんなことを思った。
実際、私の中にもそんな「祈り」の場所を見つけてしまった。 -
明日の西安行きのチケットはもう空きがありましぇん、ということが判明し、今日のうちに成都まで行き、明後日に西安まで飛ばなくては日本に帰れない。
失意と疲労のうちに噛み締めるラサ市街。
空が青い。 -
オフィスからの乗り合いタクシーで郊外の空港まで行く。
韓国人の男の子と一緒になり、ずっと話をする。日本人とは、感覚も笑いのツボも、多分育ってきたバックグラウンドも、とっても似ている。 -
空港は新ピカだった。
いるのは中国人ばかり。
さよなら、チベット。 -
飛行機に乗ると、窓側席の時はアホみたいに写真を撮る。いつ見返すわけでもないのに。
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このフライトは特にすごかった。6000メートル級(多分)の山を横目に飛ぶ。
窓の脇に山がある感じ。そこの山を登山中の人が手を振ったら振りかえせる感じ。飛行機の高度に山が迫っている。見惚れる。 -
(以下、空からの写真。)
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あっちゅー間に成都。
もはや目的はないが「Sim's cozy guest house」へ向かう。
が、地図を見てもさっぱり分からない。自分が今どの辺にいるかも分からない。
道を尋ねた親切な女性が、タクシーでそのゲストハウスまで送ってくれた。言葉は全然通じなかったが、彼女がバスに乗るつもりだったけど、私のためにタクシーを使ってくれた、というのは分かった。タクシー代を渡そうとしても全く受け取ろうとしなかった。申し訳ないくらいありがたかったです。謝謝謝。 -
このゲストハウスは、日本人の奥様とシンガポール人の旦那様が経営していて、バックパッカーに大人気の宿らしい。
その名の通り、どこまでもCOZYが行き渡っている。日本人も多く、私が滞在した二泊も半分以上が日本人だった。 -
その夜は摩訶不思議な日本人の面々に混じって話す。
パリでアーティストをやっているというおばさん・・・と思ったら男の人。カイラス山や東部地方などチベット全土を自転車で回ったという人。1年の予定で旅行している(しかも長いのは何度目かの)人。
私は「すげぇ〜」を連発の質問しっぱなし。話が面白すぎる。ぶっ飛んでる。それにとても思慮深い・・・というか、彼らは自分の頭で考え、自分の体で感じて、自分の言葉で喋る。ものすごく自由に。
これって当たり前のこと?案外できないこと。
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