プロヴァンスアルプコートダジュール地方旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 2年に一度しか海外には行かないはずが、去年の12月からほぼ3ヶ月に一度の海外旅行が入りました。<br /> 理由は我が家の溺愛いたち。<br />いたちが今年3歳の誕生日を迎え、来年にはシニア世代に突入します。シニアになればいつどんな病気になるかもしれません。<br />いたちの後半人生を十分一緒に過ごすため、これからしばらく人間の旅行はお休み。<br />というわけで、今回は初めてのヨーロッパ、初めてのフランス。<br /><br /> と言っても、観光にもブランドショッピングにも全く興味のない私たちは、いつもどおり非日常な田舎でのんびり。ワインと読書で過ごしました。<br /><br /> 写真はラベンダー街道と言われる南仏の広大なラベンダー畑。<br />当然ですが、富良野のラベンダー畑よりもスケールが大きくて、人間が少ない。<br /> ニースやマルセイユからは車で約2時間、200ユーロから300ユーロのエリアです。<br />

思う壺Barマダムの海外だってお部屋にこだわりた~い♪ アランデュカス直営オーベルジュ「ラ・バスティード・ド・ムスティエ」スイートに泊まる!

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2007/07/14 - 2007/07/21

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miu

miuさん

 2年に一度しか海外には行かないはずが、去年の12月からほぼ3ヶ月に一度の海外旅行が入りました。
 理由は我が家の溺愛いたち。
いたちが今年3歳の誕生日を迎え、来年にはシニア世代に突入します。シニアになればいつどんな病気になるかもしれません。
いたちの後半人生を十分一緒に過ごすため、これからしばらく人間の旅行はお休み。
というわけで、今回は初めてのヨーロッパ、初めてのフランス。

 と言っても、観光にもブランドショッピングにも全く興味のない私たちは、いつもどおり非日常な田舎でのんびり。ワインと読書で過ごしました。

 写真はラベンダー街道と言われる南仏の広大なラベンダー畑。
当然ですが、富良野のラベンダー畑よりもスケールが大きくて、人間が少ない。
 ニースやマルセイユからは車で約2時間、200ユーロから300ユーロのエリアです。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
タクシー
航空会社
エールフランス
  •  今回の旅行は初めてのエールフランス。<br />いつものJALとは違う、出来立てのラウンジです。<br /><br />内装は赤白を基調にしたエスプリ溢れるインテリア?で、個人的には木目のJALラウンジのほうが好きですが、さすがフランス。<br />シャンパーニュがどーんと置いてあります。<br /><br /> 写真は成田ではなくシャルルドゴールでのラウンジですが、シャンパーニュ、白、赤にチーズ、チョコレート、サンドイッチ。<br /> 品揃えにフランスを感じさせました。

     今回の旅行は初めてのエールフランス。
    いつものJALとは違う、出来立てのラウンジです。

    内装は赤白を基調にしたエスプリ溢れるインテリア?で、個人的には木目のJALラウンジのほうが好きですが、さすがフランス。
    シャンパーニュがどーんと置いてあります。

     写真は成田ではなくシャルルドゴールでのラウンジですが、シャンパーニュ、白、赤にチーズ、チョコレート、サンドイッチ。
     品揃えにフランスを感じさせました。

  •  午前10時半の便は、シャルルドゴールで乗り換えて、ニースに到着するのが夜の8時という往路。<br /> その時間から目的のムスティエサントマリーという村まで行くのはツライので、とりあえずニースに2泊。<br /><br /> 予約したかったパレドラメディテラネが満室だったので、利便性のみを優先してメリディアンニースに。<br /><br /> スイートをとるほどでもないと思い、デラックスルーム315ユーロにしましたが、「これがデラックスならスタンダードはどれだけ狭い…?」と驚く狭さ。<br /> 設備も古いし、見るべきものがないため写真もありません。<br />ひたすら、通りのど真ん中、利便性だけが魅力のホテルでした。<br /> <br /> でも…。<br />到着した夜は7/14.<br />革命記念日の花火大会をホテルの部屋から見ることが出来ました。しかも打ち上げ場所がメリディアンのほぼまん前です。<br /> 今年初めての花火を海外で見るとは思わなかったので、ちょっとラッキー。

     午前10時半の便は、シャルルドゴールで乗り換えて、ニースに到着するのが夜の8時という往路。
     その時間から目的のムスティエサントマリーという村まで行くのはツライので、とりあえずニースに2泊。

     予約したかったパレドラメディテラネが満室だったので、利便性のみを優先してメリディアンニースに。

     スイートをとるほどでもないと思い、デラックスルーム315ユーロにしましたが、「これがデラックスならスタンダードはどれだけ狭い…?」と驚く狭さ。
     設備も古いし、見るべきものがないため写真もありません。
    ひたすら、通りのど真ん中、利便性だけが魅力のホテルでした。
     
     でも…。
    到着した夜は7/14.
    革命記念日の花火大会をホテルの部屋から見ることが出来ました。しかも打ち上げ場所がメリディアンのほぼまん前です。
     今年初めての花火を海外で見るとは思わなかったので、ちょっとラッキー。

  •  到着翌日は1日ニースで過ごしました。<br />と言っても観光に興味のない私たちですから、町や朝市を散歩して回るだけ。<br /><br /> 印象として、一番有名な海岸通は熱海の海岸通にそっくり。<br /> 写真の広場にある建物は綺麗だけど、町はタバコの吸殻と犬のうん○だらけ。<br /><br /> 犬を散歩している人は、普段の東京より圧倒的に多いのですが、スコップとうん○袋を持っている人はいません。<br /> <br /> と言うわけで、ニースの町はよく足元を見て歩かないととんでもないものを踏んづけてしまうカモ。(あちこちに踏んで滑ってしまったらしき痕あり。)

     到着翌日は1日ニースで過ごしました。
    と言っても観光に興味のない私たちですから、町や朝市を散歩して回るだけ。

     印象として、一番有名な海岸通は熱海の海岸通にそっくり。
     写真の広場にある建物は綺麗だけど、町はタバコの吸殻と犬のうん○だらけ。

     犬を散歩している人は、普段の東京より圧倒的に多いのですが、スコップとうん○袋を持っている人はいません。
     
     と言うわけで、ニースの町はよく足元を見て歩かないととんでもないものを踏んづけてしまうカモ。(あちこちに踏んで滑ってしまったらしき痕あり。)

  •  突然、最終日に飛びまして写真はマルセイユの街並。<br /> 目的地のムスティエがとっても田舎なため、朝8時の帰国便にあわせて、前日のうちにマルセイユに移動して1泊。<br /><br /> 半日しか過ごしませんでしたが、印象としては風景がニースより非日常で気に入りました。<br /> 吸殻、うん○もニースよりマシで清潔。<br /><br /> 来てみるまでは、マルセイユよりニースのほうがおしゃれという印象があったのですが、個人的にはマルセイユのほうが非日常な異国情緒があって好き。

     突然、最終日に飛びまして写真はマルセイユの街並。
     目的地のムスティエがとっても田舎なため、朝8時の帰国便にあわせて、前日のうちにマルセイユに移動して1泊。

     半日しか過ごしませんでしたが、印象としては風景がニースより非日常で気に入りました。
     吸殻、うん○もニースよりマシで清潔。

     来てみるまでは、マルセイユよりニースのほうがおしゃれという印象があったのですが、個人的にはマルセイユのほうが非日常な異国情緒があって好き。

  •  マルセイユで1泊したのは、ニューホテルオブマルセイユ。<br /> 今回の旅行ではムスティエだけが目的だったので、わりとテキトーな感覚で決めたのに、非常に優れたホテルでした。<br /><br /> インテリアはかなりモダンで、好き嫌いの分かれるところでしょうが、新しく清潔で、非常にリーズナブル。<br /><br /> 場所はちょっと遠く港の端のほうにあるので、中心地から歩いて10分くらい。<br />もっとも散歩好きな私たちは、気にならない距離です。

     マルセイユで1泊したのは、ニューホテルオブマルセイユ。
     今回の旅行ではムスティエだけが目的だったので、わりとテキトーな感覚で決めたのに、非常に優れたホテルでした。

     インテリアはかなりモダンで、好き嫌いの分かれるところでしょうが、新しく清潔で、非常にリーズナブル。

     場所はちょっと遠く港の端のほうにあるので、中心地から歩いて10分くらい。
    もっとも散歩好きな私たちは、気にならない距離です。

  •  このホテル、コストパフォーマンスがとてもいいです。<br /> スイートルームで280ユーロ。<br /><br /> ベッドは広く、バスタブ、シャワーブースも真新しく清潔で快適です。<br /><br /> インテリアセンスにも明確な主張が感じられます。

     このホテル、コストパフォーマンスがとてもいいです。
     スイートルームで280ユーロ。

     ベッドは広く、バスタブ、シャワーブースも真新しく清潔で快適です。

     インテリアセンスにも明確な主張が感じられます。

  •  リビングルーム。<br /><br /> このホテル、ビジネスコンセプトが明確です。<br />料金が安い理由は、中心地からやや遠い立地だけでなく、合理的にコストカットができていること。<br /> バスタブやシャワーブースは使うには申し分なく清潔で便利ですが、プラスチック製。<br /> たいして必要とは思えないターンダウンサービスもありません。<br /> エアコンは、部屋のキーと連動しているため、出かけている間は自動的に電源オフ。<br />暑い中外から戻ってきた瞬間はちょっとつらいけど、合理的です。<br /><br /> ただ人件費はちょっと削りすぎかな。<br />フロントにレセプショニストが1人しかいないときもあったり、お昼の3時過ぎにプールサイドでビールを飲もうとしても、ウエイターがなかなか来なかったり。<br /><br /> でも、この快適さでたったの280ユーロなら十分です。

     リビングルーム。

     このホテル、ビジネスコンセプトが明確です。
    料金が安い理由は、中心地からやや遠い立地だけでなく、合理的にコストカットができていること。
     バスタブやシャワーブースは使うには申し分なく清潔で便利ですが、プラスチック製。
     たいして必要とは思えないターンダウンサービスもありません。
     エアコンは、部屋のキーと連動しているため、出かけている間は自動的に電源オフ。
    暑い中外から戻ってきた瞬間はちょっとつらいけど、合理的です。

     ただ人件費はちょっと削りすぎかな。
    フロントにレセプショニストが1人しかいないときもあったり、お昼の3時過ぎにプールサイドでビールを飲もうとしても、ウエイターがなかなか来なかったり。

     でも、この快適さでたったの280ユーロなら十分です。

  •  マルセイユを帰国前の宿泊地に決めたときは、有名なレストランで魚のスープをいただこうと思ったのですが、1週間のフレンチ攻めで疲れてしまい計画変更。<br /> このホテルのレストランが綺麗で快適そうだったので、夜はホテルでお食事。<br /> ここでもスープドポワゾンは人気のようでした。<br />本場マルセイユで初めてのスープドポワゾン。<br />とってもおいしかったです。<br /> できればこんなにパンはないほうが良かったけど。<br /><br /> 一番期待していたガーリックリゾットは私の好みよりは塩分が強かったので写真もなし。

     マルセイユを帰国前の宿泊地に決めたときは、有名なレストランで魚のスープをいただこうと思ったのですが、1週間のフレンチ攻めで疲れてしまい計画変更。
     このホテルのレストランが綺麗で快適そうだったので、夜はホテルでお食事。
     ここでもスープドポワゾンは人気のようでした。
    本場マルセイユで初めてのスープドポワゾン。
    とってもおいしかったです。
     できればこんなにパンはないほうが良かったけど。

     一番期待していたガーリックリゾットは私の好みよりは塩分が強かったので写真もなし。

  •  …と旅の最初と最後を先に紹介したところで、いよいよ本題に。<br /> <br /> ニースで丸1日過ごした翌朝、タクシーでムスティエサントマリーの村に移動しました。<br /><br /> 当初、日本人向け旅行社に問い合わせたところ、日本語ガイド付きで半日貸切400ユーロとのこと。<br /> 結局そちらにはお願いしなかったんですが、結果的にはとても良心的なところだと思いました。<br /><br />http://blueskytour06.hp.infoseek.co.jp/index.html<br /><br /> と言うのは、あらかじめニース→ムスティエはタクシーで2時間程度、300ユーロくらいと聞いていたのですが、フランス語では意思さえ伝えられない私たちはいきなりタクシーに乗り込むのも不安。<br /> メリディアンのコンシェルジュに相談すると、ムスティエまでだと遠距離なので通常のタクシーではなく英語ガイド付きリムジンを雇って450ユーロとのこと。<br /> だったら日本語ガイドさんのほうが安いし安心と思ったのですが、土日に急にリクエストしても無理かもしれません。<br /> 結局、メリディアンのドアマンにチップを渡して「英語の話せるドライバーのタクシーで、ムスティエまで送って欲しい。」とお願いしたところ、ホテルの前にたむろってるドライバーさんのところに交渉に行ってくれました。<br /> これで話が決まって、一路ムスティエへ。<br /><br /> 写真は途中にあった湖。<br />日本語のガイドブックにも載っていなかったので、名前はわからないのですが、水色の絵の具を溶かしたような美しい湖の色がまるでカナダのレイクルイーズそっくりでした。<br /><br /><br /><br /> <br /> 

     …と旅の最初と最後を先に紹介したところで、いよいよ本題に。
     
     ニースで丸1日過ごした翌朝、タクシーでムスティエサントマリーの村に移動しました。

     当初、日本人向け旅行社に問い合わせたところ、日本語ガイド付きで半日貸切400ユーロとのこと。
     結局そちらにはお願いしなかったんですが、結果的にはとても良心的なところだと思いました。

    http://blueskytour06.hp.infoseek.co.jp/index.html

     と言うのは、あらかじめニース→ムスティエはタクシーで2時間程度、300ユーロくらいと聞いていたのですが、フランス語では意思さえ伝えられない私たちはいきなりタクシーに乗り込むのも不安。
     メリディアンのコンシェルジュに相談すると、ムスティエまでだと遠距離なので通常のタクシーではなく英語ガイド付きリムジンを雇って450ユーロとのこと。
     だったら日本語ガイドさんのほうが安いし安心と思ったのですが、土日に急にリクエストしても無理かもしれません。
     結局、メリディアンのドアマンにチップを渡して「英語の話せるドライバーのタクシーで、ムスティエまで送って欲しい。」とお願いしたところ、ホテルの前にたむろってるドライバーさんのところに交渉に行ってくれました。
     これで話が決まって、一路ムスティエへ。

     写真は途中にあった湖。
    日本語のガイドブックにも載っていなかったので、名前はわからないのですが、水色の絵の具を溶かしたような美しい湖の色がまるでカナダのレイクルイーズそっくりでした。



     
     

  •  こうして、ニースから2時間半、目的のオーベルジュ「ラ・バスティード・ド・ムスティエ」に到着。<br /><br /> ここで件のドライバーさんが400ユーロと請求してきたので、「あなたは素晴らしいドライバーで感謝しているが、私はあらかじめ300ユーロくらいが普通と聞いていた。日本語ガイドつきでも400ユーロだ。」と交渉すると簡単に、「なら300ユーロ。」<br /><br /> 気がつくとタクシーメーターは止めてあるし、途中で<br />「本当はこっちの方向がムスティエなんだけど、道が悪いから、こっちのほうに行くね。」<br />「それって、渡した地図にそう指示してあるの?」<br />「うんうん。」<br />的な会話があったので、どうやらわざと遠回りをしたみたいでした。<br /><br /> とは言え、タクシードライバーもゴネもせずに簡単に引き下がったので一件落着。<br /><br /> 側にいたホテルスタッフが「ニースから来るタクシードライバーはみんな高めに請求してくるからね。」<br />とか言ってたので、まあ請求どおりに支払ってくれればラッキーってラテン乗りなんでしょーな。<br /><br /> で写真は「ラ・バスティード・ド・ムスティエ」の敷地内。<br /> 道の両脇にラベンダーが満開で、ほんとに南仏の田舎にキターッって感じです。<br />

     こうして、ニースから2時間半、目的のオーベルジュ「ラ・バスティード・ド・ムスティエ」に到着。

     ここで件のドライバーさんが400ユーロと請求してきたので、「あなたは素晴らしいドライバーで感謝しているが、私はあらかじめ300ユーロくらいが普通と聞いていた。日本語ガイドつきでも400ユーロだ。」と交渉すると簡単に、「なら300ユーロ。」

     気がつくとタクシーメーターは止めてあるし、途中で
    「本当はこっちの方向がムスティエなんだけど、道が悪いから、こっちのほうに行くね。」
    「それって、渡した地図にそう指示してあるの?」
    「うんうん。」
    的な会話があったので、どうやらわざと遠回りをしたみたいでした。

     とは言え、タクシードライバーもゴネもせずに簡単に引き下がったので一件落着。

     側にいたホテルスタッフが「ニースから来るタクシードライバーはみんな高めに請求してくるからね。」
    とか言ってたので、まあ請求どおりに支払ってくれればラッキーってラテン乗りなんでしょーな。

     で写真は「ラ・バスティード・ド・ムスティエ」の敷地内。
     道の両脇にラベンダーが満開で、ほんとに南仏の田舎にキターッって感じです。

  •  さて、お部屋はこのホテル唯一のスイートルーム、「オリーブ」のお部屋です。<br /> いつものとおり、お部屋かお庭でのんびりするのが目的の私たちは、部屋だけは譲れなくて、ラベンダーの季節でこのお部屋の空いている期間(ついでに仕事が忙しくないタイミング)としてこの旅行時期を決めたのですから。<br /><br /> オーベルジュ内には、「南仏古民家移築」みたいな離れが点在していますが、このお部屋は敷地内に入ってすぐ右、ヘリポートのある広い芝生を独り占めできるロケーションです。

     さて、お部屋はこのホテル唯一のスイートルーム、「オリーブ」のお部屋です。
     いつものとおり、お部屋かお庭でのんびりするのが目的の私たちは、部屋だけは譲れなくて、ラベンダーの季節でこのお部屋の空いている期間(ついでに仕事が忙しくないタイミング)としてこの旅行時期を決めたのですから。

     オーベルジュ内には、「南仏古民家移築」みたいな離れが点在していますが、このお部屋は敷地内に入ってすぐ右、ヘリポートのある広い芝生を独り占めできるロケーションです。

  •  外観はこんな感じ。<br />建物の周りをラベンダーが囲んでいるので、一帯に紫色の香りが漂っています。

     外観はこんな感じ。
    建物の周りをラベンダーが囲んでいるので、一帯に紫色の香りが漂っています。

  •  リビングルームからベッドルームの方向を見た写真。<br /> ホテルの公式ホームページに室内写真はたくさん載っていますが、写真で見るより広々と感じたのは、天井の高さのせいでしょうか。

     リビングルームからベッドルームの方向を見た写真。
     ホテルの公式ホームページに室内写真はたくさん載っていますが、写真で見るより広々と感じたのは、天井の高さのせいでしょうか。

  •  隣の敷地にいた馬。

     隣の敷地にいた馬。

  •  オーベルジュから歩いて20分ほどのムスティエの町。<br /> 20分といっても、最初に教えられたショートカットルートは、急な上り坂。<br /> 歩くのが好きな私たちでも、夏の真昼の南仏で焼け付く日差しの中を上るのはツライです。<br /><br /> 2日目以降は少し遠回りでも傾斜の緩いルートを利用しました。

     オーベルジュから歩いて20分ほどのムスティエの町。
     20分といっても、最初に教えられたショートカットルートは、急な上り坂。
     歩くのが好きな私たちでも、夏の真昼の南仏で焼け付く日差しの中を上るのはツライです。

     2日目以降は少し遠回りでも傾斜の緩いルートを利用しました。

  •  ムスティエサントマリーの街並。<br />写真よりもっと狭くて急な坂道の両脇にお土産物屋さんが立ち並ぶ様子は、有馬温泉そっくりです。

     ムスティエサントマリーの街並。
    写真よりもっと狭くて急な坂道の両脇にお土産物屋さんが立ち並ぶ様子は、有馬温泉そっくりです。

  •  狭い坂道に並ぶ縦列駐車。<br />この間隔で、こすりもせずに駐車するドライバーさん。<br /> 思わず立ち止まって見入ってしまいました。

     狭い坂道に並ぶ縦列駐車。
    この間隔で、こすりもせずに駐車するドライバーさん。
     思わず立ち止まって見入ってしまいました。

  •  ムスティエのシンボルらしい星。<br />青空の真ん中の小さい黄色の点が、それです。

     ムスティエのシンボルらしい星。
    青空の真ん中の小さい黄色の点が、それです。

  •  自家用ヘリでランチに来たのはモナコの大金持ちか!?

     自家用ヘリでランチに来たのはモナコの大金持ちか!?

  •  部屋の横の広大な芝生。<br />誰でも入っては来られるのですが、宿泊客も少ないので滞在中はずっと私たちだけのお庭の一部です。<br /><br /> ディナーのあと、レストランのあるメイン棟から部屋に戻る途中は必ずこの庭に寝そべって満天の星空を見ました。<br /> 空が広く、雲ひとつなく、月はもうすぐ新月。<br />絶好のスターウォッチングエリアなんですが、田舎と言ってもやはり南仏。<br />地上からの光が反射して、期待したほどの星は見えませんでした。<br />それでもさそり座全身を見ることが出来たのは何十年ぶり。

     部屋の横の広大な芝生。
    誰でも入っては来られるのですが、宿泊客も少ないので滞在中はずっと私たちだけのお庭の一部です。

     ディナーのあと、レストランのあるメイン棟から部屋に戻る途中は必ずこの庭に寝そべって満天の星空を見ました。
     空が広く、雲ひとつなく、月はもうすぐ新月。
    絶好のスターウォッチングエリアなんですが、田舎と言ってもやはり南仏。
    地上からの光が反射して、期待したほどの星は見えませんでした。
    それでもさそり座全身を見ることが出来たのは何十年ぶり。

  •  レストラン。<br />この時期、日が暮れるのは10時前ですから、夜8時過ぎといってもこんな感じ。

     レストラン。
    この時期、日が暮れるのは10時前ですから、夜8時過ぎといってもこんな感じ。

  •  前菜のガスパチョと鰯。<br />これを含めてコースは7皿くらい。<br />当然食べられないので、お願いしてアラカルトにしてもらいました。<br /><br /> 3泊のうちレストランを4回利用しましたが、そのうち一度、ソムリエがブショネがあるとワインを取り替えていました。<br />若いプロヴァンスワインの、しかもデミだったのに。<br /><br /> 日本でどれほどレストランを利用していても、ソムリエがブショネでワインを下げた記憶がほとんどありません。<br /> さすが本場、品質に厳しいのか、そのほうがかっこいいから何回かに1回はブショネがあることにして自分たちで飲んじゃうのか…(ジョーダンです。)

     前菜のガスパチョと鰯。
    これを含めてコースは7皿くらい。
    当然食べられないので、お願いしてアラカルトにしてもらいました。

     3泊のうちレストランを4回利用しましたが、そのうち一度、ソムリエがブショネがあるとワインを取り替えていました。
    若いプロヴァンスワインの、しかもデミだったのに。

     日本でどれほどレストランを利用していても、ソムリエがブショネでワインを下げた記憶がほとんどありません。
     さすが本場、品質に厳しいのか、そのほうがかっこいいから何回かに1回はブショネがあることにして自分たちで飲んじゃうのか…(ジョーダンです。)

  •  朝食。<br />焼きたてパン、こくのあるジャム。<br />手作りとわかるヨーグルトとアプリコットのコンポート。<br /> もちろんおいしいんですが、ああ(T_T)フランスってコンチネンタルブレックファーストなんですよね。<br /><br /> 目の前の菜園からどんどんと新鮮な生野菜が厨房に運び込まれるのに、サラダはついていないんです。<br />もちろん、卵もベーコンもですが。<br /><br /> だったら、旨そうな野菜を持って目の前うろうろすなーっ!

     朝食。
    焼きたてパン、こくのあるジャム。
    手作りとわかるヨーグルトとアプリコットのコンポート。
     もちろんおいしいんですが、ああ(T_T)フランスってコンチネンタルブレックファーストなんですよね。

     目の前の菜園からどんどんと新鮮な生野菜が厨房に運び込まれるのに、サラダはついていないんです。
    もちろん、卵もベーコンもですが。

     だったら、旨そうな野菜を持って目の前うろうろすなーっ!

  •  写真は菜園側から、朝食用の中庭。

     写真は菜園側から、朝食用の中庭。

  •  結局、オーベルジュに来ているにもかかわらず、量の多さに耐え切れない私たちは、ムスティエの町にこんなデリカをみつけて3日間愛用しました。<br /> 親切なイスラエル人のお母さんが、ほんの少量ずつドライトマトや生ハムを量り売りしてくれるので、昼間は庭でドライトマトをつまみにワインがぶがぶ。

     結局、オーベルジュに来ているにもかかわらず、量の多さに耐え切れない私たちは、ムスティエの町にこんなデリカをみつけて3日間愛用しました。
     親切なイスラエル人のお母さんが、ほんの少量ずつドライトマトや生ハムを量り売りしてくれるので、昼間は庭でドライトマトをつまみにワインがぶがぶ。

  •  こちらはムスティエの村の中のレストランでのランチ。<br /> フランス語のメニューではさっぱりわからず、一番安いものを頼もうとしたら、それは子供用のメニューとのこと。<br /> なんだかんだやり取りした後、コースではなくアラカルトメニューにありつくことができました。<br /> それでも1皿がこの量。<br />トマトとモッツァレラ、パルマとメロン。<br />もちろんおいしいけど、私一人で食べられる量じゃーありません。

     こちらはムスティエの村の中のレストランでのランチ。
     フランス語のメニューではさっぱりわからず、一番安いものを頼もうとしたら、それは子供用のメニューとのこと。
     なんだかんだやり取りした後、コースではなくアラカルトメニューにありつくことができました。
     それでも1皿がこの量。
    トマトとモッツァレラ、パルマとメロン。
    もちろんおいしいけど、私一人で食べられる量じゃーありません。

  •  庭から見えたテーブル型の山。<br /> <br /> こうして、いつもどおりに観光もせず、湿度も適度で快適な気候の中、ラベンダーの香りに包まれて朝から夜までワイン→読書→散歩→昼寝をリピートする、のどかな休日はあっという間に過ぎたのでした。

     庭から見えたテーブル型の山。
     
     こうして、いつもどおりに観光もせず、湿度も適度で快適な気候の中、ラベンダーの香りに包まれて朝から夜までワイン→読書→散歩→昼寝をリピートする、のどかな休日はあっという間に過ぎたのでした。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • dana7さん 2007/08/07 15:36:34
    お帰りなさい!
    miuさん
    お久しぶりです〜♪
    最近お見かけしないな〜と思ってたらフランスに行ってらしたのですね!
    お仕事は落ち着かれたのですね。
    キレのあるコメントにクスっとしながら一気に読ませていただきました(^^)
    私もGWはパリに行ってましたが、やっぱり私は田園風景が好きみたい。
    こちらのほうが好みです(笑)

    またリフレッシュされてお仕事がんばってください〜。
    (私もGW以降ずっと仕事に忙殺されておりますが・・・)

    miu

    miuさん からの返信 2007/08/07 15:42:37
    RE: お帰りなさい!
    そうなんですよ。
    色々と仕事やプライベートが忙しいので4トラから遠ざかっていますが、ちゃんと夏休みの旅行には出かけました。

    田園がお好きなら、ムスティエサントマリーは素敵なところでしたよ。
    とにかくこの季節、そこら中がラベンダーですので。
  • とんちゃん健康一番さん 2007/08/07 13:50:25
    素敵♪
    miuさんへ♪

    ご無沙汰しております!!
    いかがお過ごしですか?

    フランスの旅行記拝見させて頂いております!!
    ホテル、素敵ですね♪
    優雅な気分を味あわせ頂きました!!
    フランスはまだ、未踏の国なので興味津々です!

    まだまだ暑い日が続くと思いますので、
    体調を崩されないようお身体ご自愛ください!!

    PS.今週の土曜日は東京湾大華火祭ですね!!
    miuさん宅からの綺麗な花火のお写真期待しちゃったりして・・・

    また、お邪魔させて頂きます☆

    miu

    miuさん からの返信 2007/08/07 14:15:01
    RE: 素敵♪
    ご無沙汰しています。
    とんちゃんはお変わりありませんか?
    仕事も順調?

    ここのところずっと忙しくて、サイトを見る暇がなくて。
    初ヨーロッパにプロヴァンスを選びましたが、ワタシ的にはもーいーです。
    一生に1回行けば十分でした。

    私はやっぱりアジア好きみたいです、蒸し暑いけど。
  • ウサギさん 2007/08/07 00:31:47
    いいなー
    最近ご無沙汰だなぁと思ったら、
    おフランスにお出かけだったのですね。

    いいなぁ、爽やかな景色と美味しいオツマミ、
    さぞかしおちゃけも進んだことでしょう・・・

    miu

    miuさん からの返信 2007/08/07 06:28:03
    RE: いいなー
    このところずっと忙しくて何もかもご無沙汰でした。

    おフランスのラベンダーすてきだったよー(^^)
    でも、もーいっか。私はヨーロッパよりアジアが好きだと再認識しました。

    また遊びに来てね。

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