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ザグレブにあるバズ・バックパッカーズは日本人男性二人が運営するホステルである。オープンして2年目で、オーナーである彼らはまだ20代後半だという。<br /><br /> 「なぜザグレブを選んだの?」<br /><br /> 「いろいろ悩んだのですが、ここにはまだ日本人宿がなかったんですよ。」<br /><br /> ザグレブには日本人宿はおろか、普通のホステルですら数が少ないらしい。公認のユースホステルもあるが、評判が良くないという。そのせいか僕が泊まっていたときは、僕以外の宿泊者全員が外国人だった。<br /><br /> ただクロアチアには、スプリットやドブロクニクといった世界遺産の観光地が他にある。当時はそこにも日本人宿はなかった(現在はスプリットに一軒出来た)ので、悩んだ経緯があったようだ。ただ、海岸線のスプリットやドブロクニクへは、避暑地として夏には相当なお客が来るのだが、冬となれば観光客が一気に減るらしい。彼らは検討した末に、旅の基点となる首都ザグレブに宿をつくった。ザグレブなら通過点で必ず通る道であるし、冬でも需要はゼロにはならないと踏んだ訳だ。その推論は当たり、宿は通期そこそこ繁盛している模様だ。<br /><br /> そして現在、日本では空前のクロアチアブームだ。内戦の悪いイメージは過去の話で、豊かな観光資源と暖かな人々の魅力で、人気急上昇の注目の国となっている。そのうち直行便ができるのではないかという噂まであるらしい。そういったブームの追い風もあり、大学生の夏休みともなれば、バズ・バックパッカーズは日本人だけで連日満室状態となる盛況ぶりだという。<br /><br /><br />「いやー、うまくいってよかったですね。」<br /><br /> 「でもサービス業って仕方ないんですけど、飽きちゃうんですよ」<br /><br /> ホステルには24時間必ず誰ががいなければならない。最近は夜勤を一人雇って三交代制で回しているが、一日8時間労働を続けなければならず、連休を取ることが難しい。誰かが休めば、そのしわ寄せが他の二人に来る。そして毎日同じ作業の繰り返し。これが結構シンドイらしい。<br /><br /> なるほど。誰もが世界の何処かで自分だけの宿を作りたいと思うことがあるが、運営するにも様々な問題が生じてくるのだなあ。<br /><br /> しかし、このバズ・バックパッカーズ。早くもザグレブで別の場所を借りて、さらにベット数を増やす計画があるようだ。更には、クロアチアの別の場所にも宿を開きたいという願望があるらしい。<br /><br /> 将来は、まさに蜂(バズ)の巣のように宿ができ、一大ホステルチェーンとなっている可能性だってある。世界の名立たる大手ホテルチェーンは、案外こういうところから始まっているのかもしれない。彼らの若き野望の今後が楽しみである。<br /><br /> ちなみに儲かったら僕にも甘い蜜を吸わせてください(と今のうちに言っておく)。<br /><br />

蜂のホステル@ザグレブ

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2007/06/30 - 2007/06/30

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フーテンの若さん

フーテンの若さんさん

ザグレブにあるバズ・バックパッカーズは日本人男性二人が運営するホステルである。オープンして2年目で、オーナーである彼らはまだ20代後半だという。

 「なぜザグレブを選んだの?」

 「いろいろ悩んだのですが、ここにはまだ日本人宿がなかったんですよ。」

 ザグレブには日本人宿はおろか、普通のホステルですら数が少ないらしい。公認のユースホステルもあるが、評判が良くないという。そのせいか僕が泊まっていたときは、僕以外の宿泊者全員が外国人だった。

 ただクロアチアには、スプリットやドブロクニクといった世界遺産の観光地が他にある。当時はそこにも日本人宿はなかった(現在はスプリットに一軒出来た)ので、悩んだ経緯があったようだ。ただ、海岸線のスプリットやドブロクニクへは、避暑地として夏には相当なお客が来るのだが、冬となれば観光客が一気に減るらしい。彼らは検討した末に、旅の基点となる首都ザグレブに宿をつくった。ザグレブなら通過点で必ず通る道であるし、冬でも需要はゼロにはならないと踏んだ訳だ。その推論は当たり、宿は通期そこそこ繁盛している模様だ。

 そして現在、日本では空前のクロアチアブームだ。内戦の悪いイメージは過去の話で、豊かな観光資源と暖かな人々の魅力で、人気急上昇の注目の国となっている。そのうち直行便ができるのではないかという噂まであるらしい。そういったブームの追い風もあり、大学生の夏休みともなれば、バズ・バックパッカーズは日本人だけで連日満室状態となる盛況ぶりだという。


「いやー、うまくいってよかったですね。」

 「でもサービス業って仕方ないんですけど、飽きちゃうんですよ」

 ホステルには24時間必ず誰ががいなければならない。最近は夜勤を一人雇って三交代制で回しているが、一日8時間労働を続けなければならず、連休を取ることが難しい。誰かが休めば、そのしわ寄せが他の二人に来る。そして毎日同じ作業の繰り返し。これが結構シンドイらしい。

 なるほど。誰もが世界の何処かで自分だけの宿を作りたいと思うことがあるが、運営するにも様々な問題が生じてくるのだなあ。

 しかし、このバズ・バックパッカーズ。早くもザグレブで別の場所を借りて、さらにベット数を増やす計画があるようだ。更には、クロアチアの別の場所にも宿を開きたいという願望があるらしい。

 将来は、まさに蜂(バズ)の巣のように宿ができ、一大ホステルチェーンとなっている可能性だってある。世界の名立たる大手ホテルチェーンは、案外こういうところから始まっているのかもしれない。彼らの若き野望の今後が楽しみである。

 ちなみに儲かったら僕にも甘い蜜を吸わせてください(と今のうちに言っておく)。

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