2007/07/10 - 2007/07/10
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shiroyuki11さん
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サルデーニャ島南部にある世界遺産「スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ」に車で行ってきました。
イタリア語のdi(ディ)は英語でいうofのことなので、「スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ」とは、「バルーミニ村のスー・ヌラージ遺跡」ということです。スー・ヌラージはサルデーニャに7000あるヌラーゲの中で最も大きいものです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー
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サルデーニャ地図の赤い四角辺りにBarumini(バルーミニ)という街があり、ここに世界遺産の遺跡があります。バルーミニは人口1400人の小さな街。分かりにくい場所にあり、車で行きましたが大変苦労しました。
詳細はここをクリック!!
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51038396.html -
サルデーニャ島には紀元前2000年前から青銅器時代の頃に「ヌラーゲ」とよばれる巨石を円筒・円錐状に積み上げた独特の建物が作られました。現在でもサルデーニャ島には7000個ものヌラーゲが残っています。ここバルーミニにあるヌラーゲ、「スー・ヌラージ」は紀元前15世紀前後から建てられたヌラーゲの巨大な城塞、塔、集落、防壁などの大集合体で、先史時代の建築例として大変重要といわれています。ヌラーゲは今でも謎の部分が多くよく分かっていないこともたくさんあるそうです。
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車を停め、歩いていくと切符売り場がありました。
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おお、きちんと写真付きのチケット!イタリアではここまできちんとしているチケットは珍しいです。記念になるなあちょっと嬉しい1人、6ユーロです。
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この遺跡は勝手に見に行くことが出来ません。大体1時間に一度ガイド付きのツアーがあり、それに着いて行かないと中に入ることが出来ません。
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まずは歴史について説明がありました。もちろんオール、イタリア語です。
後から奥さん(日本人です)に訳してもらいました。 -
入り口にはこのように記念碑があります。
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これがスー・ヌラージの全景です!
中央の最も大きい建物の高さは30mくらいあります。周りは石の瓦礫のようになってしまっていますが、当時は居住地だったようです。 -
周りに点々としているのは各家々です。
数千年前には家族ごとにこの家々に住んでいたのでしょう。興味深いですね。 -
ちょっと高い建物です。ここは劇場だったそうです。当時から娯楽の文化もあったようですね。
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中央の建物の淵まで来ました。
1つ1つの石も大きくなっています。そして意外と高いなあという印象でした。 -
一番上まで登って見下ろすと・・・なかなか素晴らしい景色です。この中央の建物には当時の王や側近などしか入ることが出来なかったようです。
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上から内部、下を除くとこんな感じ。筒状になっていて、天井はないです。
しかし当時は天井もあり、ふさがっていたそうです。後世になって天井が抜け落ちてしまったのでしょう。 -
この上の写真の人がいるところに下りました。
下から上を見上げるとこんな感じ!キレイな青空が見えます。上述しましたが、当時は天井がありました。 -
この4つの建物はそれぞれ重要な建物でした。ツアーでは1つ1つの中に入り説明がありました。例えば「食べ物を保存する貯蔵庫のような部屋」(写真左)、「会議や政治を行う部屋」、「祭祀を行う部屋」などとても重要な建物群となっています。これらの建物は防御、防寒、防風、避暑などを兼ね備えていて、この日は極暑でしたが、風が通って涼しかったです。昔の人はすごいですね。
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バルーミニは内陸なので羊産業が盛ん!道に歩いていたりしてびっくりしますが、結構かわいいです。
おそらく、Cagliari(カリアリ)からはバスが出ていると思いますが、ここに来るのは結構大変です。
サルデーニャで海水浴の合間によかったら!
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