2007/04/25 - 2007/04/25
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tamakazuさん
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トラム(路面電車)をこよなく愛すオッサンの「中欧3都市トラムの旅」。グラーツ、ザグレブを快適に過ごし、最後の街・ブルノへ。
この旅の目的はトラムに乗って街歩き。実は今回の旅で一番悩んだのがこの三つ目の訪問地。ザグレブから半日程度で移動できるトラムが縦横無尽に走る街はどこか・・・ブダペストは3年前に訪れ、ミラノは5年前、ブラスチラバは6年前にすでに訪れている。三都市目もぜひ初めての街にしたい・・・ではベオグラードは?・・・しかし帰国便に乗るウィーンから遠すぎる・・・迷いの中、突然ひらめいたのがモラヴィアの都・ブルノ。
チェコを語る紀行や観光ガイドの中にも記述は少なく、この4travelにもブルノを語った紀行はあまりない。そういう意味ではまさに謎の街・ブルノ。しかもこの街には、トラムが100km以上の路線を張り巡らしているらしい・・・オッサンは昨年ピルゼニュとプラハを訪問して不愉快な思いがあり、正直チェコにはがっかりしていた。それじゃぁボヘミアの仇はモラヴィアで返してもらいましょうか!って感じの邪な思いもありでブルノを目指したのでありました。
しかししか〜し、ザグレブからブルノに向う行程には、計画通りには行かないアクシデントが・・・まさに旅とはその過程そのもの。忘れられない列車の旅になったのだ。
表紙の写真は、スロベニアの山間の乗換駅・Zidani Mostのホーム風景。この山間の美しい駅でオッサンは偶然のひと時を過ごさにゃならんことに。
実際に乗車した経路はこちら:全て鉄道
・Zagreb/09:44→EC314→11:04/(20分遅延)Zidani Maost/12:00→13:28/Maribor/14:14→IC154→15:17/Graz Hbf/15:26→OIC558→18:02/Wien Sud/18:33→EC 70→20:20/Brno Hlavni
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エミレーツ航空
-
EC314 AGRAM Zagreb駅始発間近
3泊4日を過ごしたZagrebからいよいよBrnoに向けて出発です。
クロアチアの鉄道関係者は青色が好きなのか?この機関車もZagreb市電と同じ青色。その奥のちょっといかつい機関車も濃い青。
あ、右下の黄色い紐は、オッサンのデジカメ・PENTAX Optio(手振抑制ナシ)であります。 -
EC314 AGRAM 禁煙喫煙混合1等車
オッサンはオーストリー・スロベニア・クロアチアパス(5日使用)を持っており、今日はその3日目使用。だからなんと1等車に乗れるのだ。
で、EC314 AGRAMの1等車は、席が禁煙喫煙混合車でありました。わかりやすくて〇。 -
EC314 AGRAM 出発案内板
ODLAZの意味はわかんないけど、EC314 AGRAMの終着駅はSalzburg。そう、この列車はこの後、スロベニアを西進して、オーストリーの南部の交通の要衝Villachからチロルを北上、16:48にSalzburgに到着する。まさにハプスブルク帝国の南半分を周回するように巡る列車なのだった。 -
EC314 AGRAM 列車表
1等車の扉に貼ってあった列車表。1枚に上下対象にEC314と315の説明がある。Salzburgに着いたら逆に貼るのかな?
こういった説明が各車輌にあるからわかりやすい。 -
EC314 AGRAM 1等車客席
コンパートメント型の客席を独占。なかなか清潔な客室でしょ。
さぁ、今日はスロベニア、オーストリーを縦断してBrnoまで列車の旅だ! -
車窓からトラムが
Zagreb駅を出発してしばらく。車窓からトラムが見えた。うん、あの交差点をトラムで何度も通ったな、なんて思いながらZagrebにさよなら。 -
国境駅でトラブル Dobova駅
列車は順調に西進し、30分ほどでスロベニアとの国境Dobova駅に到着。さぁ、ここでパスポートチェックだと思いながら待つことしばし。反対ホームにはBeograd行きの列車が停まってる。車体にはお約束の落書きあり。Beogradにはいつ行けるだろう?そしてこの駅でこの後尾を引くトラブルが二つ発生。
一つ目は、隣の客室の外国人のパスポートがどうもおかしいと係員が尋問を開始。英国人夫婦のうち一人のパスポートがやたら古い様子。係員はいかつい携帯電話でどこかに電話している(大使館か?)。いろいろ言い合ってる。そのうち一人の係員がオッサンの席に。行きと同様、がっしりした怖そうなお兄ちゃんがなにやら険しい顔。かなり緊張。「どこに行く?」「ブルノ」「荷物はこれだけか(ジロ・・・床下もチェック!)」「そうだ(ジロジロ)」と云ってまた隣の部屋へ。今は隣の方が気になるらしい(よしよし)。しばらくして静かに。もう出発するのかな?と思っていたら、二つ目のトラブル。なんと列車がZagreb方面に動き出した!ナンダなんだと廊下に出たら、列車は駅を出てから停車。サテハーと見てたら、今度は隣のホームに入って行く。オッサン、推測するに列車はホームを間違えていたらしい。何たる暢気さ!とんだ初歩的エラー!クロアチア国鉄、大丈夫か? -
車窓にはお城?
列車はスロベニアに入って順調に走ってる。平野から丘陵地帯、そしてだんだん山間部に入ってきた。往路と同じ線路を逆に走っているので沿線は大体覚えてる。そろそろあのお城が見えるかな?と思ったら見えた!お城じゃないかもしれないけど、ね、可愛いでしょ。
そんな暢気なこと書いてますが、ホントはオッサン気もそぞろ。なんとこの列車、国境駅で30分も遅延して出発してるのだ!Zidani Most駅でウィーン行きに乗れるかな?乗れるよね?ドキドキ。 -
やっぱり乗り遅れ Zidani Most
なんとEC314は、乗換駅Zidani Mostに20分遅れ(11:24)で到着。オッサン、11:13分のEC100 Graz行きに乗りたかったのに・・・。9分の乗り換えってやっぱり無謀だったの?う〜ん、かなりショック。どうしよう、Brnoに今日中に着けるかなぁ、なんて急にショボン。
ポツリ降ろされたこのZidani Mostは、まさに山間の乗換駅。見渡す限り駅の周りは山ばかり。でも駅舎の真ん中にちっちゃなパン屋さんがありました。
あ、そうそう、乗り遅れたのはオッサンだけじゃないらしく、さっき国境駅でこじれてた隣室の英国人夫妻もホームに佇んで呆然としてました。 -
乗換駅のトイレ
しょうがないなぁって思ったらトイレ探検。
Zidani Most駅のトイレはこちら。
なんだか懐かしい感じ。昔日本の公園のトイレってこんなだったような。清潔でした。 -
乗換駅Zidani Mostのinfo.
なんだかいいでしょ、この感じ。日本でも二十年位前まで、こんな駅の窓口、どこの田舎にも普通にあったよね。
奥の女性職員に、乗り遅れちゃったからどうしたらいいの?って感じで聞いてみた。
紙に書いてウィーンまで行きたいのだ、というのは伝わったみたい。うんうん、そうかそうかってソフトな対応。余りに慣れた手つき、乗り遅れの客、結構いるのかな?
実はオッサン、旅程計画に使った「Thomas Cook 2007初夏版」を日本に置いて来ちゃってた。大失敗! -
Infoでくれた乗換説明書
Zidani Most駅の窓口の女性職員に書いてもらったもの。Zidani Maost/12:00→13:28/Maribor/14:14→15:17/Graz Hbf/15:26→18:02/Wien
MariborとGrazで乗り換えて、18時にはWienに着けるのね。わかりやすい!
ほんとは、Zidani Most/11:13→14:35/Leoben/14:48→15:02/Wien Sud だったので、Wineに着くのが3時間も遅くなっちゃたなぁ。ま、こんなこともあるよね。
「1」って数字の左に出てる部分を下まで伸ばす書き方が、なんだかステキ。 -
乗換駅の説明時刻表
乗り換え情報をもらってちょっと安心したオッサン。Zidani Most駅に列車説明時刻表があることに気付いた。乗り換えや車輌構成、運行日などいろいろ書いてあるぞーって感じです。 -
Maribor行き各停入線
しばらくするとZidani Most駅にオッサンをひとまずMariborまで乗せてくれる各駅停車が到着。写真右側の新型車輌で、これは近年欧州のローカル線に急速に普及したタイプと思われるもの。オッサンは初めてなのでちょっとウキウキドキドキ。
でも、オッサンの趣味はどちらかと言うと左側の旧型車輌ですな。 -
列車内トイレ
でさっそくMaribor行き各停のトイレ訪問。さすが新型車だけあってきれいです。扉も確か自動開閉。トイレに入るときにある乗客にジッと見られた。
「あ、変な東洋人がトイレに入るぞ」って思ったのかな?どうぞ、今夜の夕飯の話題にしてください。
あ、この列車、Celjeって駅で乗客がほぼ入れ替わり。都市圏が違うのネ。 -
Maribor駅に到着
スロベニア北部をとんとんとんと各駅に停まりながら、Maribor駅に到着。ここはスロベニアではかなり大きな街らしい。
そういえば、往路でWineからGrazに向う列車で乗り合わせたお兄ちゃんの行き先はMariborだったな、なんて思い出した。まさか、その駅で降りることになるとは!(参照あれ:http://4travel.jp/traveler/tamakazu/album/10154563/) -
Maribor駅前の地図
オッサンの乗った列車は地図の下からやってきて、駅に到着する少し前で大きな橋を渡り、駅に進入。この橋を越える時に街が車窓から見渡せる。線路沿いにバスターミナル。駅もそこそこ大きめ。
ここから支線が出ているらしく、ローカル線の列車も出入りしてました。 -
Maribor駅前の彫刻
駅を出てみると横に通りがあって、駅を背に左に向うと街の中心地に続く感じ。乗り継ぎ時間が微妙だったので駅周辺をプラプラ。道路を挟んで向かい側に公園があり、その入口にこの彫刻が。
もしやチトーか!?と近づいてみたが顔は似ているが名前が違う様子。チトーの奥さんはスロベニア人、彼はクロアチア人だったはず・・・誰だろ?
駅の周りは市民がのんびりアイスクリーム食べたりって感じで、ほのぼのしてました。 -
Maribor駅前のPOST
これがスロベニアのポストであります。
興味のある方は、他の国のポストと比べられたし。 -
Graz行き列車車体表示
Maribor駅に到着したGraz行きIC154の列車車体表示。
あ、なんだかガラスにオッサンもかすかに映っちゃったなぁ(恥かし)。
実はこの写真を撮ってるとき、さっきZidani Maostで一緒に乗り遅れた英国人夫婦の旦那さんが、キミを撮ってやろうと言って列車の扉をバックにパチリしてくれました。ありがとね。 -
1等車客席
Graz行きIC154 の1等車客席。革製の高級感漂う座席であります。オッサン、大変いい感じ。パス買ってて良かったなぁ、のひと時。このままWienまで連れてってくれればいいのになぁ。
さぁ、今日3カ国目のオーストリー突入だっ!
ちなみにこのIC154は、1等・2等各一輌の機関車を入れても3輌編成のかわいい国際急行でした。またコンセントがあるのでカメラの充電も可能! -
ローカル線の分枝ポイント
画面正面の雑草と森の彼方に消えてゆくのは、国境駅Spielfeld-StraB から分離するオーストリー国鉄のローカル線。たしかハンガリー・スロベニアとの国境間際のRadkersburgという街まで行くのであります。ThomasCookの時刻表には載ってません。
なんだか旅情をかきたてられました。いつか乗ってみたいもんです。 -
OEC558 Joseph Ressel 車内パンフ
オッサンの乗ったIC154は、なんとGrazにも遅れちゃった。車窓左にGraz空港が見えた辺りからノロノロ運転が始まり、少々焦る。結局15:17にGraz Hbfに着く予定のIC154は、5分遅れの15:22に到着。乗継のEC558は15:26の出発なので、隣のホームで出発間近。
荷物を抱えて一旦地下コンコースに降りまた登る、そして1等車を目指し走る、走る、走る!
2等車はほぼ満席。でも1等車は空いていた!セーフ。 -
ビールで一杯 OEC558 Joseph Ressel
さっきホームを走ってたら乗り遅れ友達の英国人夫婦を発見。大きなトランクを三つも抱えて2等車の乗り口で必死になって荷物を持ち上げてた。
そうか、彼らの乗り込んでた車輌は満員の2等車。しかも荷物が三つもあると1等車まで狭い通路では大変だろう、そう思ってオッサンは荷物を置いて車内を逆走。
案の定、四輌も先のデッキにいた。ちょうど三つの大荷物を前に一つを持って旦那さんが1等車に向い、奥さんが残りの荷物のお留守番、というタイミングに出くわす。
「Help You!(こんな英語あり?)ボクが一つ持つよ。付いて来て」って感じでにっこり伝達。ぞろぞろ荷物を転がす3人組の珍道中。走行中の車輌を100mは移動したかも。途中、食堂車アリ、PC拡げて仕事に夢中のビジネスマンでいっぱいのオープン形式の1等車を抜けて(もちろんそれぞれ車輌間の渡りをストレッチャーのように乗越えて)、ようやくコンパートメント1等車に到着。サンキュー、お前はいい奴だ、とか云われながら喜ばれちゃった。
で、このビール。お手伝いしたご夫婦からのプレゼント。持って来てくれた車掌から「お前はラッキーだぞ」ってウィンクされちゃった。いいことした後のビールはうまい。 -
世界遺産 Semmering
OEC558号はWienに向けて順調に跳ばしてます。そして16:43頃に鉄道の世界遺産Semmering駅に着きます(オッサン、停まった感覚ナシ)。
この路線は、アルプスの南側に線路を伸ばしたかった当時のヒトの思いがほんとに良くわかる路線(往路も通過)。ひたすら等高線に沿って徐々に高度を高め、レンガを積んで橋を架け、出来るだけトンネルは掘らない(掘れなかった?)って感じ。19世紀半ば、鉄道が時代の中心だった頃の鉄道マンたちの心意気を感じる路線であります(ちなみにオッサンのおじいちゃんは線路工夫でした)。山の中腹からさっき通った線路が見えるのもいい。
今この地下を長大トンネルが掘られているらしい。そんなのいらないのにね。 -
チケット売り場
OEC558号は無事Wien-Sud駅に到着。この駅は4層構造になっていて、地下にSバーン、地上階は切符売り場やInfo、売店、2階に旧東欧諸国、3階にGraz、イタリア、旧ユーゴ方面の各ホームが、それぞれの方向に向いている複雑な駅。
これから向うチェコはオーストリー・スロベニア・クロアチアパスの圏外なので、チェコ国内分のチケットをここで購入。 -
Wien-Sud駅名板
EC70 Antonin Dvorak Praha行きはこのホームから出発します。
Wien Sudbf(Ost)って、なんだか不思議な書き方じゃありません? -
列車チケット&パス
購入したチケットは、チェコ国内に入って最初の駅BreclavからBrnoまでの2等チケット。値段は6.5€(6.5×@165=\1,089)。59kmでこの値段はちょっと高め(JRでは\950)、ま、この恨みは超円安を是認するお金持ち優先の日本政府に向けとくかな。でもね、隣の国へ行くのに1000円ってのは、よく考えたらすごいよね。
あ、ちなみにEC70 Antonin Dvorak 内で行われたパスポートチェックは、すごくかわいい女性係官だった(しかもミニスカ・・・オッサン丸出し)。 -
列車ホーム表示
Wien-Sud駅発EC70 Antonin Dvorak Praha行きの入線です。いよいよ本日4カ国目に向います。Brnoはどんな街でしょう?
オーストリー・スロベニア・クロアチアパスを持ってるオッサンは、Breclavまで1等車に乗れま〜す。 -
Hamburgからやって来た?
EC70 Antonin Dvorak Praha行きの列車車体表示。なんとこの列車は、今朝の06:22にHamburgを出たEC173 Vindobonaだったらしい。そしてWien-Sud駅で30分休んで今度はPrahaに22:58まで走るらしい。
ほんとかよ、一日走りづめじゃん。過労死しちゃうよ。 -
車窓風景
チェコ国内に入ってBreclav駅くらいから夕暮れが深まりだした。モラヴィアの大平原の夕焼け。オッサンはふとミレーの「晩鐘 L'Angelus」を思い出した(オッサン、高校時代に美術部で油絵を少々)。
薄汚れた窓硝子を通しても、こんなに雄大で透明感が感じられました。
ヨーロッパだなぁって強く感じたひと時です。 -
Brno本駅到着
20:20、EC70 Antonin Dvorakは、静かにBrno Hlavni駅に到着。
Brno・・・この街はオッサンに何を見せてくれるだろうか?
ようやく4カ国を乗り通したオッサンの乗り遅れ旅、いかがでしたでしょうか?もしお楽しみいただけたようでしたら[投票する]をポチッとお願いしま〜す。
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