蒼きナイルの旅・ナセル湖クルーズ編

2007/08/09 - 2007/08/10

　クルーズ船は、アブシンベルからアスワンへと向かいます。

　２日目は、船の名前にもなっているカスル・イブリームへ。そしてワディ・エル・セブアで１泊。
　３日目、アスワンへむかいます。

エリア ナイル川流域(エジプト)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船

　８月９日のプログラム。

　ゆっくりと朝食を摂っていたら、アブシンベルが遠くなっていくのを見過ごしてしまいました。

　アブシンベルへと向かうクルーズ船。
　現在９隻の船が、ナセル湖を行き交っているそうです。

　ヌビアの風景。
　山がピラミッドのようです。

すれ違うクルーズ船。私は、アブシンベル→アスワンで３泊４日でしたが、アスワン→アブシンベル間になると４泊５日のようです。

ヌビアの風景
この下に、村などが有ったのでしょうね。

唯一水没を免れ、移築されなかった遺跡。カスル・イブリーム。

カスル・イブリーム。この船の名前と同じです。
カスルとは、城のことだそうです。キャッスルから来てるのでしょうか？

昼食を摂り、部屋に戻り本を読んでると眠くなりつい居眠り・・・。起きたらなんと１５：３０！！ヤッチャッタ！と思い急いで支度。
皆さんボートへと乗っている所でした。（日焼け止め塗るの忘れた・・・）

　アマーダ遺跡

この遺跡もまた移動されたものです。

まず、デール神殿へと行きます。
内部は撮影禁止。かなりぶれてます。

アブシンベル神殿のテストケースとして建てられたそうです。

彩色の美しい柱が残っています。

至聖室も、アブシンベルと同じように有ります。

柱のレリーフ。状態も良いようです。

皆さん歩いてデール神殿、アマダ神殿へと向かいますが、ロバの引く車に乗ることも出来るようです。

アマーダ神殿

ここの内部のレリーフも保存状態が良いようです。

壁に描かれたレリーフ

他の遺跡のように、ブロックに分けて移築したのではなく、そのまま１日わずか２５メートルずつ慎重に移動したそうです。

砂漠を歩いていたら、サソリを見せてくれるおじさんが・・・。

「ノーポイズン」と言っていましたが・・・。怖い！！

砂漠の中を歩きます。
アツイ！　喉渇く〜！！
慌てて出てきたので、ミネラルウオーター忘れた！！最悪〜！！

最後はヌビアの総督、ペヌートの墓。

途中、今度はワニです。

小さなワニでした。が、やはり怖い！口は縛られていました。

クルーズ船は浅瀬には停泊できないため、このモーターボートで各遺跡へと移動します。

その後船に戻り夕食を終えると・・・サプライズ！！
廊下には、タオルで作ったワニとコブラが！

部屋に戻ると、私のサングラスと帽子で人が・・・。
楽しませてくれます。

明日の予定です。

明日は６時起き！早く寝ないと・・・。

猫が寝てます。岩の上は気持ちよいのでしょうね。

朝７時よりワディ・エル・セブア神殿へ。

ライオン谷神殿という意味だそうです。

ここも、ラムセス２世によって造られた神殿です。

正面には、２対のラムセス２世の立像が有ります。

駱駝で移動も出来ますが、私はひたすら砂漠を歩きます。

第一中庭

両側に３体ずつラムセス像が有ります。

この方が、４日間ガイドをして下さった方。私は、英語圏のグループでした。

壁のレリーフ。
王がロータスの花を持っています。

上の写真とつながっています。何を表しているのか？英語が、もっと分かれば良いのだけど・・・

蛇です。毒を持っているのか？ペットボトルの中でした。

ラムセス２世が、多くの敵を殺している場面だそうです。

第一、第二塔門です。

スフインクス。王冠をつけています。

私たちを護衛するツーリストポリス。実弾が入っているのよね、銃の中には・・・。

砂漠に転がるラムセス像。

ダッカ神殿へと向かいます。

砂漠は足をとられ歩きづらい！！
整備？されている道を歩きます。

プトレマイオス朝に建てられた、ローマの神殿だそうです。

旗を立てるわだちが残っています。
中庭は何も残っていませんでした。

ワニの子供です。触らせてくれますが、やはり気持ち悪い！

ナセル湖

この人造湖によって、自然のバランスが崩れ始めているそうです。

漁師さん達

ナセル湖では何が捕れるのでしょう？

ツーリストポリス。あのルクソール事件以来、短い距離でも護衛をつけなければいけないらしく、ナイルの自由旅は厳しくなっているようです。

ジョン・マックレーンに似た人発見！！

イタリアの人らしく、ズートツアー中一緒でした。同じボートになったので、やっと撮れた！！

アスワンへ近づいて来ました。カスル・イブリームの旅も終わりを迎えようとしています。

バートンさんご夫妻の部屋へお邪魔して、アスワンを迎えます。

バートンさんご夫妻の部屋は、私の部屋の２倍以上。広ーいベットルームと、リビングルームが有りました。羨ましい！！

アスワンハイダムのモニュメントが、黄金の冠となります。

バートンさんご夫妻とクラウディアです。最後のディナーを楽しみました。皆さんちゃんとドレスコード！私は、綿パンにＴシャツでした・・・。

明日の予定。
夕食の後、白い封筒を受け取り４日間のチップを入れ、飲み物代（クルーズの代金には入って無いので）を払い、いよいよ最終日を迎えます。

この旅行記へのコメント （9）

• maeさん 2008/01/27 10:53:57

  睡蓮　モネ

  yoshie925さん
  ナセル湖の夕景　どのような感慨で覧になられたのかな〜と全篇をご訪問して感慨にふけります。
  
  始めまして、maeと申します。
  
  　モネと睡蓮に興味がありますのでどうしても、お伺いしたかったのが、湖面、ナイル川の水面に浮かぶ睡蓮なのです。
  　モネが画いた睡蓮を辿れば、その原種がナイルに自生しているのです。
  古代エジプトの国花で壁画に画かれ「神の化身」として崇めらていたのです。。勿論、熱帯性睡蓮です。
  水面に水草浮かんでませんでした？
  水面をみる旅ではありませんですから、
  　ヒョットしてと淡い期待と、睡蓮のお話でもお教えくだされば幸福です。
  mae
  
  
  

  yoshie925さん からの返信 2008/01/27 20:33:13

  RE: 睡蓮　モネ

  maeさん　こんばんは！
  
  　残念ながら、ナイル川で睡蓮を見ることは出来ませんでした。しかしながら、エジプト考古学博物館前で見ることができました。エジプトの国花ですモノね！それに、太古の昔の壁画にはロータスの花が至る所に書かれていました。始めはパピルスかと思っていたのですが、ナセル湖クルーズのガイドさんが教えて下さり、古代よりロータスの花は神聖なモノされてきたのだと知りました。
  
  　インドでも、釈迦は蓮の花の上にいるのも妙なる花なのでしょうね。中国でもそうですよね（確か・・・）。モネの描いた睡蓮とは品種が違うのでしょうが古代種の睡蓮見てみたいものです。そういえば、宮本輝の小説にも出てきませんでしたっけ？読んだような？？
  
  　あまり、詳しくなくてスミマセン。今後とも宜しくお願い致します。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　yoshie925

  maeさん からの返信 2008/01/27 21:16:13

  RE: 睡蓮　モネ

  yoshie925さん ありがとうございました。
  ガイドさんのお話感激でした。
  　モネとの繋がりなのですが、イギリスの睡蓮の作出家が1880年代ナイルの自生している睡蓮の原種を品種改良して、イギリスで流行させたわけです。それが１８８０にフランスで大流行したとき、モネはフランスで有名な園芸家でもあったのです。
  　この熱帯性睡蓮を日本の浮世絵も花木花卉に陶酔してましたので睡蓮を購入して有名な「水の庭」を造って、あの睡蓮の連作が生まれたのです。
  
  　自ら好きで画きたかった青紫色の熱帯性睡蓮（Royal Purple Lily）を栽培したのですが死に到るまでかなわず、いまでもジヴェルニーでも青紫色の熱帯性睡蓮（Royal Purple Lily）は咲いていないのです。
  わざわざ、ありがとうございました。
  これをご縁によろしくお願い致します。
  mae

• Gruss Gott さん 2007/09/28 23:24:49

  船旅がしたくなりました

  yoshie925さんこんばんは。
  エジプト旅行記がどんどんできてきていますね。
  一つ一つ楽しく見させていただいています。
  ナセル湖のクルーズはいい感じのようですね。
  忙しく移動移動ばかりせず、このようにのんびりする旅はさぞすばらしいと思います。（一票）
  ぼくもいつか機会があればとは思うのですが、
  今まで船旅といえば小豆島フェリーぐらいなもので・・・・
  
  それからお誕生日を迎えられたのですね。
  遅くなりましたがおめでとうございます。
  今年一年もどうかご健康でお過ごしください。

  yoshie925さん からの返信 2007/09/29 13:32:28

  RE: 船旅がしたくなりました

  のんてぃーさん　こんにちは！！
  
  　誕生メールありがとうございます。また、１票ありがとうございます。
  
  　ナセル湖クルーズ、良かったです！私も船旅と言えば、幼い頃乗った青函連絡船くらいでしたので、今回の船旅を楽しみにして出発致しましたが、船旅やみつきになりそうです。今度は、是非海のクルーズ船に乗ってみたいですね。少々贅沢かもしれませんが・・・。南極クルーズも良さそうですね！
  夢はふくらみますが、その前にお仕事！また明日から仕事・・・。頑張ります。
  
  　アスワンへの旅行記をＵＰ致します。また、遊びに来て下さい。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　yoshie925

• エトランゼさん 2007/09/25 13:42:42

  お誕生日おめでとうございます！！

  yoshie925さん、お誕生日おめでとうございます。
  
  　クルーズ船の旅、すてきですね。たくさんの写真でエジプトの旅を楽しませていただきました。ありがとうございます。
  
  　これからも健康で素晴らしい旅を続けられますように！
  　そしてたくさんの旅行記をアップして楽しませてくださいね。
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エトランゼ

  yoshie925さん からの返信 2007/09/25 20:06:52

  RE: お誕生日おめでとうございます！！

  エトランゼさん　こんばんは！！
  
  　誕生日という特別な日ではありますが・・・。フツーの日でした（当たり前？）。いつもの通り出勤をして、仕事して帰ってパソコンの前に座っております。しかし、確実にこうやって歳を重ねて行くのだな〜などと感慨深く思っております。
  
  　しかし、こうやって誕生メールを頂くと、やはり嬉しいものですね。ありがとうございます。今年の誕生日は、エトランゼさんのベネルクスの旅を見て、２年前を思い出しながらビール（チョット高めの・・・）を飲みたいと思います。
  
  　本日は本当にありがとうございました。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　yoshie925

• すなどりねこさん 2007/09/23 15:38:53

  u

  クルーズしながらの遺跡めぐりも、不思議な感覚です。
  水の上から、砂漠の遺跡の対比がそうさせるのかもしれません。
  岩のうえ・・・・涼しそうなねこですね。日陰探しも大変でしょうねー。
  
  タオルのワニやべットの人も楽しいですね！
  日本でやったら・・・怒る、頭のカタイおじさんいるかも。
  
  黄金の冠の夕陽がきれいです。
  いつまでも眺めていたい景色ですね。
  
  １人旅だとバートンさんご夫妻のような旅先で知り合った人達と食事したりできて、良いですね。＜すなどりねこ、ルー・大柴なみなんで、語学力（爆）そこんところも高〜いハードルが・・・（泣）
  

  yoshie925さん からの返信 2007/09/23 23:12:38

  RE: u

  すなどりねこさん　こんばんは！
  
  　実は、エジプトで猫を見たのはこの日が初めてでした・・・。やはりアツイからでしょうか？特にルクソール以南は、ドライヤーの風にあたっているような暑さです。（猫も大変ですよね・・・。毛皮着てるシ）猫だけでなく、人間もバテバテです。
  
  　デ・・・クルーズでの遺跡巡りは、日中のアツイ時間を避けて、朝か夕方に有りました。クルーズ船でしか行けないところですので、とても貴重な時を過ごした気がします。出来れば、今度は４泊５日のクルーズ船に乗り込みたいと思っておりますが・・・。贅沢ですよね・・・。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　yoshie925
  P.S 　ギザでも猫チャンを（かなりの大猫）発見しましたが、写真に撮れませんでした。エジでは２匹だけだったんです・・・ス・・・少ない！