2007/07/12 - 2007/07/12
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井上@打浦橋@上海さん
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老北京人が愛する食い物として爆肚ってのがあるそうです。
羊や牛の臓物料理です。
料理といっても、簡単なもので、小さく切り刻んで茹でただけなんでしょう。
それを独特のタレにつけて食う。
金の無い庶民が食うものだったんでしょう。
その爆肚で有名なのが、爆肚馮という店らしいです。
爆肚を扱う店は、皆、この爆肚馮のように、経営者の名が最後に付くようになっています。
爆肚仁とか爆肚石とか爆肚楊とか爆肚満とか、ですね。
その爆肚馮は、去年までは前門の門框胡同にあったそうです。庶民が多く集まり、飲み食いする店がビッシリ立ち並んだ胡同だったんでしょう。それが前門の再開発で立ち退きに会い、現在の場所に移ってきた。
7月12日に、その憧れの爆肚馮へ行ってきました。
そして店に入る前に、付近の胡同を散策して来ました。
-
これは、私が作った周辺案内図です。
亜運村からは2階建てバス・特2路で来ました。下りたバス停は宣武門西。そこから、歩いて25分でした。
店を横目で確認してから胡同巡りをしました。
経路は・・・・
まずは爆肚馮がある永慶胡同から・・・・
蓮花胡同⇒爛漫胡同⇒七井胡同⇒西磚胡同⇒法源寺⇒法源寺前街⇒教子胡同⇒法源寺后街⇒西磚胡同⇒名も無き胡同
そして永慶胡同に戻り、爆肚馮に入りました。 -
バスを降りてからは宣武門外大街を南に行き、菜市口十字路まで行く。
菜市口十字路は北からは宣武門外大街、東からは騾馬市大街、南からは菜市口大街、西からは広安門内大街が集まる十字路です。
その南西角にあるのが、この北京移動通信のビルです。 -
新規開店した爆肚馮は住所を見た限り、全くピンと来ません。分かりにくそうなところにあるのでは、と思って出かけたんですが、スグ見つかりました。住所にあった「楓樺豪景西」ってのが決め手になりました。
この「楓樺豪景」が何なのか、地名なのか・・・地図で見ても全く分かりません。行ってみて分かりました。マンションの名前だったんです。遠くから見える大きな看板があったので、ああ、そうか、あの建物の西にあるんだなと。
これが遠くから見えた「楓樺豪景」の看板です。
この広安門内大街沿いにある建物はオフィスビルになってますが、この裏にはマンションが並びます。 -
楓樺豪景の西にある道が永慶胡同です。
この道を入って行きます。
永慶胡同を挟んで向こうに見える店は阿拉丁餐庁という店です。
ここにも爆肚があるようです。
「阿拉丁」はアラジンのことです。 -
永慶胡同を少し行きましたら、もう爆肚馮が見つかりました。
楓樺豪景の一連の建物の中にあるということです。
向こうに連なる建物は楓樺豪景のマンション棟となります。
隣に見えます避風塘は上海系の店です。しかし、日本のガイドブックなどにおいしい店として紹介されてます、あの避風塘とは違います。18元で飲み放題で何時間いてよい、という喫茶店です。英語でBe For Time Teahouseとなっていますが、これはビーフォンタンという中国語の読みを英語に当てはめたもので、意味を成してるのか、否か・・。 -
永慶胡同を挟んで対面の風景は、雑然と並ぶ古くからある家並みです。
まあ、数年前は、楓樺豪景の敷地にも、こういった家が並んでいたんでしょう。
駐車してる車は、この古い家の人の持ち車なのかもしれません。 -
マンション棟の間の敷地にある、何と言うのか、ランドマークと言うのか・・・・。
楓樺豪景の名が入った透明ピラミッドです。 -
対面の古い街並み側では、木の下でマージャンかトランプです。
-
永慶胡同の南端まで来まして、今度は東に行く道を行きます。
蓮花胡同です。
左の建物は楓樺豪景の一番南にあるマンション棟です。
なかなか素敵なマンションです。 -
ここは爛漫胡同の入り口です。
前の家は四合院になってるのかも知れません。
屋根の上の草が青々としています。
この爛漫胡同を今度は南に行きます。 -
これが爛漫胡同です。
緑が多いですね。
それにしても「爛漫」というネーミングは、どういう訳なんでしょうか。 -
ここも四合院なんでしょうか。
玄関に石の置物が一対置いてありますね。
城内の四合院の石の置物には、丸っぽいと武人、角っぽいと文人が住むと言う色分けがされていたそうですが、城外でも、そうだったんでしょうか。 -
こういった胡同の住民も車持ちが多いんでしょう。
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ここは、もと湖南会館だったところのようです。
湖南省出身の人達が集まる集会所、倶楽部といったところだったんでしょう。
この近くには紹興会館もあるようです。
この湖南会館、今は爛漫胡同幼児園になっています。 -
ここはコカ・コーラの専門販売店なのか・・・・まっかっかです。
小売店から注文があると、ここからリヤカー自転車で運ぶんでしょう。リヤカーもコカ・コーラ車です。 -
目指すは法源寺です。
となると、この爛漫胡同をどこかで右に曲がって西へ行かないとたどり着けません。
そして最初に出会った胡同が、この七井胡同です。
まず、ココを右に行けばたどり着けるでしょう。 -
その前に、チョイ先にある公衆便所で、おしっこです。
そして、中の様子をパチリ。
オ−プンタイプですが、仕切りはありますね。
そして洋式もあります。
昔から比べますと、ホントに綺麗になりました。 -
七井胡同に入る前に、この子供ずれのお母さんに聞いてみました。
法源寺は、どこですか?
ああ、その道を真っ直ぐ行って、左に曲がれば行けるよ、と。
写真を撮ってイイかい、と聞きましたら、OKというのでパチリ。 -
七井胡同を真っ直ぐ西へ行きました。
ここで、二手に分かれます。
真っ直ぐ西へ行くか、ここで南に行くか・・・ -
この南へ行く道も七井胡同です。
前にいるおじさんに聞いてみました。
そうしましたら、そのまま西へ行けというので、西へ行きました。 -
これが西へ向かう七井胡同です。
向こうで突き当たりになります。
突き当たったら、左へ行けばいいんでしょう。 -
これが七井胡同から左へ行く道・西磚胡同です。
この胡同を南へ行きます。 -
ここは内蒙古烏蘭浩特市の人民政府の北京連絡事務所のようです。
烏蘭浩特はウランバートルのことです。 -
西磚胡同の南端は公園が広がります。
公園にはやはり爺さん婆さんが集まっています。
そして、やはりトランプをやっています。
車椅子の人も来ています。 -
公園の北面が法源寺に面しています。
公園と法源寺の間には、こういった屋根つきの壁が配置されています。 -
これが法源寺の入場門です。
門の手前には大きな石の獅子像が一対置いてあります。
そしてその奥には、乞食さんが2人座っています。 -
境内に入ってみました。
入場チケット売り場はもう閉まっていまして、中に入りましたら、もう今日は終わりだよと言われました。写真を撮るだけ、って言いましたら、面倒くさそうに、じゃあ、さっさと撮れよって感じで、手で追いやられました。
こじんまりとした敷地で、木々が多く、静かなと言いますか、寂しそうな感じでした。
なんですか、この法源寺は北京市内では最も古いお寺だとか・・・。645年竣工らしいです。その後、修築改築が行われ、現在のは明清時代のものらしいです。 -
このお寺では毎年4月に、ライラック詩歌祭りがあるらしいです。満開のライラックの花の下で詩歌を詠うらしいです。1914年から始まって、今でも行われてるとか・・。
この木は、ライラックなんでしょうか・・・・。幹や枝が上や左右に広がり、低い位置に伸びた幹には支え棒が施されていました。大事にされてる木のように見えました。 -
濃い朱色と明るい緑の中を坊さんが、こちらに向かってきます。
-
お寺を出て、公園の北側を走る道・法源寺前街を西へ行きます。
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これは宣武工人文化宮です。
工人とは、労働者のことなんでしょうか、そういう人達のための文化施設なんでしょう。
図書室や娯楽室などがあるのかもしれません。
その他に、交誼舞学校(社交ダンスの学校なのか)と北京雑技団の看板も掛かっています。 -
法源寺前街を更に西へ行きます。
右に見えますのは法源寺西里のアパートです。 -
法源寺前街から教子胡同に出ました。
この教子胡同は広い道です。
もともとは胡同らしく狭い道だったんでしょう。
この胡同の旧称は轎子胡同だそうです。胡同の北口に駕籠屋(轎子舗)があったのでこの名がつき、民国時代に同じ発音の「教子胡同」という変わったとか。
ここにも爆肚の店があります。ここは爆肚歪ですね。看板には清真小吃とか、清正純真・炒菜とか、「清真」の字が目立ちます。 -
これも教子胡同の店です。
やはり清真熱包子・焼餅が売りのようです。
窓枠に置かれた長ネギの束が北京らしいです。 -
この店の売りは五香焼牛羊肉です。
豚は絶対、取り扱わないんでしょう。
つまりこの地域は、豚を食う人が少ないんでしょう。 -
ココは牛街春風社区の入り口です。
向こうへ行けば牛街に出られるのかも知れません。
ここに住む人は豚を食う人、少ないのかも知れません。
入り口脇の店、二元超市となってますね。2元均一店なんでしょう。 -
教子胡同を北へ行き、右へ行く道・法源寺后街に入ります。
左へ行く道は輸入胡同という道ですが、その道も胡同とは名ばかりの、広い道路です。 -
これが法源寺后街です。
この道を東に行きます。 -
この道は、昔ながらの狭い道です。
前のリヤカー自転車のおじさんは、桃を売っています。 -
更に行きますと、廃品回収のおじさんなんでしょうか、やはりリヤカー自転車で、なにやら間延びした呼び声を出しながら、こちらに向かってきます。ちょいと昔の日本でも良く聞いた、あの「屑屋ぁえぇー、くずい」って感じの呼び声なんでしょう。こういうのは、北京らしいってことなんでしょう。上海では聞いたこと無いような・・・。
-
法源寺后街が突き当たるのは西磚胡同です。
右へ行くか、左へ行くか・・・・爆肚馮がある方向は左でしょう。
ということで、今度は西磚胡同を北に行きます。
北へ行きますと、右へ抜け出られそうな小道がありました。 -
その小道が、この道です。
向こうに楓樺豪景のマンション群が見えますので、この道を行けば爆肚馮にたどり着くでしょう。 -
この道はクネクネ曲がってますが、確実に東に向かっています。
この道の名は・・・・ということで、表示を探し回りましたが、見つかりませんでした。 -
道はクネクネ曲がりながら狭くなっていきます。
-
はい、見えてきました。
楓樺豪景のランドマークといいますか透明ピラミッドが・・・ -
永慶胡同に出ました。
爆肚馮は向こうに見えます。 -
爆肚馮です。
左の縦看板には「几世光景深深京味情」、右のには「百年留香悠悠雅客縁」と書かれています。
なんか老舗の風格が漂ってきます。 -
入ってすぐのところにはシャブシャブの鍋が積まれています。
-
まだ4時22分。
広い店内は、まだ照明もつけずに、休憩状態です。
その中で従業員がテレビを見ています。
壁には、この爆肚馮を紹介した新聞記事や雑誌の記事が一杯。 -
その記事の1つがコレです。
新聞2ページに渡ってカラー写真つきで紹介されています。
新聞右ページにある顔写真の人が、この店の名物主人なんでしょう。 -
窓側の席では従業員が食事中です。
夕食なのか、昼食なのか・・・・まあ、夕食なんでしょう。 -
これは爆肚類のメニューです。
これがこの店の売りなんでしょう。
頭に、皆、水爆がつきますね。
水爆と言いますと、日本人だったら物騒なものを思い浮かべますが、熱湯でさっと茹でるということなんでしょう。
調味料が3元、水爆牛百叶が12元、水爆牛肚仁が20元です。
その他、なんだかワカランものをピックアップしますと、羊散丹、羊蘑頭、牛肚領、羊食信、羊肚板、羊葫芦。そしてスープは羊雑碎湯5元です。 -
私が、その日に飲んで食ったものです。
飲み物は燕京ビール4元と、二鍋頭56度小瓶5元。
料理は、奥から時計回りで、ほうれん草の芥子和え6元、水爆百叶(葉)頭14元、調料3元、小葱拌豆腐5元、水爆肚牛仁20元。
百叶頭は、センマイです。肚仁は、白くてプリプリした感じの、臓物の中では一番高級な部分だとか。
飲み物は安かったですが、臓物料理は、老舗価格なのかも知れません。
正直言って、期待していたほどのものではなかったです。上品過ぎるのかも知れません。あれだけの大きな店ですし、従業員も、あんなにいるんですから、客は、ワンサカ来るのかも知れませんが(私が行ったのは、5時前だったので、まだ店自体、休憩状態でした)、どうも、私には、満足できるものではありませんでした。散策途中で見かけました、教子胡同にあった爆肚歪のほうが、大衆的で、私には、ピッタリだったかも知れません。
しかしながら、今回の北京滞在では、もう、イヤと言うほど爆肚の店を見つけましたので(今までの滞在では、気がつかなかったのに・・・・)、いまだに、北京人には愛されてる食い物なんでしょう。 -
全て飲んで食って、勘定を済ませ、カウンターの向こうにいます、店を取り仕切っている男性に話しかけました。
彼は、例の新聞の顔写真の人のお孫さんということらしいです。自分で外孫って言っていました。 -
ほろ酔い気分で店を出て、永慶胡同、広安門内大街を行き、宣武門外大街まで来ました。
ただ今、5時45分です。
歩道に椅子を出して夕涼みです。 -
建設新北京の、まっかっかの看板の前で碁を打つ2人と、仕事帰りにそれを覗いて行く勤め人です。
-
もうスグ宣武門外大街も終わりです。
右に見えてきましたのは北京のそごうです。
そごうのマークとSOGOの文字が確認できます。
こちらでは庄勝崇光百貨と言っています。
このあと宣武門東大街に出て、特2路バスで我が家まで帰りました。
これで、「永慶・蓮花・爛漫・七井・西磚・教子をぶらつき爆肚馮で食う」は終わりです。
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この旅行記へのコメント (3)
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- 老頭児さん 2007/07/18 08:10:55
- 北京は夏本番ですね
- いのうえ@打浦橋@上海さん。
北京は夏本番ですね、上半身裸の男性が出てきました。
だんだんと見かけなくなりつつありますが中国はこれでなくてはなりませんね。ちょつとおかしいかな??
夏の風物詩です。たまには 井上さんも裸になりますか??
追伸 すでにご存知だと思いますが新潟で地震が起きました。
震度6です だいぶ被害が出てます、たまたま昼間でしたので火事などは
出てませんが 家の倒壊 道路の崩落 土砂崩れなどなどなど多くの被害が出てます。
そろそろ 相模の国も地震の起きるかな関東大震災から80年余ですから起きて不思議ではありませんね。
日本は豆腐の上のような国ですから何処でも地震は起きます。
地震国の住人から。
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2007/07/19 07:33:59
- RE: 北京は夏本番ですね
- KK生さん、どうも。
昨日の北京は久方ぶりの真っ青な空でした。
その分、太陽の光は強烈。
夏は真っ盛りと言う感じですが、
大陸は8月に入りますと、
気の早い私などは、秋を感じたりします。
昨晩はオフ会でした。
イスカンダルさん、ご存知でしょう。
あの方の親父さんが参加しました。
彼は満州生まれの80歳。
建国大学出身です。
昨晩は、彼の独壇場となりました。
昔の満州の話から、引き上げ時の苦労話など・・。
そのオフ会の会場は、
「今日の北京の夕日は最高だっ!!」
に一時的に貼り付けました。
ご覧ください。
また、その店の裏側にある池も貼り付けました。
結構水は綺麗でした。
- 老頭児さん からの返信 2007/07/20 17:11:50
- 北海公園
- 井上@打浦橋@上海さん 中国迷です。
何時も井上さんの写真を拝見して居ります。
ところで もし北海公園に行かれたら白塔の北側に「承天老人」の像があるとか。
頭の上のお皿をかざして露を受けるとか この露で字を書くと上手に書けるそうです。
小生北海公園へは行きましたが まだこの老人像は行き着きません。
もし行く機会がありましたら写真を撮影してください。
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