ぶらり旅に行こう「日枝神社」

2007/07/19 - 2007/07/19

大それた「旅」なんてものではなくとも、
ちょっとした非日常を楽しむために出かけましょう。

「日枝神社」
東京メトロ赤坂見附駅、国会議事堂前駅、溜池山王駅より5分。
エスカレーターのある参道って、初めてでした。
天然記念物の＊美声＊の鶏にも会えたし、また新たな発見をしました。

エリア 赤坂(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

山王鳥居です。これは日枝神社独自の形をしています。後ろに見えているのは新参道です。
写真では見えませんが、右側にエスカレーターがあります。…すみません、私はエスカレーターを利用させていただきました。

手前に見えるのは手水舎です。奥に見える白い建物は宝物殿です。国宝の太刀「則宗」をはじめ、重要文化財の刀剣が14口納められています。

手水舎のあたりから、神門を写しました。随神像と神猿像が奉安されています。参道側には随神像、本殿側には神猿像となっています。

神門です。門の向こうに本殿が見えます。

御祭神　大山咋神（おほやまくひのかみ）

相殿に鎮まります神々は
　　　　　国常立神（くにのとこたちのかみ）
　　　　　伊弉冉神（いざなみのかみ）
　　　　　足仲彦尊（たらしなかつひこのみこと）
とあります。

大山咋神の「咋」は「主」という意味だそうで、大山の主であると共に広く地主神としても崇められており、山･水を司り、大地を支配し万物の成長発展・産業全般の生成化育を守護なさるということで、オールマイティーな神様だということですね。

装飾が緻密な灯篭です。
きっと由緒あるものだと思います。

本殿向かって左側に小屋があったので、覗いてみましたら鶏がいました。
なんだか「るるるぅ〜♪」みたいに鶏じゃないみたいな声でハミング？しながら歩き回っていたので、？？？？と思っていたら、謎が解けました。(次へ)

なんと、天然記念物でした。
その名も「声良(こえよし)」
はぁ、納得…

本殿向かって左側にあった神猿像です。よく見ると子供を抱いているので女猿なのです。安産、子育てに霊験あらたかだと言われているそうです。

そしてこちらは本殿向かって左側の神猿像です。
烏帽子を被ってらっしゃるし、顔立ちもきりりと男らしいですね。

社殿です。ここで心をこめてお祈りいたしましょう。

神猿像の前あたりから振り返り、先の神門を撮ったところです。

本殿の前には先の神猿像が安置されておりましたので、いらっしゃらないのかと思ってしまいましたが、
鳥居の側にいらっしゃいました。鳥居は神域の関門ですから、こちらで悪霊や穢れを除いているのですね。

先のと対になる逞しい狛犬です。
ちなみに彼らの後ろには稲荷参道があります。
降りてくる際ちょっと薄暗くて怖かったので、エスカレーターのある参道の方、または表参道の階段をゆっくり踏みしめて登る方がお薦めかもしれません。