ヌサ・トゥンガラ諸島 旅行記(ブログ) 一覧に戻る

 コモドドラゴンはイグアナなどと共に知っていた。コモド島がインドネシアにあるということは知らなかったが、インドネシアに来て知った。とにかくわけも分からず、下調べなしで行ってしまった。しかし、思ったよりゆったり快適なたびだった。結局、何もないところだからだろう。<br /><br />1 位置とアクセス<br /> Nusa TenggaraのSumbawaとFloresの間にある。バリ、ロンボク、スンバワ、フローレスの順だ。かなり細かい地図でないと消されてしまうほど小さな島だ。<br /> ジャカルタからバリ、デンパサール経由、スンバワ島のBima(ビマ)着、ここまで、7時間。ここで一泊。ビマからレンタカーで島の最東端Sape(サペ)まで1時間半、まかない、寝室つきのホテル船で、9時間掛かってコモド島辺りに着いた。  <br /> <br /> 全行程、天気に恵まれ、船旅も快適だった。シュノーケリングスポットが在ったので、ちょっと潜ってみた。これも竜宮城はかくやと思わされる。オーストラリアからのダイビングチームが潜っていた。<br /> あまりに遠いし、もし天気が悪かったりしたらおそらく散々な目に会うでしょう。私はラッキーでした。そういえばディエンの時も、クリムトゥのときもブロモの時も運がいいといわれた。<br /> <br /> 2 ビマからコモド<br /> ウングラライから20人乗りくらいのプロペラ機でスンバワのビマへ飛ぶ、かなり低空飛行で下界の景色が良く見え快適だった。ビマ付近は海老の養殖が盛んだということが空から分かる。<br /> ビマの町は三千トンクラスのフリーが着岸できるかなり立派な港がある。それなりに大きな町で、活気がる。<br />二日目の早朝、車で東に向かう山越えのひどい道、8時ごろサペに着く、ここは小さな港町、広大な海老の養殖場が広がっていたが、殆ど海水が入っていない。養殖場を作り過ぎてしまったらしい。<br /> ホテル船をチャーターし出帆。天気は快晴。航海は順調、実に快適。景色は殆ど変わらず空と海と積乱雲と遥か遠くに見える島影。そして、遥か遠いスコールの雲。波は静か、この船が作る波が一番大きい。<br /> 途中、西ヌサトゥンガラと中部ヌサトゥンガラの境界線をまたぐ。すれ違う島々は殆ど禿山、背の高い木や緑色の草がなく、木を切った後植林をしていない状態でもない。岩山でもない。薄こげ茶色をしている。今まで見たことがない状態だ。インドネシアの島々で、椰子の木がないというのはここら辺だけではないか、何故椰子やバナナを育てないのだろうか。疑問である。<br /> 何のトラブルもなくコモド付近に明るいうちに到着、8時間かかった。退屈はしなかった。その日のうちにコモド島へ接岸場所がないので小船で上陸。早速、レンジャーに案内を頼み一時間ほど島巡りをした。コモドドラゴンはいることはいるが、動かない。朝動くが夕方は暗くなるまで動かないとか。レンジャーは先端が二股になっているちょっと太目の木の枝を一応持っている。<br /><br /> <br />  3 次の日の朝<br />  昨夜は新月だったのでしょうか、風はない、波の音はしない、真っ暗、自分の手が見えない。本当にぶきみなせかいを体験した。とにかく視覚、聴覚、臭覚がなくなってしまったかのような恐怖を感じた。自然の中にこういう世界があることを初体験した。<br />  夜明け、明るくなり出すとその光景の神々しいこと、究極の明暗とはこのことか。<br /> コモドの部落に上陸、ざっと見て、何軒在るだろうか。ガイドが私に注意、朝だから上陸する時足元に注意。小船で陸に向かって波打ち際を見たら、そのわけが分かった。ウンコである。海岸は水洗トイレだったのだ。そのものが残っているのだから、消えかかっているものは分からない。踏んづけて上陸したことは間違いないが、気にしてもしょうがない。高床式の家が多く、学校もあり、ミニマーケットもあった。<br /> こんな島にも人は生活をしているのか、何で収入を得ているのか、漁業が多いと思うが誰が買うのか、近くの島に市場などないと思うのだが。リゾート地にするのがいいのかもしれないが、土着の人たちにはなじまないだろう。余計なことかもしれない。<br /> 殆ど、文明から隔離された生活をしている彼らのあっけらかんとした朗らかさには、脱帽するばかりである。<br /><br /> 4 帰路<br /> 逆コースで帰った。3000mくらいの上空の飛行だったので、下界の景色も楽しむ事ができた。これだけである。はるばる、ジャカルタからやってきて、点と線の旅だった。殆どが海の上、旅の果てで動かないコモドをただちょっと見ただけ、しかし、満足。<br /><br /> インドネシア語講座と自己紹介は<br />URL http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/<br />でどうぞ。<br />  <br />  <br /><br /> 

コモドアイランド ヌサトゥンガラ インドネシア

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2001/07/10 - 2001/07/14

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    20

     コモドドラゴンはイグアナなどと共に知っていた。コモド島がインドネシアにあるということは知らなかったが、インドネシアに来て知った。とにかくわけも分からず、下調べなしで行ってしまった。しかし、思ったよりゆったり快適なたびだった。結局、何もないところだからだろう。

    1 位置とアクセス
     Nusa TenggaraのSumbawaとFloresの間にある。バリ、ロンボク、スンバワ、フローレスの順だ。かなり細かい地図でないと消されてしまうほど小さな島だ。
     ジャカルタからバリ、デンパサール経由、スンバワ島のBima(ビマ)着、ここまで、7時間。ここで一泊。ビマからレンタカーで島の最東端Sape(サペ)まで1時間半、まかない、寝室つきのホテル船で、9時間掛かってコモド島辺りに着いた。  
     
     全行程、天気に恵まれ、船旅も快適だった。シュノーケリングスポットが在ったので、ちょっと潜ってみた。これも竜宮城はかくやと思わされる。オーストラリアからのダイビングチームが潜っていた。
     あまりに遠いし、もし天気が悪かったりしたらおそらく散々な目に会うでしょう。私はラッキーでした。そういえばディエンの時も、クリムトゥのときもブロモの時も運がいいといわれた。
     
     2 ビマからコモド
     ウングラライから20人乗りくらいのプロペラ機でスンバワのビマへ飛ぶ、かなり低空飛行で下界の景色が良く見え快適だった。ビマ付近は海老の養殖が盛んだということが空から分かる。
     ビマの町は三千トンクラスのフリーが着岸できるかなり立派な港がある。それなりに大きな町で、活気がる。
    二日目の早朝、車で東に向かう山越えのひどい道、8時ごろサペに着く、ここは小さな港町、広大な海老の養殖場が広がっていたが、殆ど海水が入っていない。養殖場を作り過ぎてしまったらしい。
     ホテル船をチャーターし出帆。天気は快晴。航海は順調、実に快適。景色は殆ど変わらず空と海と積乱雲と遥か遠くに見える島影。そして、遥か遠いスコールの雲。波は静か、この船が作る波が一番大きい。
     途中、西ヌサトゥンガラと中部ヌサトゥンガラの境界線をまたぐ。すれ違う島々は殆ど禿山、背の高い木や緑色の草がなく、木を切った後植林をしていない状態でもない。岩山でもない。薄こげ茶色をしている。今まで見たことがない状態だ。インドネシアの島々で、椰子の木がないというのはここら辺だけではないか、何故椰子やバナナを育てないのだろうか。疑問である。
     何のトラブルもなくコモド付近に明るいうちに到着、8時間かかった。退屈はしなかった。その日のうちにコモド島へ接岸場所がないので小船で上陸。早速、レンジャーに案内を頼み一時間ほど島巡りをした。コモドドラゴンはいることはいるが、動かない。朝動くが夕方は暗くなるまで動かないとか。レンジャーは先端が二股になっているちょっと太目の木の枝を一応持っている。

     
      3 次の日の朝
      昨夜は新月だったのでしょうか、風はない、波の音はしない、真っ暗、自分の手が見えない。本当にぶきみなせかいを体験した。とにかく視覚、聴覚、臭覚がなくなってしまったかのような恐怖を感じた。自然の中にこういう世界があることを初体験した。
      夜明け、明るくなり出すとその光景の神々しいこと、究極の明暗とはこのことか。
     コモドの部落に上陸、ざっと見て、何軒在るだろうか。ガイドが私に注意、朝だから上陸する時足元に注意。小船で陸に向かって波打ち際を見たら、そのわけが分かった。ウンコである。海岸は水洗トイレだったのだ。そのものが残っているのだから、消えかかっているものは分からない。踏んづけて上陸したことは間違いないが、気にしてもしょうがない。高床式の家が多く、学校もあり、ミニマーケットもあった。
     こんな島にも人は生活をしているのか、何で収入を得ているのか、漁業が多いと思うが誰が買うのか、近くの島に市場などないと思うのだが。リゾート地にするのがいいのかもしれないが、土着の人たちにはなじまないだろう。余計なことかもしれない。
     殆ど、文明から隔離された生活をしている彼らのあっけらかんとした朗らかさには、脱帽するばかりである。

     4 帰路
     逆コースで帰った。3000mくらいの上空の飛行だったので、下界の景色も楽しむ事ができた。これだけである。はるばる、ジャカルタからやってきて、点と線の旅だった。殆どが海の上、旅の果てで動かないコモドをただちょっと見ただけ、しかし、満足。

     インドネシア語講座と自己紹介は
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    • ビマ近くの港から出発

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    • 退屈な途中

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    • コモドドラゴン

      コモドドラゴン

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    • コモド島の一角

      コモド島の一角

    • コモド島の一角

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    • コモド島集落

      コモド島集落

    • コモド島集落

      コモド島集落

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      海老の養殖

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